ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

カテゴリ: MOIマッチング

ありがたいご感想をいただきましたので、御本人のお許しを得て掲載させていただきますです(^^

赤字部分はファルコンからのお返事と言うか補足というかですので(^^


~~~~~~~~~~~ここから~~~~~~~~~~~~~


先程、練習場ではありますが打ってきましたので稚拙ながらレポートお送りしますね。


【球の高さ】
ミドル・ロングアイアンの弾道が明らかに上がりました。
全ての番手で、自分が最も振りやすいMOIに調整されているせいだと思うのですが、
思い切って振っていけるので、高さも当然あがってきますね。
ミドル・ロングアイアンの弾道が上がったのは、クラブMOIがスイングバランスの時よりも下がったことでボールコンタクトの瞬間でロフト通りに当たるようになったからです。
インパクトゾーンの前後20cm程度、0.005秒のフェースコントロールをするのがクラブMOIマッチングですから(^^


【飛距離】
こちらも、上記と同じ理由から格段に振りやすくなっているので、
特に長い番手は明らかに伸びているように思います。
これは振りやすくなったことで、その長さ本来のヘッドスピードが出た結果ですね(^^
高いクラブMOIで振りにくく、ヘッドスピードが上がらなかったのが、クラブMOIを下げることで振りやすくなってヘッドスピードも上がったということですね。


【方向性】
今回感じた一番のメリットがここ!
特に長い番手で、(ある程度方向性を犠牲にして)強振する必要が全く無くなるので、
ラインを出すことに集中出来ますね!
長い番手で、特に方向性に対するメリットが大きい気がします!
ロングゲームで大怪我してスコア伸び悩んでいるアスリート系ゴルファ等は、
特に恩恵が大きいですよね!
クラブMOIが高いと言うことはその高いMOIに応じた強振をしなければまともに当たらないということです。
今回のMOIマッチングで強振する必要が無くなりましたから、得意番手の気持ちで降ればOK。
強振する必要もなくなり、振りすぎて引っ掛けることも、振りが足りなくて振り遅れて右に行くことも無くなります。
MOIマッチングは飛距離の階段と一定の方向性を両立できるクラブチューニングです(^^



【その他雑感】
正直ベースで言うと、最初の30発前後はいままでとあまりにスペックが違いすぎてうまく打てず
「やばい、やっちゃったかも。。。」
と思ったのですが、1カゴも打っているとすぐに慣れました!
特に、各番手を強振せず丁寧に打っていくとすぐに慣れるような気がします。
スイングウエイトが如何に無意味な指標だったか、よくわかりました。

スイングバランスでのゴルフに慣れている方はMOIマッチングに慣れるまでこうしたことが起こります。
ゴルフダイジェストやゴルフネットワークなどの媒体で大活躍しているこんちゃんこと、今野一哉プロなども最初は慣れずにスコアも伸び悩みましたが、MOIって1年が過ぎようとしている今では平均ストロークで1.5打縮めましたから、慣れてしまえば効果は絶大です(^^
今野プロクラスで1.5打縮めるって、アベレージ110の人がいつも90前半で回るくらいの凄いことなんですよ(^^;;



※MOIマッチングとは直接関係ないかもしれませんが、グリップの挿し方も素晴らしかったです。
ありがとうございます!!
弟子屈で冬の間に通常のグリップ溶剤を使うとなかなか乾かずにグリップが動いてしまうこともあったのでお客様からお叱りを受けたこともありました。
現在では自分で複数の溶剤をブレンドして、挿しやすく動きにくいBoseIronFactory専用の溶剤を使っています。



今後、また新しいクラブを買ったら真っ先にMOIマッチングをお願いさせて頂きたいなと思える、
素晴らしいものでした!
近い内に、またご連絡差し上げますので、引き続きまして宜しくお願い致します!
はい!!こちらこそです!!
よろしくお願いいたします!!

~~~~~~~~~~ここまで~~~~~~~~~~~


もちろんこのお客様も一度もお会いしたことのないお客様です。
スイング動画も見ておりません(^^

それでもこれだけの効果を実際に感じていただけるのはこのお客様が特別センシティブだというわけではないと思われます。
お書き頂いた効果は全て、キチンとしたMOIマッチングをやっていると感じて当たり前ともいえる効果なのですから(^^

MOIマッチングしようかどうか悩んでいらっしゃる方、確かに一気にフルセットやるのは躊躇されるかもしれませんが、現在の所ほぼ100%の方がこうした効果をお感じになられますので、決して後悔はさせませんよ(^^



現状の作業状況ですが、4月中旬以降の作業日程に空きがございます。
MOIマッチングの料金は1本5,500円(税別、通常プランの場合)、それにグリップ代と送料がかかります。
まずは効果の感じやすい、アイアンセットからのご依頼、お待ちしております(^^

身長190cmの人が軽自動車のシートを一番前にして運転しにくいですよね?

同様に身長156cmの人がエルグランドのシートを一番後ろまで下げて運転しても同じことが言えますね

更に言うと、多くの車にテレスコピック&チルトステアリングがあってハンドル位置をかなり自由に調整できますし、シート自体も前後だけでなくて上下出来るものも。

ゴルフの場合は車と違ってエンジンはゴルファーそのものです。

ですから、ゴルファーの体力やスキルも飛距離や球筋に大きく関わってきます。


ですが、量販店などで売っているゴルフクラブはRフレックス、Sフレックス、Xフレックスといったシャフトフレックスの違いと、ロフト(これも最近ではカチャカチャのおかげで無くなりつつありますが)違いがある程度(メーカーカスタムだともっとたくさんありますけどね)。


そう考えると皆さんお分かりになると思いますが、量販店で売っているゴルフクラブがそのままでピッタリ合う確率はかなり低いと言わざるを得ないです。

そこでリシャフトしたりする訳ですが、それでも単にリシャフトしただけではなかなか難しいのが現状です。
スイングバランスの世界に囚われていると、例えばドライバーの場合は2830~2850程度の高すぎるクラブMOIになりますし、アイアンなどの場合では番手によってクラブMOIが60~80程度変わることになるからです。

同じエンジン・同じ出力であった場合に、車の大きさやボディ形状が違ってきたら当然ハンドリングや加速性能にも違いは出てきますし、トップスピードにも違いが出てきます。

そうしたことを考えていくと、自分にピタッと合うゴルフクラブを吊るしクラブの中から選ぶのは砂漠の中から1粒の砂粒を見つけるようなものと言えるでしょう。


で、あるならば・・・



自分にピタッと合うクラブに合わせてくれるクラフトマンが居たら・・・。



まぁ、私がそうだとはまだまだ言えないとおMOIますが、少しでも近づけるようになりたいですね(^^;;





ゴルフフェアに行ってきました!!

去年からパシフィコになって割と横須賀からも行きやすくなったし、パシフィコになって試打スペースも広く大きくなってかなりのブースで試打が出来るようになっていますから、かなりの人出のようですね(^^


さてさて、そんなゴルフフェアで、毎年飛距離が伸びたり曲がらなかったりしているので、ゴルフ歴20年の人は皆さん350ヤード位は飛んでいることと思います(笑)


ゴルフ雑誌はスライス撲滅キャンペーンを初めてもう30年以上やってますし、シャフトメーカーもクラブメーカーも捕まるシャフト、捕まるクラブが毎年出ていますから、皆さんスライスなんてせずに真っ直ぐにしか飛ばないはずですし(笑)

スライスしないドライバー作れます。ということは少し前に書きましたけれども、これだけ飛距離とスライス撲滅やっているのに何故皆さんは怒らないのか?ととても不思議に思うんです(^^

洗濯機買って、全然汚れが落ちなかったり、冷蔵庫買って全然冷えなかったりしたら皆さん怒って返品することになると思います。
買った車がまともに走らなかったりしても同様です。

誰一人、自分の洗い方がおかしいから汚れが落ちないなんて言わないでしょうし、ハンドルを真っ直ぐにしていて右に曲がっていったとしても「運転技術が未熟だから」とは言わないでしょう。


クラフトマン・フィッターとしては、「スイングが悪いから上手く打てない」と言ってくれるお客様が一番いいお客様です。
そして新しいクラブを毎回買ってくださるのでしたら最高のお客様です。

BoseIronFactoryの経営のことを考えるとそうしたお客様は本当に有難いです。
なので、そうしたお客様がいても嬉しいだけで全く否定をするつもりはありません。


と、そんなことを言いつつ、BoseIronFactoryでMOIマッチングしたクラブは何度でも何時でも再調整は工賃無償で行います。

そのことが何を意味するのか?

よ~く考えていただければ幸いです(^^

人間ですもの。出せる力には限りがあります。

ましてや日頃から激しいトレーニングをしていないアマチュアゴルファーだったらなおさらのことです。


極端な例ですが、150インチのドライバーを振ることをイメージしてみてください。

とてもじゃないですが、重すぎて振り遅れるイメージしか無いですよね?

そうなんです。
スライスって結局の所は振り遅れるからスライスするのであって、振り遅れることでフェースが開いて当たるということなんです。

じゃぁ軽い280gのドライバーにすれば軽いから振り切れるはず・・・。

というのは多くの人が考えてきたことですが、何故それでもアマチュアゴルファーの殆どがスライスに悩んでいるのか説明できませんし、スライスが怖くないという触れ込みのドライバーが全て超軽量という訳でもないですよね?

で、実際に280gとかの軽いドライバーでもスライスする人がたくさんいるし、逆に320gとかの重いドライバーでもスライスしない人も多い。

そうなんです。
軽ければスライスしないというわけでもないし、重ければ振り遅れるというわけでも無いんです。




こうなるともう何が原因なのかも分からなくなってきますが、ぶっちゃけ本当にメーカーの人も何が原因か分かってないんですね(笑)




私達はそれに対する明確な答えを持っています(^^

ご説明していきますね(^^


軽くてもスライスするドライバーを見ると、ほぼ間違いなく長いです。

重くてもスライスしないドライバーを見ると、ほぼ間違いなく短いんです。


詰まるところ、重さと長さの兼ね合いで振り遅れるか振り遅れないかは決まります。

重さと長さの兼ね合いがちょうどあなたに合ったドライバーがスライスしないドライバーということです。



そして重さと長さの兼ね合いを見るのには、クラブMOIという指標しかありません。


クラブMOIという指標さえ持てれば、物理的にスライスしないドライバーを作るのは難しいことではありません。

現在発売されているドライバーのクラブMOIを測ると、吊るしで売っているドライバーのほぼ全てがゴリラかプロレスラーでなければまともに振ることが出来ないほどの高クラブMOIのドライバーですから、長さを短くすることで間違いなくクラブMOIは下がりますから。




疑う方は1インチから2インチ程度短く持って打ってみてください。

スライスは収まりますし、振りやすくなるのでヘッドスピードも落ちずに飛距離も落ちませんから。



時間が出来たら、お試しMOIマッチングでドライバー1本からのMOIマッチングもしてみようかと考えています。(ヒマになるなんていつになるか分かりませんけどね)



RODDIO Compactドライバーの試打用、現状お貸出中のものもございますが、3本は戻ってきておりますので、WebShopからの試打貸出しをはじめました。←こちらから!!

460ccや440ccの大型ヘッドのドライバーがイマイチ合わない(通常で右に行き、頑張って振ると引っ掛ける)という方は、重心距離の長さから来るネック軸周りMOIが高いためにそうした症状になることが多いです。
特にゴルフ歴が長く、パーシモンや300cc程度のドライバーを使っていたという方は、RODDIO CompactDriverがぴったり合うという方も多くいらっしゃると思います。


ゴルフ歴がそれほど長くなくとも、フェースローテーションを積極的に使って飛距離を稼ぐタイプの方や大型ヘッドのドライバーを毎年買い替えているような方には合う可能性が高いです。

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今まではコンパクトなドライバーを使いたい場合、古いルール適合モデルを探すしかありませんでしたが、このRODDIO CompactDriverの発売でようやくコンパクトなドライバーでも最新のテクノロジーによる性能とチューニングの幅広さを享受することが可能になりました。

これってかなり画期的なことだと思うんです(^^

なので、BoseIronFactoryでは、RODDIO CompactDriverをず~~~~っとプッシュしていきます(^^

そういう方って、実はRODDIOさんが考えている以上に多いと思うので、長くたくさん組み上げることで一人でも多くの方に大型ヘッドかコンパクトヘッドかの選択のしていただきたいと思うんです(^^


試打貸出し自体は他のクラブと同様無償にて行っております。
送料のみのご負担ですので、皆さん、ガシガシと打っちゃってくださいね(^^

なお、3月20日から3月25日まではゴルフフェア含む東京出張のため、通常業務をお休みさせて頂きますので、その間は貸出し出来ませんので、ご了承ください。

BoseIronFactoryの場合、新製品をお勧めしたり、新製品のインプレッションって少ないじゃないですか?

他の工房さんみたいに「こんなご依頼を頂いて組み上げましたよ~」みたいなブログ記事も殆ど無いですし・・・(^^;;


そこだけ見るとほとんど組み上げること無く仕事してないんじゃ無いかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、毎日毎日仕事は尽きること無くしておりますです(笑)

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まぁ、RODDIO CompactDriverに関してはものすごい勢いでお勧めしまくっていますが、BoseIronFactoryを立ち上げてからの99%は新製品のお勧めやインプレッションではありませんから、1%にも満たないんですよね。

では、何故新製品のお勧めやインプレッションが少ないかというと・・・。

ゴルフクラブってパートナーみたいなものだと思っているので、実際に私が使って惚れ込んだものじゃないとお勧め出来ないんです。

そりゃ新しいクラブをどんどん組み上げて売れば売上げも上がりますし、利益も増えます。

でも、そうして行くことでゴルフ業界は衰退してきていると思うし、工房もどんどん減っているんだと思うんです。

バカなお客様って本当にいないんですよ。

皆さん高いお金を出してゴルフクラブを買うわけですから、「新しいから良いんです!!」「新しいのは飛びます!!」って言うだけじゃすぐにお気づきになりますってば。


だからRODDIO CompactDriverだって皆さん全員にお勧めしているわけではありません。

フェースローテーションを上手く使えるゴルファー、ネック軸周りMOIが低いクラブが合うゴルファー=460ccで通常は右に、頑張ると左に行くゴルファーにお勧めしているということで、460ccの重心距離が40mmあるドライバーで飛距離以外の不満がない方にはお勧めしていませんからね。

パートナーとしてのゴルフクラブである以上、どんなに美人やイケメンでも相性の合わないパートナーをお勧めすることはありえませんし。

その上BoseIronFactoryで買ってくださいとは言っていませんから、(自分で言うのもなんですが)人がいいというか、バカなのがファルコンだろ!!ってくらいのもんです(笑)

BoseIronFactoryはお値引きしませんから。
だってBoseIronFactoryは値段以上の価値をお付けしてお渡ししますのでその価値が分からず、ネットではこの値段でしたとかわざわざ書いて値引きを暗に要求してくる人は出禁です。
価値の分かる方だけで良いので・・・ね。




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RODDIO Compact Driver


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Compact Driver専用シャフト




いよいよ発売(3/16)が近づいてまいりました( ´ ▽ ` )ノ
発注書も(午前中指定だったけど)先程届き、いよいよ感が増してまいりました。

BoseIronFactoryでは、社運をかけてこの385CompactDriverをお勧めできる方に猛プッシュいたします(^^


どのような方にお勧め出来るかということをお話する前に、何故今になって385cc(正確にはほぼ380cc)なのかということをお話ししますね。

ちなみにここで書くお話はあくまでファルコン自身の見解です。
もちろん嘘を書くつもりはありませんから、殆どの部分は実際にお話をして裏を取っていますが、RODDIOから公式に言われたことではありませんので、ファルコン自身の見解と捉えてくださいね(^^;;



まず最初に皆さんに分かっていただきたいのは、当初から385ccありきでは無くあくまでも結果でしか無いということ。
460ccではこれからご説明する特徴を出せなかったので、結果としてコンパクトになったということをご理解ください。

333ccでディープタイプのヘッドと385ccをディープとミッドバックの2種類作り、まずは385から発売になる訳ですから、小さければ小さいほどいいということではありません。



以下、385ccとなることでどのようなメリットとデメリットがあるのかを2016年に書いた記事を加筆修正(赤字部分)したものを載せますので、気になっている方は参考にしてくださいね。



RODDIOが3月16日に発売するコンパクトヘッドのドライバー。
385ccで2種類あり、385ccのほうは更にシャローなミッドバック(385S)とディープバック(385)があります。

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まずはこれらのコンパクトなドライバーを何故発売しようと思ったのか?ということをご説明していきましょうね。

皆さんご存知で多くの方が使っているRODDIOのFW。
抜群の飛びで今なお売れに売れてますが、RODDIOのFWのほうがドライバーより飛ぶという人も結構いるんです。

スプーンのロフトが15.5度ですから、公差と可変ホーゼルをフル活用しても13度くらいが精一杯なのにドライバーより飛ぶという方がかなりの数いらっしゃいます。

その為多くのコンシェルジュショップから「RODDIO FWのロフトの立ったクラブを作ってくれないか」とか「RODDIO FWの流れでドライバーを!!」という声が多く寄せられたとのこと。
(BoseIronFactoryのファルコンまつばらもRODDIOさんとお話をする度に言いました)

そうした声のもと、RODDIOが着目したのはFWのスリットやソールプレートだけではなく、ヘッドの大きさです。

460ccなどの大型ヘッドは果たして本当に優しいのか?
本当に優しいとして、スプーンのほうが飛ぶという人は何故スプーンのほうが飛ぶのか?

おそらくそんなことを考えながら開発・検証していったのだと思いますが、大きさの違いから来る部分(以下に書いていきます)に行き着くこととなります。



スプーンのほうが真っ直ぐ遠くへ飛ぶ。という方は少なからずいらっしゃいます。

それはすなわち大きいヘッドよりも小さいヘッドが合うということですが、では逆に体積が大きいとどうなるかを考えていきましょう。



「大きいヘッドは優しい」という”常識”があり430cc程度でもコンパクトをうたうドライバーのなかで、385ccとはかなり思い切った開発と言えるでしょう。



「大きいヘッドは優しい」と言うのはある面で正しいのですが、ある面では間違っています。

そのためにまずは大きヘッドのドライバーを分析してみましょう。



大きいヘッドのドライバーは慣性モーメント(=MOI)も大きい。
ここで言う慣性モーメント(=MOI)はクラブMOIのことではなく、ヘッド左右MOI及びネック軸回りMOIのことです。

ヘッド左右MOIは5900g-cm2に代表されるもので、オフセンターヒットの寛容性に優れるという特徴があります。

「大きいヘッドは優しい」と言うのは主にこのヘッド左右MOIを指します。


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このようにヒール側であたった場合や、

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こうしてトゥ側で当たった場合でご説明しましょう。
 
ヒール側に当たった場合、ヘッドはヘッドの重心点を軸に反時計回りに回転します。

ヘッド左右MOIネックまわりMOI

一方でトゥ側に当たった場合、ヘッドはヘッドの重心点を軸に時計回りに回転する。

パターで考えると目に見えることも多いので、分かりやすいですね。

このヘッド左右MOIに関してはだいぶ前に流行ったナイキのサスクワッチ5900ドライバーやテーラーメイドのスパイダーパターのように四角くしてフェースから遠い位置に重量物を持っていくことでより一層高くすることが可能ですが、一番簡単で効果のある方法はヘッドを大きくしてやることです。

460ccのドライバーはこのヘッド左右MOIが高いので、四角くなくてもオフセンターヒットには寛容です。
PINGの最新G400MAXなどは四角ではありませんがPING史上最も高いMOI(←ヘッド左右&ヘッド上下MOI)ということですから、考え方としては四角いドライバーにまた戻ったとも言えます。

そのため、打点が左右(上下)に散るゴルファーには大きなヘッドは利点が多いと言えます。


もうひとつヘッドの大型化によってもたらされるのがネック軸回りの慣性モーメント(=MOI)が高くなること。
ヘッドが大型化すれば、相対的にヘッドの重心距離もシャフト軸上から遠くなります。

シャフト軸上からヘッドの重心が遠くなれば、その分ネックを軸として回転するのに必要なチカラ(ネック軸回りMOI)も高くなります。
ネック軸回りMOIが高くなるとフェースローテーションは行いにくくなりますから、大型ヘッドのドライバーの場合、フェースローテーションをビジネスゾーンで積極的に使用しないスイングの方には良いと言えます。


以上のことから、フェースローテーションをボールインパクトのビジネスゾーンで積極的に行わず、左右(上下)に打点が散るゴルファーにとっては大型ヘッドは非常に有用であり、効果大といえるのです。


一方でこのネック軸回りMOIが高いこと=大型ヘッドで恩恵を受けられないゴルファーは・・・。

フェースローテーションを利用するゴルファーということになります。

フェースローテーションを利用することに慣れたゴルファーはパーシモン時代にゴルフを始めたような方であったり、小さいヘッドのメタルウッドを長く使ってきたようなゴルファーであったり、アイアン(=重心距離が短い)が得意のゴルファーであったりと、実は結構多くの方が該当します。



フェースローテーションを利用したいけれど、高すぎるネック軸回りMOIによってフェースローテーションがやりにくいので、フェースが戻り切る前にボールコンタクトを迎えたり、無理にフェースローテーションを行うがためにフェースが戻りすぎてボールコンタクトを迎える。


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フェースが戻り切る前にボールコンタクトを迎える例。

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フェースを戻しすぎてボールコンタクトを迎える例。

 クラブMOIが高すぎてクラブが戻りきらずに右に出るということもありますが、逆にここ一番で引っ掛けたりチーピンが出る方はクラブMOIだけでなく、こうしたヘッドの大型化によるフェースローテーションが原因のこともあります。

ネック軸回りMOIが低い=小さいヘッドですと、MOIが低くスムーズにフェースローテーションが出来ますから、フェースローテーションを上手く利用するゴルファーであればボールコンタクトの時にフェースを上手く戻すことが出来、結果スクエアなフェースで当てることが出来ます(下図)。

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体積の小さいFWなら上手く打てるのに、デカヘッドのドライバーが上手く打てないという方はこのネック軸回りMOIが高すぎるということが言えるでしょう。

ナイキのサスクワッチ5900ドライバーが発売された時、試打したプロは皆さん一様に「曲げようとしても曲がらない!!」と言いましたが、実際に買って打ってみたアマチュアゴルファーの殆どはプッシュスライスになっていたことを思い出してください。
ヘッド左右慣性モーメントがいくら高くても、高いネック軸回りMOIのお陰でヘッドがスクエアに入らないのであれば当然プッシュスライスの球筋になります。
一般的なドライバーの場合クラブMOIも高すぎてプッシュスライスになる傾向が高いですが、高いクラブMOIにプラスしてネック軸回りMOIが高いのではヘッドを返しきれずにフェースは開いて当たりますからプッシュスライスになるんです。

逆に、いつもはプッシュスライスやまっすぐ出ても右に行くこすりスライスだけど、コンペのドラコンホールなどでドラコンを取ろうとして頑張って振った結果チーピンや引掛けになる場合は頑張りすぎてフェースローテーションをしすぎることによって起こります。
ネック軸回りMOIが高いのでいつもは右に行くので、ここ一番頑張ってしまった時に手首を返しすぎて左に行くということです。


また、ヘッド左右MOIとネック軸周りMOIは”操作性”にも大きな影響を与えます。
どちらも大きいと「このホールはフェードで狙っていこう」とか、「このホールは気持ち左に打ち出して、そのまま真っ直ぐストレートボールで持っていきたい」という操作性はスポイルされます。

オートマチックと言われるクラブはヘッド左右MOIとネック軸周りMOIが高いが故に、わざとオフセンターヒットさせて球筋をコントロールしようとしても出来ないということ(ナイキサスクワッチ5900ドライバーが「真っ直ぐにしか行かない」というインプレッションが多かったですが、これはそのこ戸によるものです)ですね。
アイアンでも操作性の良いアイアンというのは、PRGRのEGGアイアンだったりゼクシオのようなポケキャビアイアンでは無く、マッスルバックやハーフキャビティのような小ぶりな顔つきでヘッド左右MOIもネック軸周りMOIも低いものを指しますよね。



私、ファルコンまつばらは幼少の頃から親父のパーシモンを振り回していましたし、アイアンが得意でウッドが苦手というまさに絵に描いたようなネック軸回りMOI小さいほうが合う派です・・・・(^^;;

RODDIO Compactドライバーの重心距離はディープバックで32mm、ミッドバックで34~36mmと思われます。
460ccなどの大型ドライバーの平均的な重心距離が39.3mmですから、RODDIO CompactDriverのネック軸回りMOIが小さいことは容易に予測できます。

更にヘッドがコンパクトになるということは、大きいドライバーと比較すると重心深度も浅めになります。
重心深度が浅めということは、重量がよりシャフト軸に近いところにあるということからネック軸回りMOIは低めになります。

重心距離と重心深度、この2つが短めであることが、ネック軸回りMOIが低くなり、フェー-スターンはやりやすくなる訳です。

では、重心深度が短くなった場合に、起きると言われている球の上がりにくさは・・・と言うと、このあたりはさすがはRODDIOといえる解決策を施してあります。
ソールプレートをステンレススチールの重量のあるものにして、他の部分をチタンにすることで、Compact Driverは非常に低重心になっていますので、重心深度が短くなった分を相殺して余りある形になっていると考えられます(^^)v



ちなみにですが、ヘッドが小さくなり上手く当てられないのでは?という疑問をお持ちの方も多いと思いますが、それは杞憂ですのでご安心ください。
シャローフェースのFWやアイアンでは何の問題もなく打てますよね?
RODDIO CompactドDriverは上の写真のようにFWやアイアンよりもフェースは全然大きいですから、仮に問題があるとすれば”大きいヘッドは優しい”という思い込みに過ぎません。
「大きいヘッドで安心感がある」とか何の合理的理由の無いことを書いてしまう関係者の責任でもありますけどね(^^;;←ロングアイアンは難しいと書く人も一緒ですね。

ヘッドの大型化によるメリットとデメリットがありますから、一概に大きヘッドがいけないとか小さなヘッドが優しくないとは言えません。

こうしてご説明してきた通り、どちらにも一長一短、メリットとデメリットがあります。


ということで、460ccのドライバーで真っ直ぐ飛ぶ人はRODDIOCompactDriverを買う必要はありません。460ccで真っ直ぐ飛ぶ人が
RODDIOCompactDriverを使うとまともに当たりませんし、まともに当たるように打ち込んでいくとスイングが変わってしまいます。

ですが、どうしても
RODDIOCompactDriverを使いたい人はミッドバックをお勧めします。ミッドバックなら重心距離もディープに比べると長く取ってありますし、ディープバックに比べるとヘッド左右MOIも大きめの設計です。
いわばミッドバックは460ccからよりCompactな設計のドライバーに移行しやすいように作ってあります。



「そんなこと書いて良いのか!?!?(笑) RODDIOに叱られないの!?」と思う方もいらっしゃるとおMOIますが、いーんです!!RODDIOだって合う人だけに買ってもらわないと「コンパクトなドライバーってやっぱダメじゃん!!」という変な評判がつくのを一番嫌がっているのですから。



あ、あと小さいヘッドで恩恵を受けていたゴルファーの筆頭といえば、、、、


何と言ってもタイガー・ウッズ!!

250ccの小さなドライバーを使っていた2000年のフェアウェイキープ率は71.2%でしたが、400ccを超える大型ヘッドのドライバーを使っていた2008年はフェアウェイキープ率が57.9%にまで落ちました。

タイガー自身もViperドライバーの発売時に「自分は大きなヘッドが好きではないんだ。大きいドライバーだと、右から左の風の時に、ダウンスイングでヘッドに風圧を感じてしまうので、それが好きではないんだ。460ccのドライバーを使った時は、ボールスピードとスイングスピードの両方が遅くなってしまったんだ。」と話していますがこれは風圧を感じるということだけではなく、大きくなったことで重心距離や重心深度が長くなり結果、フェースターンが上手く行かなくなったということでもあります。
風圧でヘッドスピードが落ちただけであれば飛距離は落ちてもフェアウェイキープ率(左右の球のブレ)は起こり得ないですから。


あとは丸山茂樹プロとかも460cc全盛の時に380ccドライバーを使っていましたし、そうしたプロでもなかなか慣れるまでには努力が必要なようですから、ましてやアマチュアである我々には大型ヘッドのドライバーは難しいと感じる方も多いのでは無いかと・・・。

更には最近の若いプロなどもフェースローテーションを使って飛ばす傾向がありますから、大きいヘッドのドライバーだと球が散らばる傾向がありますね。
成田美寿々プロなどはその最たる例でしょう。成田プロは167cmと女性としては身長は高いですが、フェースターンを積極的に使ってインパクトゾーンのヘッドスピードを稼ぐスイングです。
成田プロのような若くてパーシモンの経験の無いゴルファーでもそうしたスイングで飛距離を稼ぐタイプの人は結構います(クラブの面倒を見させてもらっている弟子屈カントリー所属のノンロケット川村プロなども同じタイプです)。
成田プロはRODDIO 385のプロトタイプにドライバーを変更してからのフェアウェイキープ率は(数字では見ていませんが)圧倒的に良くなっているとのことですし、川村プロも385ドライバーを試打してからは他のドライバーが全く当たらなくなっています。

おそらく成田プロや川村プロのようなスイングタイプの若人(笑)もたくさんいるでしょうし、パーシモンや初期のメタルウッド(ピッツバーグパーシモンなんて185ccですよ!!←ファルコン計測)などを打ったことのない人でも385Compactが合う人は結構いると思います。

ピッツバーグパーシモン


石川遼プロなども合うと思いますね←興味津々のようですけどね(^^




こうしてクラブを物理的に捉えることで、いろいろなことが説明できますし、物理的に捉えることで無駄な出費や無駄な練習をしないで済みます。
いくら練習しても大きなヘッドの合わない人はイマドキの460ccドライバーを打ちこなすまで練習するのは難しいですし、逆に大きいヘッドが合うゴルファーが小さいヘッドで練習したら球が左右に散らばりますし。

出来ることなら、333ccも発売して悩めるゴルファーに小さいヘッドの選択肢を増やしていただきたいと思います。






最後にもうひとつだけ注意点です。

BoseIronFactoryでRODDIOCompactDriverを買わなくても良いんですが、買う際は必ずここに書いたことをキチンと理解しているコンシェルジュショップでご購入ください。
これが分かっているのと分かっていないのでは、RODDIO特有のチューニング(カスタマイズ)機能を活かせませんから。
せっかく高いお金を出して買うのですから、キチンと自分専用にチューニングしてくれるショップで買うことをお勧めしますよ(^^

ネタが尽きたということではありませんが(笑)、メール等で頂いたご質問にお答えするだけでは御本人しかお分かりにならないので、ブログでお答えすることで多くの方に知っていただこうかと(^^


さて、今回のご質問は・・・


「ミスが多いということではないのですが、私の場合9I PWが硬く感じます

振動数は短くになるに従って5〜7cpm 上がるわけですが、MOIが合っていればセオリーとは逆ですがむしろ柔らかくするか8I〜PWは同じでも良いのではないかなと思うのですがいかがでしょうか?」



というご質問です。

振動数って、硬さを表すひとつの指標ではありますが、実はそれほど重視しておりません。

同じ振動数でも硬かったり柔らかかったりと感じることもありますし、そもそもビョ~ンと振動を箚せながらスイングするわけでもありませんので。

スイングする時に感じる硬さをより正確に表すには、各点の剛性値のほうが重要だと考えています。
各点というのは、全長を最低でも10mm単位、方向としては360度(最低でも5度単位)で計測する剛性値です。

そうして剛性値をキチンと測ればスイングする時に感じるしなりと近似値になると考えられますので。

スパイン調整をするときはここまでやらないと正確なスパインを測定することは難しいと考えられます。
なのでスパイン調整をどうしてもやりたい方は測定費用として1本あたり40,000円(45インチだと8,229回測ることになりますので)頂いております。←それでも1回測って0.2円です(笑)
まぁ、ここまでご説明すると「それでもやる!」という方はいらっしゃいませんが。。。


話がズレましたね。

振動数のお話に戻ります。

短くなると振動数はどんどん上がっていきます。
このこと自体は理にかなっていると考えられます。

パイプオルガンや鉄筋・木琴と同じように長くなるに連れて音階が低くなっていくことと物理的に考えると同じですので。

ただこのことがゴルファーにとって良いのかということは別問題で、ご質問を頂いた方のように感じられる方もいらっしゃいますし、感じ方はそれぞれ適正なMOI値が違うように様々ですので。

お答えになっていないのかもしれませんが、先に書きましたとおり、私自身振動数が「絶対にフローしていなければいけない」とは考えておりません。
ですのでどれが正解ということ自体が無いんですね。

振動数がフローしていて全く違和感のない人もいれば、振動数はある程度揃っていたほうが良いという人もいらっしゃるのではないか、もっと言えばどちらでも構わないし気にしないという人も多いのではないかと。

MOIマッチングすることで振動数は綺麗にフローしていく傾向がありますが、ご質問のように8-PWをほとんど同じ振動数に揃えていくことも可能(おそらくリシャフトは伴います→フローするようにシャフトが設計されているので)ですので、どうしても硬く感じてしまう場合はまたご相談くださいませm(_ _)m


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ブログの調子が悪く、写真が上げられないのでMOIスケールの写真でごめんなさいです(^^;;

先日MOIマッチングを教えた弟子から質問が来ていろいろと答えたのですが、正確なMOI値を測るだけでもものすごい面倒な手順を踏まないと測れないんです。

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正確な数値でここまで追い込むのは神業と言ってもいいくらい。
(私は神様じゃないのでたまにしか出ません・・・)



例えば計測器の置いてある室温ひとつとってみても、寒いのも高すぎるのもNGなんです。
BoseIronFactoryは今の時期マイナス20度近くまで冷え込むこともあるので、常時暖房はつけっぱなしで室温は20度強をキープしてます。
あ、だから先月の灯油、652リットルも使ったのか・・・(泣)

もちろんその他にもいろんな注意点はあるのですが、そうした点を知っているのと知らないのでは出てくる数値も全く変わってきますし、測る度に全く違う数値になります。
測る度に全く違う数値になったらMOIマッチングの意味ありませんから、これからMOIマッチングしようと思われる方はご注意くださいね。

でも、そうしたノウハウに関しては単にMOI計測器を購入しただけでは分かりません。←だって取説に書いてないし。

ノウハウに関しては無償でMOIマッチングセミナーを開いていますので、お聞きになりたい方はセミナーの受講をお勧め致します(セミナーに参加するとMOI関連の商標も無償でお使いいただけます)。

私のことがキライだけど、MOIマッチングをしたいという方もたくさんいらっしゃると思いますので、BoseIronFactoryやJCMO認定店以外でMOIマッチングをされるのも良いと思いますが、測った数値が全く違う可能性も”ゼロではない”ので、そこだけはご注意くださいね。

さてさて、内緒のお話をさせていただきたいなと。。。

パスワードはいつものやつです。

パスワードはBoseIronFactoryにてMOIマッチングやった方のみにお知らせいたします。

MOIマッチングやっていない方は聞かれてもお教え出来かねますのでご了承ください。続きを読む

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