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HAYABUSA AW

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HAYABUSA SW



ゴルフクラブはあくまで道具です。

芸術品や美術品とは違い、道具ゆえの機能が1番大切です。


HAYABUSAは本来の”設計”と言う意味でのデザインは行っていますが、日本でよくデザインと言う言葉で表される意匠デザインをしているのはロゴだけです。

HAYABUSAはネックとフェース面以外に一切直線はありません。

全ての曲線はHAYABUSAに求められる機能から必然的にもたらされたものです。



手前味噌ですが、HAYABUSAは美しいウェッジだとおMOIます。

その美しさは意匠デザインから来た造形では無く、機能を追求した結果の機能美。


その機能美は、芝や砂、地面の抵抗を極限まで減らすことによってもたらされました。


直線的な部分が全くないということは、たとえどのような角度でソールが接地していっても地面や芝、砂とソールが設置する部分は点になります。
ボールを床に置いたら床と接するのは点になるのと同じ考え方で、ソールが丸ければ設置するのは面ではなく点になります。

面で接するとその分抵抗が増えてウェッジにおいてはヌケを悪くする原因のひとつになりますし、リーディングエッジが丸く落とされていないと鋭角にエッジが入った時に抵抗は最大=チャックリとなります。

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HAYABUSA AWのソール。


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リーディングエッジも丸くなっています。

縦にも横にも丸いので、正面も横も抵抗=ヌケの悪さを極限まで低減しているんです。



こうした抵抗を物理的に考えることから、HAYABUSAの美しさは生まれています。





美しいからと言って使わないのはもったいないですよ(^^;;