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昨日上げたブログ記事にも追加していますが、画像は再掲です。
左がHAYABUSA Ironの3番プロトタイプで、右がTN-87の非売品プロトタイプの1番アイアンになります。

通常番手が長くなるに連れてトップラインは微妙に薄くなる(薄く見える)傾向がありますが、2番手違ってもHAYABUSA Ironのほうが薄いのがお分かりになるかと。


TN-87プロト1番に関してはBoseIronFactoryの至宝として門外不出としておりますので、いらっしゃった方にしかお見せできませんのでご了承ください。


で、表題のお話なのですが・・・。



ファルコン的に昨今の飛んじゃうアイアンに関しては少し考えるところもございましてね・・・。

7番アイアンと言ってもロフト24度というモデルまであるので、HAYABUSA Ironで想定している7番のロフト34度と比較すると、その差はなんと10度!!

10度も違えばそりゃあ飛びますよね?というやるせない気持ちにもなったりするわけでして・・・。

ロフトばかりではなくて、長さに関してもぶっ飛びアイアンは7番で37.75インチ(しかもヒールエンド法)となっているものもあり、長さでも2番手の違いがあるわけでして、更に更にやるせない気持ちになったりする訳でして・・・。

このやるせなさを解決するにはは3つの方法があると思われます。

その1:5番アイアンの番手表示を7と刻印してお茶を濁す。

その2:いっその事4番アイアンに8と刻印して流行の最先端の更に先まで行ってみる。

その3:「番手なんて(毛がないだけに)不毛だっ!!」と強がってロフト表示にしてみる。


もちろんこのやるせなさをそのまま我慢するという方法もあるわけですが、アイアンに対してのBoseIronFactoryの基本的な考え方というのは、クラブMOIマッチングの本質を踏襲しているんですね。

クラブMOIマッチングの本質のひとつとして、クラブなりの飛距離の階段をきっちり作るというのがあります。
それが一番具現化しやすいのがヘッドもロフトとライ角以外は基本同じでシャフトもグリップも基本同じであるアイアンセットなんです。あ、長さと重量も違いますね・・・(まぁええわ。言いたいことは分かりますでしょ?)

クラブMOIマッチングの本質を追求していくと、ロフトなり、番手なりに飛距離の階段がきっちりできることが大切なので、一部のぶっ飛び系アイアンのように「単に飛べばいい」とは考えません。

例えば、先に上げた7番でロフト24度というアイアンセットのロフト設定を見てみると・・・

#5:20度 #6:22度 #7:24度 #8:28度 #9:33度 PW:38度 AW:44度 AS:50度
SW:56度

という設定になっています。
5番が20度で、6番が22度、7番が24度ですから、5~7番は2度刻み。
7番と8番で4度刻みで、8番9番PWが5度刻み、PW、AW、AS、SWでは6度刻みとなっています。

普通に考えてこれで飛距離の階段が出来るとは思えないのです(^^;;

もしかしたら番手ごとにヘッドの構造を大幅に変えていてキチンと階段が出来るように設計してある凄いテクノロジーを持ったアイアンなのかもしれませんけど・・・。


そうしたものも含めて極小資本であるBoseIronFactoryはぶっ飛び系のアイアンは無理です(^^;;

もちろん大きなメーカーさんに喧嘩を売ると言ったことも考えていませんし、何よりも飛距離の階段をきちんと作るという本質を大切にしたいと考えています。
そして本質を大切にしていくことがHAYABUSA Ironを心待ちにしていただいているお客様に対しての信頼にも繋がると考えています。

ということで!!

HAYABUSA Ironに関してはソールの番手表示を取りやめロフト表示にすることを前向きに検討しています。
「前向きと言ってもまだ検討しているだけじゃないの!!」という声が南の方から聞こえてきたので何故検討かを言うと・・・


ロフト表示をしているヘッドメーカーが殆ど無いので、実際に製造するにあたってはロフト表示用の刻印を作らないと行けないんです(^^;;

当然HAYABUSA Ironのためだけに作ることになるので刻印の製造にかかる費用は全額BoseIronFactoryが持つことに・・・(泣)

恐くてまだいくら掛かるか聞けていません・・・(爆)


まぁ、ここでこうして書いちゃったからには高くても作る方向ではありますが・・・。