ゴルフ北の国から〜MOIマッチング編〜

ゴルフトゥデイの連載「ゴルフ〜北の国から〜」と連動し、クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからをお届けします。

May 2017

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0.5度では写真でもほとんど見分けがつかないので、1度にしてみました。
ライ角が1度変わると25インチ(63.5cm)先で0.2インチ(5.08mm)変わっています。
1cmあたり0.08cm(0.8mm)変わることになりますから、1mで8mm、100m(109ヤード)で800mm(80cm)変わることとなります。
これが0.5度ですと半分になるので、ライ角が0.5度ズレていると100m(109ヤード)で40cmズレることになります。

では、5度!!ライ角を変えたものをご覧いただきます。


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ここまで変えるとさすがに球筋に影響が無いとは言えませんね。



ではファルコンが実際に使っている18度の2番アイアンでは・・・。


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ロフト18度の2番アイアンで5度ライ角を変えてもファルコンの腕でしたら全く問題なさそうです。
まぁ、5度も変えるとトゥが当たったりヒールだけが当たったりしてフェース方向が変わる可能性が高いので、ここまでズラす意味はありませんが・・・。


トーナメントを戦うプロですら、1度や2度のスイングのズレはあります。





こうして実際にズレるのですからライ角が大切なのは間違いありませんが、ほぼほぼフローしているライ角でしたらそれほど神経質になる必要は無いのかもしれません。

実際MOIマッチングをやろうとしている皆さんの中にはライ角調整をしている方もいらっしゃると思いますが、ライ角がきっちり合っていてもロングアイアンでは右に行き、ショートアイアンでは引っかけるのではないでしょうか?

だとすると、ライ角が方向性を決めると言うゴルフ業界の常識はあなたには当てはまらないのかも・・・。



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今日はいい天気です(^^

雨降ってましたけどね。

よく晴れていることを「天気がいい」と表現する人がいますが、雨降らないと作物も育たないし、飲水も確保出来ませんよね?

なので降り過ぎなければ、雨降っていても「いい天気」だと私は思うんです(笑)

まぁそんなことはどうでも”いい”話ですけど・・・(^^;;






シークレットモードにする際にも、だれにでも見ることの出来る本文が必要なんですね・・・。
なので、適当なことを書いてみました(笑)

ここに秘密のお話書いたらバレちゃうので気をつけねばなりませんなぁ・・・



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玉子半分


前回はHAYABUSAのソールの秘密に関して書かせていただきましたが、今回はリーディングエッジの秘密に迫りたいとおMOIます。


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こちらがHAYABUSA AWノーマルバージョンのフェース面。
ミーリングに目が行きがちですが、リーディングエッジもかなり丸くなっているのがおわかりになるとおMOIます。

ソール自体も前後方向に丸いですし、リーディングエッジも丸いので座りは良いとは言えません。


しかしながらこの丸さがHAYABUSAのHAYABUSAたる所以(ゆえん)で、こうしてリーディングエッジ左右も丸くすることによって究極と言えるヌケの良さを実現しています。

ではここで皆さんに質問。

サイコロとビー玉をテーブルに置いた場合を想像してみてください。

サイコロとビー玉ではどちらが滑りやすいでしょうか?


って、そんな質問しなくてもわかりますよね?

丸いほうが接地面が少ないので抵抗が少なく、滑りやすいといえます。

そして、ビー玉が転がったらもっと抵抗は少ないですよね?




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HAYABUSAはこの写真のように前後の丸みもあり、上の写真のように左右の丸みもあります。

そしてスイングアークは円軌道。

すなわちHAYABUSAは転がるような起動を描きながら芝の上をすり抜けていきます。


また、鶏が玉子を産む時を考えてみましょう。
玉子型と言うのは一番卵管を通りやすい形状になっているんです。
鶏に限らず、身体に対して大きめの玉子を産む鳥類は皆まん丸では無く玉子型です。

細い卵管を合理的に通れる形=ヌケの良さということにもなるんですね(^^




HAYABUSAの全ては究極のヌケの良さを考えた上で作られています。

形状が美しいだけでなく、機能を突き詰めていった結果の機能美でなのです。





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さすがに「バランスD2で組んでください!!」と言う方はBoseIronFactoryにはいらっしゃいませんが、「クラブMOIは2660kg-c㎡で組んでください」と言ったオーナーはたまにいらっしゃいます。

弊社の場合、クラブMOIマッチング専門店ですので、クラブMOIに関してはオーナーよりもよ~く存じているつもりですし、弊社でのMOIマッチングが初めてのオーナーの場合は問診票のご記入をお願いしております。

問診票を見て、こちらでクラブMOI等諸々の計測をすれば、ほとんどの場合オーナーにとっての適正値が分かりますし、それでもよくわからない場合はメールなどで必要な情報をお聞き致します。

結果、ほぼ100%のオーナーに喜んで頂けるクラブMOIマッチングが出来ていると自負しておりますし、そのために日本だけでなく海外からのオーナー(もちろんお会いしたことのないオーナー)からリピートを含めたご依頼を頂いていると言う状況です。


MOIマッチングの方法に関してのご質問をいただくことも多いのですが、クラブMOIを含めたそのクラブの状況がどのようになっているのかは、クラブがこちらに到着してからでないと分かりません。

基本的には長さと重さの組み合わせで調整をしますが、どこをどの程度重くしたり軽くしたりといったことはそのヘッドの状況や構造によって様々。
状況や構造を実際に見て、オーナーに最適な状態を考えて調整していきますので、どのような調整方法を取るかを処方いたしますので、事前に調整方法をお知らせすることは不可能です。

また、ご依頼いただく数も非常に多く、毎日朝から夜中(場合によっては夜明けまで)クラブMOIマッチングを行っています。
このウェイトを削って調整するのが最善の方法だ!!と考え、そのことをオーナーに事前の了解を取ろうとすると、お返事をいただくまでに早くとも数時間はかかりますし場合によっては数日かかることも。調整方法を詳細にメールに書くのも、1~2時間かかることもございます。

その間作業を止めて、他のオーナーにご迷惑をかけるわけにも行きませんし、最善の調整方法を考えつくのが夜中といった場合も多々ございますので、調整方法に関してはお任せいただくことを前提に作業のご予約をお受け致します。

ただ、決して誤解しないでいただきたいのは、効率や作業時間を優先したいということでは無く、全ての工程に於いて、無限とも言える選択肢の中からオーナーに最善の形を取りたいということです。

効率を優先していたのではクラブMOIマッチングは成り立ちませんから、オーナーにとって最善の形で作業しますので、ファルコンを信用して頼って(信頼)頂きたいということであります。


よろしくお願いいたしますm(_ _)m

最高のものを創るには手間も費用もかかります。

HAYABUSAを創るにあたってと言いますか、私自身が一度手間もお金も一切惜しまず、妥協もせず、出来ることを出来るだけやってみたいということがありましたから、その性能だけでなく、鍛造、研磨、ミーリング、メッキと全てに於いて最高!!と言えるウェッジを作ってみたかったんです。


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そうしていくうちにHAYABUSAはノーマルバージョンとLimitedForgedの2種のラインアップとなり、ノーマルバージョンは性能は極力落とさないバージョンとして、HAYABUSA LimitedForgedはミーリングだけで○万円、メッキも合わせると吊るしのウェッジが何本買えるんだろうかという原価(ここを公開すると横須賀に居るBoseIronFactoryの社長に叱られるので公開しませんが・・・)になってしまいました。

それでもアメリカや日本の超高級クラブ(こう書くと夜のクラブ活動みたいですね(笑))よりは大分お安いのですが、やはり2本で106,500円と言う価格は安くはありません。

更に、HAYABUSA LimitedForgedはクリスマスにご予約いただいた御客様にさえ、まだお渡しできていない状況ですので、ファルコンとしてもとても心苦しく思っておりますm(_ _)m

本当に申し訳ございませんm(_ _)m


そこでHAYABUSA LimitedForgedをクビを長~~~~くしまくってお待ちいただいている皆様にファルコンからのお詫びのプレゼントをご用意いたしましたm(_ _)m


それが、こちら!!

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HAYABUSA LimitedForged用の革製ヘッドカバーです(^^


専用設計でピッタリ合いますので最初は少し入れにくいですが、使っていくうちに革が馴染んできて入れやすくなると共に、少しづつ色合いが変化して飴色へと変わっていきます。

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にゃんずの首輪も同じ革で作っていただいています(^^



ヘッドカバーは出来て来ましたが、実際のHAYABUSA LimitedForgedはもう暫くお待ちいただきますので何卒ご了承くださいm(_ _)m





ウェッジの歯って、皆さん使いますか?

使うと言う方はそれほど多くないのではと思います。

私自身もほぼ使いませんし、使い方で考えられるのは・・・

グリーンエッジでウェッジの歯を赤道にチョコンと当てて転がす位でしょうか。
(普通はパターを使いますけどね・・・)



使うか使わないかは、さておき、皆さんはウェッジの歯ってどのような機能を持っているとお考えでしょうか?


私は考えても考えても機能的なメリットは思い浮かびません。←バカなだけとも言います(笑)



逆に、ウェッジの歯のデメリットに関してはすぐに思い浮かびます。


一番のデメリットは、ウェッジの歯が引っかかってザックリやチャックリすることではないでしょうか?


まずザックリやチャックリのメカニズムを考えていきます。



ウェッジの使い方を考えていくと、ロフトなりの最大飛距離で打つことももちろんですが、それ以上に多いのがグリーン周りでのアプローチです。

アプローチウェッジと言うくらいですから、アプローチが主たる使用方法となってきます。


そのアプローチでザックリやチャックリをする訳ですが、ウェッジがグリーン周りで使うことが多いということを考えると、歯は不要とも思えるのです。

砲台グリーンになっているコースはあってもグリーン全体が凹地になっているコースは見たことがありません。


このようにグリーンに向かってアプローチをする時、グリーン手前でもグリーン奥でも、ほぼ100%の確率で左足上がりのライとなります。

左足上がりのライで普通にクラブを振ると、余程のすくい打ちをしない限りはウェッジの歯は地面に刺さる方向でスイング軌道を描きます。

グリーンキーパー見習いをしていて分かったことなのですが、芝の殆どは上から下に向かって芝目が来るので、芝目にも逆らう形。
更に言うと、グリーン周りのライを作る時やグリーンの改修を行う時、修繕する時は土を相当に叩いて圧をかけます。そうしないと上から下に向かって土が流れたりします。

また、グリーン周りはゴルファーが最も多く歩く部分ですので、そうした意味でも圧迫される事となります。


ですので通常の歯のあるウェッジの場合、まず、芝目に引っかかって減速し、更には芝の下の、フェアウェイよりはるかに硬い地面に引っかかってザックリやチャックリすることとなります。



ただでさえ左足上がりのライなのに芝目も地面もスイング軌道に対しては逆目の事が多いのですから、歯を入れる打ち方をするとザックリやチャックリが出る可能性は非常に高くなる訳です。

そうした面からJCMシリーズやZESTAIM Fi-0CB LimitedForgedのようにリーディンエッジの下を削る研磨もありますが、グリーン周りから使うウェッジではロフトが寝ているぶん更に削ってやる必要が出てきます。



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そうして生まれたのが、HAYABUSAのたまご型ソール。

玉子

玉子半分



たまごを半分に切った形にすることで、チャックリやザックリすることがほとんど無くなっています。




たまご型にしたのは実はもう一つ理由があります。

その理由は・・・。

次回に書きますので、ブログのチェックを欠かさぬよう、お願いいたしますね(^^




ちなみに・・・。
HAYABUSAノーマルVer. HAYABUSALimitedForged共に初回入荷分はご予約で完売(LimitedForgedはまだ初回分も入ってきていませんが・・・)しております。
2回目以降の製造を急いでおりますが、こうした特殊な研磨が必要になってくる新発想のウェッジですので、上がってくるまでに相応の時間がかかります。
ご予約は承っておりますが、お時間は頂戴いたしますのでご了承くださいm(_ _)m

BoseIronFactoryにはデジタルで0.1度まで計測できるロフト・ライベンダーもあるのですが、ロフト・ライの調整幅はデジタルで測っても、実際の計測はアナログなヘッドスペック計測器で行っています。

ex:ロフトを1度立てる=ヘッドスペック計測器で計測(仮に30度)→ロフト・ライベンダーに設置(仮に表示値は30.2度)→29.2度までロフト・ライベンダーで曲げる→ヘッドスペック測定器で計測(29度になっていたらOK)

と言った具合です。

アイアンのロフトの場合はフェースが平面ですのでまだ誤差は少ないのですが、ライ角の場合はアイアンでもウッドでもなのですが、どちらで測っても正確な値を出すのは結構難しいんです。

例えば・・・

某社のUTの場合。



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スコアライン基準で設置するとこうなります。


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こちらはソール中央基準。




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こちらはメーカー発表値に合わせた場合。



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メーカー発表値で水平を見るとこんな感じになります。



アイアンの場合は基本スコアライン基準で計測し合わせていきますが、皆さん気にされるのが、アイアンのライ角は0.5度刻みでフローしていなければいけない!!と言う点です。


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違い、分かりますか?

これ、0.5度変えて撮影しています。


BoseIronFactoryの場合、ロフト・ライの測定だけでも1本あたり10分~15分位はかかります。

それは・・・
分度器

0.5度の違いって、見分けるのだけでも大変なんです(^^;;←ファルコンが下手くそなだけですけどね。




サッと測って、サクッと調整するところを見ると尊敬しちゃうファルコンなのでした(^^;;



ありがとうございますぅ〜〜(^^)v

感動する抜けの良さ(^-^)v
私も開発していて感激しちぃましたから(笑)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ファルコン様

今日、〇〇カントリーの練習場で打って来ました
まずは、マットの上で軽く体をほぐしながら打ちました
A.S 両方振りやすさ、打感、最高です
次に隣接しているグリーンへ芝生からのアプローチ
マットの上で打つのとは大違い!
ちょっと深めのラフでは
想像以上の抜けの良さ!感動しました
AとSで両方打ちましたが
両方とも最高に良かったです
続いてバンカーショットへ
打った瞬間、今までのSとは全く違う感覚に驚きました
2球目を打っても綺麗な放物線でナイスアウト!
恐るべしHAYABUSA!最高のウエッジです
グリーン周り、どんな状況でも完璧に対応してくれますね
次は実践で緊張感のある時に打つのが楽しみです

この度素晴らしいウエッジをありがとうございました


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ーここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




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発売早々ですが、非常に好評のRODDIO UT。

たくさんのご注文を頂いておりますが、まだ全てのご予約分を組み上げられていません。

日本最東端のRODDIOコンシェルジュであるBoseIronFactoryでは、何十本ものご注文を頂いたわけでも無いのに、まだ全てお渡しできていないでいるのにはRODDIO UTとBoseIronFactoryならではの理由があります。

MOIマッチング専門工房のBoseIronFactoryとしてはRODDIO UTのチューニング幅の広さは最大のウリであると共に、ご注文いただいたおひとりおひとりに対して最適な形にするためには、他のクラブよりも圧倒的に多くの時間がかかるんです。

ハッチも開けずに組み上げるだけでしたら簡単なのですが、BoseIronFactoryでは皆さんに見えない所、ハッチの裏ではスクリューを削ったりハッチ自体を削ったりウエイトをつけたりしておひとりおひとりに最適な形でチューニングしてからお渡ししております。

ご注文いただいている御客様には大変お待たせして申し訳ございませんが、まだお渡しできていない方に於かれましてはもう少々お待ちいただけますようお願い致します。

時間のかかる分以上に、BoseIronFactoryでRODDIO UTを組んで良かった!と言って頂けるようやっておりますので・・・。

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