ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

2017年12月15日 BoseIronFactoryは拡張移転しました。
弾道計測、シミュレーションゴルフも出来る、道東で一番の設備で皆様のお越しをお待ちしております!!
なお、MOIマッチングを伴わない作業はどんなにお金を積まれたらやりますが、あまり積まれなければ(縦に立たない限り)やりませんのでご了承ください。
MOIマッチングのご依頼・お問い合わせはseabose@me.com
までお願い致します。




BoseIronFactoryにクラブをお送りの際には出来るだけヤマト運輸かゆうパックをご利用頂き、午前指定にして頂けると助かります。


この2つ以外の宅配の場合、時間指定をしても指定外区域となりますので、いつ着くかも分かりませんが、ヤマトとゆうパックでしたらこちらも荷受けがスムーズです。


荷物の扱いに関しては精密機器、ワレモノという形にして頂けると助かります。

更にダンボールに入れて送られる場合は上積み厳禁扱い、キャディバッグの場合は天地無用にしていただけると助かります。

BoseIronFactoryは毎週火曜日定休ですので本日はお休みです。

まぁ、休みと言っても実際に休めることはほとんど無くそこそこ忙しくさせて頂いております。


もう一方で休みの日はMOIやゴルフクラブのことはあまりやらないようにしないと気持ちの切り替えがなかなか上手く行かないのも事実と言えまして・・・。

また、BoseIronFactoryの機材って一般的なゴルフ工房に揃っている機材はもちろん揃っているんですが、一般的なゴルフ工房には無い機材というのも多く有りまして。

しかも稼働率で言ったら年に1回可動するかしないかといったものまで、電子機器から土木用具までプロ用のものがかなりの数揃っています。
重機こそはありませんが、それこそ家が楽勝に建てられるラインアップです。
実際、工房はほぼ一人で建ててますし。

で、そんな機材がもったいないですし、3Dプリンタやレーザー彫刻機、3Dスキャナにカッティングマシンなどの作業ノウハウも身について来たことから、休みの日はFab施設的なものとして使っていこうかと。

とは言っても、美空ひばりに地の涯と歌われた弟子屈、東京や札幌などと違って稼働率はたかが知れています。
私自身も365日年中無休よりは年中有給を好むタチですので、事前予約制の簡易FabLabとして火曜及び機材を使っていない間に限り実費プラスアルファ程度で貸し出すことといたしました。

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常設の3Dプリンタスペース。

FabLabらしくないウッディ(というか手作り感満載)です。


現状のFab的な機材としては、

3Dプリンタその1:ダヴィンチPro 3in1
3Dプリンタその2:Creality CR-10S PRO(ボンサイラボ扱い正規品)
レーザー彫刻機:ダヴィンチPro 3in1(レーザーヘッド使用)
3Dスキャナ:ダヴィンチPro 3in1
カッティングマシン:ローランドディージー デザインカッター ステカ SV-8
CNCルーター:機種名よく分かりません(中華製)

と言った感じです。

Fab的な機材ではありませんが、半自動溶接機もありますので簡単な鉄工作業も可能です。

今後レーザーカッター、木工用旋盤なども随時増やして行きますので、家でもアクセサリーでもほぼ全てのものが出来るようになります。

また、地方ならではの設備としてD型ハウスがありますので、D型ハウス内でホコリや汚れる作業等も行うことが可能です。

あ、もちろん大きな音の出る作業も近い方の隣の家まで250mは離れていますので問題はありません。



もしかしたら、FabLabというより大概のことは出来る工房といったほうが良いかもしれませんが、Fab Teshikaga 本日午後より稼働します(^-^)v


FabLab Teshikaga に関する詳細はBoseIronFactoryのWebSiteに「FabLab Teshikaga」として新たなメニューを追加しておりますので、そちらを御覧ください。

結果的に言いますと、何も問題は無かったのですが、ちょっとばかりお恥ずかしいお話です。

HAYABUSAウェッジやHAYABUSA Ironに採用しているどこから見てもまん丸のソール形状。

ファルコンソールとか命名されていて、本人もやぶさかではないけど少しばかり恥ずかしいなぁと思っていたのですが、マルマンさんが30年も前に考えていて、特許も取得されていたということでありました。


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結果的には、HAYABUSAウェッジの当時から、なに偉そうに面から点へとか抜かしとるん?
ファルコンが考えつく30年近く前からもう考えられていて、ファルコンがパクっただけでしょ?

ということですね・・・。


一応言い訳をさせて頂きますと、この特許が出願されたのは1988年、その頃のファルコンは大学生でジェットスキーのレースに明け暮れ、全国を遊び回っていた時代で、ゴルフとは全く無縁の状態でした。

ゴルフを再開してクラブに興味を持ち始めたのが2000年以降。
ハマりまくった時期からとすると2006~2007年ですから、もうマルマンソールはほとんど採用されていない時期でしたので、ホント何にも知らなかった(というよりも昨日まで知らなかった)というのが本当のところであります(^^;;
当然ファルコン自身が考えついたので「ファルコンさん、HAYABUSAのソール特許取らないんですか?」などと言われて、「いやぁ、本当に良いソールなので敢えて特許は取らずに皆が真似すればいいじゃないですか?」なんて言っていた位なのですが、知らなかったとは言っても結果的に真似したのはファルコン自身だったという。。。嗚呼本当にお恥ずかしい。


何でわかったかというと昨日の夕方に教えてくれた方が居て、元法務部として「こりゃあイカン!すぐに調べてお客様にご迷惑のかからないようにしなくては!!」と必死こいて特許を調べ、特許権の存続期間の20年をとうに過ぎていることを確認して胸を撫で下ろしているわけであります。
存続期間中は独占的、あるいはライセンスと言う形でマルマンさんの発明として保護されるのですが、存続期間が終了すると権利的にはオープンとなり、誰でも無償で使えるようになるという訳です。


ということでマルマンさん、ごめんなさい。そしてありがとうございます!!
30年以上前にこんな素晴らしいソール形状を考えてしまうなんて、全力リスペクトであります!!

それとHAYABUSAウェッジをお買い上げの皆様及びHAYABUSA Ironをご予約の皆様、ファルコンは真似っ子ですが、権利侵害はしておりませんので、安心してくださいね(^^


ちなみにマルマンさんの特許は1600件もあります。
幸いにも400件くらいのところでマルマンソールの特許は見つけましたが、1件調べるのに1分はかかっていましたから、見るけるまででも7時間近く・・・・。

大変恥ずかしいお話ですが、恥ずかしいお話でもお客様にはキチンとお伝えしておかないといけないのでお話させていただきましたm(_ _)m

さて、今回はHAYABUSA Ironのソールのお話なのですが、その前に、HAYABUSAウェッジのソールのお話をもう一度して置かなければなりません(^^;;


HAYABUSAウェッジのヌケの良さはソール形状にあります。


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HAYABUSAウェッジのソールイメージ(トレースしただけですが)

HAYABUSAウェッジのソールは玉子を半分に切った形をしています。

これは今までのウェッジが面を多く取ることでの滑りを良くしてヌケを良くしていくのに対して、丸くすることで接地する面積を極限まで落とすことでヌケを良くするという考え方をしているから。

どちらが良いとか悪いとかの問題ではなく、単に考え方が違うということですね(^^


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こちらがHAYABUSA Ironの7番相当のソール

HAYABUSAIronも基本的に同じような全体的に丸みを帯びたソールにしています。

このことでHAYABUSAウェッジ並の抜群のヌケの良さを実現・・・してはいません。

ヌケに関しては、他のアイアンなどから比べるともちろん良いのですが、HAYABUSAウェッジのヌケを一度味わってしまうとIronのほうは「え?こんなん?」と感じてしまうほどです。




HAYABUSAウェッジのロフトはウェッジですから48度から58度と寝ています。このことで長い芝でもフェースに直接当たることは少ないです。
イメージとしてはロフト0度のフェースとロフト90度のフェースだったら分かりやすいかと思いますが、同じフェース面積だとしたらロフト0度のフェースは全部の芝がフェースに当たって抵抗となるのに対して、ロフト90度のフェースはフェースの厚さの部分にしか芝は当たりません。

ロフトが立っているアイアンは同じソールだったとしてもウェッジよりも芝が多く当たるため、芝の抵抗が多いことになりますから。



正直、このことに気付いたのはHAYABUSA Ironの初期の試作を作って、実際に根室GCのとんでもないラフで打ってみるまで気付きませんでした。

ちょっと考えれば分かりそうなものですが、逆に言うとそれほどまでにHAYABUSAウェッジのヌケが良かったのでアイアンでも同じだろうと思っていたのが敗因です。


ではアイアンにこのファルコンソール(命名:こんちゃん(元祖蝶ネクタイプロ)は意味が無いものかと言うとそうではありません。
ファルコンソールにすることで、今までのアイアンではなし得なかった大きな問題を解決出来たのです。



ちょっと引っ張らせてくださいね(^^;;






その問題とは、フライヤーです。

フライヤーはどういったメカニズムで起こるかというと、フェース面に芝が挟まれた状態でボールインパクトを迎えることによって起こります。
フェース面に芝が挟まれるとスコアラインが機能せず、バックスピン量が減り、フライヤーが起こる訳です。


一般的なアイアンの場合は、リーディングエッジが鋭角になっていますので、リーディングエッジによって切り取られた芝がフェースに乗ったままボールインパクトを迎えますのでボールとフェースの間に芝が挟まれフライヤーが起こります。

一方でHAYABUSAウェッジやHAYABUSA Ironの場合では、リーディングエッジのエッジが立っておらず、芝が切り取られる度合いが非常に少なくなっています。
(100%完全に切り取られない訳ではありません)

芝は殆ど切り取られず、且つソールがまんまるですから芝はソールの下をするりとすり抜けます。

結果、フェースとボールの間に芝が挟まれることは殆ど無いためHAYABUSA Ironではフライヤーが殆ど起きず、フェアウェイから打った球と同様のバックスピンがかかる。ということになります。


昨年の秋にプロの試打を通じて行ったテストでも、鬼ラフと言われる程度のラフからはフライヤーは起きず、フェアウェイから普通に打ったときとほぼ同じ飛距離が出ることが確認されています。


フライヤーが起きないということは実はとんでもないメリットなんです。
プロゴルファーでもフライヤーによってどの程度飛びすぎてしまうかはなかなか予測不可能ですので、普通に打って飛び過ぎたり、逆に加減して打って手前に落ちてしまったりする場合が多々あります。

そのフライヤーが殆ど無くなるということは、ラフからでも距離の計算が出来ますから。
フライヤーってプロだけのものではもちろんありません。ほとんどのアマチュアは飛ぶと嬉しいので、通常150ヤードの飛距離のはずの番手で、フライヤーによって170ヤード飛んじゃったとしても「俺ってハードヒッター(^^」と思ってしまいがちです。
なのでプロだけでなく、普通のアマチュアにとっても(飛距離の階段を作るべきアイアンにおいては)フライヤーは大きな敵となります。


何年か後にトーナメントの中継でT張さんが偉そうに、「これはフライヤーですねぇ・・・」なんて言うこともなくなるかもしれませんし、もしT張さんがそんな事言ったら、「とっくの昔にHAYABUSA Ironでフライヤー問題は解決済みでしょ!?」とT張さん以上に偉そうに言ってやりましょう(笑)


HAYABUSA Ironの開発では、様々な性能を詰め込んでファルコンのクラブ設計の集大成的なものにしたいと考えてきました。
HAYABUSAウェッジの時もそうでしたが、現状考えうる最高のクラブが出来たと感じています。

まだ細かい部分での修正はありますし、ロゴの刻印を作ったり、ロフト表示の刻印も作らなくてはいけませんが、性能的にもその他の部分でも、良いものが作れたのではないかと自負しております。




HAYABUSA Ironのヘッド単体での価格を発表したいと思います。

あ、もちろんヘッド単体での販売はいたしませんし、JCMO認定店以外へのヘッドの供給も行いません(たまにお名前も名乗らない工房さんから、「お宅のHAYABUSA、ウチにはいくらで卸してくれんの?」というお話を頂きますが、丁重にお断りさせて頂いております)。



ヘッド1つあたり税別で25,000円、税込みで27,000円とさせて頂きます。
5-PW(ロフト表示にするので5-PW相当)の6本セットとなりますので、6個セットで150,000円、税込みで162,000円。
1番(相当)から4番(相当)まではオプションとしてご用意します。

また、HAYABUSA IronはMOIマッチング専用の設計ですので、BoseIronFactoryで現在新規組み上げのMOIマッチング工賃として頂いている5,500円/1本は頂きませんので、その部分も考えると19,500円となります。


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写真はプロトタイプです。
製品版は刻印が入りますし、形状も多少変更がございますので、ご了承ください。

発売日に関してのお知らせはまだもう少し先になりますのでお待ち下さい。現時点では8月下旬から11月位にかけての発売に”したい”ということしかご案内出来ません。

ご予約に関してですが、価格も決まりましたので、発売日がまだ確定で無くても良いというお客様に関しましては適宜ご予約開始としますので、ご予約されたいというお客様はseabose@me.comまでご連絡ください。
5番相当からPW相当までの6本セットが基本となり、1番相当から4番相当まではオプションとなります。

また、ソール刻印は番手表示ではなくロフト表示としますので、ロフト調整は出来ますけれども、あまりお薦めはいたしません。
ロフトのカスタムをご予約時にされても、ソールのロフト表示刻印は変更出来ません(刻印を何十個も作れませんから)。

(こうして自分にプレッシャーをかけることで、出来るだけ早い発売にしたいと思ってます(^^;;)


次回はHAYABUSAウェッジ譲りのソール形状に関してお話したいと思います。

LimitedForgedというとこのブログの読者の皆様はやはりこの世界初のミーリングのHAYABUSA LimitedForgedを想像される方が多いと思うのですが、LimitedForgedという呼称自体はBoseIronFactoryの協力企業である共栄ゴルフ工業さんのほうが早いんです(^^


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共栄さんのI.Ogrind LimitedForgedに惚れ込んだ私が、まずI.Ogrind LimitedForgedの黒染めモデルを先行発売させてもらって・・・


I.OLimitedForged
そう言えばこのチラシを作ったのも私です。

その後に共栄さんがFi-0CBの通常モデルを限定200セットでリリース。
そしてその通常モデルを更にモディファイして誕生したのがFi-0CB LimitedForgedと言う訳です。


Fi-0
こちらがI.Ogrind LimitedForged

LimitedForgedの名を冠したからには通常のFi-0CBとは同じにするわけにはいきません。
I.Ogrind LimitedForgedがプロのために作ったモデルをそのまま一般発売したので、Fi-0CB LimitedForgedに関してもプロスペックをそのまま販売しています。
もちろんモディファイにあたってはファルコンまつばら完全監修で、通常のFi-0CBを私が研磨し、その研磨した物をマスターとして共栄さんが作るというスタイルです。
この頃には既にHAYABUSAウェッジやHAYABUSA Ironの基本的な考え方はありましたので、ソール形状などはHAYABUSAに通じるものがあるんです(^^
もちろん現在のHAYABUSAではFi-0で出来なかった研磨もノウハウとして詰め込んでいますけれど、基本的な考え方はこの頃から持っていますので、アイアンとしてはかなりヌケが良いものとなりますね。

しかも、通常モデルのFi-0CBは200セット限定でしたのですぐに売り切れてしまいましたが、Fi-0CB LimitedForgedは数量限定ではありません。BoseIronFactory限定販売という限定はありますが。

BoseIronFactory限定ということで、プロに対して支給するものも全て私が組んでいます。全部が私の手を通じて世に出ていくのでよ~くわかっていますが、アマチュアに販売した本数より、圧倒的にプロゴルファーに組んだ数のほうが多いという、まさに本物のプロモデルと言えるでしょう。


Fi-0CB LimitedForgedに関しては宣伝らしい宣伝は一切しておらず、共栄ゴルフのWebSiteにも全く載っていません。BoseIronFactory限定なので私がまだアメブロに書いていた頃に細々と紹介していたのとBoseIronFactoryWebShopで細々と載せている位です。
(扱いが出来ない他の工房さんに申し訳ないですしね・・・)

で、このFi-0CB LimitedForgedなのですが、そんな感じで宣伝も紹介もしておりませんでしたので、この1年位で1セット出たくらいだったんです。



でも、この1週間であれよあれよという間に結構な数のご依頼を頂きまして・・・。
在庫自体もともと持っていない完全受注生産モデルでお時間も3ヶ月くらいはかかるのに・・・です。

当然、MOIマッチング専用ヘッドで、拘りとアイデアを詰め込んだものになりますので、アイアンヘッドとしては結構高いですし・・・。

嬉しい反面、何でここ1週間とかでご依頼が立て続けにあるのかな?なんて思ったので、思い出したようにブログに書いてみました(^^;;



もちろんお値段以上に良いアイアンですので、皆さんどうかよろしくお願いいたしますm(_ _)m


HAYABUSA Iron、JCMシリーズ、DoMアイアン等々、BoseIronFactoryには様々なオリジナルヘッドがあって、どれもいいですよ~とかファルコンのハゲは言っているけど、どれもいいですよ~ってことは結局どれも中途半端で大したことないんだろ!!

と思う方もいらっしゃるかと思います。
敢えて言い訳をさせてもらいますが、全てに於いて完璧な物は私には一生作れないと思います。
誰でも7番アイアンで200ヤード飛んじゃって、見た目と操作性はTN-87、打感もTN-87以上に柔らかくて、しかも絶対にトップもダフることも無く、更にはどんなミスに対して優しい・・・みたいな物は絶対に無理です。

どのモデルにもそれぞれの特徴があって、いくら今がんばって最後の調整をしているHAYABUSA IronでもJCM-03キャビティのミスに対する寛容さでは勝てません(負けないようにしようとがんばってますけどね)。
私が言うと言い訳とか負け惜しみになりますけれど、だからこそいろんなモデルがあって良いのですし、いろいろなものから選べる選択肢があって良いと考えます。

もちろんBoseIronFactory以外の選択肢もアリです!!
気に入った方に気に入ったものを長く使って頂きたいので、そのためにも世界一小さなクラブメーカーでもありますが、RODDIOや三浦技研などの取扱もして、豊富なラインアップからそれぞれがお好きな物を選んで頂けたらと思います(^^

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皆様から多くのご要望を頂いておりましたNewHAYABUSAウェッジの48度が入庫いたしました。

ストロングロフト設定の方や、ウェッジ3本体制の方などにお勧めです(^^

BoseIronFactoryWebShopよりお買い求めください。


なお、初回ロットの在庫には数に限りがございますので、お早めにお求めください。

で、HAYABUSA Ironのロフト設定のお話であります。


プロを含め、また試打をして、ロフトを含む細かな部分に関しては最終的な決定をしますが、現状で考えていて、実際にプロトタイプで設定しているロフト・ライは・・・。


  Loft(°) Lie(°)
#1 14 59.5
#2 17 60
#3 20 60.5
#4 23 61
#5 26 61.5
#6 3061.5
#7 3462
#8 3862.5
#9 4263
#10 4663.5


こんな感じです。

そうなんです!!
実は1番アイアンからのラインアップを考えているんです!!

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(これは3番です)

ロフト・ライの設定自体はオーソドックスな設定で、7番で24度とか言う設定にはしてません。

まぁ、今どきのキャビティなどと比べるとそれでも1番手半くらいはウィークロフトですが、5番までは3度ピッチ、5番から下は4度ピッチとしてPWで46度。

46度のPW(10番)でしたらウェッジを50度・56度にしても、52度・58度にしても流れは悪くありませんし、50度、54度、58度というHAYABUSAウェッジの3本にすれば基本4度刻みでセッティングすることが可能です。

このブログ等でも何度も書いていますのでMOIマッチングで飛距離の階段が出来やすくなるということは皆さんもうお分かりだと思いますが、飛距離の階段が出来やすくなる=ロフトなりに飛ぶということでもありますから、5番までの3度ピッチ、そして5番以降の4度ピッチという形でロフト設定をすることでより正確な階段が出来ると考えています。

そして、様々なライ、芝の状態からでもロフトなりの飛距離が出るファルコンソールはHAYABUSA Ironにも当然採用していますので・・・(長くなるのでこの続きはまた別の機会に)



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昨日上げたブログ記事にも追加していますが、画像は再掲です。
左がHAYABUSA Ironの3番プロトタイプで、右がTN-87の非売品プロトタイプの1番アイアンになります。

通常番手が長くなるに連れてトップラインは微妙に薄くなる(薄く見える)傾向がありますが、2番手違ってもHAYABUSA Ironのほうが薄いのがお分かりになるかと。


TN-87プロト1番に関してはBoseIronFactoryの至宝として門外不出としておりますので、いらっしゃった方にしかお見せできませんのでご了承ください。


で、表題のお話なのですが・・・。



ファルコン的に昨今の飛んじゃうアイアンに関しては少し考えるところもございましてね・・・。

7番アイアンと言ってもロフト24度というモデルまであるので、HAYABUSA Ironで想定している7番のロフト34度と比較すると、その差はなんと10度!!

10度も違えばそりゃあ飛びますよね?というやるせない気持ちにもなったりするわけでして・・・。

ロフトばかりではなくて、長さに関してもぶっ飛びアイアンは7番で37.75インチ(しかもヒールエンド法)となっているものもあり、長さでも2番手の違いがあるわけでして、更に更にやるせない気持ちになったりする訳でして・・・。

このやるせなさを解決するにはは3つの方法があると思われます。

その1:5番アイアンの番手表示を7と刻印してお茶を濁す。

その2:いっその事4番アイアンに8と刻印して流行の最先端の更に先まで行ってみる。

その3:「番手なんて(毛がないだけに)不毛だっ!!」と強がってロフト表示にしてみる。


もちろんこのやるせなさをそのまま我慢するという方法もあるわけですが、アイアンに対してのBoseIronFactoryの基本的な考え方というのは、クラブMOIマッチングの本質を踏襲しているんですね。

クラブMOIマッチングの本質のひとつとして、クラブなりの飛距離の階段をきっちり作るというのがあります。
それが一番具現化しやすいのがヘッドもロフトとライ角以外は基本同じでシャフトもグリップも基本同じであるアイアンセットなんです。あ、長さと重量も違いますね・・・(まぁええわ。言いたいことは分かりますでしょ?)

クラブMOIマッチングの本質を追求していくと、ロフトなり、番手なりに飛距離の階段がきっちりできることが大切なので、一部のぶっ飛び系アイアンのように「単に飛べばいい」とは考えません。

例えば、先に上げた7番でロフト24度というアイアンセットのロフト設定を見てみると・・・

#5:20度 #6:22度 #7:24度 #8:28度 #9:33度 PW:38度 AW:44度 AS:50度
SW:56度

という設定になっています。
5番が20度で、6番が22度、7番が24度ですから、5~7番は2度刻み。
7番と8番で4度刻みで、8番9番PWが5度刻み、PW、AW、AS、SWでは6度刻みとなっています。

普通に考えてこれで飛距離の階段が出来るとは思えないのです(^^;;

もしかしたら番手ごとにヘッドの構造を大幅に変えていてキチンと階段が出来るように設計してある凄いテクノロジーを持ったアイアンなのかもしれませんけど・・・。


そうしたものも含めて極小資本であるBoseIronFactoryはぶっ飛び系のアイアンは無理です(^^;;

もちろん大きなメーカーさんに喧嘩を売ると言ったことも考えていませんし、何よりも飛距離の階段をきちんと作るという本質を大切にしたいと考えています。
そして本質を大切にしていくことがHAYABUSA Ironを心待ちにしていただいているお客様に対しての信頼にも繋がると考えています。

ということで!!

HAYABUSA Ironに関してはソールの番手表示を取りやめロフト表示にすることを前向きに検討しています。
「前向きと言ってもまだ検討しているだけじゃないの!!」という声が南の方から聞こえてきたので何故検討かを言うと・・・


ロフト表示をしているヘッドメーカーが殆ど無いので、実際に製造するにあたってはロフト表示用の刻印を作らないと行けないんです(^^;;

当然HAYABUSA Ironのためだけに作ることになるので刻印の製造にかかる費用は全額BoseIronFactoryが持つことに・・・(泣)

恐くてまだいくら掛かるか聞けていません・・・(爆)


まぁ、ここでこうして書いちゃったからには高くても作る方向ではありますが・・・。

FullSizeRender
HAYABUSA Ironのトップラインです。


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左がHAYABUSA Ironの3番で、右があのTN-87の非売品プロトタイプの1番アイアンです。
こうして並べてみると1番アイアンなのにTN-87のほうがトップラインが厚いと言えます。


切れ味鋭い、極薄のトップラインにしています。


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この写真を見て頂ければ分かるのですが、ただでさえ薄いマッスルバックのトップラインを更に削ることで写真1枚めのような超極薄の難しそうなトップラインにしています。

ところでトップラインが薄いと難しいということをよく聞きますが、はたして本当にそうなのか?ということをファルコン的には疑問に思うんです。

優しいと言われているアイアンは、低重心=球が上がりやすい、芯が広い=打点のバラつきのミスに寛容ということが上げられますが、トップラインが薄いというのは単にそれだけでは難しいとは言えないのではないかと考えています。

確かにトップラインが分厚ければフェース周囲に重量配分をしやすいので芯は広くなります。
ですが、トップラインというだけあって分厚ければ分厚いほどに重心は高くなります。

低重心と芯が広いということは相反するということで、トップラインを分厚くした分、ソールにタングステンなどを入れることで高重心にならないよう苦労しているんです。

一方で深重心が優しいという考え方もあります。
深重心でのメリットはヘッドの左右MOIが高くなってミスヒットに寛容になるメリット、重心が深くなることでシャフトのしなり戻りが多くなり球が上がりやすくなるメリット、フェース面より後方に重心が来ることで多少振り遅れても球が捕まりやすくなるメリットの3つがあると言われています。

この3つのメリットが本当にそうなのかどうかはまだ完全に検証は出来ていませんのでどの程度のメリットが有るのかは何とも言えませんが、ドライバーなどのようにフェースの後方までヘッドが伸びていないアイアンの場合はポケットキャビティにしても深重心にするには限度がありますから、ドライバーのように深い重心に設計することは不可能です。

そうなるとアイアンの場合はポケットキャビティにして深重心にしてもドライバーほどのメリットはありません。
この段階でHAYABUSA Ironのポケットキャビティ化は無くなりました。

それと共にヘッドの左右MOIが高くなるメリットに関してはバックフェースの窪みを作ることでポケットキャビティ異常の左右MOIを実現していますし、球が上がりやすくなるメリットと球がつかまりやすくなるメリットに関してはクラブMOIマッチング専用設計とすることでポケットキャビティ以上に問題は解決されています。
すなわち、ポケットキャビティにするメリットはほとんど無く、逆にポケットキャビティだからこそ出てくるデメリット(重心が高くなってしまう)のほうが大きいのです。


では次に芯の広さに関して考えていきましょう。

芯の広さは重量配分をいかに周囲に分散させるかがポイントになります。
重量配分を周囲に分散させるにはフェースの裏を出来る限り薄くして、余った重量分を周囲に配分してやることで可能となりますが、先程書いたように低重心と芯の広さは相反する部分もあるためどこまで低重心を保ちつつ重量配分を周囲に持っていくかという問題が残ります。


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この写真のように、HAYABUSA Ironはバックフェース中央に大胆な窪みを設けて左右の重量配分を大きくする設計をしています。
この窪みによってフェース左右とフェースの下部に重量配分をして、フェースの上部に関しては無理に重量を配分することはしていません。
ぶっちゃけてしまいますが、フェース上部に重量配分しようとしてどんなにトップラインを分厚くしても実際のところそれほど劇的な重量を持たせることは出来ませんでした(当然やってみました)。

それどころかトップラインを分厚くすると重心はかなり高くなってしまったんです。もちろん見た目の安心感だけは分厚いほうがあるのですが、それ以外のメリットは感じられず、かえってデメリットばかり目立つようになってしまったのですね・・・。
(大手のメーカーさんはそうしたデメリットを払拭するためソールにタングステンなどの高比重の金属を入れたりして対策を講じていますが、BoseIronFactoryは完全な軟鉄鍛造に拘りたいですし、ソールにタングステンを入れると言った方法は極小規模のメーカーでは資本的に難しいんです)

そのためにHAYABUSA Ironでは上の部分に関しての重量配分に関しては考えないことにして、よりシンプルに左右と下部に重量配分することを優先したという訳です。


上部の重量配分を考えないことで、トップラインを超極薄にしたのですが、そのことで思いの外低重心にすることが出来ました。分厚くすると高重心になるんですから、薄くすれば当然低重心になります。

もちろん構えた場合の見た目もとても精悍なトップラインになり、ラインも出しやすいということもメリットとして考えられます(まぁ、ここは私個人の好みでもあります)。

また、基本中の基本、鍛造の設計に関しても十分に考えてあります。

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右と左のネック長ですが、一方がHAYABUSA Ironでもう一方が某社の鍛造フルキャビティです。
HAYABUSA Ironはマッスルバックがベースだと言うのにも関らず、フルキャビティのネック長より短いくらいなんです。

そのため全体の重心を低くなり、大胆な窪みを入れても左右の削る量が減るだけで済みます。左右の削る量が少なくなるということは逆に言うとそれだけ左右に対して重量配分が出来て芯が広くなるということにもなります。

では、もう一枚の写真を御覧ください。

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こちらも同じ某社のフルキャビティとHAYABUSA Ironを並べた写真です。
フルキャビティと比べてもHAYABUSA Ironのフェースの大きさが分かりますね。

こうした鍛造からHAYABUSA Ironは作られますので、マッスルバックでありながらフルキャビティ以上の優しさを秘めたモデルとして設計しています。


そうしてこのHAYABUSA Ironの形が出来てきたという訳ですね。


マッスルバックをベースとして、トップラインも極薄なのですが、大胆な窪みによる左右への重量配分やネックの短さ、フェースの広さによってマッスルバックの操作性はそのままにフルキャビティ以上の優しさを持ったモデル。
それがHAYABUSA Ironというわけです。

もちろんHAYABUSA Ironの凄さはこれだけではありません。

次回(ちょっと先になるかも)はHAYABUSA Ironのソールの秘密とソールによってもたらされる効果に着いてお話していこうと思います。

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