クラブMOIマッチングは慣性モーメントという、物理の基本原則に基づいた理論です。
ゴルフにおいて良い球を放つ最大のポイントはボールコンタクトの瞬間に良い形でヘッドとボールがコンタクトすることです。
良い形でボールコンタクトすれば、ヘッドとボールの衝突エネルギーな最大化し、ボールは最良の効率で衝突エネルギーを飛ぶためのエネルギーに変換出来ます。
そう考えると、ゴルフは単純なエネルギー変換を行うスポーツとも言え、古典物理学の基礎の基礎ということとなりますね(^^;;←法学部法律学科法職課程出身のファルコンでも分かる物理です(笑)
巷には様々なスイング論がありますが、極論すればボールコンタクトの瞬間にいい形で当てるためのものと言えるのかもしれません。
いい形で当たるというのは、
上図で言うとBの2の位置で当てることです。
(アイアンなどでダウンブローに当てたいのであれば、Bの1.5あたりでボールコンタクトを迎えるという事になります。)
このほんの一瞬をいい状態で迎えるために私達はたくさんの練習をし、いろいろと考え、試行錯誤をしていくわけですが、こうした状態を迎えるためには物理的なことを考えに入れると効率は良くなります。
その物理的な考え方の一番重要な部分がクラブMOIですね(^^
「スイングバランスで作られたクラブの場合、長くなるに従ってクラブMOIは高くなる傾向がある」ということを頭に入れておけば・・・。
ロングアイアン=クラブMOI高い=振るのにより一層のチカラが必要
ということが分かります。
振るのにより一層のチカラが出せない=振り遅れる=上図C-1の位置でボールコンタクトを迎える=球は上がらず右に出てスライスする。
ということとなります。
(ショートアイアンの場合は全部逆になります)
ボールを置く位置に関しても物理的に考えると・・・。
ロングアイアンやドライバー=クラブMOIが高く、振り遅れがち=そのままではボールは上がらず右に行く=ボールを左足方向へ置くことで振り遅れを回避する。
ということがわかりますし、逆にショートアイアンになると、
ショートアイアンやウェッジ=クラブMOIは低く、振り過ぎになりがち=そのままでは球は上がるがヒッカケが多発=ボールを右に置くことで振りすぎになる前にボールコンタクトを迎えるようにする。
ということになります。
まぁ、これらのことをイチイチ覚えていて、その都度対応するのがゴルフの醍醐味!!
という方はMOIマッチングやる必要はありませんが、これだけ見てもMOIマッチングがゴルフをシンプルにするのは明確な事実です(^^
そんなクラブMOIを中心とした物理的な考え方はMOIマッチングするだけでなく、クラブを設計する上でも非常に重要です。
例えば、現在開発中のウェッジひとつを取ってみてもチャックリしないためにはどのような物理的な事象が必要かと考えることになります。
チャックリしないウェッジを考えるにあたっては、「どうやった時にチャックリするのか」をまず考えます。
「どうやった時にチャックリするのか」(=チャックリの定義)が分かれば、多くの場合それを解決するための緒(いとぐち)=仮説が見えてきます。
また、「ヌケが良い」というのはどんなウェッジであっても効果的な宣伝文句ですが、「ヌケが良い」ということはどういった事象のことを言うのか=定義は決まっているようで決まっていません(^^;;
もちろんこちらとしても「抜けが良い」ウェッジを作りたいので、まずは「ヌケが良い」ということはどういうことなのかからスタートしています。
そうすれば物理的な解決の緒が見つかりますし、 その緒=仮説を弟子屈カントリーなどの実際の芝の上で実際に球を打って実証していくんです。
そうした行程を何度も何度も行っていくことで、BoseIronFactoryのクラブやMOIマッチングは創られているんですから(^^
ほとんどのクラブの場合、定義を決めずイメージのみで仮説を立ててしまいます。
そうした方は間違いなく、「ゴルフはゴルファーがするもの。だからスペックよりもフィーリングが大切。」と言った言い訳をします。
もちろんフィーリングも大切です。
だからこそ、こうした美しいクラブを作れるんです(^^)v
ゴルフにおいて良い球を放つ最大のポイントはボールコンタクトの瞬間に良い形でヘッドとボールがコンタクトすることです。
良い形でボールコンタクトすれば、ヘッドとボールの衝突エネルギーな最大化し、ボールは最良の効率で衝突エネルギーを飛ぶためのエネルギーに変換出来ます。
そう考えると、ゴルフは単純なエネルギー変換を行うスポーツとも言え、古典物理学の基礎の基礎ということとなりますね(^^;;←法学部法律学科法職課程出身のファルコンでも分かる物理です(笑)
巷には様々なスイング論がありますが、極論すればボールコンタクトの瞬間にいい形で当てるためのものと言えるのかもしれません。
いい形で当たるというのは、
上図で言うとBの2の位置で当てることです。
(アイアンなどでダウンブローに当てたいのであれば、Bの1.5あたりでボールコンタクトを迎えるという事になります。)
このほんの一瞬をいい状態で迎えるために私達はたくさんの練習をし、いろいろと考え、試行錯誤をしていくわけですが、こうした状態を迎えるためには物理的なことを考えに入れると効率は良くなります。
その物理的な考え方の一番重要な部分がクラブMOIですね(^^
「スイングバランスで作られたクラブの場合、長くなるに従ってクラブMOIは高くなる傾向がある」ということを頭に入れておけば・・・。
ロングアイアン=クラブMOI高い=振るのにより一層のチカラが必要
ということが分かります。
振るのにより一層のチカラが出せない=振り遅れる=上図C-1の位置でボールコンタクトを迎える=球は上がらず右に出てスライスする。
ということとなります。
(ショートアイアンの場合は全部逆になります)
ボールを置く位置に関しても物理的に考えると・・・。
ロングアイアンやドライバー=クラブMOIが高く、振り遅れがち=そのままではボールは上がらず右に行く=ボールを左足方向へ置くことで振り遅れを回避する。
ということがわかりますし、逆にショートアイアンになると、
ショートアイアンやウェッジ=クラブMOIは低く、振り過ぎになりがち=そのままでは球は上がるがヒッカケが多発=ボールを右に置くことで振りすぎになる前にボールコンタクトを迎えるようにする。
ということになります。
まぁ、これらのことをイチイチ覚えていて、その都度対応するのがゴルフの醍醐味!!
という方はMOIマッチングやる必要はありませんが、これだけ見てもMOIマッチングがゴルフをシンプルにするのは明確な事実です(^^
そんなクラブMOIを中心とした物理的な考え方はMOIマッチングするだけでなく、クラブを設計する上でも非常に重要です。
例えば、現在開発中のウェッジひとつを取ってみてもチャックリしないためにはどのような物理的な事象が必要かと考えることになります。
チャックリしないウェッジを考えるにあたっては、「どうやった時にチャックリするのか」をまず考えます。
「どうやった時にチャックリするのか」(=チャックリの定義)が分かれば、多くの場合それを解決するための緒(いとぐち)=仮説が見えてきます。
また、「ヌケが良い」というのはどんなウェッジであっても効果的な宣伝文句ですが、「ヌケが良い」ということはどういった事象のことを言うのか=定義は決まっているようで決まっていません(^^;;
もちろんこちらとしても「抜けが良い」ウェッジを作りたいので、まずは「ヌケが良い」ということはどういうことなのかからスタートしています。
そうすれば物理的な解決の緒が見つかりますし、 その緒=仮説を弟子屈カントリーなどの実際の芝の上で実際に球を打って実証していくんです。
定義付け、仮説、仮説の検証。
そうした行程を何度も何度も行っていくことで、BoseIronFactoryのクラブやMOIマッチングは創られているんですから(^^
ほとんどのクラブの場合、定義を決めずイメージのみで仮説を立ててしまいます。
そうした方は間違いなく、「ゴルフはゴルファーがするもの。だからスペックよりもフィーリングが大切。」と言った言い訳をします。
もちろんフィーリングも大切です。
だからこそ、こうした美しいクラブを作れるんです(^^)v
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