大好評のボールピッカー。

3Dプリントならではの小回りの良さを活かし、新色が続々と誕生しています(^^

3Dプリンタの場合、出力するフィラメントを変更すれば(当然)色も変わるのですが、フィラメントの色を変えるだけでも強度などが変わってきますから、色を変えるだけで出力時の温度やどのように積層していくかを変更する必要があります。

純正のフィラメントなのに、どんなに設定を変えても100%必ず詰まるフィラメントなどもありますし、出力する温度によってはいい色が出ないことも。


そうした意味ではまだまだ一般家庭に3Dプリンタが普及する事は難しいと言えますが、近い将来にはスマホ並におじいさんおばあさんも3Dプリントする時代が来るのかもしれませんね。

BoseIronFactoryでは様々なメーカーの様々なフィラメントを数多く取り寄せて、MOIマッチング等の作業と並行してテストを重ねています。
ボールピッカーひとつ出力するのに早くても2時間はかかりますから、出力している間にMOIマッチングの作業をするといった感じです。

起きている間に色々とテストをして、それぞれのメーカーや色で最適な出力環境を見極め、寝ている間に製品となるモノを一気に出力するというパターンで行っています。


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ひとつひとつ出力すると2時間はかかりますが、ヘッドの動きに適した配置を考え、最適な温度やスピードで7個を一度に出力すると、起きて朝ごはんを食べ終わった頃に出力が完了する位にまで時短になるんです(^^


そうしてさっきテストが終わったのが、この写真の赤です(^^

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まだ1個しかありませんが、明日の朝起きた頃には95%くらいまでは出来ていると思います(^^

朝起きて失敗している可能性ももちろんありますけどね・・・(^^;;