ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

2019年11月1日HAYABUSA Ironついに発売!!
マッスルバックアイアンの常識を覆す優しさと美しさで大好評を頂いております。

MOIマッチングを伴わない作業はどんなにお金を積まれたらやりますが、あまり積まれなければ(縦に立たない限り)やりませんのでご了承ください。
MOIマッチングのご依頼・お問い合わせはseabose@me.com
までお願い致します。

BoseIronFactoryの保証書でもあるシャフトラベル。
HAYABUSA Iron等の一部製品からデザインを若干変更しております。


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下が従来のタイプ。
上が新しいタイプです。


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新しいタイプのアップ


実は新しいシャフトラベル、少し特殊なインクを使用していて、高温になるトランク等に入れっぱなしにしたり、強い溶剤をかけたりすると文字が消えます。もちろん雨の中での使用や、通常気をつけるべきことをしている限りは消えませんので、ご安心ください。
そうした使い方は推奨出来ませんしこちらでは確認のしようもないのですが、注意喚起のためにも少し特殊な形で印刷をいたしました。

また、従来のタイプは表面のコーティングをしていたのでシール自体が硬く、剥がれやすいと言う点もありましたが、今回のタイプはコーティングを止めましたので、従来より強い粘着力になっていると思われます。

もちろん文字が消えてもラベルが剥がれても保証自体は致しますが、消えないようにご注意いただけますといい状態で長くご使用いただけると思います(^^)

従来のタイプもまだ残っておりますので、全ての製品でこの新しいタイプになるのはまだ暫くかかるとは思いますが、その点はご了承くださいませm(_ _)m

あるプロの話。

そのプロは以前にMOIマッチングをしたことがあるプロで、その効果も感じているし、実際の結果にも現れている。

んがしかし、今期新しくクラブが支給されてMOIろうと私のところに依頼が来たのですが、実費で数千円かかると言ったらMOIるのを止めた。


結果QTは通らなかったけど、MOIるのを止めたから通らなかったと言うほど私はうぬぼれてはいません。



なんでこんな事を書いているかというと、違うプロが「アマが楽しみでマッスルとかハードスペックを使用するのはいい事です。でもプロは数字を追い求める者、その為にはあらゆる手を尽くす。そこのプロ!本当にそれがベストを尽くしてるんですか?」と言う事を書いていたから。

厳しいことを言うけれども、これはゴルフに限らず工房の仕事でも、普通のサラリーマンでも程度の差はあれ、当てはまることだと思うんです。

職人と言われるような専門技術で食っていくような仕事はまさにその通りで、こちとら「万が一ダメだったら送料まで全て返金した上で自腹切って完璧に元の状態に戻します」とまで言ってんのにやらないってことは本気でやる気あんのかと小一時間問い詰めたい訳です。



最初に上げたプロの場合、嫌味100%ですが、「数千円ものお金を節約出来た上に、QT落ちた言い訳が出来て良かったね!!」と。


正直言わせていただけるならば(って言いますけどね)、どのようなプロ(有名・無名問わず、PGAでもJGTO、その他でも)であっても最初から「無償でお願いします!!」と言うような職人のことを馬鹿にするようなプロはこちらからお断りさせていただきます。
こちらもゴルフクラブのプロフェッショナルであると自負していますので、そう簡単に無償で行うことは致しません。

まぁ、逆にこりゃぁ面白そうだってこっちが思ったら、「コイツぁ面白そうだ、なぁに、金なんぞ要らねぇから俺にやらせてくれ!!」という事もありますけれども(笑)

2番のボディに3番のソールプレート。

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そして可変ホーゼルで2.5番UTを作ります。


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RODDIOならこうしたことも問題なく作る事が出来ます(^^


シャフトはルナ8。


グリップはRODDIO-PerfectProのネイビーのバックライン有りをご希望ですが、RODDIOにもネイビーのバックライン有りは在庫が無いので下巻きテープでバックラインを作ってから挿すというパターンで。


面倒な作業ではありますが、こういうのは嫌いじゃ無い作業ですので(^^)

もちろんこれを応用すれば、グリップ裏挿しでバックラインを作るとか、バックラインをより一層強調するとか、逆にバックライン有るか無いか微妙な感じにするといったことも可能です。

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下巻きテープの種類だけでもかなりの数を用意していますので、
様々なご希望に添えますし。

(ただ、内容によっては別途追加工賃を頂く場合もございますので、ご留意ください)



HAYABUSA Ironも4番相当23度からPW相当46度までの7本をご依頼頂いていますが、夏に試作のHAYABUSA Ironを弟子屈で打って頂きましたら、お戻しになる時に気に入って頂き予約をしてくださいました。


やはり打ってみるとその良さをお感じになる方が多いですね(^^)

適正MOIの算出に於いては体格や体力、スキルと言った部分も多少は絡んできますが、非力な方でも高めのMOI値が適正ということもありますし、強面の強そうな人でも低めのMOI値が適正と言う事もあります。
ですので、適正MOIの算出は多くのノウハウとMOIに対しての知識が必要となり、同じ人のアイアンでもポケットキャビティとマッスルバックでは変えていく事が多いです。
適正MOI値を考えるのは我々プロにお任せ頂くのが一番。


なので、BoseIronFactoryではMOI値のご指定はお受けしておりません(キッパリ)。



さて、前回のブログでもうひとつ書きたかったこと。

今回はそれを書いていくこととしましょう(クラブセッティングにおけるフローのお話の途中でもありますが、忘れたわけではありませんので、もうちょっと待ってくださいね)。



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もうひとつ書きたかったのはこれです(^^

まぁ、当たり前といえば当たり前なのであまり気にしていませんでしたが、接着強度を高める工夫です(^^

BoseIronFactoryで使っている接着剤は定番のセメダインY610というアクリル2液混合式の高い強度をっ持つ接着剤です。
保管時には、接着剤の劣化を防ぐ意味で冷蔵庫に入れて、10度弱の低温で保管しています。
(接着剤類の保管のためだけの冷蔵庫ですが、もったいないのでコーラやコーヒー豆も入っていますけど)

キッチリとメッキ面をザラし、キッチリと脱脂と錆落としをして、Y610をキッチリ同量を混合して接着していきますが、こうしてピンチでシャフトをネックを使うことでよりまっすぐ、且つ動かないように注意しています。

一般的にアクリル系接着剤は硬化に高い温度は必要なくて、常温でOKと言われていますが、冷蔵庫に入れて保管するほうが良い接着剤ですので、40~50度位まで温めてやるとより接着強度は増します(こうした事を接着剤メーカーに聞いて確認するのは私くらいかも)。

真冬の朝方にはマイナス20度~30度にもなる弟子屈では、真夏でもストーブを焚くことがありますが、今の時期はもう日中でもプラスの2~3度ということもあります。
工房内は夜中でも朝方でも不在時でもストーブは消しませんので、常時プラスの15度以上、作業している間は20度にキープにしていますが、常に高い接着強度になるよう、このクラブを置く台は・・・


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ストーブの横に設置してます。

寒冷地用の、しかも40畳程度まで暖かくなる強力なストーブですので、直接風の当たる正面では無く、ストーブの温風が直接当たらないところに設置するのがミソ。

ここに置くことでストーブが稼働している時でも50度いかないくらいの丁度いい温度となり、ピンチで固定されているので、しっかりと接着されます。


こうしたことは何もプロの組み上げをするときだけという訳ではなくて、どのお客様のクラブも全く同じ形で行っています。


BoseIronFactoryのWebShopなどを見ると、「プロ支給品~~~~~~」と言った書き方をしていますが、オリジナルのヘッドだけでなく全ての組み上げに於いてプロと全く同じ(と言うよりプロより手間暇をかけている)形で行っています。


もちろん、お買い上げになられたあとの取扱いや使い方がよろしくないとこの限りではありませんが、こうした見えない努力をしているからこそ、BoseIronFactoryで作業したクラブに関してもし万が一のことがあった場合にはいつでも無償で修理させていただいております。

もちろん、その場合はBoseIronFactoryにちゃんと言ってもらわないと出来ませんので、もし万が一の場合には「BoseIronFactoryはクソ工房だから他の店で修理してもらってブログでBoseIronFactoryの悪口書いてやるぜ」みたいな嫌がらせはしないでくださいね(^^

おかげさまで大好評を頂いているHAYABUSA Iron。

11月1日の発売日から2週間が過ぎましたが、まだまだご予約分の組み上げ作業中です。

継続してふるさと納税返礼品の作業もピークを迎えており、相変わらずバタバタとした日々を過ごさせていただいております。

今日は三木プロの3番相当20度からPW相当46度までの8本のシャフトが届いたので、ファイナルQTに向けて出来るだけ早く三木プロに使ってもらいたいと思い、三木プロの8本と、今朝の5時からグリーンジャケットを聞きながら組み上げたご予約分6本、そして夕方からはご予約分の10本(1番相当14度からPW相当46度までのフルラインアップ)の作業をしましたので、合計24本とふるさと納税返礼品の作業を。

さすがに朝5時からがっつり働いているので本日の作業は終了です(*´ー`*)
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全部HAYABUSA Ironです。壮観です(^^


あ、皆さんに「頑張って働いてるからもうちょっと待ってくださいね」ということをお伝えしたいわけじゃないんです。

2つお伝えしたいことがありましてね・・・。

まず1つめ。

三木プロってまだ30歳になっていない、まだまだ若手のプロです。
正確に言うと28歳で、12月に29歳になります。

若いプロで、しかもトーナメントプロですから、さぞや重くてハードなスペックを使っているんだろうと皆さんお考えになっているのではないかと・・・。
クラブMOIも一般アマチュアの平均的なMOI値から比べると相当高くて振りにくい値になっているんだろうなぁ・・・。

と、お考えになっているのではないでしょうか?


いえいえ、クラブMOI値で言えば三木プロは2610kg-c㎡で昨年1年間で2,000本程度組んだ平均値(2640kg-c㎡位ですね)からするとクラブMOI値は低めですし、使っているアイアンのシャフトはKBS C-TAPERのR+です。
R+って要するにSRですよ、奥さん!!

スイングバランスでいうとドライバーがC7.5、3番アイアンがC8.5で、4番C9.0、5番C9.5、6番D0.0、7番D0.5、8番D1.0、9番D1.3、PWでD1.5と言うバランスになります。
(スイングバランスは今回組んだものでは無く、前に組んだアイアンとドライバーです。だって今回はまだグリップが届いてないんですもの)


シャフト重量帯こそ115gにはなりますが、R+だけあって振動数も思ったほど高くはありませんし、シャフトもグリップも普通の工房が普通に仕入れている物と変わりはありません。

ヘッドに関してはHAYABUSA IronですのでBoseIronFactoryの完全オリジナルですが、三木プロ用に精度の高いものを集めたわけでも無く、「俺のは後でいいから俺のヘッドを三木プロに使ってもらってよ!!」と、快く自分の分を使わせてくれた某S契約アマ(大学教授)の物を流用させていただきましたので、決して特別なものではありません。

むしろ三木プロのクラブを組み上げるのはもうかなりの数をやっているので、要領はよく知っていますから、普通のお客様のクラブを組み上げるより時間もかからないくらい(笑)


MOIも低いけれど、シャフトもそれほど重くもない(DGやMODUS120以上と比べて)。
しかも組み慣れているのでスムーズに組み上げることが出来ます。


まぁ、言いたいのはそういうことではなくて、


若いトーナメントプロでも適正クラブMOIが2610kg-c㎡と平均値よりも低いし、ゴルフ以外特に運動もしていなくて、身体も大きくは無く、且つ還暦を過ぎたベテランアマチュアの適正クラブMOIが2700kg-c㎡と言う事もあります。

本夛プロのように体格もよく、体力もあるプロで2700kg-c㎡ですから、適正MOIはホント人それぞれなのです。



こうした適正MOI値の算出はお客様には難しいことです。
我々プロのMOIマッチングクラフトマンにお任せ頂いて、お客様におかれましては我々プロを信頼していただいてお任せ頂ければと思います。

続く(と思う)




HAYABUSAちゃんねる、ちゃんと毎週金曜日に更新してますよぉ~( ´ ▽ ` )ノ


今回はBoseIronFactoryのご紹介!!←遅いわ!!

と言っても、外側だけで工房の中のご紹介はまだしてません(笑)

5年の歳月をかけて懸命に作った試打スペースですが、その割には・・・・と言うのはなしでお願いします(^^)v



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三木プロにサポートするHAYABUSA Ironのシャフトが届きました(^^

ファイナルQTが12月5日から、ファイナル指定練習日が12月3日4日ということで、グリップはまだ届きませんが組み上げ開始です(^^

プロのHAYABUSA Ironだからといって特別なことはしません。

ヘッド自体のS契約アマ(いわゆるBoseIronFactoryフリークである普通のお客様)が、ご自身の分は後でいいから三木プロのを先に組んで欲しいと言うことでしたのでS契約アマのヘッドを使わせていただきますし。


唯一他のお客様たちと違うのは、ファイナルQTが近いので先に組み上げると言う位。

もちろん他のお客様の組み上げが遅くならないよう、その分は残業をしてやります!!






今年の3rdQTもゴールデンバレーの1試合を残すのみとなりました。

ゴールデンバレーには私がMOIった選手は出場しないので、MOIったプロの結果は出揃ったと言うことになります。


私がMOIったプロでQTに出ているプロは三木プロともう1人(名前出していいか聞いてないので出しません)で、2人共ファイナル進出と言う形になります。



私がMOIった2人共ファイナル出場を果たしたのは嬉しいのですが、残念というかやるせない気持ちになる事がありました。
それは、MOIるということで、問診票まで出してもらった某プロが3rdQTで敗退してしまったこと。

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このプロは結局クラブを送って頂けなかったので、MOIってはいないのですが、このプロのクラブもMOIらせてもらっていたならば、”もしかしたら"結果が変わっていたかもしれないと思うとやはりやるせない気持ちになります。

もちろんMOIっていれば通過したとも断言は出来ないので、なんともですが、私がMOIった2人共通過しているので、やっぱりやるせない気持ちになるのです・・・。


ともあれ、三木プロともう1人のプロには是非頑張ってもらいたいと思っています。

三木プロはHAYABUSA Ironのサポートも決まっているので、より一層期待が膨らみますしね(^^

4つのフローが大切だというお話をして、少し時間があ来ましたが前回は飛距離のフローのお話をさせていただきました。

今回は前回の続きに関してお話していきますね。


BoseIronFactoryでは飛距離のフローを考えていくにあたっては、基本的にアイアンを中心に考えていく事をお勧めしています。

アイアンが決まればその下のウェッジはロフトである程度飛距離は考えられますし、上の番手のUTやFWのもどのくらいのロフトと長さでどのくらいの飛距離となるか、ある程度は予測できます。

ドライバーに関してはドライバーだけダントツに飛んでも構いませんが、無風でフラットなコースの場合とそれ以外(アゲンストで打ち上げとかその逆とか)のおおよその平均飛距離を把握しておくだけでアベレージ100の人が95くらいにはなりますので、しっかりと把握しておきましょう。

もちろん全番手の飛距離とその球筋を把握しておく事もスコアを縮める上で大切だと考えます。

全番手の飛距離と球筋を把握出来ていれば、アベレージ100の人が90になるのは簡単になれますから(^^


この飛距離と球筋の把握をするには、練習場で実際に打ってみたり計測器を使って測ってみて、エクセルなどでグラフにするのが分かりやすいです。


飛距離のフロー

私の場合の飛距離のフローはこんな感じで、15本分の飛距離を把握しています。

3wがドライバー代わりで、コースや風によって4wから3番アイアン(20度)までを抜いたりUTに変えたりしてラウンドします。

特に4wと0番は飛距離が変わりませんから、その2本が入っていることはほとんどありません。

根室GCなどのリンクスで風が強い時はスプーンも抜いて、0番を入れて0番でティーショットもします(フルでアイアンの時もたまにあります)。

まぁ、私のクラブセッティングはあまり参考にはなりませんが、飛距離のフローはこうした感じでやっていますと言うことで(^^;;



東京=弟子屈


ここ弟子屈が東京の位置で、名古屋が札幌の位置になります。

新千歳空港は名古屋の下ですね。

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