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RODDIO Compact Driver


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Compact Driver専用シャフト




いよいよ発売(3/16)が近づいてまいりました( ´ ▽ ` )ノ
発注書も(午前中指定だったけど)先程届き、いよいよ感が増してまいりました。

BoseIronFactoryでは、社運をかけてこの385CompactDriverをお勧めできる方に猛プッシュいたします(^^


どのような方にお勧め出来るかということをお話する前に、何故今になって385cc(正確にはほぼ380cc)なのかということをお話ししますね。

ちなみにここで書くお話はあくまでファルコン自身の見解です。
もちろん嘘を書くつもりはありませんから、殆どの部分は実際にお話をして裏を取っていますが、RODDIOから公式に言われたことではありませんので、ファルコン自身の見解と捉えてくださいね(^^;;



まず最初に皆さんに分かっていただきたいのは、当初から385ccありきでは無くあくまでも結果でしか無いということ。
460ccではこれからご説明する特徴を出せなかったので、結果としてコンパクトになったということをご理解ください。

333ccでディープタイプのヘッドと385ccをディープとミッドバックの2種類作り、まずは385から発売になる訳ですから、小さければ小さいほどいいということではありません。



以下、385ccとなることでどのようなメリットとデメリットがあるのかを2016年に書いた記事を加筆修正(赤字部分)したものを載せますので、気になっている方は参考にしてくださいね。



RODDIOが3月16日に発売するコンパクトヘッドのドライバー。
385ccで2種類あり、385ccのほうは更にシャローなミッドバック(385S)とディープバック(385)があります。

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まずはこれらのコンパクトなドライバーを何故発売しようと思ったのか?ということをご説明していきましょうね。

皆さんご存知で多くの方が使っているRODDIOのFW。
抜群の飛びで今なお売れに売れてますが、RODDIOのFWのほうがドライバーより飛ぶという人も結構いるんです。

スプーンのロフトが15.5度ですから、公差と可変ホーゼルをフル活用しても13度くらいが精一杯なのにドライバーより飛ぶという方がかなりの数いらっしゃいます。

その為多くのコンシェルジュショップから「RODDIO FWのロフトの立ったクラブを作ってくれないか」とか「RODDIO FWの流れでドライバーを!!」という声が多く寄せられたとのこと。
(BoseIronFactoryのファルコンまつばらもRODDIOさんとお話をする度に言いました)

そうした声のもと、RODDIOが着目したのはFWのスリットやソールプレートだけではなく、ヘッドの大きさです。

460ccなどの大型ヘッドは果たして本当に優しいのか?
本当に優しいとして、スプーンのほうが飛ぶという人は何故スプーンのほうが飛ぶのか?

おそらくそんなことを考えながら開発・検証していったのだと思いますが、大きさの違いから来る部分(以下に書いていきます)に行き着くこととなります。



スプーンのほうが真っ直ぐ遠くへ飛ぶ。という方は少なからずいらっしゃいます。

それはすなわち大きいヘッドよりも小さいヘッドが合うということですが、では逆に体積が大きいとどうなるかを考えていきましょう。



「大きいヘッドは優しい」という”常識”があり430cc程度でもコンパクトをうたうドライバーのなかで、385ccとはかなり思い切った開発と言えるでしょう。



「大きいヘッドは優しい」と言うのはある面で正しいのですが、ある面では間違っています。

そのためにまずは大きヘッドのドライバーを分析してみましょう。



大きいヘッドのドライバーは慣性モーメント(=MOI)も大きい。
ここで言う慣性モーメント(=MOI)はクラブMOIのことではなく、ヘッド左右MOI及びネック軸回りMOIのことです。

ヘッド左右MOIは5900g-cm2に代表されるもので、オフセンターヒットの寛容性に優れるという特徴があります。

「大きいヘッドは優しい」と言うのは主にこのヘッド左右MOIを指します。


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このようにヒール側であたった場合や、

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こうしてトゥ側で当たった場合でご説明しましょう。
 
ヒール側に当たった場合、ヘッドはヘッドの重心点を軸に反時計回りに回転します。

ヘッド左右MOIネックまわりMOI

一方でトゥ側に当たった場合、ヘッドはヘッドの重心点を軸に時計回りに回転する。

パターで考えると目に見えることも多いので、分かりやすいですね。

このヘッド左右MOIに関してはだいぶ前に流行ったナイキのサスクワッチ5900ドライバーやテーラーメイドのスパイダーパターのように四角くしてフェースから遠い位置に重量物を持っていくことでより一層高くすることが可能ですが、一番簡単で効果のある方法はヘッドを大きくしてやることです。

460ccのドライバーはこのヘッド左右MOIが高いので、四角くなくてもオフセンターヒットには寛容です。
PINGの最新G400MAXなどは四角ではありませんがPING史上最も高いMOI(←ヘッド左右&ヘッド上下MOI)ということですから、考え方としては四角いドライバーにまた戻ったとも言えます。

そのため、打点が左右(上下)に散るゴルファーには大きなヘッドは利点が多いと言えます。


もうひとつヘッドの大型化によってもたらされるのがネック軸回りの慣性モーメント(=MOI)が高くなること。
ヘッドが大型化すれば、相対的にヘッドの重心距離もシャフト軸上から遠くなります。

シャフト軸上からヘッドの重心が遠くなれば、その分ネックを軸として回転するのに必要なチカラ(ネック軸回りMOI)も高くなります。
ネック軸回りMOIが高くなるとフェースローテーションは行いにくくなりますから、大型ヘッドのドライバーの場合、フェースローテーションをビジネスゾーンで積極的に使用しないスイングの方には良いと言えます。


以上のことから、フェースローテーションをボールインパクトのビジネスゾーンで積極的に行わず、左右(上下)に打点が散るゴルファーにとっては大型ヘッドは非常に有用であり、効果大といえるのです。


一方でこのネック軸回りMOIが高いこと=大型ヘッドで恩恵を受けられないゴルファーは・・・。

フェースローテーションを利用するゴルファーということになります。

フェースローテーションを利用することに慣れたゴルファーはパーシモン時代にゴルフを始めたような方であったり、小さいヘッドのメタルウッドを長く使ってきたようなゴルファーであったり、アイアン(=重心距離が短い)が得意のゴルファーであったりと、実は結構多くの方が該当します。



フェースローテーションを利用したいけれど、高すぎるネック軸回りMOIによってフェースローテーションがやりにくいので、フェースが戻り切る前にボールコンタクトを迎えたり、無理にフェースローテーションを行うがためにフェースが戻りすぎてボールコンタクトを迎える。


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フェースが戻り切る前にボールコンタクトを迎える例。

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フェースを戻しすぎてボールコンタクトを迎える例。

 クラブMOIが高すぎてクラブが戻りきらずに右に出るということもありますが、逆にここ一番で引っ掛けたりチーピンが出る方はクラブMOIだけでなく、こうしたヘッドの大型化によるフェースローテーションが原因のこともあります。

ネック軸回りMOIが低い=小さいヘッドですと、MOIが低くスムーズにフェースローテーションが出来ますから、フェースローテーションを上手く利用するゴルファーであればボールコンタクトの時にフェースを上手く戻すことが出来、結果スクエアなフェースで当てることが出来ます(下図)。

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体積の小さいFWなら上手く打てるのに、デカヘッドのドライバーが上手く打てないという方はこのネック軸回りMOIが高すぎるということが言えるでしょう。

ナイキのサスクワッチ5900ドライバーが発売された時、試打したプロは皆さん一様に「曲げようとしても曲がらない!!」と言いましたが、実際に買って打ってみたアマチュアゴルファーの殆どはプッシュスライスになっていたことを思い出してください。
ヘッド左右慣性モーメントがいくら高くても、高いネック軸回りMOIのお陰でヘッドがスクエアに入らないのであれば当然プッシュスライスの球筋になります。
一般的なドライバーの場合クラブMOIも高すぎてプッシュスライスになる傾向が高いですが、高いクラブMOIにプラスしてネック軸回りMOIが高いのではヘッドを返しきれずにフェースは開いて当たりますからプッシュスライスになるんです。

逆に、いつもはプッシュスライスやまっすぐ出ても右に行くこすりスライスだけど、コンペのドラコンホールなどでドラコンを取ろうとして頑張って振った結果チーピンや引掛けになる場合は頑張りすぎてフェースローテーションをしすぎることによって起こります。
ネック軸回りMOIが高いのでいつもは右に行くので、ここ一番頑張ってしまった時に手首を返しすぎて左に行くということです。


また、ヘッド左右MOIとネック軸周りMOIは”操作性”にも大きな影響を与えます。
どちらも大きいと「このホールはフェードで狙っていこう」とか、「このホールは気持ち左に打ち出して、そのまま真っ直ぐストレートボールで持っていきたい」という操作性はスポイルされます。

オートマチックと言われるクラブはヘッド左右MOIとネック軸周りMOIが高いが故に、わざとオフセンターヒットさせて球筋をコントロールしようとしても出来ないということ(ナイキサスクワッチ5900ドライバーが「真っ直ぐにしか行かない」というインプレッションが多かったですが、これはそのこ戸によるものです)ですね。
アイアンでも操作性の良いアイアンというのは、PRGRのEGGアイアンだったりゼクシオのようなポケキャビアイアンでは無く、マッスルバックやハーフキャビティのような小ぶりな顔つきでヘッド左右MOIもネック軸周りMOIも低いものを指しますよね。



私、ファルコンまつばらは幼少の頃から親父のパーシモンを振り回していましたし、アイアンが得意でウッドが苦手というまさに絵に描いたようなネック軸回りMOI小さいほうが合う派です・・・・(^^;;

RODDIO Compactドライバーの重心距離はディープバックで32mm、ミッドバックで34~36mmと思われます。
460ccなどの大型ドライバーの平均的な重心距離が39.3mmですから、RODDIO CompactDriverのネック軸回りMOIが小さいことは容易に予測できます。

更にヘッドがコンパクトになるということは、大きいドライバーと比較すると重心深度も浅めになります。
重心深度が浅めということは、重量がよりシャフト軸に近いところにあるということからネック軸回りMOIは低めになります。

重心距離と重心深度、この2つが短めであることが、ネック軸回りMOIが低くなり、フェー-スターンはやりやすくなる訳です。

では、重心深度が短くなった場合に、起きると言われている球の上がりにくさは・・・と言うと、このあたりはさすがはRODDIOといえる解決策を施してあります。
ソールプレートをステンレススチールの重量のあるものにして、他の部分をチタンにすることで、Compact Driverは非常に低重心になっていますので、重心深度が短くなった分を相殺して余りある形になっていると考えられます(^^)v



ちなみにですが、ヘッドが小さくなり上手く当てられないのでは?という疑問をお持ちの方も多いと思いますが、それは杞憂ですのでご安心ください。
シャローフェースのFWやアイアンでは何の問題もなく打てますよね?
RODDIO CompactドDriverは上の写真のようにFWやアイアンよりもフェースは全然大きいですから、仮に問題があるとすれば”大きいヘッドは優しい”という思い込みに過ぎません。
「大きいヘッドで安心感がある」とか何の合理的理由の無いことを書いてしまう関係者の責任でもありますけどね(^^;;←ロングアイアンは難しいと書く人も一緒ですね。

ヘッドの大型化によるメリットとデメリットがありますから、一概に大きヘッドがいけないとか小さなヘッドが優しくないとは言えません。

こうしてご説明してきた通り、どちらにも一長一短、メリットとデメリットがあります。


ということで、460ccのドライバーで真っ直ぐ飛ぶ人はRODDIOCompactDriverを買う必要はありません。460ccで真っ直ぐ飛ぶ人が
RODDIOCompactDriverを使うとまともに当たりませんし、まともに当たるように打ち込んでいくとスイングが変わってしまいます。

ですが、どうしても
RODDIOCompactDriverを使いたい人はミッドバックをお勧めします。ミッドバックなら重心距離もディープに比べると長く取ってありますし、ディープバックに比べるとヘッド左右MOIも大きめの設計です。
いわばミッドバックは460ccからよりCompactな設計のドライバーに移行しやすいように作ってあります。



「そんなこと書いて良いのか!?!?(笑) RODDIOに叱られないの!?」と思う方もいらっしゃるとおMOIますが、いーんです!!RODDIOだって合う人だけに買ってもらわないと「コンパクトなドライバーってやっぱダメじゃん!!」という変な評判がつくのを一番嫌がっているのですから。



あ、あと小さいヘッドで恩恵を受けていたゴルファーの筆頭といえば、、、、


何と言ってもタイガー・ウッズ!!

250ccの小さなドライバーを使っていた2000年のフェアウェイキープ率は71.2%でしたが、400ccを超える大型ヘッドのドライバーを使っていた2008年はフェアウェイキープ率が57.9%にまで落ちました。

タイガー自身もViperドライバーの発売時に「自分は大きなヘッドが好きではないんだ。大きいドライバーだと、右から左の風の時に、ダウンスイングでヘッドに風圧を感じてしまうので、それが好きではないんだ。460ccのドライバーを使った時は、ボールスピードとスイングスピードの両方が遅くなってしまったんだ。」と話していますがこれは風圧を感じるということだけではなく、大きくなったことで重心距離や重心深度が長くなり結果、フェースターンが上手く行かなくなったということでもあります。
風圧でヘッドスピードが落ちただけであれば飛距離は落ちてもフェアウェイキープ率(左右の球のブレ)は起こり得ないですから。


あとは丸山茂樹プロとかも460cc全盛の時に380ccドライバーを使っていましたし、そうしたプロでもなかなか慣れるまでには努力が必要なようですから、ましてやアマチュアである我々には大型ヘッドのドライバーは難しいと感じる方も多いのでは無いかと・・・。

更には最近の若いプロなどもフェースローテーションを使って飛ばす傾向がありますから、大きいヘッドのドライバーだと球が散らばる傾向がありますね。
成田美寿々プロなどはその最たる例でしょう。成田プロは167cmと女性としては身長は高いですが、フェースターンを積極的に使ってインパクトゾーンのヘッドスピードを稼ぐスイングです。
成田プロのような若くてパーシモンの経験の無いゴルファーでもそうしたスイングで飛距離を稼ぐタイプの人は結構います(クラブの面倒を見させてもらっている弟子屈カントリー所属のノンロケット川村プロなども同じタイプです)。
成田プロはRODDIO 385のプロトタイプにドライバーを変更してからのフェアウェイキープ率は(数字では見ていませんが)圧倒的に良くなっているとのことですし、川村プロも385ドライバーを試打してからは他のドライバーが全く当たらなくなっています。

おそらく成田プロや川村プロのようなスイングタイプの若人(笑)もたくさんいるでしょうし、パーシモンや初期のメタルウッド(ピッツバーグパーシモンなんて185ccですよ!!←ファルコン計測)などを打ったことのない人でも385Compactが合う人は結構いると思います。

ピッツバーグパーシモン


石川遼プロなども合うと思いますね←興味津々のようですけどね(^^




こうしてクラブを物理的に捉えることで、いろいろなことが説明できますし、物理的に捉えることで無駄な出費や無駄な練習をしないで済みます。
いくら練習しても大きなヘッドの合わない人はイマドキの460ccドライバーを打ちこなすまで練習するのは難しいですし、逆に大きいヘッドが合うゴルファーが小さいヘッドで練習したら球が左右に散らばりますし。

出来ることなら、333ccも発売して悩めるゴルファーに小さいヘッドの選択肢を増やしていただきたいと思います。






最後にもうひとつだけ注意点です。

BoseIronFactoryでRODDIOCompactDriverを買わなくても良いんですが、買う際は必ずここに書いたことをキチンと理解しているコンシェルジュショップでご購入ください。
これが分かっているのと分かっていないのでは、RODDIO特有のチューニング(カスタマイズ)機能を活かせませんから。
せっかく高いお金を出して買うのですから、キチンと自分専用にチューニングしてくれるショップで買うことをお勧めしますよ(^^