ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

カテゴリ: クラブクラフト

HAYABUSA Limited Forgedのメッキ前。

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LimitedForgedはひとつづつ私の手で最後の研磨を行い、ここまで磨き上げてからメッキに出します。

通常は鏡面になるまでは磨きませんが、LimitedForgedに限ってはここまでやります。

傷ひとつ見逃さないということでもありますが、鏡面に磨きあげることでメッキ厚をより均一化させ、ほんの100,000の1でもソールの抵抗を減らしてHAYABUSAの性能を最大限に引き出したいからです。

正直ここまでやる意味は無いのかもしれません。
かかる時間と手間暇を考えると更に意味のないことと思います。
でも、5時間かかろうが100時間かかろうが、この磨きあげがマイナスにならず、ほんの少しでもプラスになるのであれば手間暇を惜しまずに行う。

それが全てにおいて最高を求めるHAYABUSA Limited Forgedであり、そうでなければLimited Forgedではありません。


オーナーとなる方にとってかけがえのない特別なHAYABUSAになるよう、この磨き上げの前の研磨工程では、0.05g単位でヘッド重量を調整しながら研磨していきます。

もちろんオーナーご指定のロフトライにした際の曲げ傷も綺麗にしますし、曲げることによって変わってくる顔つきやソール形状の微妙な部分にまで関しても研磨の工程で最善の形になるように研磨を行います。



こんな鉄の塊に3月1日からは1本128,000円もの値段をつけます。
通常のNEW HAYABUSAが4本買える値段です。

ぶっちゃけ通常のNEW HAYABUSAの4倍の性能はありません。
ですが、私がこのHAYABUSA LimitedForgedにかけた手間暇と技術、そして魂は4倍どころではありません。

ファルコン自身、128,000円というのは魂を削って作った代償として考えています。

その価値を分かって頂ける方であれば128,000円は高く無いと思っております。

BoseIronFactoryにはボール盤が2つあって、そのひとつは毎日何度も稼働してます。


ボール盤
ボール盤ってこんなんです。


どのような時にボール盤を使うかですが、9.1mmや9.2mmであけられているアイアンホーゼル穴を先端径が9.4mmで作られているアイアン用カーボンシャフトに挿すためにホーゼル径を拡張するために使います。
また、BoseIronFactoryではMOIマッチング時のアイアンヘッドのの重量調整のためにボーゼル穴を深くする目的で使うことが多いです。
BoseIronFactoryが毎日使うのは主に後者の重量調整になります。

ちなみにですが、DGやNS、KBSなどのスチールシャフトの先端径は9mm若しくは9.02mmとなっていて、9.1mmや9.2mmであけられているヘッドのホーゼル内のサビをワイヤーブラシなどで綺麗に落としてやるとピタっと収まるようになっています。更には接着剤の膜厚も一番強度の出る膜厚になるようになっています。
なお、島田シャフトは9.4mmと9.0mmがあって、新しく出たシャフトはカタログ上は9.0mmになっています。
ですが実際にはかなりテーパーが強くて、最新の8001でも0.5インチ程度チップカットして硬くしようとすると9.4mm径であけておかなければ入らなかったりします。


少々話が脱線しました。
BoseIronFactoryではそうした使用方法のため、毎日何度もボール盤を使う訳ですが、工房さんによっては9.1mmや9.2mmであけられているアイアンヘッドにカーボンシャフトを挿す時しか使う機会が無いので、ボール盤自体を持っていない所もあります。

また話は少し逸れますが、全てのアイアンヘッドが9.1mmや9.2mmであけられている訳でもありません。ヘッドの中には最初から9.4mmであけられているヘッドもありますし、三浦技研のAサポート店であれば9.1mmから9.5mmまで0.05mm単位で指定が可能です。
なのでMOIマッチングをやらない工房ではボール盤の使用頻度も少なく、持っていない所も多いというわけです。

さてここでボール盤を持っていない工房が9.1mmや9.2mmのヘッドにどうやって9.4mmのシャフトを挿すのか?という疑問が出てきます。

その場合のやり方には2通りの方法があります。

ひとつは手で持つ電動ドリルに9.4mmもしくは9.5mmのドリルの歯を使って手でホーゼル穴を広げる方法。

もうひとつは9.4mmのカーボンシャフトを削っていって9~9.1mmにする方法です。



電動ドリルで穴を広げていく方法では、まっすぐに穴を広げていくのは難しく、曲がってあけられることも多いと聞きます。
また、ほとんどの電動ドリルではパワー不足ですから、穴を真っ直ぐにあけられたとしてもかなり面倒で時間もかかります。

もうひとつのシャフトを削っていく方法はそれほど面倒でもありませんから、かなりの工房でこの方法が取られているのですが、綺麗な真円に削っていくのは難しいです。


その昔BoseIronFactoryにMOIマッチングを兼ねて修理依頼で入庫したクラブがあったのですが、6本セットの中の1本が折れてしまったというものでした。
折れた1本はホーゼルの付け根からポッキリと折れていて、参考のため折れたシャフトも一緒に送っていただいたのですが、折れたシャフトの一番細い部分を0.01mmまで測れるデジタルノギスで測ってみたら7.2mmしかありませんでした。
太いところでも8.3mmとウッド用のシャフトよりも細くなっていたんですね。

アイアン用のシャフトはウッド用のシャフトよりも先端強度を弱く作ってありますから、7.2mmまで削られていたのでは折れて当然です。

他のアイアンは折れていませんでしたが、全部抜いて調べてみたら細いところでは7.8mmでしたし、どの番手も楕円形に削られているのばパッと見て分かるくらいでした。

そのセットは新品で組上げて2~3ヶ月しか経っていませんでしたし、シャフト1本で2万円はする高いカーボンシャフトでしたが、お客様には事情をご説明して6本とも違うシャフトにリシャフトとなりました。


ボール盤とボール盤で使う専用のホーゼル固定用バイスを使えば、まっすぐに穴を広げられます。
ドリルの歯も鉄工用の安いドリルではなく、超硬ドリルや超硬のスパイラルリーマーという先端工具を使えば更に真っ直ぐ綺麗に、楽に作業できます。
(超硬と言うのは文字通り超硬いということで、軟鉄ならちょっと硬めの木綿豆腐に穴をあけるくらいのチカラで削れていきますし、ステンレスでもサクサク削れます。その分高いですが・・・)

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BoseIronFactoryで使用している超硬スパイラルリーマー
穴を広げるにはスパイラルリーマーのほうが優れています。

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BoseIronFactoryで使っている超硬ドリルの数々
主にドリルは穴を深くしたい時に使用します。

スパイラルリーマーは歯を研ぐことは構造上難しいので切れ味が悪くなったら交換ですが、ドリルのほうは研ぐ(研磨する)ことが出来ます。
一般的には回転砥石に硬い砥石を付けて研磨するのですが、ドリルの歯を研ぐのはかなり難しく面倒な作業なので、ファルコンは下の写真のようなドリルシャープナーを使って研いでいます。

ドリルシャープナー
リョービのドリルシャープナー。
3万円ちょっとと安い割にはキチンと使えばサクサク削れる歯が復活します。


まぁ、ファルコンはHAYABUSAの研磨をするくらいですから、ドリルくらいなら回転砥石でも充分研げますけれども、ドリルシャープナー使ったほうが圧倒的に楽なので・・・(^^;;


ボール盤はハイパワーの何十万円~百万単位までするものもありますが、3万円程度の安めのボール盤でも超硬ドリルや超硬リーマーの良いものを選べば結構サクサク削れます(^^


ちなみに「削ったらヘッド重量が変わる!!ヘッド重量変わったらメーカーの設計した性能を引き出せないから絶対に駄目!!」と言っていた工房もあるかもしれません。(←すみません未確認です)
でも、大丈夫です。どのヘッドメーカーもその部分は織り込み済みですし、変わると言っても0.5gも変わりません。実際に9.1mmから9.4mmにしても変わるのは0.2~0.25g程度です。

そもそも7gピッチでプラスマイナス1gで精度が高いと言われるゴルフ業界ですので、0.25g変わってもそのくらいは他の部分で帳尻合わせていけますよ(^^


そんなこんなで、皆さんも工房を選ぶときには「ボール盤持ってます( ´ ▽ ` )ノ」という工房を選ぶ基準のひとつにしても良いのかな?なんて思います。

このところHAYABUSAの宣伝ばかりになってますが、もちのろんでオンリーワンのものはHAYABUSAの他にもたくさんあります。


0番アイアンといった、超ロングアイアンにかけては間違いなく世界一の品揃えですので、何卒ご贔屓にお願い致します(^^


まずは0番アイアンの定番モデルを2種。

零式Ver.2015
(れいしき)


零式Ver.2015-3
零式Ver.2015-2
零式Ver.2015-1

軟鉄鍛造マッスルバックのユーティリティーではない、本物の0番アイアン「零式(れいしき)」。 更なる進化を遂げたVer.2015です。 ロフト12度、ライ角57度、シャフトは弊社でテストをしたものの中からお選び頂けます。
長さは42.5インチ近辺で組上げます。 ヘッドをイチから見直して重心距離の再設定等、見えない部分での進化は大きなものがあります。 最終的な研磨はファルコンまつばら自身が行い、銅下メッキにソフトブラックの特殊メッキを施す等、改良点は20点近くに上るVer.2015。 零式Ver.2015は、実戦での力強い武器となると共に所有感をも満たす、現時点で考えられるアイアンへのこだわりを全てつぎ込んでいます。 打感と飛距離の世界最高峰をお届けします。 グリップはマスダゴルフ スリックフィットグリップ60R若しくはツアーベルベットラバー60R (バックライン有りをご希望の方はご注文時にその旨ご記載願います)

追伸:この零式Ver.2015は0番から10番(PW)まで揃うアイアン(中空ではありません)ですので、ゴルフトゥデイ主催のアイアンマンカップにもご使用いただけます。
(ゴルフトゥデイに連載「ゴルフ~北の国から~」を持っていたファルコンまつばらですので、ご安心くださいね)

その他の競技でのご使用ももちろん可能です。


お買い求めはこちらのBoseIronFactoryLimitedForgedShopでお願いします。





続いては同じ0番アイアンの
0番アイアン JCM-03 Div.ZEROです。

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神の飛距離を叩き出す、本物の0番アイアン零式のヒットにより、多くのゴルファーから「キャビティバックでの零式を!!」と言う声が寄せられました。

ロフト12度、ライ角57度、チップ経8.5mmでウッド用のシャフトを挿すことで「生涯最大飛距離をアイアンで!!」という零式の基本コンセプトはそのままに、キャビティバックでヘッドを大型化しほとんどのゴルファーに打ちこなせる本物の0番アイアンが完成しました。

JCM-03Ver.ZEROでは一人でも多くの皆様に0番アイアンの魅力に触れていただくため、銅下メッキを取りやめ、通常のサテンメッキのみとなります。
また、ドライバー用の高額なシャフトではなく、FW用シャフトを挿すことにより、零式から大幅な低価格化を実現しました。

それでも飛距離性能に一切の妥協を行わなず、誰にでも打ちこなせるロングアイアンとしているのは、ロングアイアンに絶対の自信を持つBoseIronFactoryならではのこだわりと言えるでしょう。


ヘッド:軟鉄鍛造キャビティバック
ロフト:12度
ライ角:57度

シャフト:弊社でテストしたシャフトからお選び頂けます。

グリップ:マスダゴルフ スリックフィットグリップ60Rまたはツアーベルベットラバー60R
(バックライン有りをご希望の方はその旨ご記載願います)

レングス:42.5インチ近辺(60度法)
総重量:325g~338g程度
クラブMOI:2670kg-cm2~2730kg-cm2

クラブMOIを中心に1本1本手作業にて組み上げてまいりますので、ご注文いただいてから発送まで7~10日程度のお時間を頂きます。

また、フレックスの違いによるシャフト重量差やグリップ重量公差によってレングス、総重量は上記範囲内で変わってきます。

スイングバランスは意味がありませんのでご指定は一切承りませんが、おおよそC8~D0程度となります(計測も行いませんしお知らせすることも出来かねます)。

追伸:このJCM-03Div.ZEROは0番から10番(PW)まで揃うアイアン(中空ではありません)ですので、ゴルフトゥデイ主催のアイアンマンカップにもご使用いただけます。
(ゴルフトゥデイに連載「ゴルフ~北の国から~」を持っていたファルコンまつばらですので、ご安心くださいね)

その他の競技でのご使用ももちろん可能です。


お買い求めはこちらのBoseIronFactoryLimitedForgedShopでお願いします。





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RODDIO FW Rソールチューニング。

方向性が抜群に良くなるRODDIO FW用オプションのRソール。
本当に素晴らしいソールなのですが、ノーマルのままですとテイクバックする時にRソールの後部が引っかかるように感じることも。

BoseIronFactoryではソールの下駄の後部を研磨する事で、Rソールの素晴らしさはそのままに引っかかりを防ぐチューニングも可能です。

HAYABUSAウェッジ等で培った、ソールの抜けに対するノウハウとこだわりをRODDIOのRソールにもいかがでしょうか。

ご依頼はこちらのBoseIronFactoryWebShopからお願い致します。


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写真左がチューニング後

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写真上がチューニング後です。
続きを読む

BoseIronFactoryではJCMO(日本クラブMOIマッチング機構)としてクラブMOIマッチングセミナーを実施しています。

そのセミナーの中ではクラブMOIマッチングを中心とした講義を行いますが、実際にクラブMOIマッチングのやり方や考え方をお教えするだけでなく、クラブMOI的な考え方が一番大切ではないかと考えています。

先程上げたブログ記事の中で「1インチ伸ばすとヘッドスピードが1m/s上がる」という内容を書きましたが、このことはクラブMOI的な考え方を象徴するひとつの事例としてセミナーテキストにも記載しています。

セミナーテキストはクラブMOIマッチングの秘伝書とも言えますのでその内容全てをブログに書き記す訳にはいきませんが、「1インチ伸ばすと~」の部分だけは公開しますね(^^

セミナーテキストの最終章にこのことが書いてありますので、1~7章に関してはセミナーを受けた方だけです(^^;;

~~~~~~~~~~~ここから~~~~~~~~~~~~

8.クラブMOI的考え方の実例
8-1. 1インチ伸ばすと・・・
皆さん気になされるヘッドスピードのことを例にとってお話ししましょう。
クラブを1インチ伸ばせば約1m/sヘッドスピードが伸びて、3~6ヤード飛距離が伸びるという神話があります。
このことは誰しも疑うことなく、まことしやかにお話されていますが、そこは百戦錬磨のゴルフ記者だったり評論家だったりしますから、「1インチ伸ばすと1m/sヘッドスピードが速くなると”言われています”から・・・」と皆さん他人のせいにしています。
これは実際にはほとんど伸びたためしがないからではないかと。

また、このことを逆に考えると、非常に面白いことが起きてきます。
45インチでヘッドスピードが40m/sの平均的なゴルファーがいるとしましょう。
1インチ伸ばすと~が真実であるとすると、1インチ短くすると1m/sヘッドスピードが落ちる事となります。
となると、5インチのクラブを振るとヘッドスピードは0になり、4インチだったらヘッドスピードはマイナス1m/sになります。
いくら短いとは言っても逆回転になるというのはありえない事です。

こうしたことに対して疑問を持つのがクラブMOI的思考の第一歩です。
実際に計算してみる。検証してみるというのがクラブMOI的思考の実践となります。

45インチのドライバーで1インチ伸ばした場合、45×25.4=1143mm→46×25.4=1168.4mmになります。

ヘッドスピードは周速度といって、回転運動における外周部の速度ですから、同じ回転数で回転した場合、半径が大きくなれば周速度=ヘッドスピードも上がると言う事になります。
この点においては理論的整合性は取れていることになります。

ヘッドスピード40m/sの場合の回転数は、回転数 = 周速度40m/s ÷(直径2286mm × π)
となりますから、ヘッドスピードが40m/sで45インチの半径とした場合、回転数は毎秒5.56975回転となります。
回転数を5.56975回転で固定した場合、半径が1143mmから1168.4mm(直径2336.8mm)となった場合の計算式は、周速度 = 直径2236.8mm × π × 回転数5.56975 となりますので、40.889m/sとなります。
1m/sまではいきませんが、0.9m/sなのでほぼ正しいといえますね。

と思われるでしょうが・・・・、実際にスイングする時ってクラブだけがクルクル回る訳でありません。
腕や身体全体も動いてこそのスイングとなるわけです。
体の回転まで入れたいところですが、ここは2・3歩譲って腕までとしましょう。

私の肩から手首までの腕の長さが550mm位ありますから、半径1143mmに550mmを足して、半径1693mmとします。
1693mmでヘッドスピード40m/sの場合、回転数は3.7603回転。ずいぶんとゆっくりになりましたが、実際に動画を撮って検証してみると確かにその通りです。
そうなると45インチから46インチになると1693mmに25.4mmを足して、1718.4mm×2=3436.8mmが直径となります。
その場合の周速度の計算は、周速度 = 直径3436.8mm × π × 回転数3.7603=40.6m/s
まだ四捨五入すれば1m/sになりますけれども、1インチにつき~ということですから、2インチ伸ばして47インチにしたとすると、直径が3487.6mmですから、2インチ伸ばしても41.2m/sにしかなりません。
ここまで来ると、いくらなんでも盛り過ぎと言わざるを得ません。
確かに元々の周速度=ヘッドスピードが速ければ、1インチ伸ばして1m/s上がる人もいます。計算上は45インチでのヘッドスピードがおおよそ70m/s以上ある人です(笑)

この計算はもちろん1インチ伸ばしても2インチ伸ばしてもクラブMOIが変わらないと言う前提です。
クラブMOIが変われば振る事自体によりチカラが必要となりますから、2インチ長くなると相当ヘッド重量を軽くしないといけないでしょう。

こうした思考をすることが、クラブMOIの本質を理解するためには必要となってきます。

1インチで1m/sというのはいわばゴルフ界の常識ですが、ロングアイアンは難しいというのも、ショートアイアンは引っかかるというのもゴルフ界では常識とされてきたことです。工房の中ではホーゼル内に錘をつけると重心距離が変わるというのも常識です。

その常識が実は非常識であったということを検証しても、変化を嫌うゴルフ業界にはなかなか浸透していきません。しかしクラブMOIが、クラブMOI的思考がゴルフ業界を変えていくことはもう誰にも止められません。

セミナーを受講して仲間となった皆さんはゴルフ業界を変えていく先駆者の1人です。
私達と一緒に変えていきましょう!!


~~~~~~~~~~~~ここまで~~~~~~~~~~~~~

さて、いかがでしたでしょうか?

ゴルフ業界内で常識と言われていて誰しも疑うこと無く信じられている事ですが、ほんの少し疑問に思ったり、見方を変えるとその常識が本当にその通りなのかということがお分かりになると思います。

クラブMOIマッチングはもちろんですが、HAYABUSAウェッジなども「1インチ伸ばすと~」みたいに視点を変えることで初めて革新的なソール形状が生まれたと言えます。

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(写真が無くて寂しいのでHAYABUSAの写真をば)


NPシャフト


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軽いシャフトだからその分長くしてヘッドスピードを上げる。

実はこれ正しくもあり間違ってもいるんです(^^;;

でも、普通の工房さんでは「軽いシャフトだから長くしてヘッドスピードアップで飛びまくりですよ!!」とか言うところも多いとおMOIます(^^;;


まずクラブMOIの点から。
ヘッドの重量が同じ場合、長くなるほどクラブMOIは上がります。
クラブMOI=振るために必要なチカラですから、クラブMOIが上がると振るのにより一層のチカラが必要となります。
簡単に言うと振りにくくなるので、長いからといってその分ヘッドスピードが上がる事は物理的に有りえません。
逆にルールギリギリの短いクラブでクラブMOIが極端に低いクラブを作ったとしてもヘッドスピードが上がることはありません。

1インチ長くなるとヘッドスピードが1m/s上がると言う人達がいますが、例えば長さ500インチのドライバーを作ったからと言って、45インチでヘッドスピード40m/sの方が495m/s(45インチで40m/s+455インチ分)になるかというとなりません。
同様に長さ5インチのドライバーを振ったら、45インチでヘッドスピードが40m/sの人はヘッドスピードが0m/sになるはずですよね?
4インチのものを振ったらヘッドスピードがマイナスになっちゃいますし(笑)

このあたりは何事にも限度というものがあるという話でもあるのですが、物事を単に一つの事象から見るといけないということでもあります。

長くなって円の直径が大きくなることでプラスに働く部分と円の直径がマイナスに働く部分を併せて考えていかないといけないんです。

妄信的に1インチ伸びると1m/s上がると信じるのは結構ですが、単に信じること無く疑問に思うことも大切だと言えるでしょう。



話がそれてしまいました(^^;;


もうひとつ長くなることでマイナスに作用することが濃厚なのが、ミート率の低下です。
こちらは物理的に云々というよりは人としての感覚の問題ですが、長くなることで当たりにくくなることは容易に想像できるかとおMOIます。

更には、長くするにはヘッド重量を軽くする必要がありますが、ヘッド重量を軽くしていくとハンマー効果が薄れて、当たり負けを誘発します。



ヘッドスピードは思ったほど上がらないし、ミート率は低下する。しかも当たり負けの誘発も招きかねないということでは長尺にすることはデメリットも多いんです。


逆にシャフトが軽くて強いものであるならば、ヘッドを重くしてハンマー効果を高め、短くすることでクラブMOIを適正値にしていって、更にはそのことでミート率も上げていくという手法もあります。

デメリットはヘッドスピードが低くなる可能性があるということですが、45インチで高めのクラブMOIの場合の振りにくさと44インチで低めのクラブMOIの場合の振りやすさを天秤にかけると、44インチでも全く問題はにゃいと、弊社取締役営業部長のヤマトが申しております(笑)

ということで、作ったのが軽くて強いNP-4LシャフトでHソール42を装着してヘッド重量を増したこちらのドライバーです。


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うみゅ。
ファルコンの割にはよく考えて作ってあるにゃ・・・。


試打用兼、自分用(ごめんなさい、業務上横領一歩手前です)として作りましたが、弟子屈でラウンドできるのは4月後半からですから、それまでの間日本全国を巡業して行きますね(^^


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NewHAYABUSAウェッジが入庫しました。

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大量入庫しましたので、54度を除いては数に余裕がございます。

1本1本手作業にて丁寧に組上げますので組み上げるまでの時間はかかりますが、ヘッド在庫はございますので、それほどお待たせすること無く組上げが可能です。

この機会に是非HAYABUSAの抜群の抜けとチャックリザックリしないウェッジをご体験ください。


ご購入はBoseIronFactoryWebShopから!!https://longiron.net/


ちなみに・・・

このHAYABUSAウェッジは某メーカーさんにお渡ししてあって、そのメーカーさんの次期ウェッジやアイアンの開発に寄与しているとのことです(^^
しかしながらHAYABUSAならではの特殊なソール形状は量産出来ないのでHAYABUSAのエッセンスは取り入れつつも全く同じには出来ないということで・・・。

ですので、棲み分けというわけではありませんが、やはりHAYABUSAウェッジのパフォーマンスを最大限に活かせるのはHAYABUSAウェッジだけということに。

ということで、HAYABUSAの性能を100%完全に活かせるのはBoseIronFactoryで制作するHAYABUSAだけです。

今まで1年以上も待ってくださった方もいらっしゃるのですが、ようやく注残も解消してほとんどおまたせすること無く組上げられる状態になりましたから、是非この機会をお見逃しのないようお願い致します(在庫持ちすぎというお話もありますけどね(^^;;)。

いやぁ、結構興奮してます(^^;;

まず結論から書きますと、このシャフトとてつもなく凄いです!!

もう情報解禁ということですので、詳細を書いていきます。

RODDIOはご存知の通り釣具のトップブランドであるDAIWAの関連企業です。

釣具、特に釣り竿(ロッド)の基本性能を考え上で、軽く・強いことはもちろんですが、釣り上げようとする魚が大きいほどにしなります。
そしてそのしなり方が上下左右どの方向にも同じであることが良いロッドである最低条件ということです(^^

どの方向にも同じようにしなるということは、シャフトで言うスパインがほぼ無いということを意味します。

NON-NP
NP-1
まずはこの部分に着目です。
上が従来のシャフトで、下がNPシリーズシャフトです。


従来のシャフトの場合、東レのT1100Gシートを使っていても何十層にも重ねられたカーボンシートの中の全てに使われているわけではありません。
そのため使われている部分でもカットして電子顕微鏡で見ると上のように厚いシート(T1100Gの3倍相当)が出てきます。
このように厚い部分と薄い部分が出来てくるのは、カーボン繊維自体の厚みの他、シートをくっつける樹脂の膜厚の差も原因になります。
基本的に2つの要素で分厚くなるのですが、この分厚い部分が終わって薄くて強いシートを巻き付けていく段階で厚い部分と薄い部分が出来るのでそこがスパインになる訳ですから。



では、次に個々のテクノロジーに関してご説明していきましょう(^^


NP-0

1mmに20層以上巻き付けると言っても、単に同じ方向にくるくると巻きつけるということでは無く、強い方向と弱い方向、そしてその中間の方向等々、様々な角度で巻き付けていきます。
そうして強くて軽くて薄いシャフトが出来上がっていくのですが、様々な角度で巻きつけるにあたって厚みが均一になるよう、シートが巻き終わる位置を緻密な計算の元にズラしながら巻き付けていくというのもものすごい技術ですし、それもあって初めてほぼスパインレスなシャフトシャフトが完成したとも言えます。


NP-2

強くて極薄のT1100Gですから、シートを巻く時にごくわずかの空気が入ってもその部分の強度も厚みも変わりますが、今回のNPシャフトでは僅かな空気も入らないギャップレスローリング製法を採用しています。


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東レのT1100Gは非常に高価なシートですが、そのT1100Gをフルレングスにわたり使用するだけでなく何十層も使っています。
東レのT1100G自体を使うシャフトメーカーは多いですが、何十層も使っていて、なおかつナノプラス製法とギャップレスローリング製法を使っているメーカーは私の知る限りRODDIOだけです。

そのため軽くてもトルクを抑えたシャフトを作ることに成功した訳です(^^


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4Lは素管では50gを越えますが、カット後重量は40g台になるので、クラブMOIマッチングにも最適です!!


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アートラインのコスメは結構派手ですが、いい感じです。


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アートラインの派手さが苦手な方には渋いシックラインがお勧め。


次にこのシャフトの特徴ですが、軽くても強い!!ということ。

軽くて硬いシャフトは今までもありましたが、軽くて硬いシャフトと軽くて強いシャフトは実は違います。
軽くて硬いというのは硬いけど、ごく稀にハードヒットに耐えられない場合もあるんです。
(本当に稀です)
硬い=強いということでは無くて、固くても脆い場合もあると言い換えても良いかと。


強度と硬度と言い換えても良いかもしれませんね。

変な例えですが井村屋のあずきバー。
硬度だけを考えるとカッチンコッチンに凍ったあずきバーは恐ろしく硬いです。
私達の歯よりも硬度でいうと硬いんです。
その硬さは宝石のサファイアを大きく超えるくらいに・・・。

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1603/31/news147.html
(詳細はこちらを御覧ください)

でも強度という点で考えると文字通り歯が立たないはずなのにあずきバーはちゃんと食べられます(当たり前)。
ちなみに井村屋のあずきバーは大好きでよく食べてます。あずきバーを誹謗中傷するつもりはございませんのでご理解願います。

RODDIO NPシャフトは硬度ではなく軽さと強度を求めたシャフトなんですね。

軽硬シャフトももちろん素晴らしいコンセプトですし、合う人にとっては素晴らしいシャフトですが、RODDIOのNPシリーズの場合は軽硬シャフトとはコンセプト自体が違うということです。

軽くて柔らかいシャフトでは、ハードヒッターが叩きに行った場合にヘッドの挙動が安定せず、ヘッドが暴れる場合もありました。しかも最悪折れてしまうことも。
ですので、軽くて柔らかいシャフトはヘッドスピードの低めのシニアやレディースに向いていると言えますね。


一方で軽くて硬いシャフトでは、折れる心配は殆ど無いものの、ハードヒッターが叩きに行った場合にヘッドの返りや振り戻しが早くなりヘッドが返りすぎたり振り戻し過ぎたりする場合もありました。
ハードヒッターでもスムーズに振り抜くことが出来るゴルファー、460ccなどの大型ヘッドのドライバーが合う(シャフト軸まわりMOIが高くても問題のない)ゴルファーに向いていると思われます。


ですがRODDIO NPシリーズの場合は、硬さでは無く強さですので、折れる心配も無いですし、ヘッドの挙動もヘッドが返りすぎたり振り戻し過ぎたりすることはありません。
しなり戻りが上手く使えるハードヒッターであれば、軽くても安心して振っていけるというコンセプトになっていると私は思います。

肝心のお値段ですが、3H、4H,4M,4Lそして後々発売される50gシリーズともに税別58,000円です。
T1100Gをこれだけ使って、58,000円はぶっちゃけ安いと思います。


正直このシャフトは万人に合うというものではありません。
(どのシャフトもヘッドも同じことが言えますが)

でも、合う人にとっては(私個人も合うと思われますが)、最初に書いたようにとてもすごい武器になるシャフトと言えますね。


早く試打用を組上げたいですね~(^^

BoseIronFactoryが最初に市販用として作って、未だ大きな変更も無く販売を続けている練習用アイアンがDoMアイアンです。

DoMアイアンの開発にあたってのコンセプトは、「難しいと言われている要素を全て取り入れよう!!」です。
難しいと言われる要素に関しては、おおよそ以下の通りです。

1.ヘッドそのものの難しさ(ex.マッスルバック、ロフト立っている、高重心、ヘッドが小さい、ソール幅狭い、ソールが真っ直ぐ平坦)

2.シャフトの難しさ(ex.シャフトが硬すぎるor柔らかすぎる、シャフトが重い等)

3.クラブ全体としての難しさ(ex.クラブレングスが長い、クラブMOIが高い等)


まず、ヘッドは超極小のマッスルバックでソール幅も薄く、わざと超ロングホーゼルにして高重心にし、ロフトは15度の1番アイアンです。

ただでさえ超極小なのに視覚効果として更に小さく見えるよう、ミラーブラックと言う縮小色の特殊メッキを採用しています。


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縮小色である黒いミラーブラックメッキと薄く丸みの無いソール。
(ソールに丸みを持たせないことで、少しでもダフったら飛ばない仕様に)

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ヘッド比較。
上はJCMOのマッスルバックであるJCM-01BLADEの1番アイアン。
(DoMアイアンのヘッドが小さくロングホーゼル→高重心であることが分かる)

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ヘッド比較2
上はJCMOのJCM-03Cavityの1番アイアン。

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ヘッド比較3
右上からMIZUNO TN-87の1番(プロトタイプ、非売品)
右下:DoMアイアン
左上:JCM-03Cavity
左下:JCM-01BLADE
TN-87も小さいですがDoMアイアンの小ささには敵いません。


次にシャフトですが、シャフトは組上げた時の振動数が150cpm程度の超柔らかいシャフトであるジオテックエイドシャフトを使っています(通常のアイアンの半分くらいの振動数です)。
そしてこのシャフトはカーボンシャフトとしてはそこそこ重くて80g程度あります。


そしてクラブレングスは40.625インチ程度。
通常の1番アイアンよりも長く作ってあります。


もちろんDoMアイアンは球を打てますし球を打つことでその練習の成果が出てくるアイアンです。


難しい要素をすべてつぎ込んだアイアン。
フニャフニャシャフトでヘッドの位置を感じますから、切り返しのタイミングも自然と身につきますし、プレーンでスイングできなければまともに当たりません。

こうして難しいDoMアイアンで練習をして上手く打てるようになれば、普通のマッスルバックも簡単に打てちゃいます。
もちろんキャビティでしたら「え?ゴルフってこんなに簡単なの?」というくらいに優しくなりますので、オフシーズンの今こそDoMアイアンでライバルに差をつけるのはいかがでしょうか?



組上げ途中でキャンセルになったクラブや組上げてからキャンセルとなった商品を中心にBoseIronFactoryのWebShop「BoseIronFactoryLimitedForgedShop」にてアウトレット商品の販売を開始致しました。

多少古いシャフトのものもございますが、放出しているクラブは全て新品未使用で、傷などもありませんから、その性能は通常価格の製品と変わりません。

世界一の超弩級ロングアイアン(ロフト8度)のL.D.I.Project-Xを始め、拘りのマッスルバック1番アイアン等、他では絶対に手に入らない(というか作っていませんので)アイアンが揃っていますので、是非この機会に!!



こだわりの軟鉄鍛造1番アイアン組上げ済み アウトレット品:¥19,800

8度の超ロングアイアン、US MotoreF3 Sフレックス アウトレット品:¥26,800

8度の超ロングアイアン、BiMtrix-Sフレックス アウトレット品:¥32,800

8度の超ロングアイアン、US MotoreF1 Sフレックス アウトレット品:¥27,800


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