ゴルフ北の国から〜MOIマッチング編〜

ゴルフトゥデイの連載「ゴルフ〜北の国から〜」と連動し、クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからをお届けします。

カテゴリ: MOIマッチング

さすがに「バランスD2で組んでください!!」と言う方はBoseIronFactoryにはいらっしゃいませんが、「クラブMOIは2660kg-c㎡で組んでください」と言ったオーナーはたまにいらっしゃいます。

弊社の場合、クラブMOIマッチング専門店ですので、クラブMOIに関してはオーナーよりもよ~く存じているつもりですし、弊社でのMOIマッチングが初めてのオーナーの場合は問診票のご記入をお願いしております。

問診票を見て、こちらでクラブMOI等諸々の計測をすれば、ほとんどの場合オーナーにとっての適正値が分かりますし、それでもよくわからない場合はメールなどで必要な情報をお聞き致します。

結果、ほぼ100%のオーナーに喜んで頂けるクラブMOIマッチングが出来ていると自負しておりますし、そのために日本だけでなく海外からのオーナー(もちろんお会いしたことのないオーナー)からリピートを含めたご依頼を頂いていると言う状況です。


MOIマッチングの方法に関してのご質問をいただくことも多いのですが、クラブMOIを含めたそのクラブの状況がどのようになっているのかは、クラブがこちらに到着してからでないと分かりません。

基本的には長さと重さの組み合わせで調整をしますが、どこをどの程度重くしたり軽くしたりといったことはそのヘッドの状況や構造によって様々。
状況や構造を実際に見て、オーナーに最適な状態を考えて調整していきますので、どのような調整方法を取るかを処方いたしますので、事前に調整方法をお知らせすることは不可能です。

また、ご依頼いただく数も非常に多く、毎日朝から夜中(場合によっては夜明けまで)クラブMOIマッチングを行っています。
このウェイトを削って調整するのが最善の方法だ!!と考え、そのことをオーナーに事前の了解を取ろうとすると、お返事をいただくまでに早くとも数時間はかかりますし場合によっては数日かかることも。調整方法を詳細にメールに書くのも、1~2時間かかることもございます。

その間作業を止めて、他のオーナーにご迷惑をかけるわけにも行きませんし、最善の調整方法を考えつくのが夜中といった場合も多々ございますので、調整方法に関してはお任せいただくことを前提に作業のご予約をお受け致します。

ただ、決して誤解しないでいただきたいのは、効率や作業時間を優先したいということでは無く、全ての工程に於いて、無限とも言える選択肢の中からオーナーに最善の形を取りたいということです。

効率を優先していたのではクラブMOIマッチングは成り立ちませんから、オーナーにとって最善の形で作業しますので、ファルコンを信用して頼って(信頼)頂きたいということであります。


よろしくお願いいたしますm(_ _)m

先日も同じようなことを書きましたが、大切なことですので、もう一度。

クラブMOIが高いと振り遅れて右に行くことは何度もご説明してきました。

ですが、ドライバーでのチーピンをはじめ、殆どすべての番手で左に行く人も少なくありません。

このことでクラブMOIマッチングを否定される方もいらっしゃるでしょうが、クラブMOIマッチングから見えてきたこと、分かってきたこともあるんです。


実際にそのような症状のオーナーに宛てて書いたメールをここに載せさせてもらいます(^^


○○さま

ほとんどのクラブが左に行きますか(^^;;
試しにグリップエンドにカウンターバランス(硬貨2~3枚をガムテで巻いても可)をつけて打ってみてください。
それで解消されるのであれば腕や肩のMOI(第一次MOI)が不足していることが考えられます。

一次MOIが不足していると、クラブMOIが高くても低くてもダウンスイングでクラブが垂直に降りてこないため、コックが必要以上に早く開放されてアーリーリリースになります。
そのためクラブMOIが高くてもクラブだけが先に行ってしまいます。
このことで、フェースローテーションフェースが本来よりも早くローテーションしますので、フェースが閉じた状態でボールコンタクトを迎えることとなり、左に行くということになります。

クラブMOIだけでなく、第一次MOIのことまで考えて行うのが我々JCMOのクラブMOIマッチングですから、各番手でどのくらい左に行くかを問診票に書いていただくことで、それぞれの番手に必要な重さのカウンターバランスをグリップ内に入れたクラブMOIマッチングが出来ます。






腕や肩のMOIを可変させることは我々クラフトマンに取って出来かねることですが、このようにしてカウンターバランスをグリップエンドに仕込むことで、腕や肩のMOIを増大させることが出来ます。
グリップエンドにカウンターバランスを仕込むことで、ダウンスイングでクラブが真下に落ちやすくしてやるんです。
結果、アーリーリリースが解消され、タメが出来る。
タメが出来た後に一気にクラブが回ってきますから、アーリーリリースによるクラブの先行を抑えることが出来て、左に行くことも無くなります。


こうした研究・検証も行い、活かしていくことが大切だと私たちは考えています。


IMG_8946 (3)

写真は特に意味はありませんが、欠品前に皆さんご依頼を!!

 




クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。

お預かりしてから2週間程度でMOIマッチングは完了いたします。
現在約1ヶ月待ちの状況ですが、随時作業は行っておりますので、納期等はお問い合わせください。

なお、1ヶ月も待てない!!と言うお急ぎの御客様はJCMO認定の工房へお問い合わせください。
皆さん、素晴らしい技術と知識をお持ちですし、BoseIronFactoryでMOIマッチングしてもキチンとデータの共有などもできますから安心してくださいね(^^

BoseIronFactoryは、東京23区より広いのに人口7800人弱しかいない弟子屈(てしかが)という北海道の超ど田舎にあります。 


風も強く1日の中に四季があり、夏でも冷涼な気候のスコットランドに近い環境と言うことでこの地を選びました。


実際にこの弟子屈に暮らしてみて、その選択は間違いではなかったと感じております。



ただ、そんなど田舎にあるため御客様の99.9%はスイングを見たことが無いばかりか、お会いしたことも、電話でお話ししたことも無い御客様です。




御客様とお会いしたことが無いのに、御客様に合ったクラブを作れるのか?


御客様のスイングを見てないのに、御客様に合ったクラブに調整できるのか?



そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかとおMOIますし、MOIマッチング自体のことを先のブログに書いたようなオカルトチューンだとお考えになっている方もいらっしゃるとおMOIます。




こちらの方もMOIマッチングのことは知っていらっしゃったようですが、いろいろ悩んでご決断され、ご依頼を頂きました。


〜〜〜〜〜〜ここから〜〜〜〜〜〜


アイアン届きました!
最高です!
少しだけ打ってみましたがなんとも体験した事ない事でただただ驚いております!
ありがとうございます。
本当に不思議な感覚で長いアイアンも短いアイアンも番手を見ないと本当に間違えます(≧∇≦) 
MOIマッチングを経験してないのにMOIをとやかく言ってる人にはっきり言えます!
ファルコンさんの組んだMOIマッチングのキマったアイアンを一度でいいから使ってみろと!
使えばどんな鈍感な人でも分かる!
自信を持ってオススメします♪( ´▽`)

正直僕も実際に球を打ってみるまでは半信半疑でした。
これはやってみて初めて分かる感覚なので是非皆さんにも体験してほしいですね(≧∇≦)
MOIマッチングの普及応援します♪( ´▽`)

〜〜〜〜〜〜ここまで〜〜〜〜〜〜




なんちゃってでは絶対に無理な本物のMOIマッチング、私だけではなくJCMO認定店でしたら可能です!


悩んでいらっしゃる方は是非一歩を踏み出してください!!

ファルコン自身バイク海苔で、車も嫌いじゃない(でも欲しい車は高くて買えない)のですが、バイクや自動車の世界にはオカルトチューンと言う効くか効かないか科学的に検証されていないチューニングが多数あります。

燃料チューブやプラグに付けるだけで燃費が良くなったり、回転がスムーズになったり、馬力が上がるといった類のものです。

オイル添加剤と言うエンジンオイルに入れるとコーティングされて摩擦が少なくなったりといったやつもあります。

これらのパーツや添加剤って実はファルコン自身も使ってみたこともあるんですが、確かにそんな効果があるようには感じるんですね。→科学的に根拠は無いものでも・・・(^^;;

プラセボ効果のほうがきっと強いと思うのですが。。。



実はゴルフにもそうしたオカルトチューン的なものが結構あります。

オカルトチューンとまでは言わなくても、根拠の希薄なものだったり、「その実証方法間違ってませんか?」といったツッコミどころ満載のものはたくさんあるんです。



先日イギリス人がツイッターで執拗なまでに(笑)絡んで来たのですが、そのイギリス人に言わせると日本のクラブフィッティングやクラブのクラフトはそうした感覚や経験を中心にやっていて、理論的な整合性が無いからレベル低いんだそうです。
(まぁ、正直ちょっとムッとしましたが・・・。)

もちろんゴルフは人間がするものですから、人間の感覚や経験は大切だと思うのですが、それだけだと確かに理論とは言えませんし説得力には乏しいかもしれませんね。






クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。

お預かりしてから2週間程度でMOIマッチングは完了いたします。
現在約1ヶ月待ちの状況ですが、随時作業は行っておりますので、納期等はお問い合わせください。

お急ぎの方はJCMO認定の各工房へ!!
知識も技術もファルコンが保証します!!←私じゃ心配ですかね・・・(^^;;

先日書いた、クローズドスタンスとオープンスタンスに関してもそうなのですが、グリップにもウィークグリップとストロング(フック)グリップがあります。

ドライバーやロングアイアンではストロンググリップで、ショートアイアンではウィークグリップと使い分けている方もいらっしゃるかもしれませんけれども、そうした使い分けをしなくて済むのであればそれに越したことはありません。

また、ストロンググリップでフェースをスクエアにしようとすると、通常よりハンドファーストにして意図的に振り遅れた状態を作ってやらないとスクエアにはなりませんし、ハンドファーストになる分ロフトは立って入ることとなります。

その場合、ただでさえボールが上がらないと言うロングアイアンなどで、よりボールの上がらない状態を作る訳です。

引っ掛けやすいショートアイアンでストロンググリップにする人はそれほどいないでしょうが、ショートアイアンでストロンググリップにすると引っ掛けが助長されますから、相当にハンドファーストにコンタクトしないとおそらく使い物になりません。



そうした面からもMOIマッチングを行い、シンプルにグリップし、シンプルなスイングをやったほうが良いと考えます。



MOIマッチングするといろいろな面でゴルフがシンプルになっていきます。

そしてそのことはゴルフクラブが本来求めていた姿なのではないかとおMOIます(^^






クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。

お預かりしてから2週間程度でMOIマッチングは完了いたします。
現在約1ヶ月待ちの状況ですが、随時作業は行っておりますので、納期等はお問い合わせください。 

いろいろとやるべきことが多く、ほぼほぼテンパっているファルコンです(^^;;


さて、クラブMOI VS スイングバランス検証 その5は元研修生の今田さん編です。


まずは元データです。

今田元研修生試打データ元





今田元研修生試打データ

はい。3Iの飛距離が大幅に落ちています。

ゴルフフェアの時に収集した情報の中には、「クラブMOIマッチングしたら飛距離が落ちた」と言うプロの声がありましたが、今田元研修生もこの状態ではクラブMOIマッチングなんて使い物にならないと言う印象をお持ちになるのではないかとおMOIます。

飛距離が落ちた原因として1番にあげられるのはクラブMOIが適性で無いこと。

試打クラブのクラブMOIを2630kg-c㎡と言う低めのMOIとしたことで、振り心地が軽すぎていい形でインパクトを迎えていません。

MOI合わせの3番、7番の打ち出し角がバランスより高く、バランスのPWの打ち出し角が高い。
→スイングバランスのPWのクラブMOIは2609kg-c㎡と低い。

これ、クラブMOI理論通りの結果になっていますので、至極当然のことです。

MOI説明2
高いクラブMOIでは振り遅れるので1の位置で。
低いクラブMOIでは振りすぎるので3の位置で、
それぞれインパクトを迎えます。

打ち出し角が適正以上に高くなることで、キャリーとランの両方で飛距離が落ちる訳です。

PWに関してはバランスクラブよりMOIクラブのほうが適正MOIに近いので飛距離・打ち出し角等々でいい結果が出ていますし。


方向性に関しては統一されたクラブMOIによって改善の傾向が見られます。
改善と言っても標準偏差ですから、左右にブレていたものが左に統一されたと言う形ですが(高いMOIの3番バランスで左右距離が右に左に振れていたものが、MOI3番で左に統一されているのが分かりやすい)。


このことから今田元研修生も適正MOI(2660~2670位と推測)になってくれば一層の球筋の安定が見られることとおMOIます。



次回はいよいよスーパーゴルファーサンシャイン今野一哉プロのデータを見ていきましょう。

 

先日のゴルフフェアのあとでクラブMOIマッチングの工房向けセミナーを行いました。

セミナーでは私達が持っているノウハウのほぼ全てをお教えし、実際にクラブMOIの違いによる球筋の違いなどを体感していただいた上で、実際にクラブMOIマッチングでクラブを組んでいただいた後に厳密な審査を通して認定となります。

 

今回認定となったのは、 千葉県市原市にある「ゴルフハーツ工房」さんです。

(ごめんなさい、写真等を撮るの忘れていました・・・)


圏央道市原鶴舞インター出入り口の交差点にあるゴルフハーツ工房さんですから、周りはゴルフ場がたくさんあります。

市原鶴舞のゴルフ場でラウンドしたあと、ゴルフハーツ工房さんにクラブ一式を預けて来れば、次に市原鶴舞のゴルフ場に来る時にはクラブMOIマッチングされた相棒となっているに違いありません。

ゴルフハーツ工房さんの住所は、
〒290-0515
千葉県市原市田尾127-5
となっておりますので、皆さんお近くに行かれた際は是非よろしくお願いいたします!!
 

フジクラのMCI BLACK、非常に良いシャフトです。

このことは間違いないので、最初に書いておきます(^^

MOIマッチングをシャフトの点から実現しようと長い期間をかけて開発した、その心意気も最大限の評価に値します。

2016-11-18-00-30-41


ただし、MCI BLACKにも弱点があります。

その弱点とは、既に何度か書いていますが、シャフトでの重量フローと重心フローです。

シャフトだけでMOIマッチングを実現させようとするのは非常に難しく、実際には重量だけでほぼほぼMOIが揃うようにするにはロングアイアン用とショートアイアン用で30~40gもの重量差をつけなければなりません。

技術力の高いフジクラですから、重量だけでMOIを揃えることは上記のような大幅な重量フローをしていかなければいけないことが分かっていました。
そのため、重量だけでなく重心位置も番手ごとにフローさせること(ロングアイアンはバット側へ、ショートアイアンはチップ側に)で必要最小限の重量フローとさせています。

いわば重量と重心のフローを敢えて行うことでMOIを合わせていくと言う技術のあるフジクラならではの手法ですが、重心を今以上にフローさせてしまうとキックポイントもかなり変わってくることから、重心位置のフローも、それほどの量が行われている訳ではありません。


どちらかを取るとどちらかがダメになる。そうしたしがらみのようなものがあるので仕方のないことなのですが、結果的に100Sでロングアイアン用のシャフト重量は94gであるのに対して、ショートアイアン用の重量は115gと21gもの重量差を設けなければMOIマッチング的な振り心地の統一を測れなかったんです。
この21gのシャフト重量差の他にヘッドの重量差も7gピッチでありますから、4番アイアンとPWでは(7g×6)+21g=63gもの重量差が生まれることになります。
42gで済んでいたものが、63gになるのですから、どなたでも持っただけで「重い!!軽い!!」と分かるようになります。

総重量自体は適正な重量差であればキャディバッグから出してテイクバックに入るまでの間しかゴルファーに影響は与えず、スイングに入ると基本クラブMOIが支配しますが、特にショートアイアンではその重量差がある上にシャフトの重心までもがチップ側にフローしていくことでゴルファーに対して必要以上(クラブMOI以上)に重いと言う感覚を植え付けます。



これがMCI BLACKの最大の弱点なんです。

ちなみにですが、この点が優位に働く方もいらっしゃいます。
第一次MOI(腕や身体のMOI)が不足し、カウンターバランスをつけなければチーピンに悩むようなゴルファーです。
しかしながら、クラブMOIの適正値がオーナーひとりひとりによって違うように、第一次MOIを調整するカウンターバランスの重量もひとりひとりによって変わってきます。
そうした意味からもMCI BLACKの重量差に頼るのは1種類のカウンターバランスと言うかたちになりますから、合うか合わないかは賭けとも言えます。
更には重心位置が短くなるに従ってチップ側に移動していくことから、カウンターバランスとして機能する重量も必要以上に重くなると言う弊害もあります。
(人にもよりますがBoseIronFactoryでカウンターバランスを仕込む場合、必要最小限にしていますので、重くても10gまでは行きません。バット側ギリギリに埋め込みますので、軽いカウンターバランスでもより効果的ということになります)


一方でMCI BLACKやDG-AMTのようななんちゃってMOI用のシャフトではなく、通常のコンスタントウエイト(シャフト重量差が無いシャフト)のアイアンの場合、基本ヘッドの重量調整と0.1mm単位でのバットカットにてMOIマッチングを行います。
MOI=慣性モーメントですから、外周部に近ければ近いほど効果があるので、シャフトの重量差で調整するより何倍も効果的です。

その為4番アイアンとPWの重量差も45g~49g程度で済むのです。
63g-49g=14gものアドバンテージが生まれるんです。



ぶっちゃけて言ってしまいますと、MCI BLACKはMOIマッチングの知識も技術も無いお店に向けたシャフトであり、キチンとMOIマッチングが出来るJCMO認定店に関して言えば、PINGのGシリーズのようにヘッド重量の調整が難しい上に、ホーゼルも殆ど手がつけられないくらいの差し込み長しか取ることの出来ないアイアンに関しては有用ですが、それ以外のヘッドに関して言えば必要ないと言えます。


キチンとしたMOIマッチングができる我々にとっては、MOIマッチング的な考え方が広まっていってくれると言う点ではMCI BLACKは本当に有り難いシャフトなのですが、逆に殆ど使うことの無いシャフトとも言えるんです。



そうした点から、MCI BLACKで組み上げられたクラブのMOIマッチングをご依頼頂いた場合、普通のMCIなどにリシャフトすることをお勧めしております(^^;;←なんか照れちゃうのですが、オーナーにとって1番良い状態にしたいですからね。 






クラブMOIマッチングをお急ぎの方は、JCMO認定店でのMOIマッチングもご検討ください。

https://www.club-moi.org/officialshop

こちらに記載している各工房はJCMOが技術やノウハウ等をお教えし認定された工房です。

川崎のKURO-MOI工房に関してはKURO氏と直接のお知り合いやそのご紹介に限らせていただいておりますが、その他の工房に関しましてはどなたでもMOIマッチングが出来る工房となっております。

BoseIronFactoryでは只今4月下旬のお預かりで5月上旬~中旬のお戻しと言うスケジュールとなっていますが、その他の工房はもっと早く作業が可能かと思われますので。 

基本的に工賃で仕事をさせていただいているので贅沢は言えないのですが、この所他の工房さんで組み上げてすぐのクラブのMOIマッチングが増えております。

中には組み上げた工房さんから直送といったケースもあり、さすがに照れてしまうことも・・・(^^;;

これって組み上げた工房さんがMOIマッチング出来ないので仕方ない部分もあるのですが、その工房さんにしてみたら「あなたの工房では私の求める組み上げが出来ないからBoseIronFactoryに送ってください」と言っているのと同じことと感じる可能性もあるので、私が照れちゃうと言うのは、組み上げた工房さんに対しての申し訳無さみたいなものがあるんです(^^;;



また、新規で作ると言ってもやはり組み上げを依頼された工房さんは従来の方法で組み上げることがほとんどです。

ですので、BoseIronFactoryで作業する場合、殆ど使われていないグリップも抜きますし、シャフトも抜くことが多いです。 
そして、通常のMOIマッチングの作業を行うということになり、MOI値を上げる場合にはシャフト伸ばしをしたりヘッド内での重量調整をしたりすることとなります。
逆にMOI値を下げる場合ですと、バットカットしたり、ヘッドを抜いて入れられているオモリを抜いたり、ホーゼル穴を掘り下げての重量調整をすることとしたりします。

そうなると新規でMOI組み上げをする場合には行わなくて良い作業をする可能性も高くなります。

BoseIronFactoryで新規で組み上げていればシャフト伸ばしをする必要も無いですし、重量調整も最小限で済むので、グリップを始めとする新品の部品も交換したりすることになりますから、いわゆるひとつのエコな作業でも無くなる訳です。


また、経済的な面でもMOIマッチング工賃や送料などがかかりますし、グリップなどの部品代も余計にかかります。




BoseIronFactoryとしてはまだまだ取り合うかいメーカーが少ない上に、更にはBoseIronFactoryとコンセプトが合わないメーカーさんの取扱いはありませんから、皆様にはご面倒ご迷惑をおかけしていることは重々承知の上ではございますが、BoseIronFactoryにて新規で組み上げる場合には新規組み上げMOIマッチング工賃(3,800円税別)などはサービスさせて頂くことも多いので、いろいろな面から検討してから新しいクラブを作ることをお勧めするものであります!!



(取扱いメーカーに関してはBoseIronFactoryWebSiteでご確認いただくか、seabose@me.comまでお問い合わせくださいね!!WebSiteに書いていないメーカーでも取扱い可能なメーカーもたくさんあります)

クラブMOI VS スイングバランスの検証。

今回からいよいよデータの比較です!!

では早速アマチュアゴルファー代表、ヘビメタさんの試打結果を御覧いただきましょう。


一般アマチュア-バランス

こちらがスイングバランスで作られたデータ。

一般アマチュア-MOI

こちらがクラブMOIマッチングで組み直されたデータです。

一般アマチュア

こちらがバランスとクラブMOIマッチングのデータを番手別にまとめたもの。

左右距離と、方向角、フェース角は標準偏差で、その他は平均値です。

まず、飛距離。
3Iでおおよそ10ヤード伸びているのを筆頭に、7IもPWも飛距離は伸びています。
面白いのは打ち出し角。
3Iで13.9度から15.96度と2.06度、打ち出し角は高くなっているのにキャリーも11ヤード伸びています。

被験者が一人ですから断言は出来ませんが、クラブMOIマッチングの理論通りにロングアイアンでの振り遅れが解消の方向に向かっていることが推測されます(下図①の位置でのボールコンタクトから下図2の位置でのボールコンタクトへの変化)。
MOI説明2


フェース角を見てもスイングバランスとクラブMOIマッチングでは、クラブMOIマッチングでその偏差が少なくなってきていることから、スイングバランスよりスクエアな位置でボールコンタクトを迎えていることが分かります。

PWだけはフェース角の偏差がMOIよりも少ないことから、2630kg-c㎡に合わせてあるクラブMOIよりもヘビメタさんの適正MOIは低いのではないかと思われますが(予想では2610~2615kg-c㎡あたり)、スイングバランスで作られたクラブよりは低いことは間違いありません。

スイングバランスとクラブMOIマッチング、今回は試打してくれた人たち個々にある適正MOIを完全に無視して単純に8番合わせで作っただけです。

その為このテスト用クラブに関して言えばスイングバランスとクラブMOIマッチング、どちらが優れているかと言うことではありませんけれども、3Iと7IのクラブMOIのしだデータを見ると、クラブMOIマッチングの理論通りの結果になっていることが分かります。


クラブMOIが高い=振る時にかかる抵抗が大きい=振るのにチカラが必要=必要なチカラが出力できない場合に振り遅れる=フェースは開いて入り、ロフトは立って入る。

こうした理論はクラブMOIマッチングをされた多くの方々で実証されていますが、このような形でデータを取れ理論通りだったということは、今後のクラブMOIマッチング理論の検証に於いて非常に有用なものになることは間違いありません。

スイングバランスのクラブでプロゴルファーと言う職業に就いた人たちはバランスに慣れていてすぐに順応できるからこそプロになることができたとも言えますから、ヘビメタさんのこのデータに関しては理論の裏付け=検証をする上で大変価値のあるものです。


BoseIronFactoryの新しい工房が完成したときには、より多くの方に検証実験のご協力をあおぐためにも弾道測定器の導入をしたいと思いますので、その時は皆さんもご協力くださいね(^^





 

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