ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

April 2019

神社の境内で保護したときには低体温でほとんど動けず栄養も不足していて、もう死んでしまうと思っていたにゃんず(神社ねこ)。

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元気になったので苫小牧の新しい飼い主さんのところに連れていきましたが。



にゃんず

こんなに大きくなって、元気におてんばに暮らしているとのことです(^^


恩返しには来なくて良いので、幸せに暮らすんだよ(^^

フェイスブックやツイッターで話題になっているウェイト外しで飛ぶ?ということに関してフェイスブックで考える所を書いたので、フェイスブックをご覧になれない人のためにこちらにも書いていきましょう(^^



「ドライバーのウェイト外すと飛距離が伸びる?」

ドライバーのウェイトが仮に6gとして45インチのドライバーだとした場合のウェイトありと無しのクラブMOIの差は80kg-cm2くらいになります。
2016年の市販ドライバーの平均的なクラブMOIが2830kg-cm2程度でイマのドライバーも同じくらい。
平均的な男子のアイアンのクラブMOIは2620~2640kg-cm2程度ですので、ドライバーの適正MOI値は2720~2790kg-cm2程度。
男子でもドライバーのクラブMOI値は高すぎる傾向にあります。

そのことから女子の場合、ドライバーの平均MOI値である2830kg-㎝2は高すぎて振りにくいのでウェイトを外した状態の2750kg-cm2程度なら振りやすく、飛距離も伸びることが考えられます。

話題になっている女子プロの正確なクラブMOIを測っていませんのでなんとも言えませんが、仮に44.5インチ程度でシャフトも50g台だった場合、クラブMOIは2700台前半の事も考えられます。

話題になっているからといって単に外すだけではクラブMOIが低くなりすぎてかえって飛距離も方向性も悪くなる可能性が高いので、キチンとMOIマッチングが出来る工房にお願いしたほうが良いでしょうね(^^


では早速、話題のエピックフラッシュ(限定モデル)でクラブMOI的に検証していきましょう。

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これからクラブMOIマッチングするドライバーの中にありました。
オーナー様、頑張ってMOIマッチングしますので、MOIマッチングの普及啓蒙のために写真と検証で使わせてくださいね!!


まず、ウェイトの重量は15.8gありました。
ウェイトは仕様によって異なると思いますが、入庫してきたのは割とハードヒッターである男性用のクラブです。
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ウェイトを標準のストレートな球筋となるはずの位置に固定した時のクラブMOIは2855.5です。

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ウェイトを外した場合のクラブMOIは2640.6と214.9kg-cm2も下がりました。

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このMOI値はDGのアイアンでは7~8番くらいにあたります。
「7~8番アイアンが良いからちょうどいいや!外して試してみよう!!」というのは違いますので注意が必要です。

ドライバーの場合ティアップして打ちますし、ヘッドの構造・シャフトもカーボンと、アイアンとは違うMOI値にする必要がありますので、これでは成人男性にはクラブMOIが低すぎて引っ掛け球しか出ないと考えられます。

次にウェイトをドロー側にすると、2850.7、フェード側にすると2869.8となります。

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ドロー側はそれほど変わりませんが、フェード側は標準のストレートポジションよりも15kg-cm2弱MOIが上がっています。
これはドロー側フォード側ともクラブMOIマッチングの理論通りで、クラブMOIの増減によって球筋が変わっていくことを示しています。
具体的にはクラブMOIを低くするとドローやフック系の左方向へ、クラブMOIを高くするとフォードやスライス系の右方向に行くこととなります。

MOI説明
スライダーがドロー側にある場合はクラブMOIが低くなり、結果振りやすくなって振りすぎてしまう事になります。
そのためBの位置でストレートだとすると、ドロー側にスライドした場合、Aの位置で当たることになり、ドローの球筋になります。

逆にフェード側にスライドした場合、クラブMOIが増大しますので振りにくくなります。
振りにくくなった結果、振り遅れてCの位置で当たり、そのためにスライス回転がかかりフェードやスライスの球筋になります。

この球筋のコントロールをひとりひとりのお客様に合わせるため、クラブMOIを通じて最適な形にチューニングしていくのがクラブMOIマッチングです。



次にウェイトを外すべきか外さないべきか。という点です。

検証に使わせていただいたEPICフラッシュ(限定モデル)に関してはウェイト重量が15.8gもあるため、外すだけではクラブMOIが低くなりすぎる傾向があります。
成人男性の場合ではこれだけ低くなると引っ掛けやチーピンしか出ないでしょう。

女子プロが外して使っていますが、おそらくもともとの重量が15.8gあったとは考えにくいですし、成人男性とは体力も違います。

また、外している女子プロが全てEPICフラッシュの限定モデルというわけでもありません。
同じEPICフラッシュでもサブゼロを使っていてサブゼロのもう一つのウェイト(スライドしない方)を外している女子プロもいます
スライドしないウェイトの実測をしていませんから正確な所は分かりませんが、おそらく6~8g程度だと思われます。
上の記述で6gと仮定しているのはそのためです。

6g程度だとすると、上に書いている通り、外すことで2750程度になりますのでそのくらいでちょうどいい位置(Bの位置)で当たるようになるのだと思われます(^^



ここを読んだ皆さん、ここを読んでいないけれどウェイト外しの記事を読んだ皆さんが、ドライバーのウェイト外して調子がいいいからと外すのは良いと思います。

しかしながら、なぜ調子が良くなったのかの理由が分からないとヘッド(同じ型のヘッドでも)やシャフトを変えた時に調子を落とすことになりかねません。

そうした部分をクラブMOIで管理していけば、より精度も高くなりますし、シャフトやヘッドそのものの違いも分かるようになり、結果効率もいいですし、いい調子を継続していけると考えています。

同じヘッド、同じシャフト、同じグリップで同じ重量や長さ、同じスイングバランスで組み上げたとしても、実際のクラブMOIはかなり変わってきます。その事が分からないと全く同じに組んだのに何で違うんだろう?ということが分からないので、迷宮に入ったまま出てこれないゴルファーが多いと感じています。

プロゴルファーでよく聞きますよね?
ツアーレップが全く同じに組み上げたのに、「なんか違うんだよね~(^^;;」と言って使ってもらえないとか。

実はこれ、プロだけでなく一般ゴルファーでも当てはまることなんですね。
そのためBoseIronFactoryをはじめとするJCMO認定店ではクラブMOIをプラマイ3kg-cm2の範囲に収めないと認定しないし、お客様にお渡ししてはいけないというルールを作っています。
プラマイ3kg-cm2というのは、45インチのドライバーで言えば、0.23gの違いになります。
全盛期のNプロがドライバーに1gのおもりを付けたら違うと感じたということが言われていますが、その4倍くらいの精度でMOIマッチングしています。

なお、BoseIronFactoryの場合は標準でおおよそプラマイ1kg-cm2に、プレミアムプランですと0.4kg-cm2の精度で行います。0.4というと測定器の計測限度に当たり、45インチのドライバーで言うと0.03gの精度ということになります。
もちろんこのくらいになると測る計測器によって変わってきますから、どちらかと言うと私個人のコダワリという面が強いんですけどね(^^;;





クラブMOIが同じなら長くなるに比例してヘッドスピードも速くなります。
対して、今のスイングバランスでは長くなるに連れてクラブMOIは高くなる傾向になりますから、スイングバランスで合わせたクラブでは振るための抵抗がより大きくなり、その抵抗によってヘッドスピードは相殺され、長くなった分に比例したヘッドスピードアップは期待できないということになります。
よく1インチ長くするとヘッドスピードは1m/s上がるということが言われていますが、単に1インチ長くするだけではクラブMOIが増大するため、ヘッドを軽量化する等のチューニングも併せて行うことが必要です。

BoseIronFactoryの超ロングアイアンはそうした部分を踏まえ、ボールに当たり負けしない範囲でヘッドは軽量に作ってあります。
更に0番アイアンは基本カーボンシャフトですから、スチールシャフトより圧倒的に軽くなっています。
そのため0番アイアンでもクラブMOIはスチールシャフトのアイアンの3~5番アイアンよりも低い事も。(←スチールシャフトもヘッド重量も様々な重量帯がありますから)
つまり、3~5番アイアンが打てれば0番アイアンであっても打てるように設計しているんです。
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試打用の0番もありますので、嘘だと思われる方はどうか試してみてください。


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また、12度とか14度とかだったらアイアンでは無くウッドを使うというのが一般的ですが、アイアンにはウッドと違ってバルジもロールもありません。
ウッドのバルジ・ロールはギア効果によって球が戻ってくるために設定されていますが、パーシモン時代のクラブと違って、低スピン化の傾向がある今のウッドのギア効果はそれほど高くはありません。
バルジ・ロールが無い分、アイアンの方向性・直進性はウッドよりも高いと言えますから、狭いコース、風の強いコースなどではBoseIronFactoryの超ロングアイアンは非常に強い武器となると思っています。

  • FullSizeRender

すみません!
予想外です!
売り切れましたっ!

すぐに追加製造・・・と言うほどの人気は無いのは重々承知しておりますし、本業のMOIマッチングとゴルフクラブ製造以外のところであまり手を煩わせるのも避けたいです。

本音をいうと売れなくて私の顔に囲まれて過ごすのは怖いです。



ですので、ご希望の方は「再入荷お知らせ」でご登録くだされば第2弾を製造時にメールにてお知らせいたします。
再入荷お知らせをご登録くださると、私の方にもいま、どれだけ待ってるよという事が分かります。

再入荷をお望みの方がある程度まとまりましたら再度製造をいたしますのでよろしくお願い致します(^^)



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