ライ角調整って皆さんされているでしょうか?

今作業しているクラブですが・・・、どこかでライ角調整をされたようで、5番アイアンで63.5度、9癌アイアンでは66.2度とすごい調整をされてしまったようでして・・・。

2度程度でしたらそのまま曲げられるのですが、3度とか曲げるとなるとそれ相応の事をしないと危険が危ないことにもなりかねないので、注意が必要です。
どんな危険が危ないかというと、曲げてポキっと折れる場合もありますし、ポキっと行かないまでもヒビが入って打ったらポッキリということもあります。

どちらもそうなるのは10%~20%程度の可能性ですが、それだけ危険が危ない時は(当然ですが)やり方を考えなければなりません。

BoseIronFactoryの場合どうするかと言いますと・・・



シャフトを抜きます。

ホーゼル内のクリーニング、シャフト先端部のクリーニングを行います。

治具にヘッドをセットして酸素バーナーでホーゼル部分を熱します。
(ホームセンターで売っているガストーチで炙れば曲がると考えている方もいらっしゃいますが、最大で1500~1600度程度のオモチャではお話になりません)

非接触の温度計でホーゼル部分が600~700度くらいになったのを確認したら、熱がかからないように小細工をしたベンダー(ロフトライ調整器)にセットして曲げます。
この時ロフトライを測るため、先端1.5インチカットしたスチールのテーパーシャフトを挿してホーゼル内にガタがない状態にしないと0.5度位は平気でズレるので注意です。

手で触れる程度まで冷えたらヘッドスペック測定器で計測して曲げは完了。
(ロフトライ調整器の目盛りを信じていると5番アイアンで63.5度とかになるので注意が必要です)
ヘッドスペック測定器
ヘッドスペック測定器


あとは通常通りまっすぐ組み上げればOKです。
※ここも誤解されている部分ですが、右から挿すとか左から挿すとかって通常のヘッドとシャフトでしたらそんな事出来ません。
ホーゼル内径とシャフト外径は(まともな会社のものでしたら)まっすぐにしか刺さらないクリアランスしかありません。
曲げて挿そうとする場合は、ホーゼルを広げてやる事が必要になる場合がほとんどです。


ライ角調整って500円程度でやっているところがほとんどですけども、2度より曲げる場合は上記のような手間をかけないと危険が危ないので注意が必要です。

500円だからといって、簡単な作業だけとは限らないんですよ。というお話でした(^^;;←自分に言っている訳です(笑)