クラブMOI VS スイングバランスの検証。

今回からいよいよデータの比較です!!

では早速アマチュアゴルファー代表、ヘビメタさんの試打結果を御覧いただきましょう。


一般アマチュア-バランス

こちらがスイングバランスで作られたデータ。

一般アマチュア-MOI

こちらがクラブMOIマッチングで組み直されたデータです。

一般アマチュア

こちらがバランスとクラブMOIマッチングのデータを番手別にまとめたもの。

左右距離と、方向角、フェース角は標準偏差で、その他は平均値です。

まず、飛距離。
3Iでおおよそ10ヤード伸びているのを筆頭に、7IもPWも飛距離は伸びています。
面白いのは打ち出し角。
3Iで13.9度から15.96度と2.06度、打ち出し角は高くなっているのにキャリーも11ヤード伸びています。

被験者が一人ですから断言は出来ませんが、クラブMOIマッチングの理論通りにロングアイアンでの振り遅れが解消の方向に向かっていることが推測されます(下図①の位置でのボールコンタクトから下図2の位置でのボールコンタクトへの変化)。
MOI説明2


フェース角を見てもスイングバランスとクラブMOIマッチングでは、クラブMOIマッチングでその偏差が少なくなってきていることから、スイングバランスよりスクエアな位置でボールコンタクトを迎えていることが分かります。

PWだけはフェース角の偏差がMOIよりも少ないことから、2630kg-c㎡に合わせてあるクラブMOIよりもヘビメタさんの適正MOIは低いのではないかと思われますが(予想では2610~2615kg-c㎡あたり)、スイングバランスで作られたクラブよりは低いことは間違いありません。

スイングバランスとクラブMOIマッチング、今回は試打してくれた人たち個々にある適正MOIを完全に無視して単純に8番合わせで作っただけです。

その為このテスト用クラブに関して言えばスイングバランスとクラブMOIマッチング、どちらが優れているかと言うことではありませんけれども、3Iと7IのクラブMOIのしだデータを見ると、クラブMOIマッチングの理論通りの結果になっていることが分かります。


クラブMOIが高い=振る時にかかる抵抗が大きい=振るのにチカラが必要=必要なチカラが出力できない場合に振り遅れる=フェースは開いて入り、ロフトは立って入る。

こうした理論はクラブMOIマッチングをされた多くの方々で実証されていますが、このような形でデータを取れ理論通りだったということは、今後のクラブMOIマッチング理論の検証に於いて非常に有用なものになることは間違いありません。

スイングバランスのクラブでプロゴルファーと言う職業に就いた人たちはバランスに慣れていてすぐに順応できるからこそプロになることができたとも言えますから、ヘビメタさんのこのデータに関しては理論の裏付け=検証をする上で大変価値のあるものです。


BoseIronFactoryの新しい工房が完成したときには、より多くの方に検証実験のご協力をあおぐためにも弾道測定器の導入をしたいと思いますので、その時は皆さんもご協力くださいね(^^