ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

カテゴリ: MOIマッチング

三木プロがHAYABUSAウェッジの紹介をしてくれております(^^




全幅の信頼をよせてくれるって、本当に有り難く嬉しいことですが、なんか少し歯がゆいというか照れちゃうというか・・・(^^;;

今後も三木プロのことは全力でサポートしていくつもりですので、三木プロもガッツリといい成績を残してくれると嬉しいです(^^
そうなった時には「ファルコンのおかげです」では無くて「MOIマッチングのおかげです」って言ってもらえると最高です。

ちなみに三木プロとお会いしたのは今年3月のゴルフフェアの後にお会いしたのが最初なんです。

つい先月初めてお会いしたのに、三木プロのクラブのMOIマッチングやHAYABUSAを通じて、もうかなり長い付き合いみたいに感じています。

会ったこともなく、もちろんスイングも見たこと無い(動画でも見たこと無いんです)のに、プロがここまで褒めてくれるクラブを作ってしまう(自慢!!)、クラブMOIマッチングって本当に凄いです(^^


あと、この動画の凄い所。

3分くらいの所で、三木プロのキャメロンパターが出てきます。
そのパターの打痕に注目です!!

さすがはプロ、パッティングでは毎回同じ所(芯)に当てているので、芯の部分に打痕が付いているのが分かるんです。
これ見たら、「やっぱりプロってスゲェ!!」って思いますね(^^

私自身、どんな仕事であってもプロである以上は素人がどうあがいても追いつけない実力の差が無ければ行けないと考えていますが、三木プロはあのパターの打痕を見ただけで「本物のプロゴルファー」だと感じます。




ちなみに誰とは言いませんが、あるプロとこんな会話をしたことがあります。


ファルコン:「もし、用具の関係で使いにくかったら使わなくてもいいよ。」

某プロ:「いえ、プロとして(HAYABUSAを)使わざるを得ませんから。」



そのプロはその時からずっとHAYABUSAを使ってくれていますが、その言葉を聞いた時、すっごく嬉しくて涙が出そうでした(^^;;

私もゴルフクラブに関してはプロだと思っていますので、HAYABUSAウェッジの開発にあたってはホント、死に物狂いでやってきました。
コンセプトから今までに無いウェッジというコンセプトですし、実際の開発にあたっては日本で一番厳しい環境(寒さだけでなく、芝の質や様々なライであったり天候であったり)の中でテストを行い、時にはクラブクラフトが出来なくなる位に手首を痛めたり・・・。

そうした環境に自ら身を置くために、会社も辞めて、家族を横須賀に残しての単身移住です。

人生を賭けて命がけでやってきてようやく納得できるウェッジとなったのがHAYABUSAなんです。

そのウェッジを「プロとして使わざるを得ない」ということは、「用具の供給関係を差し置いてでも使いたい」と言うことです。

本物のプロゴルファーが本気で気に入ってくれたウェッジがHAYABUSAなんです。
これ以上の褒め言葉はありませんよね(^^


3Dプリンタの導入で、かなり作れるものが増えてきたので、今までよりも精度の高いクラブチューニングが可能になってきています(^^

例えば、一次MOI調整用のカウンターバランス作成やシャフト延長などはつい先日まで市販のシャフト延長部品などを使っていましたが、3Dプリンタを購入してからはひとつひとつ3D-CADで設計し、3Dプリントするようになりました。

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バリ等はキチンと取ってから使っています(^^

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今まで使っていたシャフト延長棒(下)とカウンターバランス作成用チップ(上)





3DCAD
カウンターバランス作成用チップの3D-CAD画像。

3DCAD-2
3D-CADで設計したシャフト延長棒


多くの皆さんは、「これの何が違うの?わざわざ作らなくても・・・」とお思いになるかもしれませんが、これがかなり違うんです(^^

市販の部品は汎用として作ってありますから、ワンサイズしかありません。
サイズ違いはシャフト延長棒の場合で、0.5インチか1.0インチかという点だけで、0.35インチ伸ばしたいと言った場合は0.5インチを削っていくしかありませんでしたし、汎用ですからシャフトに刺す部分がシャフト内径に対して太かったり細かったりして、そのままでは使えないものでした。

そのため長さだけではなく、シャフト内径にピッタリ収まるように削ったりカーボンシート等で太くする必要がありました。

カーボンシャフトの場合は同じブランドの同じシャフトでも、重量帯やフレックスなどで内径が違うものがほとんどですし、スチールシャフトでもNS-950GHは太くて大変だけど、1050GHは950より細いとか、かなり違うんです(^^;;


3D-CADでの設計なら0.01ミリまで設計出来ますが、実際に3Dプリンタで出力すると流石にそこまでの精度はありません。
でも0.1ミリまででしたら十分可能ですし、出力した時の収縮も考えて作ればピッタリとハマるモノが作れます。

強度的にも1インチ程度までならペンチで思いっきりチカラを加えてみても問題はなさそうです。
市販のモノと違って強度を保ったままでの肉抜きも出来ますし、素材自体もABSを使いますので同じ大きさでしたら40%近くも軽量化出来ます。

まさに良いことづくめのように思えますが、デメリットも。

ひとつひとつ3D-CADで設計するので、それなりに時間がかかりますし、何よりも出力するのに時間がかかります。


内野様カウンターバランス書き出しデータ
広島のU様の書き出しデータです。
各1~2個の予備も含めて作ります。

小さなモノとは言っても、17個出力するのに4時間弱・・・。
設計も含めて考えると5~6時間はかかることになります。

ちなみにこの一次MOI調整用カウンターバランス作成工賃は1つにつき1,500円(税別)を頂いています。
高いとお感じになるかもしれませんが、ひとつひとつ3D-CADでの設計から行って1,500円だったら、それほど高くないと考えています。


まぁ、それでもプリントしている時間は他の作業を行っていれば良いので、この程度の手間暇は特に問題ないかと(^^

実際プリントしている間にこうしてブログの更新をしたりも出来るわけですからね(^^




以下独り言ですが・・・(笑)

美空ひばりの唄で地の涯と言われたここ弟子屈なんですが、その弟子屈の中でも超ド田舎の、自然以外なぁ~んもないこの地で、MOIマッチングやCADでのカウンターバランス等々の最新のことをしているなんて、なんか凄いなというか感慨深いというか・・・。

まぁ、今の時代、どこにいても技術や知識やノウハウがあればどこにいても仕事は出来るのでだからどうしたという感じでもありますが、こうしてブログ等で書かなければ、誰一人としてそんな事は思わないでしょうねぇ(^^;;

フェイスブックやツイッターで話題になっているウェイト外しで飛ぶ?ということに関してフェイスブックで考える所を書いたので、フェイスブックをご覧になれない人のためにこちらにも書いていきましょう(^^



「ドライバーのウェイト外すと飛距離が伸びる?」

ドライバーのウェイトが仮に6gとして45インチのドライバーだとした場合のウェイトありと無しのクラブMOIの差は80kg-cm2くらいになります。
2016年の市販ドライバーの平均的なクラブMOIが2830kg-cm2程度でイマのドライバーも同じくらい。
平均的な男子のアイアンのクラブMOIは2620~2640kg-cm2程度ですので、ドライバーの適正MOI値は2720~2790kg-cm2程度。
男子でもドライバーのクラブMOI値は高すぎる傾向にあります。

そのことから女子の場合、ドライバーの平均MOI値である2830kg-㎝2は高すぎて振りにくいのでウェイトを外した状態の2750kg-cm2程度なら振りやすく、飛距離も伸びることが考えられます。

話題になっている女子プロの正確なクラブMOIを測っていませんのでなんとも言えませんが、仮に44.5インチ程度でシャフトも50g台だった場合、クラブMOIは2700台前半の事も考えられます。

話題になっているからといって単に外すだけではクラブMOIが低くなりすぎてかえって飛距離も方向性も悪くなる可能性が高いので、キチンとMOIマッチングが出来る工房にお願いしたほうが良いでしょうね(^^


では早速、話題のエピックフラッシュ(限定モデル)でクラブMOI的に検証していきましょう。

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これからクラブMOIマッチングするドライバーの中にありました。
オーナー様、頑張ってMOIマッチングしますので、MOIマッチングの普及啓蒙のために写真と検証で使わせてくださいね!!


まず、ウェイトの重量は15.8gありました。
ウェイトは仕様によって異なると思いますが、入庫してきたのは割とハードヒッターである男性用のクラブです。
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ウェイトを標準のストレートな球筋となるはずの位置に固定した時のクラブMOIは2855.5です。

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ウェイトを外した場合のクラブMOIは2640.6と214.9kg-cm2も下がりました。

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このMOI値はDGのアイアンでは7~8番くらいにあたります。
「7~8番アイアンが良いからちょうどいいや!外して試してみよう!!」というのは違いますので注意が必要です。

ドライバーの場合ティアップして打ちますし、ヘッドの構造・シャフトもカーボンと、アイアンとは違うMOI値にする必要がありますので、これでは成人男性にはクラブMOIが低すぎて引っ掛け球しか出ないと考えられます。

次にウェイトをドロー側にすると、2850.7、フェード側にすると2869.8となります。

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ドロー側はそれほど変わりませんが、フェード側は標準のストレートポジションよりも15kg-cm2弱MOIが上がっています。
これはドロー側フォード側ともクラブMOIマッチングの理論通りで、クラブMOIの増減によって球筋が変わっていくことを示しています。
具体的にはクラブMOIを低くするとドローやフック系の左方向へ、クラブMOIを高くするとフォードやスライス系の右方向に行くこととなります。

MOI説明
スライダーがドロー側にある場合はクラブMOIが低くなり、結果振りやすくなって振りすぎてしまう事になります。
そのためBの位置でストレートだとすると、ドロー側にスライドした場合、Aの位置で当たることになり、ドローの球筋になります。

逆にフェード側にスライドした場合、クラブMOIが増大しますので振りにくくなります。
振りにくくなった結果、振り遅れてCの位置で当たり、そのためにスライス回転がかかりフェードやスライスの球筋になります。

この球筋のコントロールをひとりひとりのお客様に合わせるため、クラブMOIを通じて最適な形にチューニングしていくのがクラブMOIマッチングです。



次にウェイトを外すべきか外さないべきか。という点です。

検証に使わせていただいたEPICフラッシュ(限定モデル)に関してはウェイト重量が15.8gもあるため、外すだけではクラブMOIが低くなりすぎる傾向があります。
成人男性の場合ではこれだけ低くなると引っ掛けやチーピンしか出ないでしょう。

女子プロが外して使っていますが、おそらくもともとの重量が15.8gあったとは考えにくいですし、成人男性とは体力も違います。

また、外している女子プロが全てEPICフラッシュの限定モデルというわけでもありません。
同じEPICフラッシュでもサブゼロを使っていてサブゼロのもう一つのウェイト(スライドしない方)を外している女子プロもいます
スライドしないウェイトの実測をしていませんから正確な所は分かりませんが、おそらく6~8g程度だと思われます。
上の記述で6gと仮定しているのはそのためです。

6g程度だとすると、上に書いている通り、外すことで2750程度になりますのでそのくらいでちょうどいい位置(Bの位置)で当たるようになるのだと思われます(^^



ここを読んだ皆さん、ここを読んでいないけれどウェイト外しの記事を読んだ皆さんが、ドライバーのウェイト外して調子がいいいからと外すのは良いと思います。

しかしながら、なぜ調子が良くなったのかの理由が分からないとヘッド(同じ型のヘッドでも)やシャフトを変えた時に調子を落とすことになりかねません。

そうした部分をクラブMOIで管理していけば、より精度も高くなりますし、シャフトやヘッドそのものの違いも分かるようになり、結果効率もいいですし、いい調子を継続していけると考えています。

同じヘッド、同じシャフト、同じグリップで同じ重量や長さ、同じスイングバランスで組み上げたとしても、実際のクラブMOIはかなり変わってきます。その事が分からないと全く同じに組んだのに何で違うんだろう?ということが分からないので、迷宮に入ったまま出てこれないゴルファーが多いと感じています。

プロゴルファーでよく聞きますよね?
ツアーレップが全く同じに組み上げたのに、「なんか違うんだよね~(^^;;」と言って使ってもらえないとか。

実はこれ、プロだけでなく一般ゴルファーでも当てはまることなんですね。
そのためBoseIronFactoryをはじめとするJCMO認定店ではクラブMOIをプラマイ3kg-cm2の範囲に収めないと認定しないし、お客様にお渡ししてはいけないというルールを作っています。
プラマイ3kg-cm2というのは、45インチのドライバーで言えば、0.23gの違いになります。
全盛期のNプロがドライバーに1gのおもりを付けたら違うと感じたということが言われていますが、その4倍くらいの精度でMOIマッチングしています。

なお、BoseIronFactoryの場合は標準でおおよそプラマイ1kg-cm2に、プレミアムプランですと0.4kg-cm2の精度で行います。0.4というと測定器の計測限度に当たり、45インチのドライバーで言うと0.03gの精度ということになります。
もちろんこのくらいになると測る計測器によって変わってきますから、どちらかと言うと私個人のコダワリという面が強いんですけどね(^^;;





クラブMOIが同じなら長くなるに比例してヘッドスピードも速くなります。
対して、今のスイングバランスでは長くなるに連れてクラブMOIは高くなる傾向になりますから、スイングバランスで合わせたクラブでは振るための抵抗がより大きくなり、その抵抗によってヘッドスピードは相殺され、長くなった分に比例したヘッドスピードアップは期待できないということになります。
よく1インチ長くするとヘッドスピードは1m/s上がるということが言われていますが、単に1インチ長くするだけではクラブMOIが増大するため、ヘッドを軽量化する等のチューニングも併せて行うことが必要です。

BoseIronFactoryの超ロングアイアンはそうした部分を踏まえ、ボールに当たり負けしない範囲でヘッドは軽量に作ってあります。
更に0番アイアンは基本カーボンシャフトですから、スチールシャフトより圧倒的に軽くなっています。
そのため0番アイアンでもクラブMOIはスチールシャフトのアイアンの3~5番アイアンよりも低い事も。(←スチールシャフトもヘッド重量も様々な重量帯がありますから)
つまり、3~5番アイアンが打てれば0番アイアンであっても打てるように設計しているんです。
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試打用の0番もありますので、嘘だと思われる方はどうか試してみてください。


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また、12度とか14度とかだったらアイアンでは無くウッドを使うというのが一般的ですが、アイアンにはウッドと違ってバルジもロールもありません。
ウッドのバルジ・ロールはギア効果によって球が戻ってくるために設定されていますが、パーシモン時代のクラブと違って、低スピン化の傾向がある今のウッドのギア効果はそれほど高くはありません。
バルジ・ロールが無い分、アイアンの方向性・直進性はウッドよりも高いと言えますから、狭いコース、風の強いコースなどではBoseIronFactoryの超ロングアイアンは非常に強い武器となると思っています。

昨日入庫して、今日MOIマッチングを開始したアイアン型UTのお話です。

DG-AMT BLACKの4番用を挿してあるUTでそれほど長く作っていないのにバランスはD3.1という状態だったので予想はしていましたが、ヘッドを抜いてみて「あらやっぱり・・・」という状況。

シャフトからリードパウダー(鉛粉)が出るわ出るわで、リードパウダーが13g弱も入っていました。


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このクラブは友人からの戴き物だということですが、高いお金出して手放すしかなかった前のオーナーさんが可哀想に思えてしかたがありません。

せっかく良いクラブなのに、このように13g弱ものリードパウダーを入れるということは、DG-AMTというウエイトフローして長くなるに連れて軽くなるシャフト、A-GRAINDという良いヘッドの性能をスポイルする方向で組上げているんですから・・・。

特に重量帯別になっているDG-AMTの場合、13g者リードパウダーを入れるのであれば、通常のDG-AMTでもDG-AMT TOUR WHITEでも全く問題なく、むしろ軽いくらいですから、わざわざAMT BLACKにする意味なんて全く無いんですから。

そう考えるとバランスを出すためだけにリードパウダーを入れていると言うことは明白であって、スイングバランス有りきということになります。
せっかく選んだAMT BLACKというシャフトも全く意味は無く、単に降りにくくなるだけです。


他の工房さんを否定するようなこと、他の工房さんの考え方を否定するようなことは書かないようにしようと思っていましたが、この13gというのを見るとあまりのレベルの低さに怒りを通り越して、悲しさがこみ上げて来ます。



皆さんにはそうした無駄なお金を使って欲しく無いので、禁を破って敢えて書かせていただきました。

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写真だと大した量には見えませんが、実際にシャフトの中に入ると雪崩のように出てきます。

NPシャフト


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軽いシャフトだからその分長くしてヘッドスピードを上げる。

実はこれ正しくもあり間違ってもいるんです(^^;;

でも、普通の工房さんでは「軽いシャフトだから長くしてヘッドスピードアップで飛びまくりですよ!!」とか言うところも多いとおMOIます(^^;;


まずクラブMOIの点から。
ヘッドの重量が同じ場合、長くなるほどクラブMOIは上がります。
クラブMOI=振るために必要なチカラですから、クラブMOIが上がると振るのにより一層のチカラが必要となります。
簡単に言うと振りにくくなるので、長いからといってその分ヘッドスピードが上がる事は物理的に有りえません。
逆にルールギリギリの短いクラブでクラブMOIが極端に低いクラブを作ったとしてもヘッドスピードが上がることはありません。

1インチ長くなるとヘッドスピードが1m/s上がると言う人達がいますが、例えば長さ500インチのドライバーを作ったからと言って、45インチでヘッドスピード40m/sの方が495m/s(45インチで40m/s+455インチ分)になるかというとなりません。
同様に長さ5インチのドライバーを振ったら、45インチでヘッドスピードが40m/sの人はヘッドスピードが0m/sになるはずですよね?
4インチのものを振ったらヘッドスピードがマイナスになっちゃいますし(笑)

このあたりは何事にも限度というものがあるという話でもあるのですが、物事を単に一つの事象から見るといけないということでもあります。

長くなって円の直径が大きくなることでプラスに働く部分と円の直径がマイナスに働く部分を併せて考えていかないといけないんです。

妄信的に1インチ伸びると1m/s上がると信じるのは結構ですが、単に信じること無く疑問に思うことも大切だと言えるでしょう。



話がそれてしまいました(^^;;


もうひとつ長くなることでマイナスに作用することが濃厚なのが、ミート率の低下です。
こちらは物理的に云々というよりは人としての感覚の問題ですが、長くなることで当たりにくくなることは容易に想像できるかとおMOIます。

更には、長くするにはヘッド重量を軽くする必要がありますが、ヘッド重量を軽くしていくとハンマー効果が薄れて、当たり負けを誘発します。



ヘッドスピードは思ったほど上がらないし、ミート率は低下する。しかも当たり負けの誘発も招きかねないということでは長尺にすることはデメリットも多いんです。


逆にシャフトが軽くて強いものであるならば、ヘッドを重くしてハンマー効果を高め、短くすることでクラブMOIを適正値にしていって、更にはそのことでミート率も上げていくという手法もあります。

デメリットはヘッドスピードが低くなる可能性があるということですが、45インチで高めのクラブMOIの場合の振りにくさと44インチで低めのクラブMOIの場合の振りやすさを天秤にかけると、44インチでも全く問題はにゃいと、弊社取締役営業部長のヤマトが申しております(笑)

ということで、作ったのが軽くて強いNP-4LシャフトでHソール42を装着してヘッド重量を増したこちらのドライバーです。


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うみゅ。
ファルコンの割にはよく考えて作ってあるにゃ・・・。


試打用兼、自分用(ごめんなさい、業務上横領一歩手前です)として作りましたが、弟子屈でラウンドできるのは4月後半からですから、それまでの間日本全国を巡業して行きますね(^^


BoseIronFactoryが最初に市販用として作って、未だ大きな変更も無く販売を続けている練習用アイアンがDoMアイアンです。

DoMアイアンの開発にあたってのコンセプトは、「難しいと言われている要素を全て取り入れよう!!」です。
難しいと言われる要素に関しては、おおよそ以下の通りです。

1.ヘッドそのものの難しさ(ex.マッスルバック、ロフト立っている、高重心、ヘッドが小さい、ソール幅狭い、ソールが真っ直ぐ平坦)

2.シャフトの難しさ(ex.シャフトが硬すぎるor柔らかすぎる、シャフトが重い等)

3.クラブ全体としての難しさ(ex.クラブレングスが長い、クラブMOIが高い等)


まず、ヘッドは超極小のマッスルバックでソール幅も薄く、わざと超ロングホーゼルにして高重心にし、ロフトは15度の1番アイアンです。

ただでさえ超極小なのに視覚効果として更に小さく見えるよう、ミラーブラックと言う縮小色の特殊メッキを採用しています。


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縮小色である黒いミラーブラックメッキと薄く丸みの無いソール。
(ソールに丸みを持たせないことで、少しでもダフったら飛ばない仕様に)

FullSizeRender
ヘッド比較。
上はJCMOのマッスルバックであるJCM-01BLADEの1番アイアン。
(DoMアイアンのヘッドが小さくロングホーゼル→高重心であることが分かる)

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ヘッド比較2
上はJCMOのJCM-03Cavityの1番アイアン。

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ヘッド比較3
右上からMIZUNO TN-87の1番(プロトタイプ、非売品)
右下:DoMアイアン
左上:JCM-03Cavity
左下:JCM-01BLADE
TN-87も小さいですがDoMアイアンの小ささには敵いません。


次にシャフトですが、シャフトは組上げた時の振動数が150cpm程度の超柔らかいシャフトであるジオテックエイドシャフトを使っています(通常のアイアンの半分くらいの振動数です)。
そしてこのシャフトはカーボンシャフトとしてはそこそこ重くて80g程度あります。


そしてクラブレングスは40.625インチ程度。
通常の1番アイアンよりも長く作ってあります。


もちろんDoMアイアンは球を打てますし球を打つことでその練習の成果が出てくるアイアンです。


難しい要素をすべてつぎ込んだアイアン。
フニャフニャシャフトでヘッドの位置を感じますから、切り返しのタイミングも自然と身につきますし、プレーンでスイングできなければまともに当たりません。

こうして難しいDoMアイアンで練習をして上手く打てるようになれば、普通のマッスルバックも簡単に打てちゃいます。
もちろんキャビティでしたら「え?ゴルフってこんなに簡単なの?」というくらいに優しくなりますので、オフシーズンの今こそDoMアイアンでライバルに差をつけるのはいかがでしょうか?



本日は吹雪の予報ですので、朝に昨日深夜から降った雪を軽く除雪したところで引き篭もりです。

今のところは風もほとんど無く、雪もそれほど強くないので若干の肩透かし感は漂いつつ・・・。

(今は太陽も出てますし・・・)


ということで此処から先はプライベートモードです。

パスワードはいつもの通り、ユーザーネームはお好きな名前を入れてくださいね(^^続きを読む

新製品ラッシュですね。

特にドライバーはキャロウェイ、テーラーメイドを双璧として各社頑張っている印象を受けます。MIZUNOなども意欲作と言えるドライバーを出してきましたし、ヤマハやヨネックスなども頑張ってますね。

BoseIronFactoryとしては、そうした大手メーカーさんの取扱いはありませんが、もう少しして発売になるとかなりの本数のMOIマッチング依頼を頂きます。

ほとんどのドライバーが飛びをウリ文句にしていますし、実際に飛びます(^^


が、飛ぶだけで本当に良いんでしょうか?


280ヤード飛んで林の中。

270ヤード飛んでラフの中。

260ヤード飛んでフェアウェイど真ん中。


300ヤード飛んでOB。


ここだけ見れば260ヤード飛んでフェアウェイど真ん中を選ぶ方も多いでしょうが、書き換えてみましょう。


殆どが280ヤード飛んで、殆どが林の中。

殆どが270ヤード飛んで、殆どがラフの中。

全て240ヤード飛んで、全てフェアウェイの中。


たまに300ヤード飛ぶけど、殆どがOB。

こう書くと270ヤードでラフの中と迷う人もいらっしゃると思いますが、以下のようでしたらどうでしょうか?

殆どが260ヤード飛んで、殆どがフェアウェイの中。


最大300ヤード飛ぶクラブよりも、最大280ヤード飛ぶクラブよりも、殆どの場合260ヤード飛んでその殆どがフェアウェイに入っているのでしたら、そのほうがスコアはまとまりますし、ゴルフ自体も楽にシンプルになると思うんです。


そして、そうしたクラブにするためには、市販のクラブではクラブMOIが高すぎる傾向にあるのでMOIマッチングが威力を発揮します。

ドライバー
ドライバーの平均クラブMOIは2800台前半ですが、適正MOIの平均は2750前後となります。


MOIマッチングして適正MOIとなったドライバーは曲がらないというわけでは無く、インテンショナルに曲げやすくなります。

通常の高すぎるMOIだと右に行かないように頑張って振ってようやく真っ直ぐに飛ぶ場合が多いですが、MOIマッチングを行えば基本真っ直ぐになっていきますので、あとは右にも左にもインテンショナルに曲げやすいという訳ですね。

これはアイアンでも同じことが言えますので、操作性の面でもMOIマッチングの効果はあると言えるでしょう。




正月明けから風邪などで体調を崩していて、あまりブログの更新も出来ておりませんでしたが、体調も復調し、作業の遅れを取り戻すべく頑張っております。

現在のMOIマッチングの待ち状況ですが、2月初旬からの作業日程に空きがございます。

作業内容にもよりますが、2月初旬~中旬のお預かりで2月中旬~下旬のお戻しが出来る状況ですので、皆様からのご依頼をお待ちしております。

詳細に関しましてはseabose@me.comまでお問い合わせください。

なお、MOIマッチングの料金に関してですが、1本6,800円(税別)の工賃にグリップ代と送料となっております。プレミアムプランの場合は1本15000円(税別)となります。

PXGやジャン・バティストなどのクラブに関しては、クラブそのものがプレミアムなクラブですので、全てにおいて最高の作業を行うプレミアムプランをお勧めしています。

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