グースが捕まりやすいということは以前より言われていることですが、それ自体に何も異論を唱えるつもりはありません。

ですが、素朴な疑問があります(^^;;

多くのアマチュアゴルファーが、捕まらないことで一番アタマを悩ませているのがドライバーなのですが、グースが本当に捕まりやすいのであれば、なぜグースネックのドライバーが現在ほとんど無いのか?
ということ。

ドライバーだけでなく、フェアウェイウッドにもグースネックはほとんどありません。

確かに見た目の問題もあるでしょう。
しかしながら、実際にドライバーでスライスしか出ない人がほとんどですし、各メーカーも捕まる球を打てるドライバーの開発は至上命題ですので、凄いグースネックのドライバーがあっても良いと思いませんか?

「ドライバー グースネック」でググってみても、出てくるのはこれでグースなの?と言うものばかりです。
激安が売りのアメリカン倶楽部の2014年のドライバーASⅣというのが、結構グースネックでしたが、それでもアイアンやウェッジのグースに比べるとさほどのことはありませんでした。



写真の無断使用はしたくないのでリンクを載せますね(^^;;





で、ここで何故グースネックのアイアンやウェッジはあるのに、グースネックのドライバーが無いかの答えを書きますね。

グースネックにすることで重心角を深くすることが、アイアンやウェッジでの目的です。
アイアンやウェッジはウッドクラブで無く(=クラウンが無い)ので、重心角を深くするにはグースネックにするしか方法が無いのに対して、ウッドクラブはクラウンがあることで重心角をコントロールすることが出来るからです。


とは言っても、もちろんグースネックにすることである程度自由なウッドの重心角も更に深くしていくことは可能です。

そんなにグースネックが捕まるのであれば、EYE2以上のグースネックがドライバーで採用されても良いはずなのですが、現状発売されているドライバーなどでグースネックが無いのはファルコン的にやはり納得いかないんだよなぁ・・・。