「0番アイアンなんて難しくて打てるわけがない」
ということをよく聞きます。

こうした方のほとんどは、
「3番アイアンでさえ難しくて打てないんだから0番なんて・・・」
という理由で打てない宣言している訳ですが、

「その3番アイアン、MOIマッチングしてありますか?」と逆に小1時間問い詰めたいです(笑)

MOIマッチングしていないクラブのクラブMOIは、

BeforeMOI

このグラフのように番手が上がるに連れ、どんどんクラブMOIの値は上がっていきます。
5番アイアンで2672kg-c㎡とすると3番アイアンでは2690~2700kg-c㎡にまで上がります。

クラブMOIがそれだけ高くなると言うことは、それだけ振りにくくなり、キチンとスクエアにフェースを戻すためにはより一層のチカラが必要になります。

キチンと当たらなければキチンとは飛びませんから、そりゃあ難しいと感じる訳です(笑)


クラブMOIの知識のない方は「ロフトが立っているから難しい」とか、「長いから難しい」とか凄いのになると「構造上難しく出来ている」とか言いますが、昨今のストロングロフトアイアンの4番アイアンは一昔前の3番アイアンとほぼ同じ長さとロフトですし、UTの2番などはロフト18度とかで長さも長いです。
構造上~と言うことに対しては、7番アイアンと3番アイアン、9番アイアンではヘッドの構造もシャフトもグリップも基本同じですので「構造上~」というのも当てはまりません。


唯一明確に違うのはクラブMOIだけで、クラブMOIのことを考えずしてゴルフクラブの「難しい」や「優しい」は考えられないということになるんです。

AferMOI


BoseIronFactoryはクラブMOIの専門家で、クラブMOIでメシ食ってます。
そのBoseIronFactoryが作る0番アイアンですから、当然クラブMOIのことはよく考えた上で作っています。


コンセプト自体が、0番アイアンでも全く難しいと感じること無く打てる。ということで設計していますし、『0番アイアンスゲェ!!→何で難しいと言われている0番アイアンが打てるの?→MOIマッチングの考え方で作っているから!!→持っているクラブをMOIマッチングしよう!!→MOIマッチングの普及』と言う事を目的に作っているんです。

まぁ、もっと簡単に言うと、「打ってもいないのに難しいとかなんで分かるの?」ってことでもありますが・・・(笑)