ゴルフ北の国から〜MOIマッチング編〜

ゴルフトゥデイの連載「ゴルフ〜北の国から〜」と連動し、クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからをお届けします。

クラブMOIマッチングのことならクラブMOIマッチング専門の当Factoryへ!!

BoseIronFactoryはクラブMOIマッチングを通じて全てのゴルファーにゴルフの楽しさを再認識していただけるよう、クラブMOIマッチングを専門に行なっております。

MOIマッチングのご依頼・お問い合わせはseabose@me.com
までお願い致します。

チャックリ、ザックリを極限まで低減したのがHAYABUSAですが、チャックリザックリが物理的にどのような状況で起きるかを普通のウェッジの写真と共に解説していきたいとおMOIます。

キーポイントはバウンス殺し。

一般的なウェッジのバウンスが殺されるまでの過程を御覧ください(^^;;


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JCM-03ウェッジ。
約13度とハイバウンスで、リーディングエッジも丸くなっています。


このウェッジはHAYABUSAの開発前に出来ていたもので、BoseIronFactoryのWebShopでも販売されています。
よく出来たウェッジですが、写真のようにリーディングエッジからソール後方にかけてほぼほぼ直線でしっかりとバウンスがついていることがわかるとおMOIます。

このバウンスを殺す方法としては2つの方法があります。

1.グリーン周りの左足上がりのライから打つことでバウンスを殺す。

2.アプローチの基本、ハンドファーストに構えて打つことでバウンスを殺す。

という2種類の方法です。

では実際にどのような状態になるかというと・・・。



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このような状態になります。

この写真は極端なハンドファーストですが、ヘッドを固定している測定器が傾斜には対応していないので、標準的なグリーン周りの傾斜を鑑み、ハンドファーストにすることで実効バウンスに近い形にしています。

傾斜とハンドファーストの合せ技で実際にはこのくらいのスクープソールになる。とお考えくださいね(^^


実際に見てみるとどうでしょう?

これではチャックリ・ザックリしても当たり前と言えますよね?



では、次にHAYABUSAです。


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ソールしている1点はJCM-03ウェッジよりもほんの少し前のめりです。
ソール自体も少し薄め(HAYABUSAが52度AW、JCM-03ウェッジが56度SWと言う差もあります)。

JCM-03ウェッジとは違い、ソールに直線的な部分は全くありません。


次にHAYABUSAを前のめり(笑)にしてみます。


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前のめり過ぎです(^^;;

JCM-03よりもハンドファースト&傾斜キツイ感じになってしまいましたが、それでもまだソールの接地点よりもリーディングエッジのほうが上にあります。


これだけのハンドファースト&傾斜でもHAYABUSAウェッジの歯が刺さりにくいと言うことです。


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この丸さ、侮るなかれ!!

本当にチャックリ&ザックリが激減しますから!!







BoseIronFactoryでは平日は朝7時から営業をしておりますが、午前7時から9時までは工房での作業をして、その後午後0時までの3時間は新工房の建設に時間を当てることが多いです(^^

MOIマッチングのご依頼も多くブログも毎日更新できない位に忙しいのですが、新工房の建設をやらないと遅々として進みませんから(^^;;

冬の間にある程度やりたかったのですが、何しろ断熱されていない工房は寒くて外で仕事をしているのと変わらないので、冬の間は出来ませんでしたから、なんとかいい季節のこの時期に工事を進めて、8月お盆の時期には(友人たちもやってくるはずなので手伝ってもらって)工房の引っ越しまで終わらせておきたいんですね(^^;;

8月を過ぎるとすぐに寒くなりますから、ストーブなどもそのくらいには入れておきたいんです(^^

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一番面積の大きい壁が完成。


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奥と左の壁は出来ていませんが、エントランスの壁も(右側だけ)完成。


とりあえずは試打用の鳥かごの設置も出来ていますので、スカイトラックを使った試打と計測が可能になっています。
(試打用の鳥かごは、内装が出来たら少し場所をずらす予定です(^^)

ちょっと予定より違うのは・・・、鳥かごが大きすぎたこと。

もちろんサイズは知った上で買ったのですが、3m×3mってこんなに大きかったっけ?と言うくらいの超大型(^^;;

かなりの場所を取ってしまうので、考えていた工房の配置を少し変更することになりそうです。


ばくおん!!で工房仕事をしたいので、今あるPAセットを工房に移すつもりですが、いい感じで響くように断熱材をいろいろと考えながら仕込んでいきます(^-^)v



頑張らなくてわ!!続きを読む

よく、「コスト度外視で作りました!!」と言いますが、HAYABUSAの場合はちょっと違います。

度外視と言うよりは・・・、社長、申し訳ありません。
LimitedForgedに関してもノーマルバージョンに関しても、コストのことはほとんど考えていません。

どちらも価格を決めてからどんどんコストが上がっていきましたから、考えたくても考えちゃいけないというのが実のところ・・・。


結局のところ、自分の考える究極のウェッジを作ってみたかったので作った。ということに尽きます。



モノづくりの原点って、そんなところにあるのではないかと思うんです。

で、結果、性能としても価格としてもとんでもないものが出来たと言うことでして・・・。

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このミーリングなんてその最たるものですよね、何しろどのメーカーでも採用出来ない(時間とコストが恐ろしいほどかかりますからね)ミーリングなのですから。

研磨に関してもそうです。
日本一とも言える研磨職人の岡村工場長でさえファルコンの作ったマスター型の難しさに悲鳴を上げ、超高級な某メーカーのアイアンやウェッジよりも・・・。以下自粛(笑)


海外の某メーカー製ヘッドや国内某メーカーのヘッドがひとつ50,000円前後ですが、手間暇のかかり方とコストのかかり方はそれらを上回る自信があります(←そんなんで自信持って良いのか?)



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でもね、メッキ前でこの状態。
美しいと思いませんか?
格好いいと思いませんか?

ファルコンだったらこれだけでどんぶり飯5杯はイケます。←そんなに食ったら医者から激怒されますが・・・。

さてさて、HAYABUSAでの赤字を埋めるために、工賃仕事のMOIマッチング頑張ります!!

HAYABUSA LimitedForged


AW

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SW


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これらの写真のHAYABUSA LimitedForgedはメッキ前のものです。
全てこの状態にまで私が磨き上げてからメッキに出します。

この状態まで磨き上げてメッキに出すのには幾つかの理由があります。

理由その1:日本一とも言える研磨職人の岡村さんでさえ、HAYABUSAのマスターモデルと全く同じには研磨は出来ません。
ですので、HAYABUSAのマスターモデルを作ったファルコン自身が最後の研磨を行います。

理由その2:HAYABUSAはノーマルバージョンもLimitedForgedも、完全なるオーダーメイド。その為ロフト・ライに関してはオーナーとなる方のご指示どおりに対応します。
ロフト・ライともにプラスマイナス2度までとさせていただいていますが、2度を曲げて調整するとどうしても実際のソール形状や見え方に変化が出てしまいます。
ロフト・ライを調角してHAYABUSAの性能に問題があっては本末転倒ですし、曲げる時の調整痕も着いてしまう場合があります。
そのためロフト・ライを調整した後に、形状を見つつ、最後の研磨を行ってから磨き上げに入ります。

理由その3:細かいキズでさえもこうして磨き上げることで見つけることが可能になります。
鏡面に磨き上げればヘアライン状の細かいキズも見逃すことはありません。



メッキ前にも関わらずメッキ屋さんから、「ファルコンさん、このメッキ剥がしてから再メッキするんですよね?」と聞かれることもようやく無くなりましたから、メッキ屋さんも慣れてきたのかもしれません。





HAYABUSA LimitedForgedはご予約頂いた順番に、早い方では6月下旬からのお届けとなりそうです。

様々な一流職人の技術と知識が詰め込んであるHAYABUSA。
高価ですがそれ以上の価値はあります。

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HAYABUSA LimitedForgedのフェースミーリング。

このミーリングを施すためにかかる時間は膨大です。


全てにおいて妥協をしないHAYABUSA LimitedForged。


HAYABUSA Limited Forgedで無ければここまでのミーリングは不可能だったと言えます。

この、職人技であるミーリング、日本一とも言える研磨職人による研磨、
そしてファルコンの手で0.5度単位でロフト・ライ調整を行い、最後の研磨と磨きを行います。
その後、HAYABUSA LimitedForgedは銅下メッキの上にに特殊なメッキを施し、
ヘッドは完成します。

全てのヘッドはオーナーおひとりおひとりにとって最適なクラブMOIで組み上げられ、
革職人の手によって作られたヘッドカバーをお付けしてオーナーの元に届けられます。






ご予約頂いた皆様、もう暫くお待たせしてしまいます。


ですが、待っただけはある、本当に優れたウェッジをお届け致します。



申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

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0.5度では写真でもほとんど見分けがつかないので、1度にしてみました。
ライ角が1度変わると25インチ(63.5cm)先で0.2インチ(5.08mm)変わっています。
1cmあたり0.08cm(0.8mm)変わることになりますから、1mで8mm、100m(109ヤード)で800mm(80cm)変わることとなります。
これが0.5度ですと半分になるので、ライ角が0.5度ズレていると100m(109ヤード)で40cmズレることになります。

では、5度!!ライ角を変えたものをご覧いただきます。


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ここまで変えるとさすがに球筋に影響が無いとは言えませんね。



ではファルコンが実際に使っている18度の2番アイアンでは・・・。


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ロフト18度の2番アイアンで5度ライ角を変えてもファルコンの腕でしたら全く問題なさそうです。
まぁ、5度も変えるとトゥが当たったりヒールだけが当たったりしてフェース方向が変わる可能性が高いので、ここまでズラす意味はありませんが・・・。


トーナメントを戦うプロですら、1度や2度のスイングのズレはあります。





こうして実際にズレるのですからライ角が大切なのは間違いありませんが、ほぼほぼフローしているライ角でしたらそれほど神経質になる必要は無いのかもしれません。

実際MOIマッチングをやろうとしている皆さんの中にはライ角調整をしている方もいらっしゃると思いますが、ライ角がきっちり合っていてもロングアイアンでは右に行き、ショートアイアンでは引っかけるのではないでしょうか?

だとすると、ライ角が方向性を決めると言うゴルフ業界の常識はあなたには当てはまらないのかも・・・。



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今日はいい天気です(^^

雨降ってましたけどね。

よく晴れていることを「天気がいい」と表現する人がいますが、雨降らないと作物も育たないし、飲水も確保出来ませんよね?

なので降り過ぎなければ、雨降っていても「いい天気」だと私は思うんです(笑)

まぁそんなことはどうでも”いい”話ですけど・・・(^^;;






シークレットモードにする際にも、だれにでも見ることの出来る本文が必要なんですね・・・。
なので、適当なことを書いてみました(笑)

ここに秘密のお話書いたらバレちゃうので気をつけねばなりませんなぁ・・・



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玉子半分


前回はHAYABUSAのソールの秘密に関して書かせていただきましたが、今回はリーディングエッジの秘密に迫りたいとおMOIます。


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こちらがHAYABUSA AWノーマルバージョンのフェース面。
ミーリングに目が行きがちですが、リーディングエッジもかなり丸くなっているのがおわかりになるとおMOIます。

ソール自体も前後方向に丸いですし、リーディングエッジも丸いので座りは良いとは言えません。


しかしながらこの丸さがHAYABUSAのHAYABUSAたる所以(ゆえん)で、こうしてリーディングエッジ左右も丸くすることによって究極と言えるヌケの良さを実現しています。

ではここで皆さんに質問。

サイコロとビー玉をテーブルに置いた場合を想像してみてください。

サイコロとビー玉ではどちらが滑りやすいでしょうか?


って、そんな質問しなくてもわかりますよね?

丸いほうが接地面が少ないので抵抗が少なく、滑りやすいといえます。

そして、ビー玉が転がったらもっと抵抗は少ないですよね?




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HAYABUSAはこの写真のように前後の丸みもあり、上の写真のように左右の丸みもあります。

そしてスイングアークは円軌道。

すなわちHAYABUSAは転がるような起動を描きながら芝の上をすり抜けていきます。


また、鶏が玉子を産む時を考えてみましょう。
玉子型と言うのは一番卵管を通りやすい形状になっているんです。
鶏に限らず、身体に対して大きめの玉子を産む鳥類は皆まん丸では無く玉子型です。

細い卵管を合理的に通れる形=ヌケの良さということにもなるんですね(^^




HAYABUSAの全ては究極のヌケの良さを考えた上で作られています。

形状が美しいだけでなく、機能を突き詰めていった結果の機能美でなのです。





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さすがに「バランスD2で組んでください!!」と言う方はBoseIronFactoryにはいらっしゃいませんが、「クラブMOIは2660kg-c㎡で組んでください」と言ったオーナーはたまにいらっしゃいます。

弊社の場合、クラブMOIマッチング専門店ですので、クラブMOIに関してはオーナーよりもよ~く存じているつもりですし、弊社でのMOIマッチングが初めてのオーナーの場合は問診票のご記入をお願いしております。

問診票を見て、こちらでクラブMOI等諸々の計測をすれば、ほとんどの場合オーナーにとっての適正値が分かりますし、それでもよくわからない場合はメールなどで必要な情報をお聞き致します。

結果、ほぼ100%のオーナーに喜んで頂けるクラブMOIマッチングが出来ていると自負しておりますし、そのために日本だけでなく海外からのオーナー(もちろんお会いしたことのないオーナー)からリピートを含めたご依頼を頂いていると言う状況です。


MOIマッチングの方法に関してのご質問をいただくことも多いのですが、クラブMOIを含めたそのクラブの状況がどのようになっているのかは、クラブがこちらに到着してからでないと分かりません。

基本的には長さと重さの組み合わせで調整をしますが、どこをどの程度重くしたり軽くしたりといったことはそのヘッドの状況や構造によって様々。
状況や構造を実際に見て、オーナーに最適な状態を考えて調整していきますので、どのような調整方法を取るかを処方いたしますので、事前に調整方法をお知らせすることは不可能です。

また、ご依頼いただく数も非常に多く、毎日朝から夜中(場合によっては夜明けまで)クラブMOIマッチングを行っています。
このウェイトを削って調整するのが最善の方法だ!!と考え、そのことをオーナーに事前の了解を取ろうとすると、お返事をいただくまでに早くとも数時間はかかりますし場合によっては数日かかることも。調整方法を詳細にメールに書くのも、1~2時間かかることもございます。

その間作業を止めて、他のオーナーにご迷惑をかけるわけにも行きませんし、最善の調整方法を考えつくのが夜中といった場合も多々ございますので、調整方法に関してはお任せいただくことを前提に作業のご予約をお受け致します。

ただ、決して誤解しないでいただきたいのは、効率や作業時間を優先したいということでは無く、全ての工程に於いて、無限とも言える選択肢の中からオーナーに最善の形を取りたいということです。

効率を優先していたのではクラブMOIマッチングは成り立ちませんから、オーナーにとって最善の形で作業しますので、ファルコンを信用して頼って(信頼)頂きたいということであります。


よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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