HAYABUSAの製造工程は非常に複雑で、それぞれ日本一とも言える技術を持つ提携工場に依頼して作られます。
もちろんBoseIronFactoryもヘッドの製造過程の全てで関わりますし、実際にファルコンが作業する部分も多いです。

では、簡単ではありますがHAYABUSAの製造行程に関してご説明していきましょう。


1.丸棒~鍛造

鍛造はミスターフォージドと呼ばれた姫路の老舗鍛造メーカー、共栄ゴルフ工業のネック一体鍛造型を使用しています。鍛造の元となる軟鉄はS25Cの中でも炭素含有量が少なめで且つ不純物を極力排除した丸棒を特別に選んで使用します。(共栄ゴルフのラインアップの中でも非常に好評だったFi-0CB及び弊社での限定販売モデルFi-0CB LimitedForgedと同じ、S25Cの中でも厳選されたプレミアム素材)

2.粗鍛造~研磨
HAYABUSAの粗鍛造は共栄ゴルフ工業の工場長でもあり、日本有数の研磨職人でもある岡村氏の手によって研磨が進められます。
もちろん研磨マスターはファルコンまつばらが何度も試作とテストを繰り返し、何十時間もかけて仕上げたマスター型を使用し、形状・重量ともに寸分の狂いも無い状態にまでに仕上げられます。

3.打刻~フェースミーリング
HAYABUSAウェッジのアイデンティティでもある上記のロゴマークを刻印した後、大阪にある日本有数の技術力を誇る金属加工工場にてフェースミーリングを行います。

HAYABUSAのPREMIUM Ver.であるHAYABUSA LimitedForgedは下記の亀の甲羅のようなフェースミーリングで、スコアラインも彫刻(CNCミルド)によって行われます。
非常に特殊でスピンも効くミーリングですが、1個のミーリングにものすごい時間のかかる手間のかかるミーリングとなっています。
NORMAL Ver.のHAYABUSAはスコアラインは共栄ゴルフ工業で打刻によって入れられ、フェースミーリングは同じ大阪の金属加工工場によるフェースミーリングとなります。

HAYABUSAミーリング
 

4.検査~ロフト・ライ調整~最終研磨
フェースミーリングが完了したHAYABUSAは一旦共栄ゴルフ工業に戻され、検査をします。
重量・形状等の検査が完了したHAYABUSAは弟子屈のBoseIronFactoryに送られ、再度検品した後にファルコンまつばらがお客様のご指定のロフト・ライに調整を行います。
この時点ではまだメッキがされていませんし、研磨しろも残してもらうようにしていますので、ロフト・ライの調整を行った後に最終の研磨を行います。最終研磨前にロフト・ライ調整をするのでロフト・ライを調整しても調整痕は残りません。


5. メッキ行程~フェースブラスト
メッキは大阪のメッキ専門の工場にて行います。ここも技術力の高い工場で、ゴルフクラブの特殊メッキにかけては日本一とも言える工場。
HAYABUSA LimitedForgedは銅下メッキの分、少し軽めの重量設定で工場へと送られ、HAYABUSAのほうは通常(と言ってもMOI専用の重量ですが)の重量で工場へを送られます。
どちらもフェースをサンドブラストされて、より一層のスピン性能を確保出来るようになって、弟子屈のBoseIronFactoryへと戻されます。


6.組み上げ行程
お客様ご指定のシャフト・グリップにて組み上げを行います。
組み上げ方法に特に変わったことは行いません。いつも通り丁寧に、かつ慎重に。
クラブMOIに関してはデータのあるお客様の場合はデータからヘッドの特性・シャフトの特性を鑑みて最適なクラブMOIにして組み上げられ、全国のお客様へとお届け致します。
データの無いお客様に関しては一般的なウェッジより少し高めのクラブMOIにて組み上げ、使っていただいて問題があるようでしたら、送料及びグリップ代の実費にてMOIの再調整を行います。



こうして見て行くと、無人探査機のはやぶさのように日本の技術力の粋を集めたウェッジがHAYABUSAといえるかもしれませんね。
全てにおいてとことん追求して行ったのがHAYABUSAといえるでしょう(^^



ちなみにHAYABUSAのバウンスに関してですが、ヌケの良さ、チャックリを防止するソール形状をとっていますので一般的なバウンス表示には適しません。
そのため、バウンス角に関しては非公表とさせていただきますので、ご了解ください。