ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

March 2018

毎年毎年、より進化したと言われる新しいドライバーが出ますが、BoseIronFactoryでは少なくとも5年、出来ることなら7~8年は新製品に目が行かずに使えるドライバーが最良だと考えています。

そんなドライバーがRODDIO CompactDriverなのです(^^

なぜそんな長く使えるのか?というと・・・・

ご説明だけでも長くなってしまうのですが、まぁ、簡単に言うとそれだけいろいろなことが考えられていて、キチンと実現されているからこそなんですね。

基本的な性能はもちろんなのですが、様々な人に合わせていけるようにソールプレートもどのメーカーよりも大きく作られていますから、チューニング範囲もものすごく広い。

そして、その幅広いチューニング範囲で3年後5年後であってもその時の体力やスイングに応じたクラブMOIや重心距離や位置、ヘッド重量と言った形にカスタマイズ可能です。

これって他のメーカーでは決して出来ないことです。

ヘッド1つで12万円以上するような高級クラブ(飲み屋じゃありません)でも、現時点で最適な形にすることは出来ますが、3年後や5年後、7年後に全く性格の違う形にカスタマイズ出来るか?というと出来ないんですよね。
そもそも3年後にパーツを買おうと思っても売っていませんし・・・。



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7~8年って確かに長いですが、BoseIronFactoryなら再調整は何度でも何時でもBoseIronFactoryが存在する限り工賃無料で行いますので、そのくらいは十分強力な武器としてお使い頂けますよ(^^)v


ちなみに460ccのドライバーで全く悩みのない方は必要無いですし、買い換えるのがお好きな方には特にお勧めはいたしません。


続きを読む

RODDIO Compactドライバーの試打用、現状お貸出中のものもございますが、3本は戻ってきておりますので、WebShopからの試打貸出しをはじめました。←こちらから!!

460ccや440ccの大型ヘッドのドライバーがイマイチ合わない(通常で右に行き、頑張って振ると引っ掛ける)という方は、重心距離の長さから来るネック軸周りMOIが高いためにそうした症状になることが多いです。
特にゴルフ歴が長く、パーシモンや300cc程度のドライバーを使っていたという方は、RODDIO CompactDriverがぴったり合うという方も多くいらっしゃると思います。


ゴルフ歴がそれほど長くなくとも、フェースローテーションを積極的に使って飛距離を稼ぐタイプの方や大型ヘッドのドライバーを毎年買い替えているような方には合う可能性が高いです。

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今まではコンパクトなドライバーを使いたい場合、古いルール適合モデルを探すしかありませんでしたが、このRODDIO CompactDriverの発売でようやくコンパクトなドライバーでも最新のテクノロジーによる性能とチューニングの幅広さを享受することが可能になりました。

これってかなり画期的なことだと思うんです(^^

なので、BoseIronFactoryでは、RODDIO CompactDriverをず~~~~っとプッシュしていきます(^^

そういう方って、実はRODDIOさんが考えている以上に多いと思うので、長くたくさん組み上げることで一人でも多くの方に大型ヘッドかコンパクトヘッドかの選択のしていただきたいと思うんです(^^


試打貸出し自体は他のクラブと同様無償にて行っております。
送料のみのご負担ですので、皆さん、ガシガシと打っちゃってくださいね(^^

なお、3月20日から3月25日まではゴルフフェア含む東京出張のため、通常業務をお休みさせて頂きますので、その間は貸出し出来ませんので、ご了承ください。

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試打された方の9割以上が気に入って購入をされると言う、RODDIO Compact Driver.


16日発売という事で、日本最東端のRODDIOConciergeShopであるBoseIronFactoryにも到着しました(^^

なんかね、もうね、本当に本当に待ちわびたRODDIO Compact Driver.の発売とあって、楽しみで仕方なかったんです(^^

試打された方も楽しみで仕方ないと思いますので、出来るだけ早く皆さんに打っていただけるよう、がんばって組み上げるものであります!!



BoseIronFactoryの場合、新製品をお勧めしたり、新製品のインプレッションって少ないじゃないですか?

他の工房さんみたいに「こんなご依頼を頂いて組み上げましたよ~」みたいなブログ記事も殆ど無いですし・・・(^^;;


そこだけ見るとほとんど組み上げること無く仕事してないんじゃ無いかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、毎日毎日仕事は尽きること無くしておりますです(笑)

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まぁ、RODDIO CompactDriverに関してはものすごい勢いでお勧めしまくっていますが、BoseIronFactoryを立ち上げてからの99%は新製品のお勧めやインプレッションではありませんから、1%にも満たないんですよね。

では、何故新製品のお勧めやインプレッションが少ないかというと・・・。

ゴルフクラブってパートナーみたいなものだと思っているので、実際に私が使って惚れ込んだものじゃないとお勧め出来ないんです。

そりゃ新しいクラブをどんどん組み上げて売れば売上げも上がりますし、利益も増えます。

でも、そうして行くことでゴルフ業界は衰退してきていると思うし、工房もどんどん減っているんだと思うんです。

バカなお客様って本当にいないんですよ。

皆さん高いお金を出してゴルフクラブを買うわけですから、「新しいから良いんです!!」「新しいのは飛びます!!」って言うだけじゃすぐにお気づきになりますってば。


だからRODDIO CompactDriverだって皆さん全員にお勧めしているわけではありません。

フェースローテーションを上手く使えるゴルファー、ネック軸周りMOIが低いクラブが合うゴルファー=460ccで通常は右に、頑張ると左に行くゴルファーにお勧めしているということで、460ccの重心距離が40mmあるドライバーで飛距離以外の不満がない方にはお勧めしていませんからね。

パートナーとしてのゴルフクラブである以上、どんなに美人やイケメンでも相性の合わないパートナーをお勧めすることはありえませんし。

その上BoseIronFactoryで買ってくださいとは言っていませんから、(自分で言うのもなんですが)人がいいというか、バカなのがファルコンだろ!!ってくらいのもんです(笑)

BoseIronFactoryはお値引きしませんから。
だってBoseIronFactoryは値段以上の価値をお付けしてお渡ししますのでその価値が分からず、ネットではこの値段でしたとかわざわざ書いて値引きを暗に要求してくる人は出禁です。
価値の分かる方だけで良いので・・・ね。


世楽師匠のFBで見た、クロムハーツの燐寸(マッチ)が980円の税抜きと聞いてビックリというか呆れるというかのファルコンです。
タバコ屋さんで10円で買える(というかもらえることのほうが多い)、小さいサイズの燐寸なんですけどね・・・(^^;;

高いものの中には、高いだけのことがあるモノと高いだけのモノがあります。

高いだけのモノは文字通り「高い」と言うだけで、相対的な価値はありません。

高いだけのことがあるモノは高くなってしまう理由がありますし、価値も高い。



ちり紙代わりに1万円札を使えるお金持ち(東MAX?)でない限り、高いだけのモノはどうなんだろうと言う気がしますが、ゴルフクラブでもそういうだけのモノは結構あるような気がしています(^^;;
(聞かれてもどれがそうかは言えませんからね!!)


HAYABUSA LimitedForgedなども高いですけれども、高くなってしまう理由はそ入れこそいくらでもありますし、実際に性能を含めた価値も高いと自負しております。

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今度オール金メッキのHAYABUSA LimitedForgedでも作ろうかしらん(^^

待たずに買えるのなら2本セットで100万円くらいは出す人いるかもしれませんね(^^;;

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弟子屈のエゾシカを使って、命を少しでも多くを頂くとともに、ハンターにも革製品の製作者にも継続性のある形にしたいと考えて始めた弟子屈エゾシカプロジェクト。
プロジェクトの詳細に関してはこちら(https://jcmowebsite.wixsite.com/yezoshika-project)を御覧くださいね。


その第一弾作品であるアイアンカバーが上がってきました。

柔らかくて、上質。

鞣しは植物性のタンニン鞣し、今回はあえて染めることをせず、エゾシカ革が本来持つ色でのご提供です。

まだまだテスト販売ですので、今回は限定1個。

価格は43,200円(税込み)で送料は全国一律540円となります。


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ファルコン自身も少し前までは革細工をやっていましたが、エゾシカ革って本当に良いクオリティです。
エゾシカからはこうした大きい目の革はなかなか取れないため1頭の革からこうしたアイアンカバーは2~3個しか作れません。

また、頭数は増えているものの最近のエゾシカが頭が良くなっているようで、ハンターがいるとすぐに逃げてしまうためなかなか捕まりません。
(冬の間は林道も閉鎖されますから山の中に入っていって猟をすることも出来ませんし)




そんな希少なエゾシカ革ですから、正直安くはありません。

でも、それ以上の価値はあるとおMOIますので、よろしくお願いいたします(^^

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さてさて、今日もRODDIOCompactDriverに関する情報です(^^)v

今回は専用シャフトに関して熱く語っていきたいとおMOIます(^^





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RODDIO Compact Driverの最大の特徴は重心距離の短さからくるネック軸周りMOI(シャフト軸周りMOI)です。

そしてそのネック軸周りMOIを最大限活かすためにRODDIOが設計したのが、CompactDriver専用設計のシャフトなんです。

RODDIOコンパクトドライバーシャフトは、最近主流となっている大型ヘッドとのマッチングとは敢えて一線を画し、シャフト軸周りモーメントの小さいコンパクトサイズのドライバーヘッドとのマッチングを優先して開発されたドライバー専用シャフトです。」

ということで、どんな部分が一線を画しているのか・・・?




まずは今までのRODDIOドライバーシャフトの剛性分布イメージとCompactDriverの剛性分布イメージを比べてみましょう。

ハイスピードスリム
ハイスピードスリムシャフト

アモルファススリム
アモルファススリムシャフト

TYPE-S
TYPE-M
TYPE-M&TYPE-Sシャフト

CompactDrivershaft
CompactDriver用シャフト

左側がチップ側、右側がバット側の剛性を表します。

こうして見ていくと、アモルファススリムのスピーディタイプが剛性分布としては一番近いということになるのですが、アモルファススリムがムチのように大きくしならせて飛ばすというシャフトですからそもそも曲線の縦軸の尺度が違うんです。
剛性の数値としてはアモルファススリムのほうが全体的にCompactDriverよりも全然低い所で推移しているということになります。

剛性の数値自体ではTYPE-MやTYPE-Sのほうがむしろ近い数値であるのですが、剛性分布からするとCompactDriverのほうがチップ側からシャフト中間部までの剛性血は高いことが分かります。

実はポイントはこの部分。
ネック軸周りMOIが低いCompactDriverのヘッドではチップからシャフト中間部までの剛性値が低いと困ったことが起きるのですよ(^^;;

ネック軸周りMOIが低いということはフェースローテーションしやすいということでもあります。
フェース”ローテーション”というのもローテーションというくらいですから回転運動なわけですが、大型ヘッドの場合はこのネック軸周りMOIは高いためフェースローテーションは一度その回転が始動してしまうとなかなか回転を止められませんし、なかなか回転を加速させることも出来ません。

そうなるとシャフト中間部からチップにかけての剛性値がある程度低いほうがシャフトのしなり戻りを利用して球は上がりやすいし良いんですが、重心距離が短くネック軸周りMOIも低いRODDIO CompactDriverの場合はMOIが低く動きやすいため、シャフト先端の剛性値が低すぎる場合はヘッドが暴れることにもなりかねません。

また、ネックジック周りMOIが低いメリットである操作性の高さはシャフト中間部からチップ側にかけての剛性値の高さがあってこそと言えます。


上記のようにCompactDriver専用シャフトには相応の意味があるんですね(^^)v
RODDIOの場合、ヘッドの方に注目されがちですが、やはりシャフトメーカーとしての姿が根本にあるからこその専用シャフトと言えるでしょう(^^

でも、CompactDriver専用シャフトは現状ではルナーとステラの2種。
どちらもチップ側から中間部の剛性が高めのシャフトです。

それだと女性などにはちょっと厳しいですし、大型ヘッドのドライバーから移行してくる人にはほんの少し厳しい場合もあります。
また、女性用として考えた場合には5+や5のシャフトではなく40g台の軽量シャフトも欲しい所。

秋にはSOLEという全体の剛性は確保しつつ先端部が柔らかめで球が上がりやすいシャフトが出てきますが、秋まで待てない方などはSpeederEVO4の474などをお勧めしたりしております(^^

BoseIronFactoryはコンポーネントパーツメーカーの新規組み上げも行いますが、新規組み上げも基本的にはMOIマッチングされた方を対象として適正なMOI値で組み上げることを心がけております。
(もちろん零式などの単品販売製品もMOI値を考慮した設計になっています)

そんなこんなで、新品クラブの売上げは他の工房さんより圧倒的に低いと思われますので、新しいメーカーさんの取扱いを増やすことはそれほど積極的には行っておりません。

特に新規取扱にあたって、「どんな商品でも良いので○○万円分仕入れてください」というようなメーカーさんは申し訳ありませんがこっちからお断りしております。
だって、そのメーカーさんの商品が合う人、合わない人は必ず出てきますから、○○万円も一気に入れたらあまり合わないかもしれないお客様に対しても在庫はかすために無理して売らなければいけませんから・・・。
究極のフィッティングでもあるMOIマッチング専業店なのに少しでも合わないと思われる商品を売りつけたら、それこそ信用なくして潰れてしまいますし(^^;;

仕入予算が少ない訳ではありませんし、ファルコンまつばらのBoseIronFactoryというのも、雑誌の連載や業界内でのお付き合いなどでそこそこ認知されてきていますので、一部のメーカーさんを除いてはお取引出来るところも多いんですけどね(^^;;

そういったBoseIronFactoryですので、新しく取扱を開始するメーカーさんに対しては、弊社の仕事のスタンスをキチンと理解していただいた上で、ご縁があればお取り扱いを開始させていただくこととしています。



BALDO

クリッククリック!!
(BoseIronFactoryが取扱店に載るのはもう少し先だと思われます)

という事で!!

今回とても良いご縁がありまして、BALDOさんのお取り扱いを開始させていただくこととなりました。

BALDOさんといえば、やはり飛距離性能の良さが語られることが多いですが、その作りの良さでもよく出来ているメーカーだなぁと思います(^^

道東にはBALDOさんの取扱い店はありませんでしたから、そうした点でも気合を入れてぶっ飛ばしていきたいとおMOIます(^^

皆さん、よろしくおねがいしますね!!



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RODDIO Compact Driver


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Compact Driver専用シャフト




いよいよ発売(3/16)が近づいてまいりました( ´ ▽ ` )ノ
発注書も(午前中指定だったけど)先程届き、いよいよ感が増してまいりました。

BoseIronFactoryでは、社運をかけてこの385CompactDriverをお勧めできる方に猛プッシュいたします(^^


どのような方にお勧め出来るかということをお話する前に、何故今になって385cc(正確にはほぼ380cc)なのかということをお話ししますね。

ちなみにここで書くお話はあくまでファルコン自身の見解です。
もちろん嘘を書くつもりはありませんから、殆どの部分は実際にお話をして裏を取っていますが、RODDIOから公式に言われたことではありませんので、ファルコン自身の見解と捉えてくださいね(^^;;



まず最初に皆さんに分かっていただきたいのは、当初から385ccありきでは無くあくまでも結果でしか無いということ。
460ccではこれからご説明する特徴を出せなかったので、結果としてコンパクトになったということをご理解ください。

333ccでディープタイプのヘッドと385ccをディープとミッドバックの2種類作り、まずは385から発売になる訳ですから、小さければ小さいほどいいということではありません。



以下、385ccとなることでどのようなメリットとデメリットがあるのかを2016年に書いた記事を加筆修正(赤字部分)したものを載せますので、気になっている方は参考にしてくださいね。



RODDIOが3月16日に発売するコンパクトヘッドのドライバー。
385ccで2種類あり、385ccのほうは更にシャローなミッドバック(385S)とディープバック(385)があります。

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まずはこれらのコンパクトなドライバーを何故発売しようと思ったのか?ということをご説明していきましょうね。

皆さんご存知で多くの方が使っているRODDIOのFW。
抜群の飛びで今なお売れに売れてますが、RODDIOのFWのほうがドライバーより飛ぶという人も結構いるんです。

スプーンのロフトが15.5度ですから、公差と可変ホーゼルをフル活用しても13度くらいが精一杯なのにドライバーより飛ぶという方がかなりの数いらっしゃいます。

その為多くのコンシェルジュショップから「RODDIO FWのロフトの立ったクラブを作ってくれないか」とか「RODDIO FWの流れでドライバーを!!」という声が多く寄せられたとのこと。
(BoseIronFactoryのファルコンまつばらもRODDIOさんとお話をする度に言いました)

そうした声のもと、RODDIOが着目したのはFWのスリットやソールプレートだけではなく、ヘッドの大きさです。

460ccなどの大型ヘッドは果たして本当に優しいのか?
本当に優しいとして、スプーンのほうが飛ぶという人は何故スプーンのほうが飛ぶのか?

おそらくそんなことを考えながら開発・検証していったのだと思いますが、大きさの違いから来る部分(以下に書いていきます)に行き着くこととなります。



スプーンのほうが真っ直ぐ遠くへ飛ぶ。という方は少なからずいらっしゃいます。

それはすなわち大きいヘッドよりも小さいヘッドが合うということですが、では逆に体積が大きいとどうなるかを考えていきましょう。



「大きいヘッドは優しい」という”常識”があり430cc程度でもコンパクトをうたうドライバーのなかで、385ccとはかなり思い切った開発と言えるでしょう。



「大きいヘッドは優しい」と言うのはある面で正しいのですが、ある面では間違っています。

そのためにまずは大きヘッドのドライバーを分析してみましょう。



大きいヘッドのドライバーは慣性モーメント(=MOI)も大きい。
ここで言う慣性モーメント(=MOI)はクラブMOIのことではなく、ヘッド左右MOI及びネック軸回りMOIのことです。

ヘッド左右MOIは5900g-cm2に代表されるもので、オフセンターヒットの寛容性に優れるという特徴があります。

「大きいヘッドは優しい」と言うのは主にこのヘッド左右MOIを指します。


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このようにヒール側であたった場合や、

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こうしてトゥ側で当たった場合でご説明しましょう。
 
ヒール側に当たった場合、ヘッドはヘッドの重心点を軸に反時計回りに回転します。

ヘッド左右MOIネックまわりMOI

一方でトゥ側に当たった場合、ヘッドはヘッドの重心点を軸に時計回りに回転する。

パターで考えると目に見えることも多いので、分かりやすいですね。

このヘッド左右MOIに関してはだいぶ前に流行ったナイキのサスクワッチ5900ドライバーやテーラーメイドのスパイダーパターのように四角くしてフェースから遠い位置に重量物を持っていくことでより一層高くすることが可能ですが、一番簡単で効果のある方法はヘッドを大きくしてやることです。

460ccのドライバーはこのヘッド左右MOIが高いので、四角くなくてもオフセンターヒットには寛容です。
PINGの最新G400MAXなどは四角ではありませんがPING史上最も高いMOI(←ヘッド左右&ヘッド上下MOI)ということですから、考え方としては四角いドライバーにまた戻ったとも言えます。

そのため、打点が左右(上下)に散るゴルファーには大きなヘッドは利点が多いと言えます。


もうひとつヘッドの大型化によってもたらされるのがネック軸回りの慣性モーメント(=MOI)が高くなること。
ヘッドが大型化すれば、相対的にヘッドの重心距離もシャフト軸上から遠くなります。

シャフト軸上からヘッドの重心が遠くなれば、その分ネックを軸として回転するのに必要なチカラ(ネック軸回りMOI)も高くなります。
ネック軸回りMOIが高くなるとフェースローテーションは行いにくくなりますから、大型ヘッドのドライバーの場合、フェースローテーションをビジネスゾーンで積極的に使用しないスイングの方には良いと言えます。


以上のことから、フェースローテーションをボールインパクトのビジネスゾーンで積極的に行わず、左右(上下)に打点が散るゴルファーにとっては大型ヘッドは非常に有用であり、効果大といえるのです。


一方でこのネック軸回りMOIが高いこと=大型ヘッドで恩恵を受けられないゴルファーは・・・。

フェースローテーションを利用するゴルファーということになります。

フェースローテーションを利用することに慣れたゴルファーはパーシモン時代にゴルフを始めたような方であったり、小さいヘッドのメタルウッドを長く使ってきたようなゴルファーであったり、アイアン(=重心距離が短い)が得意のゴルファーであったりと、実は結構多くの方が該当します。



フェースローテーションを利用したいけれど、高すぎるネック軸回りMOIによってフェースローテーションがやりにくいので、フェースが戻り切る前にボールコンタクトを迎えたり、無理にフェースローテーションを行うがためにフェースが戻りすぎてボールコンタクトを迎える。


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フェースが戻り切る前にボールコンタクトを迎える例。

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フェースを戻しすぎてボールコンタクトを迎える例。

 クラブMOIが高すぎてクラブが戻りきらずに右に出るということもありますが、逆にここ一番で引っ掛けたりチーピンが出る方はクラブMOIだけでなく、こうしたヘッドの大型化によるフェースローテーションが原因のこともあります。

ネック軸回りMOIが低い=小さいヘッドですと、MOIが低くスムーズにフェースローテーションが出来ますから、フェースローテーションを上手く利用するゴルファーであればボールコンタクトの時にフェースを上手く戻すことが出来、結果スクエアなフェースで当てることが出来ます(下図)。

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体積の小さいFWなら上手く打てるのに、デカヘッドのドライバーが上手く打てないという方はこのネック軸回りMOIが高すぎるということが言えるでしょう。

ナイキのサスクワッチ5900ドライバーが発売された時、試打したプロは皆さん一様に「曲げようとしても曲がらない!!」と言いましたが、実際に買って打ってみたアマチュアゴルファーの殆どはプッシュスライスになっていたことを思い出してください。
ヘッド左右慣性モーメントがいくら高くても、高いネック軸回りMOIのお陰でヘッドがスクエアに入らないのであれば当然プッシュスライスの球筋になります。
一般的なドライバーの場合クラブMOIも高すぎてプッシュスライスになる傾向が高いですが、高いクラブMOIにプラスしてネック軸回りMOIが高いのではヘッドを返しきれずにフェースは開いて当たりますからプッシュスライスになるんです。

逆に、いつもはプッシュスライスやまっすぐ出ても右に行くこすりスライスだけど、コンペのドラコンホールなどでドラコンを取ろうとして頑張って振った結果チーピンや引掛けになる場合は頑張りすぎてフェースローテーションをしすぎることによって起こります。
ネック軸回りMOIが高いのでいつもは右に行くので、ここ一番頑張ってしまった時に手首を返しすぎて左に行くということです。


また、ヘッド左右MOIとネック軸周りMOIは”操作性”にも大きな影響を与えます。
どちらも大きいと「このホールはフェードで狙っていこう」とか、「このホールは気持ち左に打ち出して、そのまま真っ直ぐストレートボールで持っていきたい」という操作性はスポイルされます。

オートマチックと言われるクラブはヘッド左右MOIとネック軸周りMOIが高いが故に、わざとオフセンターヒットさせて球筋をコントロールしようとしても出来ないということ(ナイキサスクワッチ5900ドライバーが「真っ直ぐにしか行かない」というインプレッションが多かったですが、これはそのこ戸によるものです)ですね。
アイアンでも操作性の良いアイアンというのは、PRGRのEGGアイアンだったりゼクシオのようなポケキャビアイアンでは無く、マッスルバックやハーフキャビティのような小ぶりな顔つきでヘッド左右MOIもネック軸周りMOIも低いものを指しますよね。



私、ファルコンまつばらは幼少の頃から親父のパーシモンを振り回していましたし、アイアンが得意でウッドが苦手というまさに絵に描いたようなネック軸回りMOI小さいほうが合う派です・・・・(^^;;

RODDIO Compactドライバーの重心距離はディープバックで32mm、ミッドバックで34~36mmと思われます。
460ccなどの大型ドライバーの平均的な重心距離が39.3mmですから、RODDIO CompactDriverのネック軸回りMOIが小さいことは容易に予測できます。

更にヘッドがコンパクトになるということは、大きいドライバーと比較すると重心深度も浅めになります。
重心深度が浅めということは、重量がよりシャフト軸に近いところにあるということからネック軸回りMOIは低めになります。

重心距離と重心深度、この2つが短めであることが、ネック軸回りMOIが低くなり、フェー-スターンはやりやすくなる訳です。

では、重心深度が短くなった場合に、起きると言われている球の上がりにくさは・・・と言うと、このあたりはさすがはRODDIOといえる解決策を施してあります。
ソールプレートをステンレススチールの重量のあるものにして、他の部分をチタンにすることで、Compact Driverは非常に低重心になっていますので、重心深度が短くなった分を相殺して余りある形になっていると考えられます(^^)v



ちなみにですが、ヘッドが小さくなり上手く当てられないのでは?という疑問をお持ちの方も多いと思いますが、それは杞憂ですのでご安心ください。
シャローフェースのFWやアイアンでは何の問題もなく打てますよね?
RODDIO CompactドDriverは上の写真のようにFWやアイアンよりもフェースは全然大きいですから、仮に問題があるとすれば”大きいヘッドは優しい”という思い込みに過ぎません。
「大きいヘッドで安心感がある」とか何の合理的理由の無いことを書いてしまう関係者の責任でもありますけどね(^^;;←ロングアイアンは難しいと書く人も一緒ですね。

ヘッドの大型化によるメリットとデメリットがありますから、一概に大きヘッドがいけないとか小さなヘッドが優しくないとは言えません。

こうしてご説明してきた通り、どちらにも一長一短、メリットとデメリットがあります。


ということで、460ccのドライバーで真っ直ぐ飛ぶ人はRODDIOCompactDriverを買う必要はありません。460ccで真っ直ぐ飛ぶ人が
RODDIOCompactDriverを使うとまともに当たりませんし、まともに当たるように打ち込んでいくとスイングが変わってしまいます。

ですが、どうしても
RODDIOCompactDriverを使いたい人はミッドバックをお勧めします。ミッドバックなら重心距離もディープに比べると長く取ってありますし、ディープバックに比べるとヘッド左右MOIも大きめの設計です。
いわばミッドバックは460ccからよりCompactな設計のドライバーに移行しやすいように作ってあります。



「そんなこと書いて良いのか!?!?(笑) RODDIOに叱られないの!?」と思う方もいらっしゃるとおMOIますが、いーんです!!RODDIOだって合う人だけに買ってもらわないと「コンパクトなドライバーってやっぱダメじゃん!!」という変な評判がつくのを一番嫌がっているのですから。



あ、あと小さいヘッドで恩恵を受けていたゴルファーの筆頭といえば、、、、


何と言ってもタイガー・ウッズ!!

250ccの小さなドライバーを使っていた2000年のフェアウェイキープ率は71.2%でしたが、400ccを超える大型ヘッドのドライバーを使っていた2008年はフェアウェイキープ率が57.9%にまで落ちました。

タイガー自身もViperドライバーの発売時に「自分は大きなヘッドが好きではないんだ。大きいドライバーだと、右から左の風の時に、ダウンスイングでヘッドに風圧を感じてしまうので、それが好きではないんだ。460ccのドライバーを使った時は、ボールスピードとスイングスピードの両方が遅くなってしまったんだ。」と話していますがこれは風圧を感じるということだけではなく、大きくなったことで重心距離や重心深度が長くなり結果、フェースターンが上手く行かなくなったということでもあります。
風圧でヘッドスピードが落ちただけであれば飛距離は落ちてもフェアウェイキープ率(左右の球のブレ)は起こり得ないですから。


あとは丸山茂樹プロとかも460cc全盛の時に380ccドライバーを使っていましたし、そうしたプロでもなかなか慣れるまでには努力が必要なようですから、ましてやアマチュアである我々には大型ヘッドのドライバーは難しいと感じる方も多いのでは無いかと・・・。

更には最近の若いプロなどもフェースローテーションを使って飛ばす傾向がありますから、大きいヘッドのドライバーだと球が散らばる傾向がありますね。
成田美寿々プロなどはその最たる例でしょう。成田プロは167cmと女性としては身長は高いですが、フェースターンを積極的に使ってインパクトゾーンのヘッドスピードを稼ぐスイングです。
成田プロのような若くてパーシモンの経験の無いゴルファーでもそうしたスイングで飛距離を稼ぐタイプの人は結構います(クラブの面倒を見させてもらっている弟子屈カントリー所属のノンロケット川村プロなども同じタイプです)。
成田プロはRODDIO 385のプロトタイプにドライバーを変更してからのフェアウェイキープ率は(数字では見ていませんが)圧倒的に良くなっているとのことですし、川村プロも385ドライバーを試打してからは他のドライバーが全く当たらなくなっています。

おそらく成田プロや川村プロのようなスイングタイプの若人(笑)もたくさんいるでしょうし、パーシモンや初期のメタルウッド(ピッツバーグパーシモンなんて185ccですよ!!←ファルコン計測)などを打ったことのない人でも385Compactが合う人は結構いると思います。

ピッツバーグパーシモン


石川遼プロなども合うと思いますね←興味津々のようですけどね(^^




こうしてクラブを物理的に捉えることで、いろいろなことが説明できますし、物理的に捉えることで無駄な出費や無駄な練習をしないで済みます。
いくら練習しても大きなヘッドの合わない人はイマドキの460ccドライバーを打ちこなすまで練習するのは難しいですし、逆に大きいヘッドが合うゴルファーが小さいヘッドで練習したら球が左右に散らばりますし。

出来ることなら、333ccも発売して悩めるゴルファーに小さいヘッドの選択肢を増やしていただきたいと思います。






最後にもうひとつだけ注意点です。

BoseIronFactoryでRODDIOCompactDriverを買わなくても良いんですが、買う際は必ずここに書いたことをキチンと理解しているコンシェルジュショップでご購入ください。
これが分かっているのと分かっていないのでは、RODDIO特有のチューニング(カスタマイズ)機能を活かせませんから。
せっかく高いお金を出して買うのですから、キチンと自分専用にチューニングしてくれるショップで買うことをお勧めしますよ(^^

ネタが尽きたということではありませんが(笑)、メール等で頂いたご質問にお答えするだけでは御本人しかお分かりにならないので、ブログでお答えすることで多くの方に知っていただこうかと(^^


さて、今回のご質問は・・・


「ミスが多いということではないのですが、私の場合9I PWが硬く感じます

振動数は短くになるに従って5〜7cpm 上がるわけですが、MOIが合っていればセオリーとは逆ですがむしろ柔らかくするか8I〜PWは同じでも良いのではないかなと思うのですがいかがでしょうか?」



というご質問です。

振動数って、硬さを表すひとつの指標ではありますが、実はそれほど重視しておりません。

同じ振動数でも硬かったり柔らかかったりと感じることもありますし、そもそもビョ~ンと振動を箚せながらスイングするわけでもありませんので。

スイングする時に感じる硬さをより正確に表すには、各点の剛性値のほうが重要だと考えています。
各点というのは、全長を最低でも10mm単位、方向としては360度(最低でも5度単位)で計測する剛性値です。

そうして剛性値をキチンと測ればスイングする時に感じるしなりと近似値になると考えられますので。

スパイン調整をするときはここまでやらないと正確なスパインを測定することは難しいと考えられます。
なのでスパイン調整をどうしてもやりたい方は測定費用として1本あたり40,000円(45インチだと8,229回測ることになりますので)頂いております。←それでも1回測って0.2円です(笑)
まぁ、ここまでご説明すると「それでもやる!」という方はいらっしゃいませんが。。。


話がズレましたね。

振動数のお話に戻ります。

短くなると振動数はどんどん上がっていきます。
このこと自体は理にかなっていると考えられます。

パイプオルガンや鉄筋・木琴と同じように長くなるに連れて音階が低くなっていくことと物理的に考えると同じですので。

ただこのことがゴルファーにとって良いのかということは別問題で、ご質問を頂いた方のように感じられる方もいらっしゃいますし、感じ方はそれぞれ適正なMOI値が違うように様々ですので。

お答えになっていないのかもしれませんが、先に書きましたとおり、私自身振動数が「絶対にフローしていなければいけない」とは考えておりません。
ですのでどれが正解ということ自体が無いんですね。

振動数がフローしていて全く違和感のない人もいれば、振動数はある程度揃っていたほうが良いという人もいらっしゃるのではないか、もっと言えばどちらでも構わないし気にしないという人も多いのではないかと。

MOIマッチングすることで振動数は綺麗にフローしていく傾向がありますが、ご質問のように8-PWをほとんど同じ振動数に揃えていくことも可能(おそらくリシャフトは伴います→フローするようにシャフトが設計されているので)ですので、どうしても硬く感じてしまう場合はまたご相談くださいませm(_ _)m


2018-02-14_23-34-07_010
ブログの調子が悪く、写真が上げられないのでMOIスケールの写真でごめんなさいです(^^;;

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