ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

カテゴリ: クラブクラフト

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BoseIronFactoryはMIURAのクラフトマンズワールドの加盟店です。

CB-1007純鉄の時もかなりの数を販売させていただいたのですが、完売してからも問い合わせが非情に多かったので、少し早い段階ですが、受注開始とさせて頂きます。

ただ、BoseIronFactoryはクラブMOIマッチング専門店ですのでスイングバランスによる組み上げは行いません。

ご予約に関しましては、ヘッド代のみでお受け致しますが、10月の発売時にシャフト代、グリップ代、MOIマッチング組み上げ工賃を別途頂いた上でのお引渡しとなります。




なお、4番アイアンに関しましてはオプションとなっておりますので、以下のリンクから別途ご購入ください。



4月30日には確定発注を致しますので、4月29日までのご予約受付けとさせていただきますので、宜しくお願い致します。

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この4種類の0番アイアンは全てBoseIronFactoryのオリジナルヘッドです。

5番アイアンでさえまともに打てないのに、ロングアイアン、しかも0番アイアンなんて打てるわけが無いと多くの方はお考えになると思いますが、BoseIronFactoryのアイアンのラインアップの中でも単品アイアンとしては一番の売れ筋商品となっています。

これらの0番はウッド用シャフト専用設計ですので、クラブとしてはとても高価でドライバー用のシャフトを挿した0番アイアンになると、6万円を超える価格設定のものもあります。
ただ、シャフトの定価だけで5万円近いシャフトもありますので、高価とは言えどもボッタクリとは考えていません。
リーズナブルなシャフトでは、組み上げた価格で3万円台のものもありますし。

長期に渡って売れ筋商品として販売させていただいている背景には、これらの0番アイアンが実際に多くの方が打てる0番アイアンだと言うことが上げられると考えています。

しかしながら先にも書いたように「0番アイアンなんてまともに打てるはずもない」のに、何故これらが実際に多くの方が打てる0番アイアンとなっているのか?
そこにはBoseIronFactoryのモノ作りの考え方が関係していると考えています。


それは、

ゴルフクラブに限らず、新しいモノを作りたいと思った場合には、既存の常識に囚われることなく一旦極端な所まで追い込んで行く。

ということです。

例えば0番アイアンの開発にあたっては、ある大手メーカーさんのご協力を頂き、ロフト6度で48インチという怪物アイアンを作りました。
そして実際に多くの方に打って頂いて検証を重ね、少しづつ改良を重ねて今の形があります。

さすがに6度で48インチの怪物アイアンはクラブMOIも異常に高く、ほとんどの方が打ちこなす事が出来ずに、全く使い物にはなりませんでしたが、一旦極端な形で作ってみてから少しづつ改良していくことで多くの方が打ちこなせるスペックや形状が見えてきます。

この事は0番アイアンに限らず、HAYABUSAウェッジ、HAYABUSA Ironなどでも同じ事が言えまして、HAYABUSA Ironではあのバックフェースの窪みが真ん中には無くトゥ側を極端に削るという形でした。
IMG_5270 HAYABUSA Ironの一番最初の試作ヘッド。 写真では分かりにくいですがトゥ側を極端に落としています。

トゥ側に極端に寄せたことで、ヒール側のミスヒットには強いけれどトゥ側にミスヒットした場合フェースが開きすぎてバナナスライスになることが分かります。 そこでトゥ側とヒール側に重量を持たせる事に着目した訳ですが、中央に窪みを作ることを決めてから今度は窪みの深さも一旦極端な所に設定し、少しづつ変えていくことで打感や操作性、ミスヒットへの寛容性などを検証していく。


そうして各番手とも最良のバランスが取れる所を模索していってようやく最終試作のプロトタイプが出来、プロトタイプの検証を経て完成品となるわけです。

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このように書くと窪みがメインのアイアンと思われてしまうでしょうが、実はHAYABUSA Ironの場合はミスヒットへの寛容性はあくまでもプラスアルファの部分であり、HAYABUSAウェッジから継承するソール形状が一番のウリだと考えています。
HAYABUSAウェッジでそのソール形状は理論的にも性能的にも実証されたと考えていましたが、このソール形状をロフトの立ったアイアンにそのまま取り入れたとしてもHAYABUSAウェッジで実現できたヌケの良さをアイアンで実現することは不可能です。 ロフトが立っている分、同じソール形状であってもフェースに芝が当たる面積が広くなり、当たった芝が抵抗として感じるのです。 この事はアイアンというロフトがウェッジよりも立っている構造からして完全に解決することは不可能です。
ですが、トレードオフとしてウェッジとは違う画期的な性能を実現する事が出来ました。

それがフライヤーがほぼ無いという性能です。

上級者やプロ、そしてハードヒッターだけがフライヤーするということで皆さんは認識をされているかもしれませんが、実はヘッドスピードがあまり速くないゴルファーでもフライヤーは起こります。
フライヤー自体はボールとフェースの間に芝を噛むことでスピン量が減るということですので、ヘッドスピードの速い人はスピン量が減り防球になって遠くまで飛ぶフライヤーとなり、ヘッドスピードの速くない人はスピン量が減りすぎて失速するフライヤーとなるからです。

HAYABUSA Ironのソール形状はHAYABUSAウェッジのソール形状をアイアン向けにブラッシュアップしたソール形状になっていて、アイアンとしての抜けの良さを最大限に確保しつつ(それでもウェッジの抜けの良さには敵わない)、芝をリーディングエッジで切らないことで、フェースとボールの間に入り込む芝を出来る限り減らしています。

これも一旦極端なところまでやってみて、そこから少しづつ戻していくという手法でなければ実現し得なかったこと。

こうして常識を一回疑って常識の先の極端なところまでやってみると、多くのことが常識とされている部分の先までは問題ない事が分かってきます。

もちろんそこにはひとつの点だけ(例えば7番アイアンの重量で0番のロフトでは打てません)でなく、様々な部分を考慮に入れた上で1点だけ極端に振ってみるという手法でないといけませんが、クラブMOIを含む多くの部分を一定にすることでその部分の限界点がどこにあるのかが分かってきます。



なお、性能に直接関係の無いロフト表示やロゴなどはクラブの道具としての必要事項というよりは使いやすさや所有感、満足感といった部分なので、こうしたデザイン関連のことは一番最後に行います。


その点も通常の開発などとは違うところですが、デザインのためのデザインでなくとも、機能を一番に考えていくと、自ずとデザイン的にも秀逸なものになってくると考えています。 機能美、という言葉はそうした部分が美しさとしてにじみ出てきた部分なのではないかと考えています。

JCM-01
JCM-01Blade

JCM-01BLADEです。

HAYABUSA Ironは見た目がちょっと・・・


という方にもお勧め出来るコンベンショナルなマッスルバックです。


バックフェースの窪みが無いのと、ソール形状もHAYABUSAほどの丸みをもたせてはいません。

シャフトはDG若しくはNS-PRO950GH(NEOではありません)から、グリップはグルフプライドツアーベルベットラバーが標準(他のグリップの場合は差額が発生)となります。


5-PW(PWは10番)の6本セットで176,000円とHAYABUSA Ironよりは価格を抑えた設定です。



HAYABUSA Iron的なアイアンが良いけれど、見た目が・・・という方にお勧めのコンベンショナルなモデルです。

4つのフローが大切だというお話をして、少し時間があ来ましたが前回は飛距離のフローのお話をさせていただきました。

今回は前回の続きに関してお話していきますね。


BoseIronFactoryでは飛距離のフローを考えていくにあたっては、基本的にアイアンを中心に考えていく事をお勧めしています。

アイアンが決まればその下のウェッジはロフトである程度飛距離は考えられますし、上の番手のUTやFWのもどのくらいのロフトと長さでどのくらいの飛距離となるか、ある程度は予測できます。

ドライバーに関してはドライバーだけダントツに飛んでも構いませんが、無風でフラットなコースの場合とそれ以外(アゲンストで打ち上げとかその逆とか)のおおよその平均飛距離を把握しておくだけでアベレージ100の人が95くらいにはなりますので、しっかりと把握しておきましょう。

もちろん全番手の飛距離とその球筋を把握しておく事もスコアを縮める上で大切だと考えます。

全番手の飛距離と球筋を把握出来ていれば、アベレージ100の人が90になるのは簡単になれますから(^^


この飛距離と球筋の把握をするには、練習場で実際に打ってみたり計測器を使って測ってみて、エクセルなどでグラフにするのが分かりやすいです。


飛距離のフロー

私の場合の飛距離のフローはこんな感じで、15本分の飛距離を把握しています。

3wがドライバー代わりで、コースや風によって4wから3番アイアン(20度)までを抜いたりUTに変えたりしてラウンドします。

特に4wと0番は飛距離が変わりませんから、その2本が入っていることはほとんどありません。

根室GCなどのリンクスで風が強い時はスプーンも抜いて、0番を入れて0番でティーショットもします(フルでアイアンの時もたまにあります)。

まぁ、私のクラブセッティングはあまり参考にはなりませんが、飛距離のフローはこうした感じでやっていますと言うことで(^^;;



前回はダメのお手本をご紹介しました。

では逆にどのようなセッティングが良いのかを見ていきます。


多くの皆さんはクラブの流れをあまり重要視せずに、ドライバー、FW、UT、アイアン、ウェッジ、パターでそれぞれ"飛ぶ"ものを選びがちですが、スコアメイキングにはそれほど"飛ぶ"ということは重要では無く、クラブの流れのほうが重要だとファルコン自身は考えています。

クラブの流れというのはロフトや長さによって作られる「飛距離のフロー」、ヘッド重量やシャフト重量、グリップ重量によって作られる「総重量のフロー」、フレックスやシャフトの素材等によって作られる「振動数のフロー」、そしてクラブ全体のMOIによって作られる「クラブMOIのフロー」を総合的に勘案した流れです。

もう少し突っ込むと先調子や元調子などを含む「シャフトの性格のフロー」というのもあります。
シャフトの性格のフローの中であまり考えなくても良いのが、捕まり系とか逃げ系と言われるものです。

クラブMOIマッチングのやり方次第で、捕まり系でも捕まらないように組み上げることも可能ですし、逃げ系で捕まるように組む事も出来ますので、JCMO認定店以外で頼む時はあまり考えなくてもOKです。

この4つのフローが大切で、このフローの傾き加減は人それぞれなのですが、谷が出来ていたり山ができていたりするのはNGです。

ひとつ前に上げたブログでのゼクシオカーボンのアイアンからボーケイのDGというのは総重量とクラブMOIのフローでアイアンからウェッジになる時に思いっきり大きなエベレスト並みの山が出来るのでNGという訳です。


では、これらのフローを具体的にご説明していきましょう。

飛距離のフローの場合、アイアン1番手の距離差は10ヤードが目安とされていますが、一概にそうも言えません。

ヘッドスピードが50m/sの人と5m/sの人が"仮に"いた場合で、50m/sの人が1番手10ヤードの飛距離差さとすると、5m/sの人は1ヤードの飛距離差になります。
ということは、同じクラブを使った場合、40m/sの人で10ヤードとすると36m/sの人は9ヤードの飛距離差ということになります。

実のところ、このあたりをしっかりと把握されている方は意外にも少ないです。そしてそれはまた多くの人が100を切ったり切れなかったりする原因の大きな部分でもあります。

練習場でこの部分はある程度把握できるはずなんですが、実際に1ヤードの飛距離差を把握するのは結構難しいと言えます。
こういう場合、スイングが安定していない事も多く、左右のブレと同じように前後のブレも大きいのが飛距離差を把握するのを難しくさせている要素でもありますので。

スカイトラックやトラックマンなどの弾道測定器を使うと数字で出てくるのでよく分かるのですが、一般の方はそういった測定器を買えないので、練習場でもある程度分かりやすい方法をご紹介しましょう。

PWで10球程度打ってみて、キャリーの飛距離を覚えておいて、その後7番アイアンを10級程度打ってみる。
3番手変えることで、その差が明確になるはずです。

また、7番アイアンでしたらミドルアイアンで得意な方も多いので、(MOIってない)ロングアイアンほど飛距離が出ないと言う事も無いでしょう。
なので、PWで仮に110ヤード、7番アイアンで140ヤードのキャリーでしたら、9番120ヤード、8番130ヤードと推測出来ます。
MOIってあるアイアンでしたら6番150ヤード、5番160ヤードと言う具合になることが多いのですが、MOIっていなくて且つロングアイアンになるほどに苦手意識が出てくる方は、6番147ヤード、5番154ヤード、4番161ヤードと言った具合に、7掛け(6番なら10ヤードの7掛け=7ヤード、5番なら20ヤードの7掛け=14ヤード、4番なら30ヤード7掛け=21ヤード)程度で考えておくと良いかと思います。


そう考えていくと、次に出てくるのがウェッジとUTです。

どちらもアイアン未満の飛距離とアイアン以上の飛距離のしっかりとした階段が必要です。

どちらも選ぶ際の目安となるのがロフトです。

アイアンのロフトピッチの上下を埋めていく事が大切ですから、ご自身がお使いのアイアンのロフトは(覚えていなくてもいいので)把握だけはしておいてください。

ここでよく言われるのが、「メーカーの発表しているロフトは誤差が激しくあてにならない」といったことですが、そんなこと無いです(キッパリ)。

誤差1度位はあるかもしれませんが、2度や3度違っているのは見たことが無いです。
(違っているとしたら計測方法に難ありの可能性もあります)

キャスト(鋳造)でそこまで狂うことは鋳造型がおかしいということになりますし、鍛造でもネック溶接の場合で2度違っていたら完全な溶接不良です。
一体成型の場合でしたら穴あけの不良で弾かれますし・・・。

打っているウチに変わってくることはあり得ますが、よほどのハードヒッター(HS55m/s以上)か、設計ミスで懐が極端に狭い場合(BANG-GOLFのBang-O-maticの0番等)などには可能性はありますが、通常のメーカー製であればほぼ無いと言ってもいいです。
あと考えられるのは元々20度のロフトのアイアンを15度とかに曲げている場合。
この場合、「曲げ戻し」と言う素材の元に戻ろうとする応力が働いて少しづつ曲がる事があります。

大手メーカーの場合は番手ごとに鍛造型を作って鍛造段階でそのロフト・ライになるように鍛造をウチますし、鋳造の場合も番手ごとに鋳造型を作りますから、ほぼ曲げ戻しが発生することは無いと言えるでしょう。



文字ばかりで長くなりました。
次回以降、また書いていきますので、今回はこのへんで勘弁してやってください(^^

人間だもの。そりゃ、間違うこともあります(^^;;


と、開き直るのはよろしくはありませんけれども、そりゃ私だってミスはします。

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0.5インチシャフトカットするところを1.5インチカットすると言う、
超初歩的にも程があるやろ!!と言うミスを犯しました。





まぁ、さすがにこうした取り返しのつかないミスはほとんどやらかすことは無いのですが、3~4年に1回位はやからします(爆)

年間1,200~2,000本作業するので、3~4年と言うとおおよそ5,000分の1位の確率ですが、それでもやはりこうした超初歩的なミスをやらかすと落ちますね・・・。


こうした場合は新品のシャフトを発注してやり直すことになりますので、時間とお金の両方で更に落ちる訳です。


まぁでも新品のシャフトがあるだけ好しとしますか(^^

急ぎの作業が終了したので、RODDIOの中の人(Sさん)から頼まれていたソールチューニングを行いました。

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たった2.2g削っただけですが、凄く変わるので、きっとびっくりされる事でしょう(^-^)

このソールチューニングのみの作業も行いますので、ご興味ある方はseabose@me.comまでお問い合わせください。


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一次MOI調整用のカウンターバランスの製作方法を書いてみます(^^)
どんどん真似して良いので、是非やってみてください。

まずは3Dプリンタで、カウンターバランスの素を作ります。

カウンターバランスの素を万力で挟みます。

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カウンターバランスの素に入れる真鍮オモリをバーナーで熱します。

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熱した真鍮オモリをカウンターバランスの素に挿入。

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挿入したらすぐに水に入れて冷やします。

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冷えたら溶けてバリになった部分をペンチやヤスリなどで綺麗に。

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アセトンを浸透させ綺麗にしてやると共に強度アップさせます。

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最後に真鍮オモリのお尻の穴をリューターで拡張し、形を整えれば出来上がり。

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まぁ、こうして書くと簡単なのですが、その実結構面倒で手間暇のかかる作業ですので、こうして書いてもやる人はほぼいないでしょうね(^^;;


これが出来るとかなりの効果もありますし、3Dプリンタで作る事でサイズもピッタリ合うし、何より必要量の重さを自在に作れるのでファルコン的にはかなり重宝しているんですけれども(^^)

以前にも書いたことがありますけれども、大手メーカーのプロ支給品ってその殆どが偽物(メーカー製であっても本当のプロ支給品ではなくて、単なるサンプル品だったり、市販品だったり)ですし、わざわざ高いお金を出して買うようなものとは到底思えません(^^;;

ですが、「プロ支給品」と言う言葉の響きは悪くないのか、欲しがる人も未だにいらっしゃるようです(^^;;

BoseIronFactoryの場合今まではプロ支給品と言うことはごく一部の製品を除いて謳うことをしておりませんでしたが、ほとんどの製品を実際にプロに支給していますし、プロ支給する製品は通常に在庫しているものだったり、一般市販前にプロにテストしてもらって市販化、そしてテストしてもらったお礼に市販品が出来たら支給すると言うプロセスを踏んでいます。

文字通りほとんどの製品はプロ支給品そのものですし、組み上げに関しても市販するクラブと全く同じ方法で組んでいますので、どこぞやの「ツアープロが認めたブランド」と言いつつ、プロが全く使っていないと言うようなことはありません。

また、本当のプロ支給品なのだからそのことを書かないともったいないと言う事も言われましたので、BoseIronFactoryWebShop上でプロ支給している製品に関してはその旨記載を致しました。

プロ支給している数が多すぎるので面倒ではありますが・・・(笑)

ちなみに、かなり多くのプロに実際に支給していますし、MOIマッチングに関してもかなり多くのプロに行っておりますが、プロの多くは用具契約等により支給したことやMOIマッチングしたことを名前を上げて書くことが出来ないと言う事情もございます。

三木龍馬プロのように、どんどん名前出してもらって構いませんよ(^^
と言ってくれるプロもいますが、そうしたプロはごく一部で、ほとんどのプロは名前を出せないので、その点に関してはご了承くださいませ。

という事で、ごく一部ではありますが、プロ支給品にはこんな製品がありますよ(^^
というのをブログ写真に上げておきますね(^^


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ヘッド左右上下慣性モーメント5
この3人は名前出せるんですけどね(^^


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LDI-1
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Fi-0
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零式Ver.2015-3


三木プロはHAYABUSA以外はAkiraのヘッドを使っていますが、今回Akiraから三木プロ分として新しいヘッドとシャフトが届きました。

今まではAkiraのハーフコードグリップでしたが、eliteグリップに変更したためグリップは入っていませんでした。eliteさん、使ってほしかったら私のところへも送ってくださいね~~~(笑)


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三木プロの場合ドライバーも2730kg-c㎡や2720kg-c㎡と低めなのですが、Akiraのドライバーヘッドは重量調整用のネジが付いているので割と楽にMOIマッチングができます。

と言ってもAkiraからネジを頂いている訳ではなくて、付いてきたネジをこちらで適正MOIになるよう加工してから組み上げるんですけどね。

Akiraさん、調整が大変なのでネジ各種送ってくださいね(^^

今回はフジサンケイやアベマツアーで見た三木プロの傾向と対策から2730kg-c㎡ではなく2720kg-c㎡にてMOIマッチングしました。

この数値を見て、一部の詳しい方々はおわかりになるかと思いますが、一般的に販売されているドライバーなどとはMOI値がかなり違います。
一般的に販売されている市販品のドライバーなどは2830kg-c㎡~2850kg-c㎡がボリュームゾーンですから、一般アマチュアの購入するドライバーよりも100kg-c㎡以上低いんです。


50歳とか60歳の一般アマチュアと、28歳(だったかな)のトーナメントプロのドライバーで、トーナメントプロのほうがMOI値が低いんですってよ!!奥さん!!(笑)

ドライバー
市場に出回っている一般的なドライバーのMOI値



ゴルフ量販店で一般アマチュアが購入するドライバーと三木プロのために組み上げたクラブMOIの差は110~130kg-c㎡と大きな開きがあります。

ここで少し不思議に思う方は論理的思考の出来る方です(^^

そうなんです。
まだ28歳の若いトーナメントプロのほうがクラブMOIが低いんです。
量販店での一番のターゲットユーザーは30代後半から40代、50代だと思いますが、そうしたボリュームゾーンであるゴルファーに向けたドライバーよりも28歳という若いトーナメントプロのほうが振りやすいドライバーを使っているんです。

三木プロは飛距離が売りの選手ではありませんが、それでも28歳のトーナメントプロで日々鍛えている訳ですから、40代50代のゴルフ以外の運動はほとんどしない方よりは体力もあるはず。
なのにクラブMOIは低く、圧倒的に振り心地の軽いクラブを使っている。

この部分の答えを持っているのは私達だけで、JCMO以外の人達はこの答えをほぼ知らないと思われます。
もちろん、この部分が我々JCMOにとっての強みとなっているので、このブログを読んでいるアンチJCMOのクラフトマンにまでその答えをお教えするのは・・・。



まぁそう言ってもそう簡単に出来るわけも無いので書きますね(^^


若い人でもお年寄りでも身長が160cmの小柄な男性もいれば、185cmの大柄の人もいます。

185cmの身長で体重が60kgの人もいれば160cmの身長で体重が100kgを越える人も。

175cmでガッチリ体型、胸囲が110cmの人で100m走で17秒の人もいれば、160cmで華奢な体型、胸囲が70cm台の人でフルマラソンを2時間台で走る人もいます。

プロゴルファーでドライバーのクラブMOIが2700kg-c㎡が適正値である人もいれば、アマチュアゴルファーでドライバーのクラブMOIが2900kg-c㎡近い人もいます。


適正なクラブMOIというのは人それぞれなんです。

その違いをしっかりと見分けられるクラフトマンを育成していくのがJCMOのクラブMOIマッチングセミナーであり、見分けられるクラフトマンだけを認定してJCMOに掲載しています。

実際に、セミナーを受けて一旦認定されてもその後に除外されているクラフトマンもいますし、セミナーを受けただけで認定されないクラフトマンもいます。

セミナー自体は無償でセミナーを受講した後もお金はかかりませんが、その基準はかなり厳しくしていますし、一旦認定してもクラブMOIマッチングを全然やらなかったり、やっても適当でいい加減だったりした場合はすぐに分かりますから(^^;;


そしてもうひとつとても大切なことがあります。

一般的なドライバーのクラブMOI値は2830kg-c㎡~2850kg-c㎡がボリュームゾーンだと書きました。
そしてこのボリュームゾーンでのドライバーはほとんどのゴルファーに対して高すぎるMOI値です。

高すぎるクラブMOIだから振り遅れて右に行く。
そうした高MOIのドライバーだから、どんなに捕まるという触れ込みのドライバーであっても右に行きますし、アマチュアのドライバーはいつまで経ってもスライスしかしません。

軽いヘッドに軽いシャフトと言うどちらも軽いものでスイングバランスをDバランスにしようとすることでこうした高いMOIになっていく訳で、そうした面に於いてもスイングバランスの弊害が出ているといえましょう。

とはいっても、実際にどの程度のMOI値がスライスしないのかは、それこそ人それぞれです。
2700kg-c㎡の人もいますし、2780kg-c㎡の人も。

やはり適正なクラブMOIというのは人それぞれなんです。

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