ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

HAYABUSA Ironついに発売!!
マッスルバックアイアンの常識を覆す優しさと美しさで大好評を頂いております。

MOIマッチングを伴わない作業はどんなにお金を積まれたらやりますが、あまり積まれなければ(縦に立たない限り)やりませんのでご了承ください。
MOIマッチングのご依頼・お問い合わせはseabose@me.com
までお願い致します。

全国53,742,416人のファルコンファンの皆さん!!←そんなにいるはずがない(爆)

安心してください!!

履いてませんが、載ります!!←既に古いし履いてるし。


ということで、11月5日は本屋さんorコンビニ(セブンイレブンが吉)へゴルフトゥデイを買いにGOです!!


と、編集I君から連絡ありました(^^)v



ということで、特別サービスで、一次MOI調整用のファルコン特製カウンターバランスを御覧いただきましょう(^^


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業務上の秘密を特別に暴露・・・。
 
 こいつは4g~12gくらいまでの重量で、都度都度作るのですが、その重さはオーナーの症状によって変得ていきます。

私自身、見えないところの見栄え(←日本語的におかしい)を気にするのと、クラブMOI的にはあまり変わらないのですがやっぱり重量は揃えたいので、バット側を削って調整しています(^^


最近はよろしくない加減にMOIだけ合わせたなんちゃってMOIが散見されますが、こうして腕や身体のMOI(一次MOI)までキチンと考えてMOIマッチングするのはクラブMOIマッチングマッチング専門店だからこそと言えるとおMOIます。

まぁ、こうしてふざけた文鳥、ちゃうちゃう、文調で書いてますけど、クラブMOIマッチングに関してはエラく真面目ですので、ご安心くださいませ(^^;;←実は恥ずかしがり屋だからおどけてごまかすファルコンなのでした(^^;; 


本日のおまけ:風邪で寝込んでいたので、体内時計が完全逆転してしまい、夜に寝ていないので朝焼け画像。

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クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。
現在約1ヶ月待ちの状況ですが、随時作業は行っておりますので、納期等はお問い合わせください。 

むー。

二転三転四転五転して腸捻転を起こしそうですが、来月11月5日売り号の「ゴルフ〜北の国から〜」は載るかもしれませぬ。

今担当のI編集から載せる方向でと連絡がありましたのね♪( ´▽`)


まだ会長の体調が快調ではないのですが、本当に載るならすぐ治りそうです(^^;;←現金なやっちゃ(笑)

ばくおん!!(だと頭が更に痛くなるので、ごくごく普通の音量で)で音楽を聴きながら、風邪で寝込んでいるファルコンです。

さて、皆様方におかれましても非常に残念なお知らせが・・・(泣)

11月5日売り号のゴルフトゥデイ「ゴルフ~北の国から~」は休載になると、つい今しがた担当編集さんから連絡が・・・(号泣)


いや、けっして、まじで、原稿を落とした訳ではござりませぬ!!

原稿はもちろん一生懸命書き上げて締め切りギリギリですけれど提出してあるんです!!


でもね、1ページのファルコンの「ゴルフ~北の国から~」を載せるためにはあと3ページのカラーページを作らねばならないですし、既に25週年でページ数も大幅に増えておりこれ以上増やすわけにもいきませんしね・・・。


いわゆるひとつの大人の事情ってやつで2ヶ月連続の休載になってしまうものでありますm(_ _)m 


本当に楽しみにしてくれている皆様方には申し訳ないのですが「ゴルフ~北の国から~」は休載でも、ゴルフトゥデイはちゃんと買ってくださいね(^^;;


この所HKDは急に冷え込みまして・・・

バカは風邪ひかないとの言葉通り、普段風邪などひかないファルコンですが、昨日の夕方からバカでも風邪と同じような症状がでる新種のウイルスに感染したようでして・・・。




申しわけありませんが、MOIマッチングの作業、遅れそうです。つか遅れております・・・m(_ _)m


回復し次第がっつり作業させていただきますので、申しわけありませんが、しばしお待ちくださるようお願い申し上げる次第でございますm(_ _)m
 

そうなのです。
最近MOIマッチングついで?のウェッジの研磨依頼が増えているんです(^^

MOIマッチングの再調整(ウェッジをアイアンに合わせる)作業と共に、ウェッジのソール研磨のご依頼を頂いた方からの感想です(^^



~~~~~~~~~~ここから~~~~~~~~~~~ 
ファルコンまつばらさま
 
ウェッジの再調整と研磨ありがとうございました。


一昨日の日曜日にコースで使い倒してきました。
ラウンド前に一度練習した時から感じていたのですが私にはアイアンとmoiを合わせていただくのがあっているようです。前回より更にDR〜Wまで同じように振れます。スイングのスピードまで合ってきたような感じがするんです。もっと練習した時にどこまで自分がいけるのか未来の自分がとても楽しみになる、そんな事を感じさせてくれるクラブです。
Wも別物のように抜けが良くなりました、開いて良し閉じて良し。ゆっくり振っても速く振っても同じようなスイングになってる気がします。
お願いして本当に良かったとおmoiます。
改造Wでこんなに良いのなら、一から造っている弟子屈ウェッジはどんなに素晴らしいのかと。
こんな素晴らしいクラブを造っているファルコンさんは私にとって唯一無二のクラブメーカーです。
またじきにチューニングかクラブの作成をお願いすると思いますがよろしくお願いします。

追伸
零式キャビティの銅下メッキDR用シャフト仕様はお願い出来るのでしょうか。私でも使いこなせますでしょうか。


~~~~~~~~~~~~ここまで~~~~~~~~~~~~ 

そうなんですよ~。
BoseIronFactoryはMOIマッチング専業の工房でもありますが、その名が示すとおりFactory(工場=こうば)でもあるので、メーカーでもあるのです(^^

究極の練習用ロングアイアン「DoMアイアン」を皮切りに、究極の1番アイアンや本物の0番アイアン「零式」、ZESTAIM Fi-0CB LimitedForgedやJCM3部作等々、今まではオリジナルのアイアンが多かったのですが、弟子屈に来てからと言うもの、クラブの開発に最適な環境(=あらゆるライ、あらゆる長さ、そして様々な気候条件の芝の上から、いつでも好きなだけ試打できる環境)に調子ぶっこいてしまいましたから、とんでもなくすんばらすぃウェッジ、HAYABUSAまで作ってしまいました。


なので発売の暁には皆さん是非買ってね!!←図々しい(笑)


HAYABUSA-LOGO A-1


ちなみに、今までMOIマッチングをJCMO認定のお店でやった方は、アイアンとウェッジのMOIとモデル名を教えて頂ければ、 ファルコンのほうでHAYABUSAウェッジの適正なMOIにしてお渡しする予定なりです。
HAYABUSAウェッジがMOI的なものの中で初めてでしたら、一般的なウェッジよりも少し高めのMOIにて組み上げます(そのほうがショートアイアンやウェッジのMOIが低すぎるという一般的な傾向から適正MOIにより近づくので・・・)。もちろんその後MOIマッチングをご依頼頂けるのであればHAYABUSAウェッジに関しては再調整ということになりますから工賃無償でMOIマッチングをさせていただきますのでご安心くださいね(^^


そして最後に追伸の部分のご回答です。

追伸
零式キャビティの銅下メッキDR用シャフト仕様はお願い出来るのでしょうか。私でも使いこなせますでしょうか。

はい( ´ ▽ ` )ノ
もちのろんで出来ますし、もちのろんで使いこなせるとおMOIますよ(^^)v
シャフトによっては零式よりも高くなってしまう可能性もありますので、どのシャフトにするかはご相談ですが、「出来ないこと以外はやる!!」というのが従業員1人の世界最小のクラブメーカーとしてのコンセプトです(^^

そして、「どんなクラブであっても私自身が使いこなせないクラブは作らない!!」というのもあります。
ファルコン自身が本当のボトムアマチュアですから、私が使いこなすことが出来れば、どなたでも使えます。ですので、その点もご安心くださいね(^^)v 

RODDIO 385
RODDIO 333
RODDIOMID Driver


RODDIOからFWのコンセプトを継承したミッドサイズのドライバーが発売されるようです。
既にR&Aの適合通知を受けて、某女子プロが使用し、いい位置につけています。

サイズはR&Aの公認リストのネーミングと同じく333ccと385ccの2種になると思われます。

ソールプレートの感じを見るとスプーンと同じソールプレートのようですね(^^


RODDIOのことですからこれから更に煮詰めて行くでしょうから、2017年春~夏ごろの発売かな?と踏んでいますが、発売されたらすぐに333を私のバッグの中に入れることだけは確定です(^^






来月にRODDIOの方がBoseIronFactoryまでいらっしゃいますので、そのときにはもっと詳細な情報をお届けしましょう(^^

まぁ、それまでに他の工房さんから情報がどんどん出ていくと思いますが、RODDIOのことならBoseIronFactoryにお任せください~!!





その後の情報(2017年8月10日現在)によりますと、成田プロも使っている385がまず2018年3月位に先行発売されるようです。
2018年3月には専用のドライバー用シャフトも1~2種類発売されると思われますし、更には385ccで違うタイプのヘッドも視野に入れている様子です。

実際に打ってみたところでは、どちらもすぐにでも発売していい素晴らしすぎる出来栄えです。
今後少しづつ明らかにしていこうと思いますので、RODDIOファンの方々は、ぜひご注目ください!!






クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。
現在約1ヶ月待ちの状況ですが、随時作業は行っておりますので、納期等はお問い合わせください。 





 

本夛プロによるテストの様子です。

上の動画は弟子屈カントリーのアプローチ練習場での様子で、下の動画は根室ゴルフクラブでの鬼のようなラフからのアプローチショット。

本夛プロのどんなライからでも打ってしまう技術が凄いのはもちろんですが、ボトムアマチュアの私も同じようなライから打って同じようなアプローチが出来るHAYABUSAも凄い!!


実際、本夛プロもそのヌケの良さにビックリして感動すら覚えていましたから(^^)v



やっぱりヌケの良さやチャックりしないというのも物理的な視点から見ると変わってくるのです(^^




クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。
現在4月1日以降の作業ご予約日程が空いております。本格的なゴルフシーズンになる前に是非ご依頼ください。

10月5日売りのゴルフトゥデイはページ数の都合で「ゴルフ〜北の国から〜」は休載でしたが、11月5日売りのゴルフトゥデイでは「ゴルフ〜北の国から〜」はがっつり載ります!!

んがしかし、締め切りギリギリなのにまだなぁ~んも内容が決まっていないのです。

まぁ、本夛プロとのHAYABUSAウェッジ最終テストやら、本夛プロに手伝ってもらってのD型倉庫の工房化作戦も順調!?に進んでいますから、そりゃもう書きたいことは山積みなのであまり心配はしていないのですが・・・(^^)v


ともあれ!!

11月5日は皆さん本屋さんへGOっす!! 

開発の最終段階である新ウェッジ。
ネーミングで長らく悩んでいましたが、「HAYABUSA」と言う名前に決めました。

隼は英語でFalconという意味もありますが、猛禽類の隼は狩りをする時に猛スピードで急降下し鋭角的に獲物を捉え、急上昇してその獲物を運んでいきます。

このウェッジは鋭角に入れても突き刺さることがほぼ無いウェッジです。
オートマチックと言われているウェッジは多くありますが、このウェッジを使うとそうしたウェッジが重いクラッチの古いマニュアル車に思えてくるほどです。

だからこそ、この新ウェッジに「HAYABUSA」はふさわしいネーミングではないかと思うんです(^^

 

HAYABUSA-LOGO A-1
 


肝心の発売時期と価格ですが、実はこれも悩んでいます・・・。

早い段階で発売をしたいのは山々なのですが、MOIマッチングでも多くのオーナーにお待ちいただいている状況ですので、私個人がひとつづつ研磨していたのでは早くても3ヶ月、遅いと半年はお待ち頂くこととなります。
また、それだけの時間をかけて作るとなると価格もウェッジとしてはとんでもなく高価なものになってしまいます。

マスター型の研磨だけ私が行って、販売用の研磨は研磨のプロである外注に出すという方法が一番良いのですが、このウェッジを正確に、忠実に研磨出来るプロは私の知る限り世界に1人・・・。共栄ゴルフ工業の岡村 勲工場長だけです。

共栄ゴルフ工業の工場長ですから、他にも岡村さんの研磨を待っている会社はたくさんあります。

BoseIronFactoryでもいくつかのモデルは岡村さんにお願いしていますが、日本一と私が惚れ込む研磨職人ですから、正直かなり待たなくてはなりませんし、実際にどのくらい待つのかは岡村さんの仕事の入り具合にもよると思われます。


でも、ウェッジ1本で10万とかは現実的では無いですし・・・。(←私も生活があるので、月産1~2本の生産ではそのくらいにならざるを得ません)



せめて3~4万円の範囲に収めるためにも、岡村さんにお願いするしか無いと思うのですが、最初は製造本数を限定してどのくらいで出来るか相談してみますね(^^;;




 

ゴルフ業界の方でもなかなかアイアン、ウェッジやパターの製作過程を知る機会は無いとおMOIます。

ましてや一般ゴルファーであればなおさら。


ですので、BoseIronFactoryでの製作過程を公開してしまいましょう(^^)v


まず、1から鍛造型から作るのは非常にリスクが高いんです。
鍛造型1つで100万円以上はしますから、弊社では鍛造メーカーさんの協力を得て鍛造型で打った粗鍛造のヘッドを何種類も入手します。

アイアンだったらマッスルバック、ハーフキャビティ、キャビティと言った大まかな形の希望を伝え、その中からより希望に近い型の粗鍛造を。

ウェッジでしたらグースの度合いやソールの大まかな形に合う粗鍛造を数種類。


粗鍛造はその名の通り粗い鍛造ですからウェッジで380g~390g程度の超ヘヴィ級です。

入手した粗鍛造の中から気に入った型を選んだら、ホーゼル穴とスコアラインだけ入れてもらいます。

ホーゼル穴はど真ん中に真っ直ぐ開けるのは難しいですし、専用のミーリング機は鍛造型よりも高価で技術や経験が必要です。
スコアラインはいくら研磨技術があってもスコアライン入れは専用のプレス機やミーリング機が必要ですからこれも難しい。


ですので「これだ!!」と思う型の粗鍛造にホーゼル穴とスコアラインを入れてもらい、そこから設計意図に沿った削りを入れていく訳です。


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粗鍛造ですから、こんなバリがあります(^^;;


2016-10-14-17-37-00
当然ノーメッキでリーディングエッジも指が切れそうなくらいに尖っています(^^;;


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懐もトップラインも粗いです(^^;;


2016-10-14-17-38-23
スコアライン入れとホーゼル穴あけでだいぶ軽くなっていますが、
それでもAWで379gもあります。



ここから設計意図の通り研磨していきますが、BoseIronFactoryのウェッジの場合は殆どの場合銅下メッキを施しますから、銅の分も考えて研磨していかなければなりません。

そうなるとおおよそ80g程度は削らなくてはならないので結構研磨しろは多いんですね(^^;;


ですので、様々な点に気をつけつつ慎重に削っていきます。

何しろ削り過ぎたらその粗鍛造は即廃棄ですし、何よりも丹精込めて時間をかけて研磨していったものが無駄になりますから(^^;;


おおよその研磨が終わると、実際のゴルフ場でテストです。


おおよその研磨。と言うのはある程度削りしろを残しておかないとテストで問題になった部分の修正が出来ないということが一番。
設計重量以下になってしまうと、また粗鍛造からの研磨になりますので、最初は設計重量よりも6~8g重くしておき、テストの結果を見つつ、何度も少しづつ削っていきます。

テストはBoseIronFactoryのテストフィールド、弟子屈カントリー、釧路ゴルフクラブ、釧路風林カントリー、根室ゴルフクラブ等の芝質の少しづつ違ったフィールド、芝の長さが違うフィールド、違った天候・気温で繰り返し行います。


ブログやFacebookに書いたものはほんの一部で、実際にはその5~10倍はそれぞれのゴルフコースに出向いてテストさせていただいています。

テストだけでファルコンがゴルフ肘になるくらい。と言ったらお分かりになって頂けるかな(^^;;


そうしてフィールドテストをして最終的にNGとなったヘッドのひとつがこちらです(^^;;

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写真では分かりにくいですが、ある1点の研磨をやりすぎてイマイチなものになってしまいました(>_<)
まぁ、それでも市販されているウェッジの多くを超えるものになりましたが・・・(笑)

ちなみに(私の場合)大まかな削りは革手袋をはめて行いますが、大まかな削りが終わった後の研磨は素手で行います。
研磨時には火花が飛び散り、鍛造もかなり熱くなりますが、手袋をはめていると研磨しているときの感触が伝わりづらいですし、表面を指で撫でてどの程度の感触が残っているかによって研磨機に押し付ける強さを変えたりするから。
正直非常に危険ですし(そりゃあ鉄を削る道具に素手で触れてしまう危険もありますからね)、手だけでなく身体中が鉄粉だらけになりますが、当面はこの形を変えずにやっていきます(^^;;

価格を抑えるためにも研磨のマスターを作って、市販品の研磨を外注に出すということも考えの中にはありますが、少なくともプロトタイプ(試作品)は自分自身にも完璧な状態に持っていきたいので。




さて、長くなったので引っ張りましょう(笑)


次回をお楽しみに!!( ´ ▽ ` )ノ






クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。

現在約1ヶ月待ちの状況ですが、随時作業は行っておりますので、納期等はお問い合わせください。

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