ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

May 2016

グリーンキーパー見習いの立場を利用(悪用?)し、あらゆるライからの試打を重ねているMOIマッチング用ウェッジ。
 
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(写真は荒鍛造にスコアラインを入れただけのものです)

 
開発は順調に進んでいます。


 
研磨した翌日には試打して、その日の夜にまた研磨するというスケジュールで進められるのは、毎日コースに出て芝と接しているグリーンキーパー見習いの立場を悪用できるからこそですね。

グリーンキーパー見習いの仕事とともに、クラブMOIマッチングの仕事、クラブメイキングの仕事も平行して行っていますので、なかなか寝る時間が取れずにおりますが、ウェッジやアイアンの開発をしてこそのBoseIronFactoryですからここで眠いからといって手を抜くわけにはいきませんね(^^;;


ウェッジ類の開発のコンセプトとしては幾つかのパターンに分けているのですが、基本はボールを打つのでは無く、ボールを運べるウェッジにしようと考えています。

ボールを運ぶウェッジにすることで、一番効果があるのは、コースでもよく見る、チャック・ウィルソンな方々。
チャック・ウィルソンを恐れてトップしたりする場合も多いので、チャックリを阻止できればトップの軽減にも繋がります。

このチャックリの恐怖は3rdQTを通るようなプロでも持っているのですが、実際にそうしたプロのウェッジ研磨を行って見えてきた形状があります。

MOIマッチングを通じて様々なウェッジを見てきましたが、チャックリを防止できる形状のウェッジはありませんでした。
プロの研磨などを通じて、そして弟子屈カントリーでのグリーンキーパー見習いや試打を通じて見えてきたもの、それを形にすることで今までとはひと味違ったウェッジになってきています。


あと少しで第一弾の試打が完了しますので、皆様楽しみにお待ちくださいますよう宜しくお願いいたします。 

弟子屈カントリーでのグリーンキーパー見習いも1ヶ月を過ぎ、カップ切りやバンカーならしだけで無く、ティーグラウンドの補修やグリーンの補修まで大分仕事の幅も広がってきました。

朝5時からの仕事開始も慣れ、週に1度の休みの日も朝(深夜?)4時前に目がさめるように・・・。
それでも夜にMOIマッチングを行っていますので夕方の仮眠は欠かせませんが(^^;;


カップ切りもですが、ティーグラウンドやグリーンの補修は本当に勉強になります。

まだ、身体の疲れがあるので仕事終わりに試打はあまり出来ていませんが、なにひとつ無駄にしない気持ちで頑張っていきたいと思います。


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「私のようなものがMOIマッチングやっても意味があるのでしょうか?」


これ、頂くお問い合わせの中で一番多い質問です(^^;;


ゴルファーには、MOIマッチングに向いている人と向いていない人がいます。 
向いている人は向いていない人では無ければ大丈夫です。
このブログを読んでくださっている方はほとんどの方が向いていると思います(^^


では、向いていない人はどういう方かというと・・・、

「そんなこと言ったって振り心地なんて揃う訳がない!!」と思っている方。

「◯◯な訳がない!!」と言うことは、その時点で懐疑的と言うよりは否定的であります。
否定的な目を持って見るということは、否定の先入観をもって見ることとなります。
そうなると、3というソールの刻印を見ただけで「自分には打てない!!」といったイメージを持ちます。
そうなってしますとこちらでいくら振り心地を同じにしても「やっぱりロングアイアンはロングアイアン」といった事となり、クラブMOIマッチングをして物理的に右に行かないはずの3番アイアンが右にしか行かないということになります。


「そんなに良いのならプロが全員やっているはずでしょ?」とか、「そんなに良いのならクラブメーカー全部がやっているはずでしょ?」とか、「そんなに良いのならゴルフ雑誌がこぞって取り上げるはずでしょ?」

そうした方もあまり向いていないのかもしれません。
そうした方もMOIマッチングに対してマイナスの先入観をお持ちですから、上記のようなイメージを持ってしまいます。
プロやメーカー、ゴルフ雑誌がやっていないのはクラブMOIの考え方や知識自体が無いということに尽きます。
存在自体を知らない方がほとんどですから、調べたり、興味を持ったりすること自体無いのですから・・・。
普及していくためにはまずは知ってもらうことが大切です。

知ってもらって、実際にやっていただければ、ゴルフ歴の浅い女性でも以下の様な嬉しいご感想を頂けるのですから(^^;;

「2ラウンド、アイアンを振るのが楽しくて楽しくて仕方ありませんでした(笑)
飾りものだった5i、6iが打てるって…。嬉しい。
 
これからバシバシ打ち込んで、道具じゃない、腕だというオッサン連中をギャフンと言わせます。
自分が打てなきゃ説得力がないので( ̄O ̄;)」

 

2016-05-01-15-07-22
 

ちょうど1年前の今頃、大洗港から苫小牧に向けたフェリーに乗りました。

ツアーバンに満載の荷物を積んでシャコタンになってしまい、途中寄り道した時に停めたコインパーキングでは、ほとんど車止めが上がらないくらいでした(^^;;

フェリーの乗り場で「荷物満載ですが、大丈夫ですか?」と聞いて、「一応お腹擦らないようにこっちを通ってくださいね(^^;;」と言われたり・・・。



19時間の船旅の後に苫小牧~弟子屈の350キロを走っていた時も、できるだけ路面が良いところを選んで走らないとお腹をこすりそうだったり、サスペンションがフルダンプしたりしないかとゆっくり走っていたことを思い出します(^^;;





正直無謀だったのかもしれません。

お世話になった方々、気にかけてくれる方々からはまず間違いなく「まだ早いと思いますよ」って言われましたし(^^;;


弟子屈(てしかが)に引っ越してきて丸一年、こんな超が100個位つくド田舎で、厳しいながらも何とか生活が出来ていること自体が奇跡とも言えますが、横須賀で考えていた「クラブMOIの聖地を整地するところから作る」という目標にほんの少しでも近づけたことはもっと奇跡と言えるのではないでしょうか?


予定が狂ってきた部分はたくさんありますが、少しづつであっても目標(夢ではありません、あくまでも目標です)に近づけたことに感謝です。


それもひとえにこのブログを読んでくださっている皆様が応援してくれるからこそ。


今後共ファルコンまつばら及びBoseIronFactoryを宜しくお願いいたしますm(_ _)m 

私達が作るワンレングスアイアンは単なる真似ではありません。

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ワンレングスアイアンはあくまでクラブMOIマッチングの考え方に基づき、検証していくためのひとつの手段なのです。

ワンレングスアイアンはクラブMOIマッチングを体感して頂くための一番わかり易い手段であり、ワンレングスとクラブMOIマッチングはそれぞれに良い面があります。

 
ワンレングスアイアンは完全に同じスイングで済むという点と、クラブMOIの知識や経験、計測機がなくても"ある程度のもの"は作れるという点。
 
対してクラブMOIマッチングは、オーソドックスなレングスフローですから今までのクラブとの違和感は無く、飛距離の階段もより作りやすくなりますが、クラブMOIの知識や経験、技術はもとより計測機は不可欠と言えます。

もちろんクラブMOIの知識や経験、技術があれば、製作するワンレングスアイアンも"ある程度のもの"では無く、もっともっと精度の高いものを作ることが可能です。

そうしたこともあり、BoseIronFactoryが製作するワンレングスアイアンは厳密にはワンレングスではありません。
ヘッドやシャフト、グリップの公差を埋めるため、場合によっては1~2mm、少ないものでも0.1mm単位では長さが違うからです。




私達が製造・販売するワンレングスアイアンのヘッドには、「FOR CLUB MOI」の刻印が必ず入ります。

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この刻印こそが、クラブMOIを統一するためのひとつの手段としてのワンレングスアイアンの証でもあり、単に重さや長さやライ角を統一しただけでは無い。ということの証明でもあるのです。

 


IMG5の復刻版もありますが、現在の芝に対応させるためにフェースインサートが入っていたり、重量アップのためのネジが付いていたりとオリジナルの方向性とは少し変わりました。

BoseIronFactoryではIMG5の素晴らしい部分はそのまま、オリジナルにリスペクトしつつも、現在の芝に対応させるためのヘッド重量350グラムをキープしつつ、様々なカスタマイズも可能にしています。

ロフトライももちろん変えられます。

そのロフトライを変えるのは研磨前に900度以上に真っ赤に熱した上で行いますから全く傷もつきませんし、鉄の素性も崩しませんから、素晴らしい打感があります。


ハンドメイドですから、どんなに頑張っても数ヶ月に1本程度しか作れません。


最低6万円(税別)からと、決して安い買い物ではありますが、間違いなく一生モノのパターになりますよ。





全番手で振り心地が違うよりも、全番手で振り心地が同じ方がゴルフはシンプルに、楽になります。


クラブMOIマッチングというのは簡単に言うとそういうことです。


球筋が揃うとか、飛距離の階段が出来るとか、そうしたものに対して懐疑的になるのは構いませんが、振り心地が違うよりは揃っていたほうが( ・∀・)イイ!! 

そう考えるだけでもクラブMOIマッチングをする価値はあるのではないでしょうか?



 

ワンレングスアイアン、JCM-01BOLの最終プロトの完成です。

 

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グリップの重量公差を逆に利用して、シャフトの重量公差分を解消し、全番手完全に同重量にしたので、おそらく世界一精度の高いワンレングスアイアンとなっていることでしょう。

グリップが乾くのを待って重量と振動数などを計測して最終的なスペックが確定しますが、現時点でもクラブMOIに±0.5kg-cm2程度の誤差しか無いので振り心地は全盛期の中嶋常幸プロでも違いがわからないと思われます。

明後日にはこのセットは千葉へと旅立ちます。



ブライソン・デシャンポーの活躍により注目されるワンレングスアイアンですが、デシャンポーのスペックそのままではクラブMOIが2800kg-cm2もあるため、振り心地としては全番手がドライバーの振り心地という、体力のある欧米人向けのセッティングとなっており日本人には重すぎます。

BoseIronFactoryではデシャンポーが活躍する前から密かに開発を続けていたため、こちらのモデルは、ヘッド重量は270gで長さは37インチ。シャフトはNS-PRO1050とし、クラブMOIは2600kg-cm2といたしました。
日本人に優しいワンレングスアイアンの完成です。

なお、こちらのアイアンは8本セットの通常ロフトのプロトタイプでマッスルバックのモデルです。
より一層シンプルなゴルフができるキャビティモデルはまた明日以降に詳細な情報をアップします。




クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。

お預かりしてから10日〜2週間程度でMOIマッチングは完了いたします。
現在5月12日以降の作業ご予約日程が空いております。
 

弟子屈カントリー、明日(4日)は通常通り営業致します。
 
本日の夕方でも一部コース内に雪が残っており、バンカー内に雪解けの水が溜まっている所もあります。

そうした部分は青杭を打っておりますので、宜しくお願いいたします。

また、今回かなりの積雪で、フェアウェイやラフの地面が緩くなっているところがございます。

カート乗り入れは可能ですが、明日(4日)は終日雨予報ですし現在の弟子屈(てしかが)も雨が降っておりますので、あまり急な斜面へのカート乗り入れは安全上の面からできるだけ避けていただいたほうがよろしいかと。


なお、アウトコース、1番から9番までのピンはファルコンが切らせていただきました。
降雪クローズ明けで全体の芝が重いため、比較的簡単な位置に切らせていただきましたので、宜しくお願いいたします。

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ターフを取ったり、ダフったりして芝を傷つけた場合は、是非皆様で目土をお願い致します。
グリーンに付けたボールマークも直しましょうね!!




ワンレングスアイアンのJCM-01BOL。
3-10(PW)の8本の組み直しです。

グリップを挿してないのはシャフトの重量公差をグリップの重量で0.1g違わずに組み上げるため。

下巻きテープは全て0.1g単位で変わらずに巻く自信はありますが、グリップは重量公差が結構あるのできっちり重量を合わせるために測ってあるグリップから選ぶ作業をしなければなりません。

性格が好い加減なので面倒ですが、きっちりやります。

このJCM-01BOLは6月に発売される次号のchoiceに掲載予定です。

ご要望によってはロフトを定量変化に見直してから発売しますので、ご期待くださいね( ´ ▽ ` )ノ

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