ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

February 2018

ハンマー効果ってよく聞くじゃないですか?

皆さんはハンマー効果をヘッドが重いほうが衝突時のエネルギーが大きいので飛ぶということで理解されていると思います。


でも、ちょっと待ってください。

次のハンマーのうち、どちらがより衝突時のエネルギーが大きいでしょうか?

どちらも同じヘッド重量とするという前提条件付きです。
仮に200gのヘッド重量としましょう。

1.ハンマーヘッドが鉄で出来ていて、ヘッドの中身が全て同じ鉄で詰まっているハンマー。
全長は10.5インチで総重量は450g(写真のトンカチと考えてください)。

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2.ハンマーヘッドはシティハンターの槇村香が冴羽獠に使うくらいに大きくて中身は中空、100tと書いてあるけど、ヘッド重量は200g。
全長は47インチで総重量は450g(著作権上の問題で写真はありません)。


実際に釘がしっかりと打てるのはどちらでしょう?



これをゴルフに当てはめてみると面白いのですが、1.のヘッドはヘッド体積は小さく、重量が200g程度あるドライバーヘッドとして考える事が出来ると思います。

対して2.のほうは460ccの大型ヘッドでヘッド重量が180g台とか・・・。



ちょっと極端すぎる例えですけれども、460ccで180g台のヘッドよりも385ccで198gのヘッドのほうが上記のように極端では無いにせよ、より強い衝撃をボールに与えることが出来るはずです。

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大切なことですからもう一度書きます。

460ccなどの大型ヘッドが優しいのは間違いありません。これは間違いなくクラブの進化と言えます。
ただし優しいのはヘッド左右MOIとネック軸回りMOIが高いのでオフセンターヒットに対しての優しさです。

オフセンターヒットの優しさは、オフセンターヒットした時に球の初速が落ちにくいということとは違います。つまり、芯に当たらなかった場合に飛距離が落ちないということでは無く、この部分は芯以外の部分の反発力によって変わってきます。

オフセンターヒットの優しさはインパクトの瞬間ヘッドが回転しにくい事によって生まれる、方向性(サイドスピンを含む)の優しさです。

何事も限度と言うものはありますから、上記の例えはあまりにも極端で意味の無いものと考える人もおられるでしょう。

しかし、こうしたことは1と100の世界では無く、2もあれば3もあり、2.000001もあれば2.000002もあるお話ですから460ccで180g台(180÷460=0.3913043・・・)というのと385ccで198g(0.5142857・・・)では0.4と0.5くらいの差が出てきても何らおかしくは無いとおMOIませんか?

エゾシカ革のアイアンカバー。

摩周湖や屈斜路湖を有する弟子屈町の大自然が育んだエゾシカ。

中でも牧草地や森の多いBoseIronFactoryもある奥春別地域で捕れたエゾシカの皮を植物由来の自然に優しい植物性タンニン鞣しで鞣した極上のエゾシカ革。

これをひと針ひと針手縫いによって丁寧に仕上げてあります。

とても柔らかく美しい革なので、大切なアイアンに最適です。

鹿革はセーム革の元ですから、その柔らかさとアイアンへの優しさは折り紙つきです。


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野生のエゾシカですので、ダニに食われた痕や引っかき傷などがある場合も多いです。
出来る限りいい部分を使って作ってもらいますが、そうした傷なども”味になっている”とお考えください。



写真はサンプルですが、これよりも傷の少ない上質な革が入りましたので、近いうちにテスト販売をしようとおMOIます。
なお、テスト販売するものは写真と同じ染色していないピュアなエゾシカ革となります。

今年の夏以降に継続販売していく革は、染色したものも考えております。
染色した場合、色合いにも寄りますがダニなどによる小さな傷は目立たなくなります。


程度の良いエゾシカ革は非常に希少ですので、価格的にはお安くは出来ません。おそらく4~5万円くらいにはなるとおMOIます。

もちろん作ってくれた職人さんや上質な皮を提供してくれたハンターさんにもキチンと還元していきますので、何卒ご了承ください。

ある超高級クラブ(銀座じゃないです)をMOIマッチングしていて考えました。

ウェッジにはBoseIronFactoryの全てのこだわりを具現化したHAYABUSA LimitedForgedという凄いウェッジがあるのに何故アイアンにはHAYABUSAシリーズが無いのだろうと。

BoseIronFactoryはBose”Wedge”Factoryでは無く、Iron(アイアン)のFactory(工場)なのですから、アイアンはやはり外せないんです。


ということで、まずは作ってみることにします(^^;;

基本的なコンセプトは既に考えてあるのですが、やはりHAYABUSAの名前をつける以上は、どんな芝の状態からでもヌケの良いアイアンにすることが基本です。

名前だけはもう考えました(^^

HAYABUSA LimitedForged Iron

そのままやん・・・(笑)


削ってテストして、また削ってテストしてという形になりますから、どんなに早くても秋以降の発売になるとおMOIます。

しかもいろんなこだわりを詰め込んだら価格的にも超高級クラブ(銀座並)の価格になってしまうとおMOIます。

HAYABUSA LimitedForged IronはHAYABUSA LimitedForged ウェッジと同じく全てオーダーメイドにしますが、そのオーダー時からちょっと違った形を取ろうとおMOIます。



まずは試打。

今回は試打で送料だけでなく試打クラブ組み上げ料金を頂きます。

そしてヘッドのみ使い回しをしますが、シャフトやグリップ等は全て通常のオーダーを頂く形での組み上げ。
全番手試打用を作ると試打だけで相当の値段になってしまいますから、3、7、PWの3本のみとし、シャフトもグリップもヘッド以外は全て新品で試打用を組み上げます。

もちろん試打用もクラブMOIは完璧に合わせての納品。

試打の価格はシャフト等によっても変わりますが、仕入原価程度での価格設定にします。
(実際の仕入原価は内緒ですからお教えは出来ませんが、それを丸めたくらいにはするつもりです)

で、実際にいろいろな場面で試していただいて、お買上げになったらシャフトは再利用して使わせていただくことで試打クラブ組み上げ価格全額を代金から引いて販売しようと思っています。
(グリップは差し替えますが、グリップ分はサービスとますよ(^^))

シャフトにもよりますがセットになるとかなりの高額になりますから、7番だけ、しかも自分に合ったスペックかどうかも分からないまま仕出して頂くことはよろしくないと思いますので。


試打してもお買上げいただけなかった場合は高い試打料金になってしまいますが、ヘッドから抜いたシャフトとグリップはご希望があればお戻ししますので、ヤフオクなどで売って頂いてもOKということにしようかと。



HAYABUSA LimitedForged IronのヘッドはもちろんHAYABUSA Wedgeと同様の性能を持たせた凄いアイアンにするつもりですが、アイアンとしては高価なモノになるでしょうから、上記のような究極の試打が出来ても良いのではないかと(^^


もちろんJCMシリーズやDoMシリーズのアイアンも素晴らしいアイアンですので、引き続き発売はしていきます(^^
この子だちも十分こだわって作っていますから!!



さぁ、がんばるぞぉ~(^^)v


「捕まるはずのドライバーのショットで右にしか行かない。」

多くの皆さんはご自身のスイングのせいにされますね。


ではここで質問です。

ショートアイアンで引っ掛けるのにドライバーでスライスしかしないのは何故でしょう?


同じゴルファーが打っている同じスイングなのですから、ショートアイアンもスライスしなければおかしいですよね?


逆に


「ショートアイアンで引っ掛ける。」

これも多くの皆さんはご自身のスイングのせいにされますね。
若しくはライ角のせいにされる方も多いです。


ではここでまた質問です。

ライ角を合わせてあってもショートアイアンでプッシュスライスが出なくて引掛けばかりになるのは何故でしょう?


スイングのせいなら右に行く人左に行く人半々でも良いはずですし、ライ角をきっちり合わせてあるはずのトーナメントプロでもショートアイアンで右に行ってしまう人は殆ど無く、引っ掛ける人は多いですよね?


スイングのせいにするのは簡単ですし、お客様がスイングのせいにしてくれるから、メーカーは安心して飛ぶクラブを作ることに専念できます。
そして、ゴルフ工房にとっても、引っ掛けるショートアイアン、右に行くドライバーやロングアイアンを作るのも簡単ですし、お客様がスイングのせいにしてくれて常に新しいクラブを買ってくれるのは助かります。
ウチではそうしたご依頼はお引き受けしませんけれども・・・。



極端な例を言いますと、「冷えない冷蔵庫を買って、ご自身の使い方が悪いから冷えないのだ。」と言ってくださるお客様。
明るくならない照明を買って、「照明が暗いのはご自身の使い方が悪いからだ」と言ってくださるお客様にも似ているようにも感じるのは私だけでしょうか?



んなわけねーだろ!!

ということで、かなりマニアックな内容ですので、久々にパスワード管理の続きのあるブログを書きます(^^;;

パスワードは過去OR現時点でBoseIronFactoryにてクラブMOIマッチングを行っている方に限りお教えしますが、前と同じパスワードですので、以前のパスワード管理のブログをお読みになった方はそのパスワードを入れてください。

ユーザーネームを聞かれますが、ユーザーネームは適当に入れればOKです。


パスワードを知りたい方はお名前といつ頃MOIマッチングをされたかを明記の上seabose@me.comまで「パスワード教えれ!!」と書いてメールをお願いします。

なお、2月9日はこれ以降の時間は完全オフ日とさせていただきますので、メールのお返事は10日の朝5時以降になりますことをご了承くださいませm(_ _)m続きを読む

独り言です。

RODDIO385Compactドライバー。



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今のところ試打をなされたお客様、100%全員にご予約頂いております。

試打用を頑張ってたくさん導入した甲斐があるというものです(^^



BoseIronFactoryのお客様はアイアン好きの方が多いのでやはり昨今の大きくて重心距離も長めのドライバーはネック軸回りMOIが高く、打ちにくいというお客様が多いのでしょうね。

RODDIO385CompactドライバーのBoseIronFactory的な考察は以前のブログに書いていますので、お目通しいただきたいと思います。





弊社で買ってくださいとは申しません。
弊社はクラブMOIマッチングの専門店ですのでMOIマッチングを伴わないクラブは作りませんので。

専門店ですので知識も技術もあると自負しております。そして、その調整の数は現時点で日本一であると自負しております。
そんなクラブMOIマッチングの専門店ですから、MOIマッチングの伴わないクラブ製作は一切行わないことで皆様からの信頼を得ているものと考えております。

ですので、RODDIO385Compactの新規組み上げは今まで弊社若しくはJCMO認定店にてクラブMOIマッチングを行った方しか出来ません。
弊社若しくはJCMO認定店でしたら、MOIマッチングしたデータが残っている(残していない所は認定取り消しもあります)ので、385Compactも問題なくMOIマッチングが可能ですので。


なので、MOIマッチングはしたくないけど、RODDIO385Compactドライバーを欲しいという方に・・・。


単に大きいとか小さいとかRODDIOの最新モデルだからいうことではなく、大きいこととと小さいことでどのような違いが起きてくるのかをキチンと理解し、明確な説明をしてくれるコンシェルジュショップでご購入されることをお勧め致します。

そうでないとRODDIOから送られてきたヘッドを一度も開けること無く組み上げるところになってしまう可能性もあります。
一度も開けることの無いということは、これだけチューニング幅(=調理のレパートリー)がある素材を全く調理すること無くそのまま食卓に上げるレストランと変わらないと言ってもいいでしょう。
(信じ難いことですが、実際にヘッドのシュリンクを外さないで組み上げる工房もあります)

RODDIOは今回の385を発売するか悩みに悩んだ上で発売に踏み切ったのですから、RODDIOの385の発売に至る理論武装はキチンと評価するべきだと思うんです。
でも小さいとどういったことが起きてくるのか、そんな根本的なことが分からないのであれば、組み上げる際にもその意図を汲み取れない組み上げになる可能性もあります。

ですので、もう一度、他の工房さんから嫌われることを承知で書かせていただきます。

BoseIronFactoryで買わなくても良いですが、単に大きいとか小さいとかRODDIOの最新モデルだからいうことではなく、大きいこととと小さいことでどのような違いが起きてくるのかをキチンと理解し、明確な説明をしてくれるコンシェルジュショップでご購入されることを強くお勧め致します。

今年の目標のひとつとして、キチンと休むことを決めたのですが、なかなか休むのも難しいもので、ほぼズルズルと2月に入ってしまいました(^^;;

作業をお待たせしている皆様には申し訳ございませんが、休み無しでズルズルとしていると(クオリティは落としませんが)かえって効率が悪く時間もかかってしまいます。

なので明日2月9日はお休みを頂き、明後日(10日)からまたGMとやりますので、何卒ご了承ください。

よろしくお願い致します!!

タンカー事故のお話を書きましたが、実はこっちの記事を書いていて「あぁそう言えば」と思ったので先に公開したんです(^^;;

さてさて、こういうところでゴルフ工房をやっていると、99.9%は地元以外のお客様ですので、クラブをお送りいただいてチューニングすると言う形になります。


2018-02-04_20-15-50_582 申し訳ありません。 早く送っていただくのは構わないのですが、 私の仕事が遅すぎましてご迷惑をおかけしておりますm(_ _)m

MOIマッチングというチューニングだからこそ、全く問題なく出来る遠隔チューニングですが、いくつか困ることもあるんです。

そのひとつが、グリップ溶剤。

揮発性の高すぎる溶剤だと挿しにくいだけでなく、常に20度程度の室温の工房だと揮発して危険なのですが、逆に揮発性の低めの溶剤だとクラブを発送した時の振動(車の中の振動や航空機で運ばれる際の振動等々)で真っ直ぐ挿しても曲がってしまうということがありました。

冬の間は輸送するトラックの荷室の室温も最低でマイナス15度くらいにはなりますから、クラブには全く影響なくても、揮発性が高めのホワイトガソリン(ホワイトガソリンにも添加物は入っているので揮発性の差はあります)で挿しても曲がってしまったというご報告を受けたこともあります。


市販のグリップ溶剤や工房の定番であるコールマンのホワイトガソリン、高いけどアウトドア好きには絶大な支持を受けるスノーピークのホワイトガソリン、白灯油やベンジンやホクレンや日石の赤ガソリン等々いろいろな溶剤を試してみたのですが、適度な揮発性を持つ溶剤はありませんでした。

となると、やはり自分で作るしか無いわけです。

作ると言っても精製から作るなんて無理ですから、市販の溶剤になり得るものの成分を調べるところからのスタートです。
「ほほぉ、コールマンはこれとこれが配合されてるのね?」
「スノーピークは?」「ベンジンとナフサとガソリンは・・・」等々

それこそタンカー事故で流出したコンデンセートなども入手したかったのですが、さすがに一般人にはそこまでは無理だったので、出来る限り調べて配合するのはカイロなどで使われる工業用ガソリン1号(一般的にベンジンと言われることが多い→揮発性最高)とJXのホワイトガソリン(→揮発性少し低い)をチョイスしました。

それぞれ基本同じナフサやコンデンセートから作られていますので、ブレンドしても親和性は高く問題はありません。
JXのホワイトガソリンはコールマンと違ってホワイトガソリン以外の成分がほとんど入っていないようで、そのまま使うとコールマンよりも揮発性が低いのですが、工業用ガソリン1号が非常に高い揮発性を持っているのでブレンドしてちょうどよい形になります。

弟子屈以外のところで同じブレンドで作っても意味は無いので書いちゃいますが、ブレンド比率は1/4~1/2位で季節によって変えていきます。



横須賀でクラフトしていた頃にはこうした専用のグリップ溶液を作るなんて想像だにしませんでしたが、ここ弟子屈にいるといろいろと試行錯誤が必要になってきますね。 それも日々の研鑽と投資ということで、いろいろなノウハウが蓄積されていきますね(^^

タンカー事故での日本の海が危ないというツイートや記事を見ていて思ったので書かせていただきます。

流出したのはコンデンセートという非常にナフサに近い成分の油です。
ナフサは粗製ガソリン、直留ガソリンとも呼ばれ、私達がグリップ溶剤としても使うホワイトガソリンの原料でもあります。
性質は水よりも軽く、ホワイトガソリンの原料として使われるくらいですから揮発性も高い。


ではここでアラブなどの油田からどういう石油類が出来るか簡単に説明しましょう。


石油精製図


アホ記事によるとコンデンセートのことを原油と”誤解”している記述が見られます。
そもそも”誤解”とは知識や理解力がないために誤って解釈することですので、「オメーバーカ!俺の言ってることも理解できねーのか!!このカス!!」と言っているのと一緒ですので、アホ記事を書くアホ記者には正しい表現と言えるでしょう(笑)

ここに温度の表記があるのでちょっと分かりにくくなっていますが、プロパンガスで35度というのは35度で気化するとか35度で蒸発を始めるとかではない事にご留意ください。
35度でもガスですし、気温が20度でも灯油臭いし重油も臭いです。
臭い=揮発している=蒸発した油が空気中にあって臭い。ということです。


さて、今回流出したのはほとんどがコンデンセートです。

船で運んでいてその船は重油で動いていたでしょうから、重油も少しは流出していますが。

コンデンセートはナフサに近い成分であると言いましたが、ナフサは重油→軽油→灯油→ナフサ→LPガスと言う成分の一番ガスに近いところがコンデンセートです。
ナフサは更に精製してガソリンの原料(市販のガソリンっていろんな添加物が入っています)として使われたりするので、コンデンセート自体も火を近づけたら爆発的に燃え上がる危険物です。


火を近づけたらというところが実はポイントなのですが、火を直接くっつけなくてもガソリンやナフサやコンデンセートは着火します。 これはすなわち揮発性が高い=すぐに蒸発するということなんです。


弟子屈のように冬の間は常にマイナスで時にはマイナス20度を下回るようなところで重油などはそれほど強烈には蒸発しませんが、弟子屈でもガソリンなどは思いっきり蒸発=揮発します。

ましてや東シナ海の赤道に近いところだったらどうでしょう?

流出したコンデンセートが1mmの厚み(実際にはそんなことありえません。もっと薄い被膜になります)で海の上を漂っていたとしても、表面積が大きく高い気温にさらされるため1mm程度の膜で漂っていたら1時間もしないうちに95%は揮発=蒸発します。
第一に、沈没して何時間経ってますか?という話でもあるのですが・・・。

で、すぐに蒸発するので、海鳥などが沈没して(流出して)すぐに上空を飛んでいったとしたら「んだよ~、この海域はえらくくっせーなぁ(>_<)」と思うでしょうが、海洋上という広大に開放された空間ですので、蒸発したコンデンセート自体も空気に希釈されますので、今はもう全然石油臭くはないでしょう。




ということで・・・東シナ海での事故で、海水温も高く、気温も高いので、いくら大量に流出したと言っても、海流に乗って日本に来るまでにはそのほとんどが希釈され蒸発するものと考えられます。

一方で奄美大島に漂着した黒い油上のものをさして危ないという方。

タンカーに大量に積んでいたコンデンセートの色は無色透明若しくは淡い黄色です。
でも奄美大島の浜に漂着したものは黒いです。

仮にコンデンセートが波や海流によって撹拌され、海水と混じった(実際は混ざらないので混ざったように見えたとしても)としても乳化という現象になりますので、黒くなることはありえません。
乳化するとマヨネース的な黄色になりますからね(マヨネーズも油との乳化作用であのようになる)。


その為、奄美大島に漂着した黒い油状のものはタンカーの燃料である重油だと考えるのが順当でしょう。


そしてここで最大のポイントです。文字を太字にしておきますので、皆さん目をかっぽじって見てくださいね(笑)


燃料の重油が漂着したのに積荷であるコンデンセートらしき黄色や透明のものは漂着していない。
同じ時に同じ場所で、同じタンカーから流れ出て、燃料の重油の何千倍も流出したのに漂着しないのはおかしい!! ですよね?

となるとやはり流出したコンデンセートは殆どが揮発してしまったと考えられますので、ほとんど日本の海に与える影響は無いと思われます。


タンカー事故のクソなフェイクニュースはあくまで”可能性”があると言っているだけです。

可能性の話で言えば、私が海に向かって小便しても汚染の可能性はゼロでは無い。 仮に私が海にペットボトル捨てたらコンデンセートと違って揮発=蒸発しませんから100%確実に汚染されます。

マスコミが報道しないのは限りなくゼロに近い、悪魔の証明である今回のタンカー事故を報道する必要が無いと思っているからでは無いでしょうか?



以上、でしゃばってしまいましたが、お気になされている方のご参考になればと・・・。

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