ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

October 2016

ファルコン研磨のプロトタイプウェッジをいろいろな方に打っていただいています。


動画付きで某社の有名ウェッジとの比較なども送ってくださる方もいらっしゃいまして・・・(^^

動画は載せませんけれども、同時に頂いたご感想をば。



~~~~~~~~~~ここから~~~~~~~~~~

同じような薄めの芝からレベルスイングから徐々にダウンブロー気味にヘッドを入れて、エッジの刺さり具合をチェックしました。
最初の数発は(有名なウェッジ)です。
若干ダウンブロー気味に入れるだけでヘッドが抜けずらくなりさらに角度を付けるとチャックリしました。
同じライから試作ウェッジで打つと角度を付けると若干方向性がバラツキましたがとりあえず私にとっては許容の範囲に球はまとまってくれてます。
グリーン上のボール集めもウェッジでやるとこのウェッジはソールが滑るのでスッスッと球を寄せられますが、自分のウェッジでは時々手前で刺さっちゃう事も。
このウェッジを使っちゃうと他のウェッジは相当慎重に打たないといけなくなりそうですね。
イメージ的にはこのウェッジは芝の上からでもまるで人工芝の上で打ってるみたいです。
このウェッジ、試打が終わったら譲ってください。
このウェッジはマジ凄いです。

~~~~~~~~~~ここまで~~~~~~~~~~~


このウェッジ、ソールの研磨だけでなく、違う点にも秘密があります。
球がバラけるという点に関しては既に考えてありますので、ご安心ください(^^)v

また、秘密の研磨に関してはまだナイショですが、QTファイナルのプロにもその秘密の研磨が効果的でした(^^)v



出来れば今年中の発売をしたいところですが、あと少し変更しなければいけない部分がありますので、来年にズラ、ちゃう、ずれ込むかもしれませんが、皆さんご期待下さいね(^^


しっかし、このすんごいウェッジのネーミングなのですが、テシカガウェッジというネーミングが頭から離れません(笑)
まぁ、弟子屈で生まれ育ったウェッジですからそれでもいいのかもしれませんが・・・。 
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これだけで見るとどこにそんな秘密があるのか分からないので載せちゃいましょうかね(^^;;

本当に申し訳ございませんm(_ _)m


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お預かりさせていただいたクラブをお戻しする時に、このネトロンプロテクターを一緒にお戻しするのを忘れて降りましたm(_ _)m

で、どなたのかもわからなくなってしまいましたm(_ _)m

8本ですので、F様だったような気もするのですが・・・



もしクラブは帰ってきたけれど、このプロテクターが戻ってきてない!!という方がいらっしゃいましたら、seabose@me.comのファルコンまつばらまでお知らせください。

大変ご迷惑をおかけして申しわけありませんが、何卒よしなにお願い致しますm(_ _)m

RODDIOのチューニング幅の広さのお話、第2回目です。

今回はホーゼルでのチューニングのお話(^^


RODDIOのDr.Fw.の場合、ホーゼルは
1.ノーマルホーゼル
2.1度可変ホーゼル
3.2度可変ホーゼル
の3種あります。
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左からノーマル、1度可変、2度可変(Fw用)



ノーマルホーゼルはどの角度から挿しても基本真っ直ぐ挿さるようになっていて、標準仕様。

1度の可変ホーゼルは最大1度の、2度の可変ホーゼルは最大2度のロフト・ライ角・フェースアングルの調整が可能です。


このホーゼルをヘッドに接着し、そこにシャフトを挿して組み上けていく訳ですが、この可変ホーゼルの挿し方によってロフト・ライ、そしてフェースアングルは無段階に変化していきますので、ちょうどいいところを狙って挿すことが可能です(^^

ただし、2度可変ホーゼルのFw用に関してはかなりの注意が必要です。
2度という大きな角度を変えていくので、通常のホーゼル長だけでは足りず、ソケットに見える部分まで含めて接着長としなければなりません。
RODDIOの方も言っていたのですが、諸刃の剣となる可能性もありますのでご注意くださいね(^^;;

ノーマルホーゼルでも可変ホーゼルでもヤヴァイのはホーゼルをしっかりとザラして脱脂しないで接着してしまうようなところです。
まぁ、そうはいっても見えない部分ですからみなさんは気のつけようも無いのですが・・・(>_<)




クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。
現在約1ヶ月待ちの状況ですが、随時作業は行っておりますので、納期等はお問い合わせください。


 

RODDIOのドライバーやFWは高価ですが、価格以上の良さがあります。

その良さはオーナーおひとりおひとりに対して、完璧にカスタマイズされていないと発揮しないところはMOIマッチングとも似ていると言えるでしょう。


今日もRODDIOスプーンをMOIマッチングしましたが、残念ながらスクリューひとつ取ってみてもカスタマイズされておらず、RODDIOの良いところが発揮できないママでした。
だから高価なRODDIO(しかもシャフトも高価なファイアーエクスプレス)でも打てずに手放してしまうのでしょうね←中古で状態の良いRODDIOを入手したからMOIマッチングをというご依頼です。


さて、そんなRODDIOですが、カスタマイズしていくポイントはたくさんあります。

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状態の良いスプーン(^^
元々のオーナーにはお気の毒ですが、良い買い物をしましたね(^^
 

カスタマイズのポイントとして一番手軽で効果も大きいのはスクリューです。

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太陽、星、月の3種類にそれぞれチタン、ステンレス、タングステンの3つの素材違い・重量違いがあります。


標準でついているのはステンレスで2.5~2.7g程度の重量(防水のガムブッシュ、ロックタイト重量含む)となっていて、オプションでチタン(1.4g程度)とタングステン(4.0g程度)があります。

星の部分にタングステンスクリューを使えばより深重心に出来ますし、逆に浅重心にしたければチタンスクリューにすると言った球筋を変えていく使い方と共に、ヘッドの重量調整で一番簡単な方法となります。

BoseIronFactoryではこのスクリューをそのまま使うことはほとんどありません。
オーナーおひとりおひとりに対してクラブMOIマッチングを適正にかつ正確に行うために、チタンでもタングステンでも何らかの加工を経て使うことにしています。
0.01g単位で適正MOIにしていく過程に於いては、そうした細かな加工が出来るRODDIOはクラブメイキングしやすい素晴らしい製品だからです(^^


そんなRODDIOだからこそ、何の調整も行わずに販売されているクラブを見ると、とてつもなく悲しくなるんです。


FWのヘッドだけでも54,000円するわけですから、スクリューを外し、ハッチを開けたこともないようなクラブを見ると、本当に悲しくなるとともに少しばかりの怒りすら感じることもあります。


だって、それだけ高価なクラブで儲けておきながら、お客様に合わせたカスタマイズを全くしていない訳ですから・・・。



あ、長くなりそうですし、怒った状態ではよろしくないので、他の調整機能に関してはまた次の機会にお話することと致しましょうね(^^

ゴルフ北の国からを楽しみにしていらっしゃる全国432人(くらいと思われる)の読者の皆様、この度は休載という事になってしまい誠に申し訳ありませんm(_ _)m

休載と言っても青汁ではありませんから、日々アレがソレであんなことやこんなことをしちゃったりしています。特に春~秋にかけては外仕事も休載でなく満載ですから、書くことはたくさんあるんです(^^)v


それにせっかく連動したブログということになっていますから、こちらにがっつりもっこり((c)タケ小山名誉顧問)書いていくことといたしましょう(^^

んでも少しづつ、少しづつ。←引っ張りますぜ。

BlogPaint
む~、ブログの画像編集機能だとこんな感じに・・・(泣)




ゴルフ北の国から~2016 聖~
こっちのほうが多少は「北の国から」っぽいすね(^^

 
ゴルフトゥデイの「ゴルフ~北の国から~」の写真って、全部私ファルコンまつばらが撮っているんです(^^
原稿も書いて、写真も撮って、それでギャラ同じ(笑)

で、原稿を書くにあたっては、まず最初に全体のイメージを考えておいて、それらに必要な写真をたくさん撮ります。
枚数にして100~150枚位。結構撮るでしょ?
そのためにデジタル一眼レフカメラ買ったくらいですもの←何年連載すれば元が取れるようになるのかはオイトイテくださいね(^^;;

でも採用になるのは上のタイトルバックの写真を含めて4~5枚です。
しかもタイトルバック以外の写真はかなり小さいです(^^;;

今回はだいぶ以前からページ数の都合から休載になると聞いていたので、あまり写真は撮っていませんけれども、それでも80枚くらいは撮っています。


結構同じような写真がたくさんありますが、露出を変えていたり、被写体深度を変えていたり、シャッタースピードやレンズも変えたりしていますから、それぞれ微妙に違うんです(^^;;

その中から選んでいく作業が結構大変です。いつも後ろのほうですけれども、ページによっては紙質が違ったりしますから、光沢のある紙ならこっちとか、光沢の無いページならこっちとか・・・。←結構どこに入るかは賭けの部分があるのですよね。何しろページ割は知らないで写真撮りますから。


写真を一通り撮ったらいよいよ原稿書きです。
ファルコンはワードを使って書いてます。←テキストエディタのほうが早いけれど、ワードならどんな感じでページ割りになるかイメージしやすいので。


原稿を書いていくうちに、撮っていた写真では物足りなくなるような時もありますから、そうした場合はイメージ通りの写真が撮れるように撮り直しすることも。
だいたい締め切りギリギリになってから原稿を書き始めるので、昼間でなければ撮れない写真(屋外など)の場合は編集の人にお願いして写真だけ待ってもらう場合も・・・m(_ _)m


原稿は文字数が決まっていますから、ピッタリの文字数になるまで推敲を繰り返し、ほぼ完璧な原稿になるまで何度も書き直します。結構これが大変なのです・・・。


写真のキャプション文字、真ん中のキャッチコピーなどもファルコンが書いているんですよ(^^;;
先月号ではお隣の酪農家さんから頂いた砂利の単位=立米をキチンと書いたのに、実際にゴルフトゥデイが出て本を見たら立米m3では無く、cm3の単位になっていましたが・・・(笑)


んでも、編集の方はホント頑張ってくれているので、そうした些細なミスはどうかお許し下さいませm(_ _)m


10月号の目次に(最終回)と書かれてしまったミスは困りましたけどね←前回「最終回」と書いてあって、今回休載だとホントに皆さん終わっちゃったかと思うでしょうから、ホント困った困ったです(^^;;



ということで、ゴルフトゥデイの12月号ではまた「ゴルフ北の国から」を読めますから、全国432人の読者の皆さんじっと我慢ですぞ~( ´ ▽ ` )ノ 

天気は良いのに、朝からものすっごい風が吹き荒れていて、はからずもBoseIronFactoryに対する風当たりの強さを感じているファルコンです(^^;;←意味が違うけど出る杭は打たれ強いので本当に風当たりは強かったりする(笑)

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風に雲も飛ばされてしまうので超快晴( ´ ▽ ` )ノ


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でも平均で15.3m、最大瞬間で26.7mって台風以上っす(^^;;



さてさてそんな中、MOIマッチングやら新しいクラブやウェッジの開発と同時進行で新工房建設のための準備は着々着々と進んでいるのですが・・・。

明日には待ちに待った砕石(5-25を7立米)や砂利(0-40を14立米)が運ばれてくるのですが、同時進行で束石や柱の準備です。



束石も柱も建材屋さんから買っても値段的に変わらないので、ホームセンターから新工房の柱や束石などの建築資材を買っている訳ですが、ホームセンターだと1万円以上だと配送無料になるんですね(^^

当然1万円を超える金額になるのですが、250kg以上になると重量物ということで別途配送料が掛かると・・・。


1個30キロの束石を10個運んだら250キロ超えるからと配送料を請求されたのですが、「だったら5個づつ伝票2つに分けて150キロづつって事にしましょうよ」と言ったら、『あ!!そんな方法もあるんですね!!」って・・・。

いつも配送に来るトラックはHKDならではの大型トラックでいつもガラガラの状態なので、別に250キロを超えたとしても積載量には余裕あるし・・・(^^;;
応用利かせよーぜぇ~(^^

と思うファルコンなのでした(^^;;


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防腐剤を染み込ませた栂の土台。

束石はD型倉庫を建てた時におまけでもらった束石しか無いので、追加発注です。

D型倉庫に砂利やら砕石を敷き詰める前に束石埋め込まなければあとで大変ですからね(^^;;




Hプロが手伝いに来てくれる前までにどこまで出来るかなぁ・・・(^^;;



追伸:キャビティの0番アイアン、JCM-03Ver.ZEROのPrototypeの販売は終了しました(^^;;
まさに秒殺でしたね・・・(^^;;
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次のヘッド入荷(10月中旬位)を待って市販用の販売を開始しますが、第一次入庫分は数が少ないのでこのブログやBoseIronFactoryのWebShopをこまめにチェックお願いします(^^



 
クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。
現在約1ヶ月待ちの状況ですが、随時作業は行っておりますので、納期等はお問い合わせください。

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いきなりですが、問題です!!

これらのクラブの共通点、何だか分かりますか?
あと、TitleistのDシリーズ、TaylorMadeのSLDRなどもそうですね。

性能の点でも見た目でも無く、お手入れの時に気をつけなければいけない点が共通しているんです(^^;;


イマドキのウッドクラブの多くはヘッド内へのアクセスが可能なんです。

中空ですから、こうしたスクリューやハッチを開ければ中にジェルも入れやすいですし、ハッチであれば中に指を入れて重量調整も思いのままです。


一方でお手入れの時にもこうしたハッチやスクリューがあるヘッドで注意しなければいけないのが、水や洗剤を使って洗うこと。


もちろん雨の中でも使うことを前提に作られていますから、一応の防水としてゴムブッシュやパッキンなどは使われている事が多いのですが、完全防水ではありませんから水の中にバシャバシャ浸して洗ったりするとヘッド内に水や洗剤が入り込む事となります。


中に入った水を出すにはスクリューやハッチを開けてエアーで吹いてやる作業が必要となり、イジり止め付きのトルクレンチや専用の治具などが必要となりますからプロでなければ難しい場合も・・・(^^;;


ゴルフ場のカートにも水でバシャバシャ洗う用具がついていることが多いですが、洗うのはアイアンやウェッジのみにしておいたほうが良いですよ(^^;;
(アイアンでもポケットキャビティだと中に水が入り込んで大変ですけども・・・)


ウッド、UTなどの中空のクラブをお手入れしてやるときは、硬く絞った雑巾などで拭いてから乾いた柔らかめの布で水分を良く拭き取ってやりましょうね(^^


 

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零式の飛距離をキャビティアイアンで!!

神アイアンとも呼ばれる零式。

零式の飛距離と安定性は欲しいけれど、マッスルバックはどうも・・・。


と言った声にお答えし、JCM-03をベースとしてウッド用カーボンシャフトを挿せるJCM-03 Ver.ZEROの開発をしておりましたが、ようやく完成致しました。


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零式は全ての面においてこだわり抜いて作っています。
ネック一体成型、銅下の特殊メッキ、そしてドライバー用に作られたシャフトを前提として設計しています。

そのため、55,800円というアイアンとしては非常に高額な製品となっていますが、一般的なドライバー用シャフトはシャフトだけでも43,600円しますので、その点を考えると適正な価格(むしろ安い設定)だと考えています。

それでも高価であることはかわりありませんし、より多くの方に0番アイアンの素晴らしさを感じていただきたいので、今回のJCM-03 Ver.ZEROは飛距離性能には一切の妥協をしていませんが、価格をなるべく抑える方向でも検討を重ねています。

軟鉄鍛造でも一般的なネック溶接による製法、銅下メッキは施さずに通常のニッケルサテンメッキオンリーの仕上げ、ドライバー用ではなくFW専用シャフトを挿すことでのコストカット等々。


シャフトは零式でも好評の三菱レイヨンのFubukiAx65を標準設定としており、オプションでNS-PRO RegioFW60やフジクラのSPEEDER EVO3FWなどのラインアップからお選びいただけます。



発売はヘッドの入庫の関係から、10月中~下旬を予定しておりますが、既に最終テストは完了しておりますので、最終試作で作ったUS MotoreF1 65-Sの1本のみ特別に販売(←クリッククリック!!)いたします。

 



クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。
現在約1ヶ月待ちの状況ですが、随時作業は行っておりますので、納期等はお問い合わせください。
 

すみません、ふざけていて・・・m(_ _)m

快晴の弟子屈、COE入選のスペシャルティコーヒーを飲みながらちょっと休憩していたらば、頭からタイトルの文字列が離れませんの・・・ね。


なんで離れないかと言いますと、これらをMOIマッチングで組み上げるから・・・。


 
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RODDIO CREEKの図

 
1本はRODDIOF-6Rで。

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もう1本はランバックスですが、オーナーご本人が怪我をされているため、組み上げはもう少し先になります(^^;;


お待ち下さいね(^^


少し前に届いたクラブ。
なんかおMOIと思ったらば、送られたクラブと共にこんにゃもにょが(=^ェ^=)


そりゃあ気ににゃるにょね(=^ェ^=)

アルタス!!!!


もしかしたらば若干早く仕上がるかもしれませんが、きっとおそらく多分付け届けが効いた訳ではありませんっ!←効いてる感満載(笑)

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