ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

2017年12月15日 BoseIronFactoryは拡張移転しました。
弾道計測、シミュレーションゴルフも出来る、道東で一番の設備で皆様のお越しをお待ちしております!!
なお、MOIマッチングを伴わない作業はどんなにお金を積まれたらやりますが、あまり積まれなければ(縦に立たない限り)やりませんのでご了承ください。
MOIマッチングのご依頼・お問い合わせはseabose@me.com
までお願い致します。

高反発ドライバーとか、ルールギリギリの反発係数とか飛ぶ要素はありますし、たしかに飛びますが、一般的なゴルファーにとって、それが本当に飛ぶのかというと、ちょっと疑問が残ります。

反発が高いエリアってフェース全面では無いので、一般アマチュアが反発が高いエリアを常時使えるか?に疑問が残るんです。

もちろん前作より飛ぶのは本当で嘘じゃないんですが、前作より飛ぶ条件が限られていると言えるんです。

一般的なゴルファーの平均スコアを100とすると、メーカーで開発時に試打しているテスターは大学のゴルフ部出身者やトーナメントプロだったりしますから、一般的なゴルファーよりも当然上手い訳です。大手メーカーの場合は何千万もする試打ロボットも使います。

上手い人の場合は、ヘッドスピード自体もかなりあるでしょうし、何よりも上手く芯に当てる術を心得ていますから、ミート率も高い。
高すぎると言えるクラブMOIでも、上手い人はワッグルしただけ、もしくは1~2球打っただけでどのくらいの力感で振ればフェースが開いて当たること無くスクエア~若干閉じ気味に当たるかを瞬時に調整出来ますから、良い状態でボールコンタクトを迎えます。

ロボットの場合はヘッドスピードが30m/sでも60m/sでも調整さえすれば1mmも芯を外すこと無くスクエアに当てることが可能です。
しかもロボットのアームはアームだけで100kg以上ありそうな極太の鉄製です。クラブMOIが3,000kg-cm2あろうが5000kg-cm2あろうが一次MOIであるアームのMOIに比べるとその差なんて誤差の範囲にもなりません。
当然、調整さえすれば100発打って100発が全てスクエアに芯で当たる事となります。


一方で一般的なゴルファーの場合、100発打ったらスクエアに芯で当たるのはどれだけあるでしょうか?


以前、蝶ネクタイでお馴染みの今野一哉プロ(BoseIronFactoryでサポートしています)のスイングを解析した事があるんですが、今野プロでさえスイングの時のスイング角度は1~2度くらいはズレるんですね。フェースも1度~2度位は開いたり閉じたりするんです。



一流のプロゴルファーでもそれだけブレるのですから、一般的なゴルファーの場合はもうお分かりですよね・・・?

芯で当てるだけでも非常に難しいのですが、フェースが開いて当たったのではスライス回転がかかって飛距離はロスします。
市販のドライバーの場合はクラブMOIが高い傾向があるので、クラブMOIが高い分振り遅れてフェースが開いて当たりますから。

MOI説明
振り遅れ=Cの位置でボールコンタクトを迎えることになる。


芯で当てて、しかもスクエアから少し閉じ気味に当てることが一番飛ぶ訳ですが、一般的なゴルファーの場合これが非常に難しく、ほぼ不可能と言ってもいいでしょう。




ではこれをどうやったら一般的なゴルファーが実現できるようになるのか?


まず、Cの位置ではなくBから少しAに近い位置で当てるためにはやはりクラブMOIマッチングです。
クラブMOIマッチングをすることで、高かったクラブMOIを適正値に出来ますから、普通に振ってCの位置で迎えていたボールコンタクトをBから少しAに近い位置にすることが出来ます。

そしてもうひとつ、芯で当てるためには・・・。


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RODDIO CompactDriverをお使いの方はこれです(^^

新しく出たオプションソールのH-ソールを使えば、クラブMOIを大幅に下げること無く短く出来るんです(^^
短くすれば芯で当てられる確率は大幅に上昇しますから(^^


この発売と同時にタングステンスクリューも今までの3.8gから重量アップして5gのバージョンが出ましたから、今まで以上にヘッド重量を重くすることが出来るようになったんですね。
(もちろん今まででもBoseIronFactoryではありとあらゆる手段を使って調整してきましたが、やりやすくなったことは間違いありません)

もちろん、CompactDriver以外でも手はありますので、お気軽にご相談ください(^^


(ただし、MOIマッチングは1本だけでは適正MOIがわからないので、出来ません。ドライバーだけ1本MOIってくださいという方はお引き受けしかねますのでご了承ください。)

組上げ途中でキャンセルになったクラブや組上げてからキャンセルとなった商品を中心にBoseIronFactoryのWebShop「BoseIronFactoryLimitedForgedShop」にてアウトレット商品の販売を開始致しました。

多少古いシャフトのものもございますが、放出しているクラブは全て新品未使用で、傷などもありませんから、その性能は通常価格の製品と変わりません。

世界一の超弩級ロングアイアン(ロフト8度)のL.D.I.Project-Xを始め、拘りのマッスルバック1番アイアン等、他では絶対に手に入らない(というか作っていませんので)アイアンが揃っていますので、是非この機会に!!



こだわりの軟鉄鍛造1番アイアン組上げ済み アウトレット品:¥19,800

8度の超ロングアイアン、US MotoreF3 Sフレックス アウトレット品:¥26,800

8度の超ロングアイアン、BiMtrix-Sフレックス アウトレット品:¥32,800

8度の超ロングアイアン、US MotoreF1 Sフレックス アウトレット品:¥27,800


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新製品ラッシュですね。

特にドライバーはキャロウェイ、テーラーメイドを双璧として各社頑張っている印象を受けます。MIZUNOなども意欲作と言えるドライバーを出してきましたし、ヤマハやヨネックスなども頑張ってますね。

BoseIronFactoryとしては、そうした大手メーカーさんの取扱いはありませんが、もう少しして発売になるとかなりの本数のMOIマッチング依頼を頂きます。

ほとんどのドライバーが飛びをウリ文句にしていますし、実際に飛びます(^^


が、飛ぶだけで本当に良いんでしょうか?


280ヤード飛んで林の中。

270ヤード飛んでラフの中。

260ヤード飛んでフェアウェイど真ん中。


300ヤード飛んでOB。


ここだけ見れば260ヤード飛んでフェアウェイど真ん中を選ぶ方も多いでしょうが、書き換えてみましょう。


殆どが280ヤード飛んで、殆どが林の中。

殆どが270ヤード飛んで、殆どがラフの中。

全て240ヤード飛んで、全てフェアウェイの中。


たまに300ヤード飛ぶけど、殆どがOB。

こう書くと270ヤードでラフの中と迷う人もいらっしゃると思いますが、以下のようでしたらどうでしょうか?

殆どが260ヤード飛んで、殆どがフェアウェイの中。


最大300ヤード飛ぶクラブよりも、最大280ヤード飛ぶクラブよりも、殆どの場合260ヤード飛んでその殆どがフェアウェイに入っているのでしたら、そのほうがスコアはまとまりますし、ゴルフ自体も楽にシンプルになると思うんです。


そして、そうしたクラブにするためには、市販のクラブではクラブMOIが高すぎる傾向にあるのでMOIマッチングが威力を発揮します。

ドライバー
ドライバーの平均クラブMOIは2800台前半ですが、適正MOIの平均は2750前後となります。


MOIマッチングして適正MOIとなったドライバーは曲がらないというわけでは無く、インテンショナルに曲げやすくなります。

通常の高すぎるMOIだと右に行かないように頑張って振ってようやく真っ直ぐに飛ぶ場合が多いですが、MOIマッチングを行えば基本真っ直ぐになっていきますので、あとは右にも左にもインテンショナルに曲げやすいという訳ですね。

これはアイアンでも同じことが言えますので、操作性の面でもMOIマッチングの効果はあると言えるでしょう。




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RODDIO FWのR-ソールですが、R-ソールにすることでインパクト時の抜けと方向性が良くなり人気があるソールです。
プロの多くが使っていて、どちらかというと上級者に人気のソールと言えるでしょう。


ただ、ちょっと注意が必要なのは、ノーマル状態ののR-ソールの場合写真のように後部がバッサリと垂直になっているため、長めの芝やラフなどからテイクバックするとソールが引っかかることがあると言うことです(^^;;

気にならない方は特に問題ないのですが、一旦気になりだすとノーマルソールに戻される方も多くいらっしゃいます。


そこで、BoseIronFactoryではR-ソールのチューニングを行っております。

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この形にすることで、テイクバック時の引っ掛かりを最小限にして、スムーズなスイングとR-ソール本来の性能を引き出します。

もちろんただ削るだけではなく、削った分下がるクラブMOI(ソール重量)に関しても削る前と同様に致しますのでご安心ください(削った分のクラブMOI調整・重量調整はスクリューもしくは純正のタングステンウェイトにて調整します)。

料金はソールチューニング代が7,800円(税別)、スクリューや純正タングステンウェイトはかかった部品代、そして送料となります。


ちなみに弊社では新規のお客様の1本だけのMOIマッチングは行っておりませんので、MOIマッチングを行う場合はアイアンセットからのMOIマッチングにプラスしてRODDIO FW等のMOIマッチングを推奨しております。
アイアンセットの新規MOIマッチングとRODDIO FW R-ソールのチューニング及びMOIマッチングを行う場合はR-ソールのチューニング料金はサービス致しますので、是非この機会にMOIマッチングの効果をご自身で感じて頂ければと考えております。



正月明けから風邪などで体調を崩していて、あまりブログの更新も出来ておりませんでしたが、体調も復調し、作業の遅れを取り戻すべく頑張っております。

現在のMOIマッチングの待ち状況ですが、2月初旬からの作業日程に空きがございます。

作業内容にもよりますが、2月初旬~中旬のお預かりで2月中旬~下旬のお戻しが出来る状況ですので、皆様からのご依頼をお待ちしております。

詳細に関しましてはseabose@me.comまでお問い合わせください。

なお、MOIマッチングの料金に関してですが、1本6,800円(税別)の工賃にグリップ代と送料となっております。プレミアムプランの場合は1本15000円(税別)となります。

PXGやジャン・バティストなどのクラブに関しては、クラブそのものがプレミアムなクラブですので、全てにおいて最高の作業を行うプレミアムプランをお勧めしています。

皆様御存知のように、BoseIronFactoryでは零式や8度のアイアン等、ロングアイアンを得意としておりますが、WebShopでのラインアップにレフティ用のアイアンはございません。

もともとニッチな部類に分類されるロングアイアンですので、右利き用のラインアップだけで展開しておりますが、この所レフティの方からのお問い合わせも多く、特注でレフティの1番アイアン(ロフト15度)や0番アイアン(ロフト12度)などの製作をすることが増えてまいりました。

ニッチなロングアイアンで更に少ないレフティということもあり、常時在庫を持つことは難しいのですが、レフティの超ロングアイアン、作ります!!

もともとキャビティの鍛造型がほぼ無く、マッスルバックを特注対応をする形になりますので、価格的にも少しお高くなりますし、お時間もかかります(1ヶ月~1ヶ月半程度)が、BoseIronFactoryとしてはニッチなゴルファーに関しても見捨てることはいたしませんので、是非お問い合わせください。

なお、HAYABUSAウェッジのレフティ用も現在鋭意開発中です。
全く同じ鍛造型がございませんので、通常のHAYABUSAとは若干性格の変わったものになりますが、HAYABUSAの世界一のヌケを味わっていただくために頑張っておりますので、そちらもご期待下さい!!

大手メーカーさんの新製品ラッシュです(^^

毎年のことですが、ドライバーばかり注目されていますね(^^;;

BoseIronFactoryは世界最小のゴルフクラブメーカーでもありますが、作るものはアイアンとウェッジとパターのみです。
おそらく5年後もウッド類は作っていないと思います(^^;;
(時間が出来たらパーシモンは限定で削るかもしれませんが)


大手メーカーさんのドライバーなどは1本7~8万くらいで月に1万本くらいは販売するのでしょうが、BoseIronFactoryのアイアンやウェッジ、パターは2万円~5万円位で、ボリュームゾーンと言ったらNEW HAYABUSAの3万円台が中心です。

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3万円で月に20本程度の販売、そして皆さんがお考え以上に原価も手間暇もかかっていますから、それだけでは食べていく事もままなりません(苦笑)。
MOIマッチングの工賃と他のメーカーさんの売り上げがBoseIronFactoryの基本ですから、オリジナルのクラブはどちらかと言うとサービスみたいな面もありますから(^^;;

でも、「まぁそれでも良いかなぁ」なんて思っています。

7~8万円のクラブが5年後中古ショップで1本5,000円で販売されるのとは違って、BoseIronFactoryのHAYABUSAが中古ショップで販売されることはほぼ無いでしょうし、5年後も同じ30,000円台で月に20本程度売れてくれれば良いのではないかと(^^

弊社クラブは基本設計に時間と知恵と愛情をこれでもかと言うくらいにかけています。
逆に設計にお金はほとんどかけません(かけられません)。

試打やテストにも(おそらく)大手メーカーさんの何十倍も時間と手間暇をかけています。
トラックマンや試打マシンは持っていませんが、実際に人間がボールを打つことには敵いませんから。

BoseIronFactoryでしか販売していない零式(0番アイアン)を始め、他のヘッドに関しては鍛造メーカーさんが鍛造してくれる限り作り続けるでしょうし、それだけの完成度を持った素晴らしいヘッドであると考えています。

HAYABUSAウェッジもフェースの違いで3種の製品はありますが、フェース面の違い以外は全く同じですし、HAYABUSAのソール形状に関してはおそらくBoseIronFactoryが存在しうる限り変更はしないと思いますしね。



年明け早々に風邪をひいて寝込んでしまいました(鬼の錯乱)。

メールのお返事も出来ておりませんし、WebShopからのご注文も止まっております。

ようやく完全に回復いたしましたので、本日より作業再開いたします。


皆様には多大なるご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございませんが、寝込んでいた分の遅れを取り戻すべく、鋭意(また倒れない範囲で)頑張りますので、何卒ご了承くださいませm(_ _)m

年末年始も通常通り営業いたします。

ただし、通常通りということは(1人でやってますので)居ない時もありますし、メーカー様・卸様の年末年始休暇により在庫のないシャフト・グリップ等では通常以上にお待ち頂く場合もございますのでその旨はご容赦願います。

工房に来られる方は必ず前日までにお電話かメールでアポイントを取っていただいた上でお越しくださいますようお願いいたします。

ライ角調整って皆さんされているでしょうか?

今作業しているクラブですが・・・、どこかでライ角調整をされたようで、5番アイアンで63.5度、9癌アイアンでは66.2度とすごい調整をされてしまったようでして・・・。

2度程度でしたらそのまま曲げられるのですが、3度とか曲げるとなるとそれ相応の事をしないと危険が危ないことにもなりかねないので、注意が必要です。
どんな危険が危ないかというと、曲げてポキっと折れる場合もありますし、ポキっと行かないまでもヒビが入って打ったらポッキリということもあります。

どちらもそうなるのは10%~20%程度の可能性ですが、それだけ危険が危ない時は(当然ですが)やり方を考えなければなりません。

BoseIronFactoryの場合どうするかと言いますと・・・



シャフトを抜きます。

ホーゼル内のクリーニング、シャフト先端部のクリーニングを行います。

治具にヘッドをセットして酸素バーナーでホーゼル部分を熱します。
(ホームセンターで売っているガストーチで炙れば曲がると考えている方もいらっしゃいますが、最大で1500~1600度程度のオモチャではお話になりません)

非接触の温度計でホーゼル部分が600~700度くらいになったのを確認したら、熱がかからないように小細工をしたベンダー(ロフトライ調整器)にセットして曲げます。
この時ロフトライを測るため、先端1.5インチカットしたスチールのテーパーシャフトを挿してホーゼル内にガタがない状態にしないと0.5度位は平気でズレるので注意です。

手で触れる程度まで冷えたらヘッドスペック測定器で計測して曲げは完了。
(ロフトライ調整器の目盛りを信じていると5番アイアンで63.5度とかになるので注意が必要です)
ヘッドスペック測定器
ヘッドスペック測定器


あとは通常通りまっすぐ組み上げればOKです。
※ここも誤解されている部分ですが、右から挿すとか左から挿すとかって通常のヘッドとシャフトでしたらそんな事出来ません。
ホーゼル内径とシャフト外径は(まともな会社のものでしたら)まっすぐにしか刺さらないクリアランスしかありません。
曲げて挿そうとする場合は、ホーゼルを広げてやる事が必要になる場合がほとんどです。


ライ角調整って500円程度でやっているところがほとんどですけども、2度より曲げる場合は上記のような手間をかけないと危険が危ないので注意が必要です。

500円だからといって、簡単な作業だけとは限らないんですよ。というお話でした(^^;;←自分に言っている訳です(笑)

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