ゴルフ北の国から〜MOIマッチング編〜

ゴルフトゥデイの連載「ゴルフ〜北の国から〜」と連動し、クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからをお届けします。

クラブMOIマッチングのことならクラブMOIマッチング専門の当Factoryへ!!

BoseIronFactoryはクラブMOIマッチングを通じて全てのゴルファーにゴルフの楽しさを再認識していただけるよう、クラブMOIマッチングを専門に行なっております。

MOIマッチングのご依頼・お問い合わせはseabose@me.com
までお願い致します。

クラブMOI VS スイングバランスの検証。


まずはクラブMOIとバランスのスペック比較です。

スイングバランススペック

吊るしの中古クラブのグリップを交換しただけですので、バランスの違いはありますがD1.3~D1.7でまとまっています。
純正グリップだともう少し軽いという記憶がありますので、ほぼほぼD2.0合わせだったかと思われます。

では次にクラブMOIマッチングのセットをビフォーアフターをば。

クラブMOIスペック

ほぼほぼ8番合わせの2630kg-c㎡で合わせています。
元の5番アイアンだけバランスもD0.4、MOIも2623.7kg-c㎡と低くなっていますが、バラしてみても通常の組み方でしたので、原因はよく分かりません。

ヘッドの重量精度、シャフト重量公差も結構あったので、バランス=スイングウエイトがMCIBlackのように0.5ずつフローしていませんが、古めのセットですからこの点は仕方がないところです。

注目すべきは振動数でしょうか。
クラブMOIマッチングした後には、かなり綺麗に振動数がそろっています。
他のクラブでもクラブMOIマッチングで振動数がそろってくることが多いのですが、やはりクラブMOIマッチングのほうが本来あるべき姿なのではないかとこうした点からも考えられます。


 

ゴルファーのほとんどは真面目な方で責任感が強いのだとおMOIます。

そのせいか、5番アイアンでスライス、9番アイアンやPWでヒッカケ、7番アイアンで真っ直ぐ行くと言うことを皆さんご自身のスイングが悪いからだとおっしゃいます。

ですが、よく考えていただきたいのは、5番アイアンも7番アイアンも9番やPWも構造としてはほとんど違いが無いということです。

ロフトが立っているからスライスするとか、ロフトが寝ているからヒッカケるということは”構造上”ありえませんし、”理論上”もあり得ません。

同じく1インチ長いからスライスするとかも、1インチ短いからヒッカケると言うこともあり得ません。

明確に、間違いなく違うのはクラブMOIが違うと言うことだけなんです。




7番アイアンが真っ直ぐいって、相応の飛距離が出るのであれば、仮にそのスイングがどんな個性的なスイングであっても、結果としては間違ったスイングであるとは言えませんし、むしろ正しいスイングであると考えます。
大切なのはインパクトの瞬間にどのようにボールにコンタクトするのかと言う一点に尽きるのですから。

そう考えていった場合に、5番アイアンでスライスして9番アイアンでヒッカケるのであれば、それは間違いなくクラブのせいでスイングのせいではありませんよね?


ですのでBoseIronFactoryではスイング論はしないんです(^^;;

スイング論が出来るほどゴルフのスキルが無いこともありますが、御客様のせいにはせず、自分のクラフト・適正MOI値の見定め方が悪いからという部分が強いです。


楽なんですけどね・・・。
「御客様のスイングが悪いからなんですよ」って言うのは・・・。
それで御客様もご納得されますし。



でも、ちょっと考えてみてください。

テレビが映らないからと言って、自分のテレビの見方が悪いからだという方がいるでしょうか?

水道が出ないからといって、蛇口のひねり方がいけないからという人がいるでしょうか?

ゴルフはスポーツですから、結果は自分の責任です。
ですが、ゴルフクラブはあくまでも道具。

料理人が使う包丁やコンロと一緒だと考えています。
いくら包丁が切れても、火力の強いコンロであっても、料理の味は料理人次第です。
でも、コンロの火がつかなかくても「コンロのスイッチのひねり方が悪いから自分がいけない」と言う料理人は聞いたことがありませんよね?

最善の結果を出すための道具であるからこそ道具のせいに出来ないまでの調整をするのが私達の仕事です。

そしてその調整を物理的に可能にする唯一の手段がクラブMOIマッチングであると言うわけです。



(熱く語ってしまいましたが、他の工房さんやクラブメーカーを批判するものでは無く、クラブMOIと言う考え方、調整方法に気付いて欲しいと言うことですので、何卒ご了承くださいますよう・・・) 

東京出張の最大の目的。
それはタイトルにもある通り、クラブMOIとスイングバランスの検証を行うことでした。

ゴルフダイジェストなどでもお馴染みの”サンシャイン(蝶ネクタイ)”今野一哉プロのご協力を得て、五反田ゴルフ倶楽部をお借りして検証を行いました。

検証には公正を期すため、同じツアーステージX-Bladeを使用し、試打する方にはどちらがMOIマッチング済みのセットか分からない方法にて行いました。




検証用のアイアンセットは以下の通り。

使用クラブ:ツアーステージX-Blade 3-PW(8本) 7番と8番の中間であるMOI値2625kg-cm2でMOIマッチングしたセットとグリップ交換したのみのセットの2セットを使用。

使用番手:3番・7番・PWの3本を使用 

シャフト:DG-S200

グリップ:ツアーベルベットラバー60R



検証方法は以下の通り。

試打者:ヘヴィメタさん(一般アマチュア)、酒井プロ、今田元研修生、今野一哉プロ

試打方法:クラブMOIマッチングされたクラブとスイングバランスのクラブの3番・7番・PWを各5球ずつ打ってもらう。

計測データ項目:飛距離、キャリー、打ち出し角度、ボールスピード、左右距離幅、方向角度、サイドスピン、バックスピン、フェース入射角度、ヘッドスピードの計10項目


注:プロ・元研修生によるシャンクなどの明確なミスショットはカウントから除外します。飛距離・方向性とも通常のショットと明らかに違い、平均値や編純偏差が大きく変わってくるため。


公正を期すため、どちらがクラブMOI済みのアイアンかは伏せています。
この検証の模様はFacebookでライブ配信し、現在は今野一哉プロのFacebookアカウント及びファルコンまつばらのFacebookアカウントにて誰でも見られる形にしていますので、気になる方はFacebookから御覧ください。



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酒井プロ


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データでの抽出が出来ないため、全てスクリーンショットからの手入力です(^^;;
サラリーマン時代は経営企画や経理部だったので手入力は慣れたものでしたが、さすがに現役から離れて随分と経つので思いの外時間がかかりました(笑)



この検証はこのブログに書いた後、JCMOのWebSiteでもまとめます。
長くなるとおMOIますが、非常に興味深い検証になっていますので、何卒お付き合いくださいますよう・・・。


 

WebShopからのお問い合わせ、メールでのお問い合わせに関しまして、お返事が遅れておりまして申し訳ございません。

3月21日以降に頂いたメールに関しては東京出張のため、お返事が遅れております。

出来る限り早めにお返事をして追いつくように致しますが、もうしばしお待ちくださるようお願い致しますm(_ _)m 

「ロングアイアンが打てない」というおMOI込み、多くの方にあるとおMOIます。

そのおMOI込みはある面合っていますが、ある面では全くの嘘。


まぁ、ゴルフ界でもエラい(?)人たちがそう言っているので信じるのも仕方のないことですが・・・。
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岩崎くんMOI



3番アイアンが2695kg-cm2で、9番アイアンが2622kg-cm2。
その差は73kg-cm2。

同じアイアンで73もの差があると言うこと、7番アイアンが得意クラブとしてもその差は50強。

すなわちそれだけ振りにくく出来ていると言うことになります。



物理的にそれだけ違うということは、50kg-cm2強のチカラをスムーズに出力することが出来ない場合、振り遅れてフェースは開いて入り、ロフトが立って入ることとなります。



よく「ロングアイアンは構造上難しく作られていて右に行って球も上がらない」ということを言う人がいますが、構造的には7番アイアンも3番アイアンも違いはありません。

「ロングアイアンは理論上右に行く」というのも間違いで、理論=ロジックと言うのは一定の事象を合理的に説明することであって、合理的な説明がなされない以上は理論ではありません。

ロングアイアンが右に行く事象を合理的に説明するには、クラブMOIの概念がなければ説明は不可能ですから、スイングバランスではなく、クラブMOIこそが理論と言えるでしょう。


話が飛んでしまったついでにシャフトスパインも45度、90度や180度270度で挿すといったことが言われている以上は合理的な説明とはいえませんから、理論ではありません。


理論的とか構造上とか言う言葉はよく分かっていない人にとってはとてつもなく便利な言葉ではありますが、本当の理論とは何か?とか本来の構造とはどのような意味なのかと言ったことを合理的に説明することが出来ない=検証することが出来ない以上は”あるある”程度にとどめておくべきだとおMOIます。



クラブMOI理論によって開発された0番アイアン、零式や零式キャビティJCM-03などはロフトが12度。
でもクラブMOI値をオーナー個々に合わせていくことで、60代後半のお孫さんがいらっしゃる方にもスプーン並みの飛距離で打ちこなして頂いています。

あるあるネタの「ロングアイアンは打てない」と言うことを信じていると、おそらく打ってみようとも思わないでしょう。 
その証拠にこうした0番アイアンを2種もラインアップしているところは世界でJCMOだけです。



BoseIronFactoryは世界で一番ロングアイアンにこだわり、ロングアイアンを一人でも多くの方に楽しんでいただくために日々頑張っています(^^



もちろんロングアイアンだけではなく、HAYABUSAウェッジやJCMシリーズのようにアイアンにはこだわりを持っていますが(^^



あと少し(^。^)


でも着いてから着くまでが長いのです(^^;;

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