ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

2017年12月15日 BoseIronFactoryは拡張移転しました。
弾道計測、シミュレーションゴルフも出来る、道東で一番の設備で皆様のお越しをお待ちしております!!
なお、MOIマッチングを伴わない作業はどんなにお金を積まれたらやりますが、あまり積まれなければ(縦に立たない限り)やりませんのでご了承ください。
MOIマッチングのご依頼・お問い合わせはseabose@me.com
までお願い致します。

誠に勝手ながら、ゴルフフェア等での出張のため、明日(3月20日)から3月25日までBoseIronFactoryでの作業はお休みとさせていただきます。

メール等でのお問い合わせ、作業ご予約などは行いますが、お返事等が遅れる事もございますので、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

なお、ゴルフフェアへは金曜日は終日おりますが、土日は行ったとしても滞在は数時間になると思われます。
会場で見かけた際はお気軽にお声がけください。

(見た目と違って打たれ弱いので石や罵声は投げかけないようにお願い致しますm(_ _)m)

昨日入庫して、今日MOIマッチングを開始したアイアン型UTのお話です。

DG-AMT BLACKの4番用を挿してあるUTでそれほど長く作っていないのにバランスはD3.1という状態だったので予想はしていましたが、ヘッドを抜いてみて「あらやっぱり・・・」という状況。

シャフトからリードパウダー(鉛粉)が出るわ出るわで、リードパウダーが13g弱も入っていました。


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このクラブは友人からの戴き物だということですが、高いお金出して手放すしかなかった前のオーナーさんが可哀想に思えてしかたがありません。

せっかく良いクラブなのに、このように13g弱ものリードパウダーを入れるということは、DG-AMTというウエイトフローして長くなるに連れて軽くなるシャフト、A-GRAINDという良いヘッドの性能をスポイルする方向で組上げているんですから・・・。

特に重量帯別になっているDG-AMTの場合、13g者リードパウダーを入れるのであれば、通常のDG-AMTでもDG-AMT TOUR WHITEでも全く問題なく、むしろ軽いくらいですから、わざわざAMT BLACKにする意味なんて全く無いんですから。

そう考えるとバランスを出すためだけにリードパウダーを入れていると言うことは明白であって、スイングバランス有りきということになります。
せっかく選んだAMT BLACKというシャフトも全く意味は無く、単に降りにくくなるだけです。


他の工房さんを否定するようなこと、他の工房さんの考え方を否定するようなことは書かないようにしようと思っていましたが、この13gというのを見るとあまりのレベルの低さに怒りを通り越して、悲しさがこみ上げて来ます。



皆さんにはそうした無駄なお金を使って欲しく無いので、禁を破って敢えて書かせていただきました。

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写真だと大した量には見えませんが、実際にシャフトの中に入ると雪崩のように出てきます。

NewHAYABUSAウェッジの嬉しい感想を頂いておりますので、ご紹介させていただきますね(^^

「ハヤブサウェッジはもうすごい!
54度が届くまでに行ったラウンドで、56度で冬芝なんですけども、チャックリなく、なんとも気持ちいい感じで打てますね。
これはもう市販のウェッジは打てません!
早く夏芝で打ってみたいです。
M425も作ってもらってなんなんですが、M425のグース感でファルコンソールなんてウェッジがあれば完璧じゃないか、とグース好きの僕は思ってしまいます。いやぁ、ファルコンソール、おそるべし!!!」

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50度、52度、54度(SWベース)、56度、58度在庫ございます。
お買い求めはBoseIronFactoryWebShop
https://longiron.net/
からお願い致します。

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New HAYABUSAウェッジの写真を撮ってみました(^^


カッコいいだけじゃないんです。

カッコ良いのは性能を追求した結果、たまたまカッコ良くなってしまったとも言えますので、実は設計・製造字にカッコ良さはホント二の次三の次でした。

HAYABUSAというとBoseIronFactoryファンの方にはHAYABUSA LimitedForgedがお馴染みかもしれませんが、HAYABUSA LimitedForgedの性能を100%とすると、こちらのNewHAYABUSAは95%くらいのところまで追求しています(MOIマッチングの部分は除き、ヘッド本体での性能のイメージです)。

価格はLimitedForgedが128,000円なのに対して、こちらのNewHAYABUSAは高い方のMODUSでも
34,000円ですので、4倍弱の価格設定です。

5%を追求するために4倍以上の手間暇と技術をかけているLimitedForgedはファルコン的には本当に究 極のウェッジであると自負していますが、高いのも重々承知しておりますので、一人でも多くの方に MOIマッチングの物理的考え方が無ければ作ることの出来なかったこのHAYABUSAの凄さを感じて頂け ればと思っております。

ロフト設定も48、50、52、AW54、SW54、56、58と非常に豊富なバリエーションとなっています。
(48度は5~6月発売予定、54度AWは欠品中で5~6月入庫予定)

50度、52度、56度、58度に関しては在庫もある程度ございますが、一度欠品すると2~3ヶ月はお待ち 頂く事になりますので、在庫のあるうちにBoseIronFactoryWebShop(←クリッククリック!!)からお 買い求めください(^^

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うむむ。

単に「これ組みました〜(^^)」
って感じのブログ、私個人が見てつまらないのであまり書いてませんが、ちゃんと仕事はしてますので半ば生存確認の意味を込めて(笑)

RODDIOクリークRソールのファルコンチューニングバージョンです。

Rソールの方向性、抜けの良さはそのままにテイクバック時の引っ掛かりを無くすソールチュー二ングです。
削った分ソール重量は軽くなりますが、スクリューやタングステンシートなどで幅広い重量調整が可能なRODDIOならではのチューニングと言えるでしょう。

こんな大胆なチューニングを許してくれるRODDIOに感謝!!




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雪の中外回りして疲れた弊社取締役営業部長と宣伝部長(^^)
起こすんじゃにゃいにゃ!

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大変ご好評を頂いているNewHAYABUSAウェッジですが、多くの方のご希望により、新ロフト48度を製作する方向で考えております。


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ロフトを変更するとソール形状が変わってくるので、曲げた場合は再研磨をしなければその性能を発揮することは出来ません。

そのためHAYABUSAの場合は最上級バージョンのLimitedForgedを除き、48度には対応しておりませんでしたが、多くのご要望をいただきましたので、専用設計にて48度の製作をすることに致しました。

これから作るので2~3ヶ月はかかるとおMOIますが、48度でもHAYABUSAの性能の全てを発揮できるよう製作致しますので、よろしくお願い致します!!

もう5年も前ですが、YouTubeにこんな動画を上げています。

DG-S200を固定し、重心深度がゼロに近い1番アイアンのヘッドをいろいろな方向に挿して振動させるという動画です。





DGは設計も製造方法も古いため、今販売されているシャフトの中でシャフトスパインが一番如実に出ると言われているシャフトです。

そのDGを「固定」している訳ですから、スパインは一定の方向に固定され動く(回る)ことはありません。
シャフトスパインがスイング時に悪さをするという事を証明する映像がYouTubeなどでも数多くありますが、スパインが固定されているのにも関わらず、ヘッドの向きを変えるとシャフトはいろいろな動きをすることがこの映像から分かります。

誤解しないで頂きたいのですが、シャフトスパインは確かに存在します。

ですので、スパイン調整を否定する訳ではありませんし、スパイン調整で良くなる事も全く否定するものではありませんので、誤解されないようお願い致します。


ちなみにBoseIronFactoryではスパイン調整は基本行いません。
それは何故か。
特にカーボンシャフトの場合ですが、カーボン繊維は何十層も巻かれていますし、その巻き方もたてに巻いたり横に巻いたり、斜めに巻いたりされています。
1~2層めは縦、3~5層めは斜め、6~9層めは横、10~14層めは・・・といった具合ですし、チップ側とバット側でも当然その巻き方は異なります。
そうなるとカーボン繊維が2重になる所や3重になる所はたくさん出てきますし、スパインである硬い部分も縦に通っている所もあれば螺旋状になっている所も出てきます。

当然スパイン=硬い部分が何本もあって、10の硬度の所、13の硬度の所、10.5の硬度の所といった具合になっています。

となると、45インチに渡って360度全周を計測しなければ正確なスパインは出ません。
360度を何度ごとに測るか、45インチを何ミリごとに測るかといった問題も出てきます。
実際どこでカーボン繊維の巻き方が変わっているかは分かりませんから、本来であれば360度全周と全長を全て図らなければいけないのですから。

仮に360度を5度ごとに計測し、45インチを1cmごとに計測したとしても、72×114=8208回の計測が必要になります。

1回の計測で15秒はかかりますので、測るだけで34時間以上ぶっ通しで測り続けなければいけない事になります。
最低でも時給1000円は欲しいので計測だけで34,000円に・・・(笑)

もうひとつ、34,000円払って計測して、その計測値の中でどこをスパインとするかという問題もあります。
5度ごとの計測値を114回足していってその平均値で最大になる部分をスパインとするというのが現実的でしょうが、果たしてそれで本当に良いのかは私は分かりません。

更に言うと、スパイン調整で調べていくと、調整される方によってスパインをどの角度に挿すのか変わってきます。

45度だったり、90度だったり180度や270度、135度、75度や120度、様々な挿し方があるようです。

これもどれが正解なのかは分かりかねますので、スパイン調整を希望される方にご指定していただくしかありません。

こうして挿す角度が決まっていないという事は、逆に言うとスパイン調整が理論として確立されていないということでもあります。

理論として確立されているのであればどの方向に挿すのかは自ずと決まるはずですから。

特にカチャカチャが出てきてからはスパイン調整にどれだけの効果があるのか疑問です。
世界のトッププロでも実際にカチャカチャを使っているのは見ていますし、ツアーレップやシャフトメーカーの開発者もスパイン調整は絶対にやらなければいけないという人はファルコンの知る限りほぼいらっしゃいませんし。


ぶっちゃけてしまうと、スパインは確かにあるけれども、ファルコンがよく分かっていないというのが正直なところで、よく分からないもので料金を頂くわけにはいかないし、よく分からないものを分かったふりして調整するのもよろしくないと考えています。

ただ、やるのであれば上記のように詳細に計測しなければ意味のあるものとも思えませんので、その点だけはご了承頂きたいと考えています。

HAYABUSA Limited Forgedのメッキ前。

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LimitedForgedはひとつづつ私の手で最後の研磨を行い、ここまで磨き上げてからメッキに出します。

通常は鏡面になるまでは磨きませんが、LimitedForgedに限ってはここまでやります。

傷ひとつ見逃さないということでもありますが、鏡面に磨きあげることでメッキ厚をより均一化させ、ほんの100,000の1でもソールの抵抗を減らしてHAYABUSAの性能を最大限に引き出したいからです。

正直ここまでやる意味は無いのかもしれません。
かかる時間と手間暇を考えると更に意味のないことと思います。
でも、5時間かかろうが100時間かかろうが、この磨きあげがマイナスにならず、ほんの少しでもプラスになるのであれば手間暇を惜しまずに行う。

それが全てにおいて最高を求めるHAYABUSA Limited Forgedであり、そうでなければLimited Forgedではありません。


オーナーとなる方にとってかけがえのない特別なHAYABUSAになるよう、この磨き上げの前の研磨工程では、0.05g単位でヘッド重量を調整しながら研磨していきます。

もちろんオーナーご指定のロフトライにした際の曲げ傷も綺麗にしますし、曲げることによって変わってくる顔つきやソール形状の微妙な部分にまで関しても研磨の工程で最善の形になるように研磨を行います。



こんな鉄の塊に3月1日からは1本128,000円もの値段をつけます。
通常のNEW HAYABUSAが4本買える値段です。

ぶっちゃけ通常のNEW HAYABUSAの4倍の性能はありません。
ですが、私がこのHAYABUSA LimitedForgedにかけた手間暇と技術、そして魂は4倍どころではありません。

ファルコン自身、128,000円というのは魂を削って作った代償として考えています。

その価値を分かって頂ける方であれば128,000円は高く無いと思っております。

BoseIronFactoryにはボール盤が2つあって、そのひとつは毎日何度も稼働してます。


ボール盤
ボール盤ってこんなんです。


どのような時にボール盤を使うかですが、9.1mmや9.2mmであけられているアイアンホーゼル穴を先端径が9.4mmで作られているアイアン用カーボンシャフトに挿すためにホーゼル径を拡張するために使います。
また、BoseIronFactoryではMOIマッチング時のアイアンヘッドのの重量調整のためにボーゼル穴を深くする目的で使うことが多いです。
BoseIronFactoryが毎日使うのは主に後者の重量調整になります。

ちなみにですが、DGやNS、KBSなどのスチールシャフトの先端径は9mm若しくは9.02mmとなっていて、9.1mmや9.2mmであけられているヘッドのホーゼル内のサビをワイヤーブラシなどで綺麗に落としてやるとピタっと収まるようになっています。更には接着剤の膜厚も一番強度の出る膜厚になるようになっています。
なお、島田シャフトは9.4mmと9.0mmがあって、新しく出たシャフトはカタログ上は9.0mmになっています。
ですが実際にはかなりテーパーが強くて、最新の8001でも0.5インチ程度チップカットして硬くしようとすると9.4mm径であけておかなければ入らなかったりします。


少々話が脱線しました。
BoseIronFactoryではそうした使用方法のため、毎日何度もボール盤を使う訳ですが、工房さんによっては9.1mmや9.2mmであけられているアイアンヘッドにカーボンシャフトを挿す時しか使う機会が無いので、ボール盤自体を持っていない所もあります。

また話は少し逸れますが、全てのアイアンヘッドが9.1mmや9.2mmであけられている訳でもありません。ヘッドの中には最初から9.4mmであけられているヘッドもありますし、三浦技研のAサポート店であれば9.1mmから9.5mmまで0.05mm単位で指定が可能です。
なのでMOIマッチングをやらない工房ではボール盤の使用頻度も少なく、持っていない所も多いというわけです。

さてここでボール盤を持っていない工房が9.1mmや9.2mmのヘッドにどうやって9.4mmのシャフトを挿すのか?という疑問が出てきます。

その場合のやり方には2通りの方法があります。

ひとつは手で持つ電動ドリルに9.4mmもしくは9.5mmのドリルの歯を使って手でホーゼル穴を広げる方法。

もうひとつは9.4mmのカーボンシャフトを削っていって9~9.1mmにする方法です。



電動ドリルで穴を広げていく方法では、まっすぐに穴を広げていくのは難しく、曲がってあけられることも多いと聞きます。
また、ほとんどの電動ドリルではパワー不足ですから、穴を真っ直ぐにあけられたとしてもかなり面倒で時間もかかります。

もうひとつのシャフトを削っていく方法はそれほど面倒でもありませんから、かなりの工房でこの方法が取られているのですが、綺麗な真円に削っていくのは難しいです。


その昔BoseIronFactoryにMOIマッチングを兼ねて修理依頼で入庫したクラブがあったのですが、6本セットの中の1本が折れてしまったというものでした。
折れた1本はホーゼルの付け根からポッキリと折れていて、参考のため折れたシャフトも一緒に送っていただいたのですが、折れたシャフトの一番細い部分を0.01mmまで測れるデジタルノギスで測ってみたら7.2mmしかありませんでした。
太いところでも8.3mmとウッド用のシャフトよりも細くなっていたんですね。

アイアン用のシャフトはウッド用のシャフトよりも先端強度を弱く作ってありますから、7.2mmまで削られていたのでは折れて当然です。

他のアイアンは折れていませんでしたが、全部抜いて調べてみたら細いところでは7.8mmでしたし、どの番手も楕円形に削られているのばパッと見て分かるくらいでした。

そのセットは新品で組上げて2~3ヶ月しか経っていませんでしたし、シャフト1本で2万円はする高いカーボンシャフトでしたが、お客様には事情をご説明して6本とも違うシャフトにリシャフトとなりました。


ボール盤とボール盤で使う専用のホーゼル固定用バイスを使えば、まっすぐに穴を広げられます。
ドリルの歯も鉄工用の安いドリルではなく、超硬ドリルや超硬のスパイラルリーマーという先端工具を使えば更に真っ直ぐ綺麗に、楽に作業できます。
(超硬と言うのは文字通り超硬いということで、軟鉄ならちょっと硬めの木綿豆腐に穴をあけるくらいのチカラで削れていきますし、ステンレスでもサクサク削れます。その分高いですが・・・)

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BoseIronFactoryで使用している超硬スパイラルリーマー
穴を広げるにはスパイラルリーマーのほうが優れています。

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BoseIronFactoryで使っている超硬ドリルの数々
主にドリルは穴を深くしたい時に使用します。

スパイラルリーマーは歯を研ぐことは構造上難しいので切れ味が悪くなったら交換ですが、ドリルのほうは研ぐ(研磨する)ことが出来ます。
一般的には回転砥石に硬い砥石を付けて研磨するのですが、ドリルの歯を研ぐのはかなり難しく面倒な作業なので、ファルコンは下の写真のようなドリルシャープナーを使って研いでいます。

ドリルシャープナー
リョービのドリルシャープナー。
3万円ちょっとと安い割にはキチンと使えばサクサク削れる歯が復活します。


まぁ、ファルコンはHAYABUSAの研磨をするくらいですから、ドリルくらいなら回転砥石でも充分研げますけれども、ドリルシャープナー使ったほうが圧倒的に楽なので・・・(^^;;


ボール盤はハイパワーの何十万円~百万単位までするものもありますが、3万円程度の安めのボール盤でも超硬ドリルや超硬リーマーの良いものを選べば結構サクサク削れます(^^


ちなみに「削ったらヘッド重量が変わる!!ヘッド重量変わったらメーカーの設計した性能を引き出せないから絶対に駄目!!」と言っていた工房もあるかもしれません。(←すみません未確認です)
でも、大丈夫です。どのヘッドメーカーもその部分は織り込み済みですし、変わると言っても0.5gも変わりません。実際に9.1mmから9.4mmにしても変わるのは0.2~0.25g程度です。

そもそも7gピッチでプラスマイナス1gで精度が高いと言われるゴルフ業界ですので、0.25g変わってもそのくらいは他の部分で帳尻合わせていけますよ(^^


そんなこんなで、皆さんも工房を選ぶときには「ボール盤持ってます( ´ ▽ ` )ノ」という工房を選ぶ基準のひとつにしても良いのかな?なんて思います。

BoseIronFactoryが全幅の信頼を置いているのが皆様ご存知のRODDIOです。

今回はなぜRODDIOに対してそれほどまでにファルコンが入れ込んでいるのかお話していきたいと思います。


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どちらもRODDIO FWのTソールです。

上がスプーン用のTソールで、下がクリーク用のTソール。
分かりやすく並べてみたのがこの写真です。

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右がスプーン、左がクリーク用です。

大きさと重量が違うのはもちろんですが、番手が違うとこの写真のように肉抜きのやり方も違うんです。スプーン用が2段になって段の部分の周囲も削られているのに対してクリーク用は1段で段の周囲は削られていません。

そして、左のクリーク用のTソールだとわかりやすいのですが、肉抜きの位置にも注目です。
肉抜きの位置が後ろ側にオフセットされているんですね。
実はスプーンも1段目2段めともに後ろ側にオフセットされて肉抜きされています。

これは深重心になりすぎないようにオフセットされているんですが、ここまで拘って作っているのはファルコンの知る限りRODDIOだけです。
他のメーカーでもソールプレートが外れて調整が可能はメーカーさんはありますが、ここまで変えているメーカーはありません(RODDIOの何倍もする超高級ヘッドメーカーでもです)。

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こちらはバフィーのノーマルソールです。

ノーマルソールとTソールの違いは一目瞭然ですね(^^

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こちらはクリークのRソールです。

ノーマルソールとTソール、そしてRソールと見ていくと、表だけでなく裏側まで全く違うんです。

それぞれのソールの性能を突き詰めていくとこうなるということですね。

こうした部分はオーナーである皆様には見えない部分です。
ここまでこだわり抜いて、考え抜かれた形で作っているにも関わらず、RODDIO自体もソールの裏側まではホームページでも見せていません。

RODDIO FWソール


なので、そのことに感激して惚れ込んでいるファルコンが皆さんに見せちゃう!!という訳です。

更にファルコンがRODDIOに惚れ込んでいるのはそうした完璧なまでの作り込みをしているメーカーであるにも関わらず、オーナーに合わせたチューニングを認めて頂いているということ。

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このブログの読者にはお馴染みの、チューニングしたRソール。

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こちらはチタンスクリューを削って更に軽量化したもの。
(短くなって緩みやすくなるので、この後に緩まないような加工を施します)

こうしたチューニングは、メーカーが完璧に仕上げたものを工房が加工するということになりますから、メーカーによっては非常に嫌がります。

ですがRODDIOの場合はお客様のために行うということで許して頂けているんです。
他のメーカーではこうしたチューニングを推奨することは無く、許していただいても「見なかったことにします」というスタンスが多いです。

ですが、RODDIOの場合は、むしろ「どんどんやってください」的な感じで公認していただいていると言ってもいいくらい。

それって私達を信頼して任せていただいているということでありますから、こちらとしてもそうした信頼を裏切らないように頑張れるし、こうして懸命に売ろうとする訳です(^^


もちろんRODDIOの魅力というのは私達工房が扱いやすいとかチューニングしやすいということだけでなく、Tソールの肉抜きのようにその性能の高さが根本にあるので、安心してオーナーとなる方にお勧め出来ますし、オーナーにとってNo.1となるように様々なチューニングを施しながら組み上げることが出来るという訳です。
そうした面を嫌という程分かっているので、RODDIO製品をオークションや中古ショップで購入されるのはお勧め出来ません。
「中古で安く買って、安いところでリシャフトすればいいや」とか、「オークションで安く買ってMOIマッチングだけ頼めば安上がり!!」と思われるでしょうが、キチンと自分に合うRODDIOにしようとすると結局は高いものとなりますから。


「RODDIOは良さそうだけど高いからなぁ~(^^;;」というお話もよく聞きますが、こうしたものすごい作り込みを実際に見ると、高いというより逆に「この品質と性能でこの値段でいいの?」と感じるのでは無いかと思います(^^

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