このところHAYABUSA Ironのご予約が落ち着いてきたのでリマインダーの宣伝です(^^;;

難しく見えるHAYABUSA Ironですが、実はとても優しくなっています。

バックフェースの窪みでミスヒットにも寛容ですし、窪み以外の部分でしっかりと厚さと重量を持たせ、かつネックも短めにすることで、一般的な軟鉄鍛造キャビティと同程度の重心の低さも兼ね備えています。
かなり大胆に削られた極薄のトップブレード(トップライン)も低重心化に貢献しています。

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また、フェース自体も一般的なマッスルバックよりも大きく設計していますので、フェース全体のMOIも高く、その分芯も広くなっています。

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ソールはHAYABUSAウェッジ譲りのフルレングスラウンドソール(ファルコンソール)を採用することで、芝との抵抗を最小限に抑えていますのでヌケも抜群です。
しかも、ファルコンソールはリーディングエッジも丸いので、ヘッドをダウンブローに入れてもほとんど芝を切ることはありません。
芝を切らずにヘッドが進みますので、フェースとボールの間に切れた芝が挟まる事もほとんど無く、結果、ラフからのフルショットでもフライヤーすることがほとんどありません。

今まで5ヤード飛びすぎるのか、10ヤードなのか、15ヤードなのか分からないままに打たざるを得なかったことがフライヤーの最大の問題点でしたが、HAYABUSA Ironの場合フライヤーしたとしても2~3ヤードと、ほぼ誤差の範囲に収まるのも特徴のひとつです。

もちろんマッスルバックを元に作っていますので、インテンショナルに曲げることも容易です。

そんなHAYABUSA Ironですが、欠点もあります。
飛距離の階段を重んじる設計のため、昨今のストロングロフトの同じ番手のアイアンに比べて飛距離が落ちるということ(注1)。
そしてBoseIronFactoryという超マイナーな極小のメーカーでありますから、知名度が低いこと。
また、その窪みから知らない人からゲテモノ扱いされる可能性もあるでしょうし、少量生産しか出来ないので価格も高く感じてしまうこと・・・。

ただ、開発に5年以上かけたHAYABUSA Ironで、その性能には自信を持っています。
そのため少なくとも5年、出来ることなら10年以上は全く変えること無く販売していきたい製品にしているつもりです。

試打用は今月終盤になってからと思いますが、是非HAYABUSA Ironをご検討ください。

https://longiron.net/items/5d5c174766d86c100ae19b3f

注1:ショートホールなどで番手自慢などをされないためにも番手表示ではなくロフト表示にしています。


HAYABUSA-IRON-刻印訂正版
番手表示の刻印もこだわりのフォントを使っています。

TeshikagaHKD
弟子屈だからこそ、北海道だからこそ作ることが出来たHAYABUSA Ironですので、ネック刻印にも拘っています。

ご予約は下記のリンクからお願いいたします。