あるプロがクラブを短く持ってティーアップを低くしたら飛距離が伸びたという事をFacebookで書いておられました。
そのプロは全部正解で合うか合わないかであると書いていましたが、とても興味深いお話ですので、
そのプロは全部正解で合うか合わないかであると書いていましたが、とても興味深いお話ですので、
なんでこのプロの場合これが正解だったのかに関してクラブMOIマッチング的な視点から書いてみようと思います。
結論から言うとこのプロの仰るとおりなんですけども・・・。
さて、どんなことがこのプロに起こったのか・・・。
短く持つとクラブMOIは低くなる。
結論から言うとこのプロの仰るとおりなんですけども・・・。
さて、どんなことがこのプロに起こったのか・・・。
短く持つとクラブMOIは低くなる。
クラブMOIが低くなることで振るために必要となる抵抗が低くなるので振りやすくなり、よく言われているようにヘッドスピードも1インチで1m/s落ちることはありません。
更には短く持つことで芯に当たる確率が上がるので飛距離が伸びる可能性も高くなります。
ティーアップと低くすると、アッパーではなくレベルブローに近いところでボールコンタクトを迎えることになりますから、リアルロフトは小さくなり、ボールはよりロフトに近い打ち出し角で飛んでいきます。
それなりに速いボール初速とした場合では、打ち出し角が高すぎると前に伸びるためよりも上に上がるためにエネルギーを消費しますから、適正な打ち出し角となり、飛距離が伸びたものと考えられます。
ただ、ここでいちばん大切なのは、これが合う人と合わない人が居るということ。
短く持たなくても適正MOIの場合もありますし、ヘッドスピードが一番出るところ(ボール初速が一番出るところ)がアッパー軌道に乗ったところという方もいらっしゃいます。
そのへんが難しいのと、プロゴルファーに対してのクラブMOI値の階段が、一般的なアマチュアゴルファーよりも段差が少ない(ex.仮にプロのドライバーMOIが2780kg-c㎡でアイアンが2680kg-c㎡だったとすると、一般的なアマチュアのドライバーが2800kg-c㎡でアイアンが2650kg-c㎡と150kg-c㎡差だったりする)こともあります。
正解はゴルファーの数だけありますし、同じ人でその正解も体力が落ちたり体力が付いたりして変わってくることも。
一番良いのはキチンとしたノウハウと経験を持つプロにクラブの調整を任せたほうが良いということですね(^^;;
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