テーラーメイドM3やM4、Callawayのローグ等々、新製品ラッシュです。

ですが、BoseIronFactoryではあまり新製品をお勧めする機会は少ない。


新製品をたくさん売るのは儲かるし、新機能などが満載なので売りやすいです。

もちろん新製品として出てくるまでに様々なテストをされて前よりも良い!!ということで発売されるわけですし、新製品が良いのは間違いありません。


ですが、その新製品は合う人と合わない人が必ず出てきます。

万人に合うクラブが存在しないのと同様に、万人が恩恵を受けるクラブの進化はありえないからです。

例えばパーシモン時代からゴルフをしている人の中には、460ccで重心距離の長いドライバーは打ちこなすことが難しい人もいるでしょう。←私がそうです。
逆に460ccのドライバーに慣れた人にとっては今度出るRODDIO 385コンパクトドライバーを打ちこなすのは難しいと言えます。

大きいから、重心距離が長いから優しいとか道具の進化とかは少し違うような気がしています。


自動車のパーキングアシストとかの自動運転技術などは紛れもない進化だとおMOIますけれど(^^;;


実はゴルフにおいての道具の進化はファルコン自身、言われているほどの進化は無いのではないかと感じています。
今のクラブの方が昔のクラブよりも飛ぶのは間違いのないところでしょうが、イマドキのクラブであれば100人中100人がキチンと飛ぶというわけでもありません。

イマドキのクラブが苦手と言う方も多いとおMOIますし、実際にクラブの進化(?)の恩恵に預かっていない人もこうしてクラブチューニングを生業にしていると非常によく見ますから。
(思いっきり恩恵に預かっている人がチューニングしに来ることもありませんしね(笑))

ヘッドがパーシモンからメタルになったのがピッツバーグパーシモンの1980年くらいとするなら劇的な進化から約40年。
シャフトはヒッコリーからスチールシャフト、そしてカーボンシャフトへ進化しましたが、クラブ全体の中での進化はどうでしょう?
仮に飛距離が伸びたとしても、アベレージゴルファーのアベレージが伸びているかというと、全くと行っていいほど伸びていません。

飛距離にしろ、方向性にしろ、スコアが良くするために皆さんクラブを買い換えるはずですが、実際にスコアが良くなる方はどのくらいいるのか・・・・。




実のところ、物理的な視点で見てここ40~50年で一番の進化はフジクラのMCI BLACKの発売だと思っています。

約100年に渡ってスイングバランスが隆盛を極めてきた中、ようやくクラブMOIマッチングをシャフトの見地から具現化しようとして出てきたのがMCI BLACKだからです。



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MCI BLACKが発売され非常に好調ですが、ホイールで調整するよりもタイヤで調整するほうがより効果的ですから、やはりヘッドでクラブMOIを意識して作る必要があると言えるでしょう。



クラブMOIマッチングをすると多くの方がベストスコアを更新されます。

1打の重みを一番良く知っているプロゴルファーでも、平均スコアは伸びるプロがほとんどです(まぁ、用具契約もあるのでそれほど多くのプロがMOIマッチングをしているわけではありませんが)。


そうなるとやはり次はヘッドの進化ですが、MOIマッチング専用ヘッドはまだ私達が開発したヘッドのみ。

大手や中堅どころのヘッドメーカーには出来得る限りアプローチしていますが、フジクラさんでさえ提案しても却下されるという状態が続いているとのことですから、まだまだ時間はかかりそうです。

クラブMOIマッチングは物理的な理論です。
有象無象の都市伝説的、オカルト的なクラブ理論(オカルトは理論とは言えませんが(笑))とは違います。

14インチのところに100キロのおもりを付けても全く変わらないスイングバランスと違って、論理的破綻もありません。

未だに天動説が信じられているゴルフ業界ではクラブMOIマッチングの普及までには時間がかかるとは思います。
早くても10年、遅ければ20年や30年はかかるでしょう。


MOIマッチングは地動説ですから、天動説を唱える人たちから見ると異端ですし、実際に排除しようとしてくる人たちもたくさんいます。

でも、事実は曲げることは出来ませんし、物理的に整合性の取れたものであること、力学的に正しいものであることは間違いありません。

ですので、たとえ50年100年かかったとしても、私の意志を継いでくれる人は必ず出てきますから、実際のところそれほどの心配はしていませんけどね(^^;;