ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

January 2016

リニューアル

BoseIronFactoryのWebSiteのリニューアルを行いました。

「未だ見ぬ全てのゴルファーへ」と言うキャッチコピーを使ったのは、まだクラブMOIマッチングやBoseIronFactoryのオリジナルアイアンを知らない全てのゴルファーに知って頂けきたいとの願いを込めました。

"まだ見ぬ"ということで、極寒の弟子屈でないと作れない透明人間のオブジェと私自身が惚れ込んで取扱いをさせていただいているRODDIOの試打用ドライバー(RODDIO Type-S Low&RODDIO S-6 SFlex)を起用しました。

いろいろと懸案だったことも片付いて来ましたし、気分も新たにクラブMOIマッチングとクラブメイキングに邁進していこうと思います。




クラブMOIマッチング、クラブメイキングのお問い合わせは、
seabose@me.com
㈱BoseIronFactoryまでお願い致します。  

皆さん、諦めていませんか?

ロングアイアンやドライバーはスライスするもの、ショートアイアンやウェッジは引っ掛けるものと。


ロングアイアンがスライスするからわざと左を向いて打つとか、得意番手よりも力を入れてしっかりと打ったりすることもあるでしょう。
でも逆に力を入れすぎてチーピンになったり・・・。

逆にショートアイアンが引っかかるからと言って、右を向いて打つとか力を加減して打つこともあるでしょう。
でも逆に力を抜きすぎて距離が足りなかったり、右に逝ってしまったり・・・。 

クラブバランスで作られたクラブの場合、クラブMOIが適正値より高すぎたり低すぎたりすることで、同じ出力でスイングした場合スライスしたり引っ掛けたりすることが多いです。

クラブMOIマッチングでは、得意番手にクラブMOIを統一することで振り心地を整えるだけでなく、ボールコンタクトの瞬間をコントロールしていくクラブチューニングです。

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ロングアイアンやドライバーのスライス、ショートアイアンの引っ掛けなどでお悩みの方はクラブMOIマッチングで多くの場合改善されますので、是非一度ご相談ください。





クラブMOIマッチング、クラブメイキングのお問い合わせは、
seabose@me.com
㈱BoseIronFactoryまでお願い致します。 

まだ見ぬすべてのゴルファーへ

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BoseIronFactoryはクラブMOIマッチング専門のFactoryです。





一般的な工房=WorkShopではなくFactory=工場としているのはBoseIronFactoryがIronをその企画・設計から創り出す工場でもあるからです。

もちろん工房的な依頼もお引き受け致しますが、 JCMシリーズやLimitedForgedシリーズ、0番アイアンの零式、そしてロフト8度の究極のロングアイアンProject-X L.D.I.等、WorkShopでは見られない製品ラインアップも是非ご注目頂きたいと思います。


WorkShopとしてのBoseIronFactoryは、RODDIOコンシェルジュショップ、三浦技研Aサポート店をはじめとして、 コンポーネントパーツメーカー各社(※1)に対応しておりますが、扱う全てのクラブに関してクラブMOIマッチングの理論を取り入れた形で組上げをさせていただきます。

また、現在ご使用のクラブのクラブMOIマッチングに関しては、PINGのGシリーズを含む、全メーカーのほぼ全種類のクラブ(※2)をMOIチューンすることが可能です。
他店で断られ新しく組上げを勧められた方でもMOIマッチングが可能な場合がほとんどですので、お気軽にお問い合わせください。



クラブMOIマッチング、クラブメイキングのお問い合わせは、
seabose@me.com
㈱BoseIronFactoryまでお願い致します。 




※1:一部お取り扱いの無いコンポーネントパーツメーカーもございます。詳細はお問い合わせください。

※2:おおよそ年間2,000本のクラブMOIマッチングのご依頼がございますが、今まででクラブMOIマッチングが出来なかったクラブは1セットのみです。他店で断られ、新品購入を勧められたクラブに関してもほとんどのクラブは可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

いえ、私のアタマでは無く。



サングラスしないと外に出られません。

後で銀行行かなくちゃいけないのに(^^;;


でも、サングラス置いたところに無いんですよ。
ケースに入れて机の上に置いておいたのですが、家の中に悪さする輩がいまして・・・。

その犯人は・・・

こいつらです!!!



濡れ衣にゃあ〜(=^ェ^=)

飛球法則と新飛球法則、実際に超高速度カメラでボールインパクトから打ち出し方向などを見てみると新飛球法則側に理があるように感じています。

残念ながらBoseIronFactoryには超高速度カメラはありませんので、MOI的な視点から見てみることとします。


スイング軌道によって方向性が決まるという飛球法則には弱点があるような気がしています。
その弱点とは、「ヘッドスピードよりもボール初速のほうがが速い」 点です。

ボール初速がヘッドスピードと同じであ れば、「ヘッドのスピードでボールを押し出す」と考えやすく、スイング軌道が大きな影響を及ぼすと考えることができますが、残念ながらほとんどの場合ヘッドスピードよりもボール初速のほうが速い。

となるとヘッドがボールをスイング軌道に従って押し出していくということでは無く、フェースがボールを弾くと考えたほうが自然だと思います。


フェースがボールを弾いているとすると、ボールがフェー スにくっついている時間が短くなり、結果ボールコンタクトの瞬間にフェースが向いている方向へと球は飛び出していく。


 あくまで仮説ですが、実際の超高速度カメラで撮られた映像を見ると、この仮説も検証の余地はあります。

 


クラブMOIマッチングはこのボールインパクトのビジネスゾーンをコントロールしていこうとしている技術です。

ボールインパクトに影響を与えるビジネスゾーンはボールインパクト手前の約20cmと考えています。
そうなるとヘッドスピード40m/sのオーナーがこの20cmを通過する時間は1秒の200分の1ですから、0.005秒と非常に短いんです。 

新飛球法則はを正しく検証するには0.001秒若しくはそれ以下の世界となると考えますので、なかなかその全容を解明していくことは難しいですが、時間がかかったとしても少しづつでも検証していきたいと考えています。
 

クラブMOIが高いと振るのにより一層のチカラ=出力が必要となり、その適正な出力を出せない場合は振り遅れるということは今まで何度か書いてきました。

振り遅れ、クラブフェースが開いて、且つロフトが立った状態でボールコンタクトすることになりますから、球は右に行って、打ち出し角もロフト通りに上がらない。という事になります。


一方で高いクラブMOIであるのにも関わらず、ドライバーなどでチーピンやフックを起こすという人もいらっしゃいます。

 こうした高いクラブMOIのクラブでチーピンやフックなどの症状が出る場合、単にクラブMOIの理論からすると真逆の結果となることから、クラブMOIマッチングを否定される方もおられるかもしれません。

クラブMOIだけを考えると確かに説明はつきませんが、ブログでも何度かご説明したように、腕や肩の可動域の慣性モーメント(二次モーメント)によってこうした症状が出てくるのではないかとの仮説の検証を進めているところです。


腕や肩の慣性モーメントは性格に計測することは出来ません。
しかしながら、どんなにラウンド時に食べても飲んでも腕や肩をはじめとする可動域が太るといったことは考えにくいことも事実です。
すなわちそのことは腕や肩の可動域の慣性モーメントは考えなくても良いということでもあると言えます。


ただ、実際にチーピンやフックが出ている方もいらっしゃいますので、二次慣性モーメントをコントロールしていくことも考えねばなりません。

慣性モーメントはなるべく外周側に重量が来ることがそのMOI値を動かす大きな要因となりますから、二次慣性モーメントを考えるにあたって、一番分かりやすいのは腕時計をしてスイングするのと、腕時計を外してスイングすることとなりますが、腕時計などを外してスイングされる方はもうこれ以上二次慣性モーメントを増大させることは難しいと言えます。

そこで実際のMOIチューニングで有用と考えているのがカウンターバランスです。

カウンターバランスはクラブのバット側に付けるオモリですから、クラブMOI値にはそれほど大きな影響を及ぼしません。
したがってクラブMOIを適正なMOI値にしつつ、カウンターバランスによって二次慣性モーメントを大きくしてやることで、腕が早く回りすぎる事を抑えて行こうと言う考え方です。

実際にクラフトするにあたっては、市販のカウンターバランスも使用していろいろと試していますが、現時点で市販のカウンターバランスは重すぎるものが多いということ、そして出来る限り重量のかかるところをバットエンド側に持って行きたいという考えから下の写真のようなカウンターバランスを作って、検証を続けているところです。

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これでしたら、バットエンド一点に近いところに持っていけますし、同時に真鍮棒の長さによってある程度軽く作ることも可能です。
ある程度の重量が必要な場合は市販のものを使っても構わないのですが、今のところ市販品のような重いものを使わずともかなりの効果が期待できることから、こうしたカウンターバランスを使うことが多いです。

もちろんキッチリと動かないようにはなっていますし、シャフト内に棒の先が当たったりすることはありません。

その辺りは二次慣性モーメントの検証よりも先に安全面の検証をしなければいけないことですので(^^;;


ただ、こうした二次慣性モーメントに関してはまだまだ研究途中です。
クラブMOIのようにキチンと測ればある程度正確なMOI値が出るどころか、測ることさえ難しいのですから。


とは言え、二次慣性モーメントのことを考えなくてはいけないのはクラブMOIの理論と違う球筋が出る場合で構いませんから、こうした検証から少しづつでも分かってくると良いと思います。 


これが1番困ります。

ファックスでしか受け付けないと言うところがいくつかあるんです(^^;;

ファックス自体を他の部屋におけば良いんですが、今更長い電話線を購入するのもどうかと思いまして(^^;;

仕方ないので業務用のドライヤーで温めてから使うこともしばしばあります。
このためだけに暖房入れるのも馬鹿らしいですし。


早くメールやネットにしてくれませんかねぇ(^◇^;)





クラブMOIマッチングのご依頼・お問い合わせは、
seabose@me.comまでお願い致します。
現在の作業日程の空き状況は、 2月1日以降の作業日程に空きがございます。
お預かりしてから10日~2週間程度かかることもございますので、オフシーズンである今がチャンスです。
分からないことがありましたらお気軽にお問い合わせください。  

スチールシャフトのメッキ落としは工房の基本的な作業ともいえますが、MOIマッチングをしていてたくさんのクラブを見ていると中には十分にメッキが落とされていなかったりするものもあります。

BoseIronFactoryでは、以前はしっかりと落とすためにグラインダーの回転砥石を使ってメッキを落としていましたが、慎重にやっても100本に1本くらい失敗することもあり、2年くらい前から研磨輪というものを使ってメッキ落としをしています。



研磨輪と言うのは下の写真のようなものです。 

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サンドペーパー(布ですが)を放射状に取り付けてあって、両頭グラインダーに付けて回すことで落としていくことが出来ます。
布ですので、多少強く押し付けてもシャフトのメッキの下まで削ってしまうことは(わざとやらない限りですが)ありません。

また、シャフトサンディング機に付いているロールのペーパーは直線的にシャフトに当たるので削り過ぎる可能性もありますが、研磨輪の場合、放射状のペーパーが逃げる部分を作ってくれ、シャフト自体への当たりが柔らかいので、その点も安心です。


そんなこんなで便利ですし確実なのですが、MonotaROで頼んでも取り寄せで1ヶ月近くかかりますし、回転砥石などと比べるとかなり高額です。
また、両頭グラインダーで高速回転させるので、布の繊維やサンド粒子などがかなり飛んできます。 

すぐに来ないので粒子違いの予備を含めて(写真は予備のものです)確保すると結構なお値段になってしまうのも難点と言えば難点かもしれません。





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現在の作業日程の空き状況は、 2月1日以降の作業日程に空きがございます。
お預かりしてから10日~2週間程度かかることもございますので、オフシーズンである今がチャンスです。
分からないことがありましたらお気軽にお問い合わせください。 

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透明人間の作り方です(笑)

弟子屈(てしかが)は寒さも厳しく、この時期はマイナス20度以下になる日も多いです。

昨日の朝方は特に冷え込みが厳しくて町なかの外気温計によると-24.9度まで冷え込んだようですし。


そんな中、濡れたジーンズを外に出しておくと・・・、上記の写真のように凍って自立するのです。



実際は外に出していた訳ではなく、

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この写真のように洗濯物を乾かすためのサンルームに吊るして、窓をちょこっと開けておいたのですが。

この写真の状態で濡れたジーンズを干して5分位しかたっていません。

5分で既に自立するほどカチカチに凍っています。


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カチカチに凍ったら、内側や外側から手を当てて形を整えます。

カチカチですから、あまり強いチカラを加えるとジーンズとは言えど切れてしまいますから、あまりチカラを入れないよう気を使う必要があるかと。

形を整えたら、更にカチカチにするため、少し水をかけて朝まで放置。


すると、
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こんな状態になってどこでも自力で立つんです(^^;;


でもこの透明人間はジーンズなのでゴルフは出来ません(^^;;

近々にもゴルフウェアで透明人間を作ってゴルフ場でゴルフさせてみたいと思います(^^


 

ここは周囲を牧草地に囲まれている、大草原のそれほど小さく無い家(6LDK)ですので、遮るものが家と倉庫位しか何もありません。
 
町道までは80メートル位入ったところに家が建っていますから、その80メートルは全く遮るものが無いんです(^^;;


そして、ここで強風の場合はほぼ間違いなく北風です。

この道は真東に向かって伸びていますから、風は写真の左側から右に吹きます。

道が南北に通っている町道は北風で雪が飛ばされますからまだ良いのですが、東西に通っているウチの敷地は吹き溜まりが出来ます。

吹雪いている時はものの15分で通行不能になるまで雪が溜まりますし、雪自体が軽く乾いていますから、風速2メートル位の微風でも吹いていれば一晩で50cmくらいは吹き溜まります。



一回ここまで積もってしまうと、気温が上がって表面が溶け、硬くなるまでは毎朝除雪しなくてはいけないかもしれませんね(^^;;


真っ白で綺麗なんですが、こうしたことは実際に住んでみないと分からないですね(^^;;

ホント、ここにいると毎日が新しい発見の連続です(^^

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