クラブMOIマッチングを否定される方の中には、「腕や肩等の体の慣性モーメントや角加速度が考慮されていないから全く意味が無い」と言う方もいらっしゃるようです。

確かにそれは一理ある考え方と言えましょう。


ですが、そうお考えになる方ご自身であっても、実際に腕や肩の慣性モーメントを計測することは出来ません。
計測するには腕や肩を切断して計測する必要がありますから実際には不可能です。


ですが、ご安心ください。
腕や肩などの身体の重量や長さ、筋力や動かし方の癖などはハーフ終わっていくらバイキングで満腹になっても変化することはほとんどありません。
物理的に考えて変化しないものに関して考慮する必要はありませんから、クラブ単体でクラブMOIを計測しても何ら問題はありません。

また、クラブ総重量の番手間フロー(ヘッド・シャフト・グリップ・グリップテープ・ソケット・接着剤の量の重量管理)やシャフト振動数の番手間フロー(シャフトの番手間振動数管理)に関しては当然行っており、当然過ぎて書いていなかった位です。


「クラブMOIの調整は上記が完全に調整・管理されていなければ効果はゼロ、全く意味がありません。」とのことですが、当然行っているので効果はあると言うお墨付きを頂きましたね。
逆にプロモーションして頂きましてありがとうございます。


逆に腕や肩のMOIを反映させようとしてアームを付けている工房さんもいらっしゃるようだとお聞きしております。
100人いたら100人で、100万人いたら100万人で違う腕の長さや骨格、筋肉や脂肪を全て反映させなければ全く意味のない、効果ゼロのMOIですから、当然アームも何万種類を付け替えて計測なされているのでしょう。

弊社では変化しない物に、そのようなことまでは出来かねますので、本当に頭の下がる努力をされているのだなぁと感服致します。