ボブ・ボーケイとロジャー・クリーブランド。
言わずと知れたウェッジ界の2大巨匠です。

ウェッジのデザインをする上で、どちらの巨匠も”抜け”という性能を重要視してきました。
巨匠に限らずその他のウェッジデザイナーも”抜け”に拘ってデザインする人は多いです。

ウェッジデザインにおいてなぜ”抜け”を重視するのか。

BoseIronFactoryはまずその点を考えました。

抜けが良い場合、フェース面はボールとコンタクトするまでの間で抵抗は少なくスムーズにボールコンタクトを迎えます。
そのためゴルファーの意図した通りのフェース面の向きでボールコンタクトを迎えます。
言い換えると意図しない方向にフェースが向くことは最小限に抑えられるということになります。

対してヌケが悪い場合、ソールやフェース面は芝や地面の抵抗によって打ち手が意図しない方向に向くことになります。
真っ直ぐ打ち出したいのに右や左に行く場合もありますし、高さにおいても高すぎたり低すぎたりするんです。

1cmでもピンに近づけたいアプローチではこのことは非常にデメリットになりますから、ゴルファーは皆抜けの良いウェッジを求める訳です。


すなわち抜けが良い=接地抵抗が低いということになります。


接地抵抗を下げる手段として、いくつかの方法がありますが、ボブ・ボーケイもロジャー・クリーブランドも基本的な考え方としてソールを幅広く、かつ平滑にすることで接地抵抗を減らす手法を取っています。
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ボーケイさんでもクリーブランドさんでもありませんが、
平滑で広い面の一例です。



幅広く、平滑にする考え方とは対極として、HAYABUSAウェッジに採用されているFalconソールがあり、Falconソールは設置する面を平滑は面ではなく点とすることで接地面積自体を限りなくゼロにすることで抵抗を抑えるという手法です。


hayabusaソール
平滑な面が一切なく、点でしか接地しないHAYABUSAのFalconソール
玉子半分
Falconソールのアイデアは玉子から。
新幹線のフロント部分がカモノハシに似ているように、自然界にはまだまだアイデアのもととなるものがたくさんあります。


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こちらは平滑な面の一般的なウェッジです。

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こちらがFalconソールのHAYABUSAウェッジ。


Falconソールが玉子の形をアイデアとして取り入れたのは、玉子型が一番抵抗が少ないということからです。赤ちゃんが基本頭から体外に出てくるのも丸く、抵抗の少ない頭から出てくるということで、玉子にしても細く抵抗の大きいところをスッポン!と出てくるのも、丸いほうが抵抗が少ないんですね。


ボブもロジャーも、HAYABUSAのFalconソールとは全く考え方が違いますので、どちらが良いというわけではありませんが、平滑な面という考え方とは180度違う考え方という点に置いてはHAYABUSAウェッジは両巨匠とは違う手法でウェッジの新しい可能性を示すことが出来たのでは無いかと、巨匠を前にしておこがましいことではありますが考えていたりします。

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HAYABUSAウェッジの抜けは練習場の人工芝の上ではわかりにくいので、是非実際の芝の上からご体感ください!!

試打用もございます!!