RODDIOのヘッドの魅力はそのチューニングのしやすさとチューニングの許容範囲の広さにあります。

これは裏を返せば吊るしのままではその性能を発揮できないということでもありますし、他の人にマッチするように作られたRODDIOを打っても合うはずもありません。

おひとりおひとりに合わせてチューニングしていくと言うこと、そして他の人のために作られたクラブではその性能が発揮されないということは、MOIマッチングと似ている部分もありますね。

ですので、コンシェルジュショップでの購入は必須で、中古やオークションに出ているものを購入しても全く意味はありませんし、RODDIO本来の性能は発揮されませんからご注意願います。
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ハッチのカーボン化でより一層の軽量化が図られ=チューニング幅の広がった。


もう一つのRODDIOの魅力。

それはRODDIOそのものが素材提供に徹して、そのチューニングはコンシェルジュショップに任せるという点です。

例えば当店のFW用チューニングソールプレートはもちろんRODDIO純正ではありません。

 
 通常こうしたメーカー純正以外のチューニングパーツを作った場合、メーカーはそのショップに対していい顔はしません。
「設計値と変わってくるから・・・」とやんわりと圧力をかけてその販売を中止させたり、ガッツリと圧力をかけて正規販売特約店から外すこともありえます。
ですがRODDIOの場合、「ファルコンさんとこのチューニングソールプレート、面白いし効果的なのでウチでも作ってみたんですよ!!でもファルコンさんのようになかなか作れないので開発中断したんです(^^;;」なんて平気で教えてくれます。

その他にも、
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こんなチューニング(ソールプレートを削って重量調整)や、

2016-02-14-22-06-51
こんなチューニング(プレートを止めるネジを削って重量調整)を

 
認めてくれるどころか、「どんどんやっちゃってください!!」なんて言ってしまう、そこまで懐の広いメーカーってRODDIOとBoseIronFactoryくらいです(笑)


単に組み上げるだけなら誰にでも出来るけれど、RODDIOというメーカーは素材の提供に徹すると公言しています。
そこでその素材をオーナーの好みに合うよう、どうやってい料理していくか。それがRODDIOから我々クラフトマンに与えられた役割です。



大手メーカーのカチャカチャはユーザーにそのチューニングを任せているとも考えられるのに対して、RODDIOは我々クラフトマンにオーナーにとって最高の味付けをして販売することを求めています。

このことを素晴らしいと取るオーナーとクラフトマンにとっては、RODDIOは最高の素材メーカーなのですが、オーナーがクラフトマンを信頼して任せてくださらないと意味がありません。

決して悪いようにはしませんから、どうかBoseIronFactoryを、ファルコンを信頼してお任せくださると幸いです。