ゴルフ北の国から〜MOIマッチング編〜

ゴルフトゥデイの連載「ゴルフ〜北の国から〜」と連動し、クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからをお届けします。

カテゴリ: クラブクラフト

RODDIOから2017マイスターアイアンが発表されました。

予約限定生産となります。

形態はマッスルバックとキャビティアイアンの2種ですが、3-7がキャビティで8-SWがマッスルバックのコンビネーションタイプも選べます。

更にはメッキ仕様も選べるようになっており、ニッケルクロムメッキ、ブラックボロン銅下メッキ、ビーズボロンメッキの3種から選ぶことが出来ます。

基本5-SWの8本セットで、3番アイアンと4番アイアンはオプションとして購入可能。


マッスルバック
マッスルバック

キャビティ
キャビティバック

メッキ仕様
メッキ仕様3種。


詳細なスペックは・・・。



仕様書


となっていますので、RODDIOのユーザー向けに(少し)ストロングロフトになっていますね。


気になる価格ですが、メッキ仕様によって変わりますが、一番オーソドックスなニッケルサテンメッキの5-SWの8個セットで304,000円(税別)、銅下ブラックボロンメッキで384,000円(税別)、ビーズボロンメッキで344,000円(税別)となっており、それぞれヘッドのみの価格ですからシャフト代、グリップ代、MOIマッチング組み上げ工賃がこれにプラスとなります。

ヘッドのみの販売はいたしませんし、ご予約頂いた分しか入庫はしませんのでご注意ください。
予約期間は7月7日(金)となっていますので、7月7日午前中までにご予約頂いた分のみの発注とさせて頂きます。
また、ご予約分に関しましてはキャンセルは不可・仕様変更(メッキ変更等)も出来ませんのでご了承ください。←高額商品でメッキ等もカスタムですので、キャンセルになったらBoseIronFactoryの存亡の危機です(^^;;

納品予定は11月下旬を予定しておりますので、皆様にお届けできるのは12月になってからとなります。

2017年頑張った自分にご褒美というのも良いかもしれませんね(^^

BoseIronFactoryにはデジタルで0.1度まで計測できるロフト・ライベンダーもあるのですが、ロフト・ライの調整幅はデジタルで測っても、実際の計測はアナログなヘッドスペック計測器で行っています。

ex:ロフトを1度立てる=ヘッドスペック計測器で計測(仮に30度)→ロフト・ライベンダーに設置(仮に表示値は30.2度)→29.2度までロフト・ライベンダーで曲げる→ヘッドスペック測定器で計測(29度になっていたらOK)

と言った具合です。

アイアンのロフトの場合はフェースが平面ですのでまだ誤差は少ないのですが、ライ角の場合はアイアンでもウッドでもなのですが、どちらで測っても正確な値を出すのは結構難しいんです。

例えば・・・

某社のUTの場合。



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スコアライン基準で設置するとこうなります。


IMG_9115
こちらはソール中央基準。




IMG_9118
こちらはメーカー発表値に合わせた場合。



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メーカー発表値で水平を見るとこんな感じになります。



アイアンの場合は基本スコアライン基準で計測し合わせていきますが、皆さん気にされるのが、アイアンのライ角は0.5度刻みでフローしていなければいけない!!と言う点です。


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IMG_9124


違い、分かりますか?

これ、0.5度変えて撮影しています。


BoseIronFactoryの場合、ロフト・ライの測定だけでも1本あたり10分~15分位はかかります。

それは・・・
分度器

0.5度の違いって、見分けるのだけでも大変なんです(^^;;←ファルコンが下手くそなだけですけどね。




サッと測って、サクッと調整するところを見ると尊敬しちゃうファルコンなのでした(^^;;



基本的に工賃で仕事をさせていただいているので贅沢は言えないのですが、この所他の工房さんで組み上げてすぐのクラブのMOIマッチングが増えております。

中には組み上げた工房さんから直送といったケースもあり、さすがに照れてしまうことも・・・(^^;;

これって組み上げた工房さんがMOIマッチング出来ないので仕方ない部分もあるのですが、その工房さんにしてみたら「あなたの工房では私の求める組み上げが出来ないからBoseIronFactoryに送ってください」と言っているのと同じことと感じる可能性もあるので、私が照れちゃうと言うのは、組み上げた工房さんに対しての申し訳無さみたいなものがあるんです(^^;;



また、新規で作ると言ってもやはり組み上げを依頼された工房さんは従来の方法で組み上げることがほとんどです。

ですので、BoseIronFactoryで作業する場合、殆ど使われていないグリップも抜きますし、シャフトも抜くことが多いです。 
そして、通常のMOIマッチングの作業を行うということになり、MOI値を上げる場合にはシャフト伸ばしをしたりヘッド内での重量調整をしたりすることとなります。
逆にMOI値を下げる場合ですと、バットカットしたり、ヘッドを抜いて入れられているオモリを抜いたり、ホーゼル穴を掘り下げての重量調整をすることとしたりします。

そうなると新規でMOI組み上げをする場合には行わなくて良い作業をする可能性も高くなります。

BoseIronFactoryで新規で組み上げていればシャフト伸ばしをする必要も無いですし、重量調整も最小限で済むので、グリップを始めとする新品の部品も交換したりすることになりますから、いわゆるひとつのエコな作業でも無くなる訳です。


また、経済的な面でもMOIマッチング工賃や送料などがかかりますし、グリップなどの部品代も余計にかかります。




BoseIronFactoryとしてはまだまだ取り合うかいメーカーが少ない上に、更にはBoseIronFactoryとコンセプトが合わないメーカーさんの取扱いはありませんから、皆様にはご面倒ご迷惑をおかけしていることは重々承知の上ではございますが、BoseIronFactoryにて新規で組み上げる場合には新規組み上げMOIマッチング工賃(3,800円税別)などはサービスさせて頂くことも多いので、いろいろな面から検討してから新しいクラブを作ることをお勧めするものであります!!



(取扱いメーカーに関してはBoseIronFactoryWebSiteでご確認いただくか、seabose@me.comまでお問い合わせくださいね!!WebSiteに書いていないメーカーでも取扱い可能なメーカーもたくさんあります)

MOIマッチングのご依頼で入庫してきたクラブ。

フィッティングした上での購入だと思われます。

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フィッティングは7番アイアンでされることがほとんどですが、フィッティングした上でオーナー自らこうしたことを行わないといけないということは、フィッティング自体がキチンと出来ていないということとも考えられます。

何度かこのブログでも書いていますが、

スーツのオーダーで考えてみましょう。
オーダーして採寸→出来上がる→お金を払う→着てみる→合わない→ゴルァ!!

となると思います。
 
分かりやすくドライバーのオーダーで考えてみると・・・。
フィッティングして購入→出来上がる→お金を払う→打ってみる→スライスばっかり→私のスイングが悪いんです。

となりがちですね(^^;;


この部分を直さない限り、ゴルフギアに於けるユーザーフレンドリーはありえないと思うのです。
 
ちなみにBoseIronFactoryは何度でもいつでも工賃無償の実費のみで再調整をします。

再調整で工賃を頂かないのは、オーナーにとって合うクラブを作れなかったことに対する反省とお詫びの気持ちがあるから。


信頼して任せて頂いたにもかかわらず、その信頼に応えられなかったとしたら、お金をいただくべきでは無いと考えているからです。

もちろんこれは私個人の考え方ですので、他の工房さんやショップで合わないクラブ作ったとして、ゴルァ!!と怒鳴り込んだとしたらおそらく警察を呼ばれるでしょうから気をつけてくださいね(^^ 

むー。

かにゃり手こずっていたようにゃけど、まぁ、にゃんとか出来たにゃ。

検品は厳しくしにゃいとファルコンは時たまミスるからにゃあ(=^x^=)





はい!
やまとさんの妥協を許さぬ厳しい目を経て完成いたしました( ´ ▽ ` )ノ


まだ正式に決まったわけではありませんので、追々キチンと下形でお知らせしたいと思いますが、新しいメーカーさんのお取り扱いが開始となります。

 
新規組み上げやリシャフトが少なくMOIマッチングがほとんどのBoseIronFactoryにとって、新しいメーカーさんと直のお取引を始めるのは相当に惚れ込んだところでないと行いません。

実際、幾つかのメーカーさんからはBoseIronFactoryでも取り扱ってくれないかといった打診を頂いておりましたが、その多くは取引開始時に数十万~100万単位の仕入れをしなければなりません。

そうした大量の在庫は、お金の面は置いといたとしても、どのお客様に合うか分からない商品を大量に在庫するということは、最悪在庫処理のために「もしかしたら合わないかも・・・?」と言う不安の中でお勧めすることになりかねません。
それをせずにいるとBoseIronFactoryのような弱小の会社は一瞬にして不良在庫の山となります。

商品自体のクオリティは高いのかもしれませんが、どのお客様に合うか分からない商品を大量に仕入れることは出来ませんから、そういったメーカーさんはお断りするしかありません。


今回のメーカーさんもRODDIOや共栄ゴルフ、藤本技工や三浦技研、グラインドワークスを始めとするメーカーさんはそうした点においても非常にユーザーフレンドリーなメーカーとなりますし、何よりもファルコン自身が実際にその製品を見て、惚れ込んだからこそこちらからお願いしてお取引を開始させていただいたと言うことになります。

 
双方に取ってより良いタッグとなるよう、一層の精進を続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

5番はもちろん、6番もまともに当たらないと言う方から「MOIマッチングすれば打てるようになりますか?」と聞かれ、「もちろん!!3番も打てます!」とお答えしたら「では3番から作ってください」といった感じで3番アイアンから新規で組み上げることになりました。

2017-02-12_23-37-55_186
 

でもMOIマッチング専用ヘッドのJCM-03Cavityですから、心配はしていません。
逆に「打てなかったらその分ご返金します」と言うくらいに自信満々なのです(^^)v

ロングアイアンが打てなくて悩んでいる方、是非BoseIronFactoryにご相談くださいね!!






クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。

お預かりしてから2週間程度でMOIマッチングは完了いたします。
現在約1ヶ月待ちの状況ですが、随時作業は行っておりますので、納期等はお問い合わせください。 

引きこもって作業していてふと考えたことがあります。


それは、「出来る」と「やる」違うのではないかと言うこと。


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これはRODDIOのFWクリークのノーマルのソールプレートです。




そのままでももちろん素晴らしいのですが、このクリークは女性のご依頼によって組み上げるので、ヘッドが重いんです。

通常でしたらスクリューをチタンに変えての軽量化くらいしかしませんが、BoseIronFactoryはリューターにタングステンのチップを付けてソール本体を削っていくことで重量調整をします。

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メガネがあるので直接削りカスが目に入ることはありませんけれども、危険が危ないのでゴーグルをしての作業となります。
メガネ下がってますね・・・。 


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こんな感じで軽量化しつつ、一層の深重心になるよう削るんです。

 
それってどこの工房さんでも出来ることですが、今まで100本以上のRODDIOのFWを見てきましたが、やっているのは見たことがありません。

出来る作業だけどやらないのと、出来たらやりたくない作業だけどやるのは結構違うのでは無いかとおMOIます。


正直効率は悪いです。
1本組み上げるのに1日2日かかっていたのでは、普通の工房さんの収入の数分の一以下になりますし。


1日に何十ものクラブを組み上げ、効率重視で勝負するところもあれば、1本1本にこうした手間をかけ効率の勝負を捨てたところもあって良いのではないかと、ファルコン個人的には思うものであります(^^;;




ですので催促は出来るだけしないでくださいね~~~~(^^;; 

三浦のMB5005をMCI BLACK100Sで組み上げました。

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MCI BLACKは重量とシャフトの重心の位置でクラブMOIが合うように設計されているのですが、通常はヘッドの加工なしに組み上げる場合、総重量のフローがスムースに行かないという難点があります。

BoseIronFactoryではヘッドの加工も通常に行っていますので(と言うかそれこそがMOIマッチングでもあるわけで)、今回のMB5005もヘッドの加工を行うことで総重量もスムースにフローさせつつクラブMOIも完璧に揃いようにチューニングいたしました。



このセットはいつもお世話になっているお隣の酪農家さん(神)のセットで、神の手と言われている三浦のアイアンですから、神×神のすごいアイアンになっているかもしれませんね(笑)






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お預かりしてから2週間程度でMOIマッチングは完了いたします。
現在約1ヶ月待ちの状況ですが、随時作業は行っておりますので、納期等はお問い合わせください。 

こういうこと書くと怒られてしまいそうですが、ゴルフ5などで売っている吊るしのメーカー品クラブも結構良いんです(^^)v

MOIマッチングをやっていると、工房さんが組み上げたコンポーネントパーツメーカーのクラブを見ることが多いのですが、 これが結構当たり外れがあります。

EPONだから、PXGだから、ジャン・バティストだから、RODDIOだから組み上げも良いかというと一概にそうとも言えないところが難しい部分です。 



ユーザーの立場から言うと、 「高いから良いはず」と言う意識になりがちですが、高くても「ふ~ん(^^;;」と言うパーツもありますし、高くて良いパーツであっても「ふ~ん(^^;;」という組み上げもあります。


一方で大メーカーの吊るしのクラブはよ~く考えて作ってあるし、大メーカーならではのコストのかけ方をしていることが分かるので、よく感心します(^^
 
精度の面でもロフトやライ角が逆転していることなどは無く、下手なパーツメーカーよりもロフトやライ角などは正確なこともあります。

コストパフォーマンスと言う点で見ると高級パーツメーカーなどよりコスパが高いことは間違いないでしょうね(^^

こうした大手メーカーのクラブは精度が低く、使い物にならないということをたまに聞きますが、少なくともここ10年位の間に作られたクラブに関しては大丈夫です。

もちろん大手メーカー製の吊るしクラブでも問題なくMOIマッチング出来ますから、その点もご安心くださいね(^^


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画像はイメージです(^^;;



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お預かりしてから2週間程度でMOIマッチングは完了いたします。
現在約1ヶ月待ちの状況ですが、随時作業は行っておりますので、納期等はお問い合わせください。 

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