ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

HAYABUSA Ironついに発売!!
マッスルバックアイアンの常識を覆す優しさと美しさで大好評を頂いております。

MOIマッチングを伴わない作業はどんなにお金を積まれたらやりますが、あまり積まれなければ(縦に立たない限り)やりませんのでご了承ください。
MOIマッチングのご依頼・お問い合わせはseabose@me.com
までお願い致します。

ちょうど1年前の今頃、大洗港から苫小牧に向けたフェリーに乗りました。

ツアーバンに満載の荷物を積んでシャコタンになってしまい、途中寄り道した時に停めたコインパーキングでは、ほとんど車止めが上がらないくらいでした(^^;;

フェリーの乗り場で「荷物満載ですが、大丈夫ですか?」と聞いて、「一応お腹擦らないようにこっちを通ってくださいね(^^;;」と言われたり・・・。



19時間の船旅の後に苫小牧~弟子屈の350キロを走っていた時も、できるだけ路面が良いところを選んで走らないとお腹をこすりそうだったり、サスペンションがフルダンプしたりしないかとゆっくり走っていたことを思い出します(^^;;





正直無謀だったのかもしれません。

お世話になった方々、気にかけてくれる方々からはまず間違いなく「まだ早いと思いますよ」って言われましたし(^^;;


弟子屈(てしかが)に引っ越してきて丸一年、こんな超が100個位つくド田舎で、厳しいながらも何とか生活が出来ていること自体が奇跡とも言えますが、横須賀で考えていた「クラブMOIの聖地を整地するところから作る」という目標にほんの少しでも近づけたことはもっと奇跡と言えるのではないでしょうか?


予定が狂ってきた部分はたくさんありますが、少しづつであっても目標(夢ではありません、あくまでも目標です)に近づけたことに感謝です。


それもひとえにこのブログを読んでくださっている皆様が応援してくれるからこそ。


今後共ファルコンまつばら及びBoseIronFactoryを宜しくお願いいたしますm(_ _)m 

私達が作るワンレングスアイアンは単なる真似ではありません。

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ワンレングスアイアンはあくまでクラブMOIマッチングの考え方に基づき、検証していくためのひとつの手段なのです。

ワンレングスアイアンはクラブMOIマッチングを体感して頂くための一番わかり易い手段であり、ワンレングスとクラブMOIマッチングはそれぞれに良い面があります。

 
ワンレングスアイアンは完全に同じスイングで済むという点と、クラブMOIの知識や経験、計測機がなくても"ある程度のもの"は作れるという点。
 
対してクラブMOIマッチングは、オーソドックスなレングスフローですから今までのクラブとの違和感は無く、飛距離の階段もより作りやすくなりますが、クラブMOIの知識や経験、技術はもとより計測機は不可欠と言えます。

もちろんクラブMOIの知識や経験、技術があれば、製作するワンレングスアイアンも"ある程度のもの"では無く、もっともっと精度の高いものを作ることが可能です。

そうしたこともあり、BoseIronFactoryが製作するワンレングスアイアンは厳密にはワンレングスではありません。
ヘッドやシャフト、グリップの公差を埋めるため、場合によっては1~2mm、少ないものでも0.1mm単位では長さが違うからです。




私達が製造・販売するワンレングスアイアンのヘッドには、「FOR CLUB MOI」の刻印が必ず入ります。

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この刻印こそが、クラブMOIを統一するためのひとつの手段としてのワンレングスアイアンの証でもあり、単に重さや長さやライ角を統一しただけでは無い。ということの証明でもあるのです。

 


IMG5の復刻版もありますが、現在の芝に対応させるためにフェースインサートが入っていたり、重量アップのためのネジが付いていたりとオリジナルの方向性とは少し変わりました。

BoseIronFactoryではIMG5の素晴らしい部分はそのまま、オリジナルにリスペクトしつつも、現在の芝に対応させるためのヘッド重量350グラムをキープしつつ、様々なカスタマイズも可能にしています。

ロフトライももちろん変えられます。

そのロフトライを変えるのは研磨前に900度以上に真っ赤に熱した上で行いますから全く傷もつきませんし、鉄の素性も崩しませんから、素晴らしい打感があります。


ハンドメイドですから、どんなに頑張っても数ヶ月に1本程度しか作れません。


最低6万円(税別)からと、決して安い買い物ではありますが、間違いなく一生モノのパターになりますよ。





全番手で振り心地が違うよりも、全番手で振り心地が同じ方がゴルフはシンプルに、楽になります。


クラブMOIマッチングというのは簡単に言うとそういうことです。


球筋が揃うとか、飛距離の階段が出来るとか、そうしたものに対して懐疑的になるのは構いませんが、振り心地が違うよりは揃っていたほうが( ・∀・)イイ!! 

そう考えるだけでもクラブMOIマッチングをする価値はあるのではないでしょうか?



 

ワンレングスアイアン、JCM-01BOLの最終プロトの完成です。

 

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グリップの重量公差を逆に利用して、シャフトの重量公差分を解消し、全番手完全に同重量にしたので、おそらく世界一精度の高いワンレングスアイアンとなっていることでしょう。

グリップが乾くのを待って重量と振動数などを計測して最終的なスペックが確定しますが、現時点でもクラブMOIに±0.5kg-cm2程度の誤差しか無いので振り心地は全盛期の中嶋常幸プロでも違いがわからないと思われます。

明後日にはこのセットは千葉へと旅立ちます。



ブライソン・デシャンポーの活躍により注目されるワンレングスアイアンですが、デシャンポーのスペックそのままではクラブMOIが2800kg-cm2もあるため、振り心地としては全番手がドライバーの振り心地という、体力のある欧米人向けのセッティングとなっており日本人には重すぎます。

BoseIronFactoryではデシャンポーが活躍する前から密かに開発を続けていたため、こちらのモデルは、ヘッド重量は270gで長さは37インチ。シャフトはNS-PRO1050とし、クラブMOIは2600kg-cm2といたしました。
日本人に優しいワンレングスアイアンの完成です。

なお、こちらのアイアンは8本セットの通常ロフトのプロトタイプでマッスルバックのモデルです。
より一層シンプルなゴルフができるキャビティモデルはまた明日以降に詳細な情報をアップします。




クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。

お預かりしてから10日〜2週間程度でMOIマッチングは完了いたします。
現在5月12日以降の作業ご予約日程が空いております。
 

弟子屈カントリー、明日(4日)は通常通り営業致します。
 
本日の夕方でも一部コース内に雪が残っており、バンカー内に雪解けの水が溜まっている所もあります。

そうした部分は青杭を打っておりますので、宜しくお願いいたします。

また、今回かなりの積雪で、フェアウェイやラフの地面が緩くなっているところがございます。

カート乗り入れは可能ですが、明日(4日)は終日雨予報ですし現在の弟子屈(てしかが)も雨が降っておりますので、あまり急な斜面へのカート乗り入れは安全上の面からできるだけ避けていただいたほうがよろしいかと。


なお、アウトコース、1番から9番までのピンはファルコンが切らせていただきました。
降雪クローズ明けで全体の芝が重いため、比較的簡単な位置に切らせていただきましたので、宜しくお願いいたします。

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ターフを取ったり、ダフったりして芝を傷つけた場合は、是非皆様で目土をお願い致します。
グリーンに付けたボールマークも直しましょうね!!




ワンレングスアイアンのJCM-01BOL。
3-10(PW)の8本の組み直しです。

グリップを挿してないのはシャフトの重量公差をグリップの重量で0.1g違わずに組み上げるため。

下巻きテープは全て0.1g単位で変わらずに巻く自信はありますが、グリップは重量公差が結構あるのできっちり重量を合わせるために測ってあるグリップから選ぶ作業をしなければなりません。

性格が好い加減なので面倒ですが、きっちりやります。

このJCM-01BOLは6月に発売される次号のchoiceに掲載予定です。

ご要望によってはロフトを定量変化に見直してから発売しますので、ご期待くださいね( ´ ▽ ` )ノ

早いものでもう5月。

4月29日から30日にかけての吹雪が今季最後の吹雪だと思いたいですね(^^;;

そんなこんなで、5月1日の午前10時頃の定点観測。
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その後カラッと晴れてきて、11時くらいにはこの天気。

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昨日の昼前にジョセフィーヌで雪かきしたのに、もうほとんどの雪が溶け、一部吹き溜まったところに少し残る程度です。

(でも一気に溶けたので庭も道もグチャグチャですが・・・)


明日か明後日にはジョセフィーヌの夏越しの整備をしてやって、車もスタッドレスから夏タイヤに履き替えですね(^^


明日は12度、明後日は17度まで気温が上がる予報ですから、さすがにもう大丈夫かと・・・(^^;;

JCMOオリジナルのBLADEアイアンといえば、JCM-01BLADEです。

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そのJCM-01BLADEをワンレングスアイアン向けにリファインしたのが、JCM-01BOL。

ラインアップは3-10(PW)で、ヘッド重量は全て270gとし、7番アイアン相当の重量にしています。 
ライ角は62度、ロフト角は21度、24度、27度、30度、34度、38度、42度、46度と(ストロングロフトでは無い)一般的なロフト角に設定しています。

長さは60度法で全て37.0インチで、今回は重量公差の少ないNS1050GHのSフレックスにて製作。

しっかりと精度を出すことで、クラブMOIは2599.5kg-cm2~2600.4kg-cm2の範囲に収まっています。


しかしながら、ロフトのみで飛距離の階段を作るので、3番の21度~6番の30度までの3度刻みは正直イマイチです。

飛距離の階段をキッチリ作るためには、やはり同ピッチでのロフト変化が必要のようです。
 


本日キャビティにて製作したワンレングスアイアン用の最終試作のヘッドJCM-OLが届きましたが、そちらのほうは25度からの5度刻みで45度までの5本を作っていますので、キッチリとした飛距離の階段が出来ます。 


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 こちらの最終試作はゴールデンウィーク明けにも最後のテストをして発売に向けた生産を行いますので、6月初旬から発売出来るとおMOIます。

また、こちらの最終試作の試打モニターを募集しておりますので、試打してみたい方は5月5日までにseabose@me.comまで、タイトルは「ワンレングスアイアン試打希望」と書いてメールください。

なお、お手数ですが、以下の項目もお書きの上ご応募ください。


1.お名前
2.ご住所
3.お電話番号
4.ゴルフ歴
5.平均スコアorハンディキャップ
6.現在ご使用のアイアンセット(ヘッドのメーカー、ヘッドのモデル名、シャフト名、フレックス)
7.アイアンの構成(ex.3-PW、5-PW)
8.上記アイアンセットの中での得意番手
9.MOIマッチングしたことがありますか?
10.9でMOIマッチングしていない方はなぜしないか?をお聞かせください。
11.BoseIronFactoryもしくはファルコンへの疑問、疑念、懸念、要望、願望、熱望、クレーム等あれば。
(但し、ファルコンは打たれ弱いので人格否定等はご遠慮くださいm(_ _)m)


応募者多数の場合は上記項目を拝見し、決定させていただきます。


クラブMOIマッチングもゴルフをシンプルにしてくれますが、ワンレングスアイアンもゴルフをシンプルにしてくれます。
この機会にぜひぜひご検討くださいませm(_ _)m



クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。

お預かりしてから10日〜2週間程度でMOIマッチングは完了いたします。
現在5月10日以降の作業ご予約日程が空いております。



2月最後の猛吹雪映像です。

あれから2ヶ月が経ってゴールデンウィークと言う期間ではありますが、 今現在はプチ吹雪。

慣れとは怖いものでして、YoMe3の関東の感覚でしたらそりゃもう壮絶な猛吹雪みたいです(笑)



もし、この動画の時に来ていたら、「弟子屈(てしかが)なんて絶対に引っ越して来ない!!」となっていたかもしれませんね。(^^::

まだまだ明日の朝まで吹雪く予報ですから、安心は出来ません。


明日も弟子屈カントリーはクローズ確定ですが、グリーンキーパー見習いの私は朝5時出勤ですから、出勤できるよう、車を朝イチで除雪されるはずの町道のすぐ横まで出しておきました。

でも、行けるかなぁ・・・(^^;; 

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