ゴルフ北の国から〜MOIマッチング編〜

ゴルフトゥデイの連載「ゴルフ〜北の国から〜」と連動し、クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからをお届けします。

カテゴリ: クラブクラフト

Titleist915D3のMOIマッチングのご依頼をいただきました。

Titleist915D3の場合はヘッド後方のウェイトで調整が出来ますし、社外品でいろいろな重量のものがでていますので、今回のオーナーさんも社外ウェイトの17g若しくは14gに変更してヘッドを重くした分、バットカットでご自身の振りやすいところまでセルフMOIをされていると言う状態での入庫です。

そこまでご自身でやった上でご依頼を頂いていますから、単にウェイトの調整だけでお戻しするわけには行きませんです(笑)


オーナーの915D3での球筋なども存じ上げていますので、球筋がイマイチ安定しない原因はMOIだけでなく重心距離、重心深度にもあると思われます。


オーナーからは17gのウェイトを中心に調整して欲しいとのことでしたが、17gそのままでは深くて長い重心はそれほど動きません。

ですので、14gのウェイトを使って余った3g分の重量をジェルで調整です。

BoseIronFactoryの場合、ジェル自体もいくつもの種類を取り揃えていて、今回は通常温度では硬く、動きにくいジェルを使います。
ウェイトの穴から温めてゆるくなったジェルを3g程度入れ、ヒートガンではなくドライヤーの熱でヘッドを50度くらいになるまで温めてやります。
そうするとジェルが移動してくれるので思い通りの位置に来た頃合いを見計らって熱を加えるのを止め、ゆっくりと冷やしてあげればジェルは固くなっていい位置で固定されます。

3g程度では正直それほど変わる訳ではありませんが、このオーナーの場合は相当にセンシティブな方ですのでそれで充分なはず・・・。

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その後は狙い値になるまでバットを削って(カットではありません(笑))、グリップを挿して完了です。

明日から遅い夏休み(なのか?)を頂きますので、今日もがっつりとMOIってますよ(^^

そうそう、明日は女満別空港からのフライトなので、いつもの癖で釧路に行かないように注意しないと”行けません”ね(^^;;

人気のバフィーが揃い踏みです。


どちらも圧倒的な飛距離性能を誇るFWだからこそ、MOIマッチングでその性能を最大限に引き出してやりたいと思います!!







クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。

お預かりしてから2~3週間程度でMOIマッチングは完了いたします。
現在約1ヶ月待ちの状況ですが、随時作業は行っておりますので、納期等はお問い合わせください。

成田美寿々プロがRODDIOのプロトタイプ385ccドライバーを使って優勝するなど、非常に好調です。


現時点では460ccや440ccなどの大型ヘッドのドライバーと言う選択肢しか無い状態ですが、大型ヘッドが合う人もいれば普通の大きさのヘッドが合う人もいる訳で、今後はこうした選択肢が増えていくことと思います。

よく言われている大きいほうが簡単であるとか大きくなったことがギアの進化であるとか言うのは、ある意味正しくある意味違うのでは無いかと考えています。

大きいと重心距離は伸びますが、重心距離が伸びると言うことはシャフト軸線上から重心距離が遠くなると言うことでもあります。

実はこの重心点がシャフト軸線上に無い、と言う点はゴルフを難しくしている最大の要因なのです。

シャフト軸線上にあるゲートボールのスティックで静止しているボールを打つことはそれほど難しく無いですし、シャフト軸線上にあるラケットで動いているボールを打つことやバットでボールを打つことも可能。

ですが、ゴルフクラブはシャフト軸線上に重心点が無い(=重心距離がある)ために止まっているボールなのに空振りすることすらあります。
シャンクするということもシャフト軸線上に近い所で打つことが身体にとって自然なために起こる現象とも言えます。


このことはゴルフのルール上致し方のないことであり、ゴルフ自体を楽しく面白くしている理由でもあるのですが、逆に考えるとドライバーの長すぎる重心距離はFWやUT、アイアンやウェッジとかなり違った重心距離になります。

ライ角で言うと、0.5度刻みでフローしていたものが、いきなり2度3度変わっていくと考えると分かりやすいでしょうし、長さが0.5インチ単位でフローしていたものが、いきなり2インチや3インチ変わってくると考えれば分かりやすいのかもしれません。

これを大きさに置き換えて考えてみると、イマドキのFWはどれも230ccに満たない大きさ(大きなモデルでも220cc程度で小さいものだと150cc台ですから、平均すると180cc程度)ですが、ドライバーだけ440ccとか460ccとかになってしまいます。
大きさだけみてもいきなり2倍以上になるわけですから、クラブの流れという面で見てもドライバーだけ突出して大きいんです。

まぁ、長さでみても43インチのスプーンの次が45インチなり45.5インチになっているので様々な面でドライバーは他のクラブを違う打ち方をしなければいけないのですが・・・。




アイアンやウェッジは上手く打てるのに、ドライバーだけは上手くいかない・・・・


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そうした大型ヘッド=優しいと言う流行の中で前述したRODDIOの385ドライバーの重心距離は当然短く(まだ発売前なので非公表ですが・・・)、重心距離の長いドライバーのスイングだけを変えにくい人にとっては待ちに待ったと言えるドライバーです。

合う人、合わない人はいますから、これが絶対!!と言うことではありませんし、合わない人にとっては「いまさら小さいのになんて戻れない」と言う方もおられるでしょう。

しかしながら、この普通サイズのドライバーを心待ちにしていた人は多いはずですし、ドライバーに悩んでいるゴルファーにとっては試してみる価値は十二分にあるヘッドと言えます。

私個人的な感想と言えば、先日RODDIOの方が来られて打たせていただいたのですが、私の個人的な感想は「50万円でも良いからこのドライバーを売ってください!!」という感想に尽きます。

私は試打のプロでもプロゴルファーでもありませんから、スピンがどうとか、強い弾道とかそうしたことは言いません。
ですので、50万円出しても欲しいと言うことでお茶を濁させてくださいね(笑)




RODDIOのFWを初めてバラした時にその作りの良さ、その精度の高さ、その手間のかかり具合に感動しましたが、今回385ドライバーをみてその時以上の感動をさせてもらいました。


今年中の発売は無いようですが、たとえ半年、1年待ってでも、絶対に買います。

だって、このドライバーをもう10年位待っているのですから、そのくらいは大した時間ではありませんから(^^;;





RODDIOから2017マイスターアイアンが発表されました。

予約限定生産となります。

形態はマッスルバックとキャビティアイアンの2種ですが、3-7がキャビティで8-SWがマッスルバックのコンビネーションタイプも選べます。

更にはメッキ仕様も選べるようになっており、ニッケルクロムメッキ、ブラックボロン銅下メッキ、ビーズボロンメッキの3種から選ぶことが出来ます。

基本5-SWの8本セットで、3番アイアンと4番アイアンはオプションとして購入可能。


マッスルバック
マッスルバック

キャビティ
キャビティバック

メッキ仕様
メッキ仕様3種。


詳細なスペックは・・・。



仕様書


となっていますので、RODDIOのユーザー向けに(少し)ストロングロフトになっていますね。


気になる価格ですが、メッキ仕様によって変わりますが、一番オーソドックスなニッケルサテンメッキの5-SWの8個セットで304,000円(税別)、銅下ブラックボロンメッキで384,000円(税別)、ビーズボロンメッキで344,000円(税別)となっており、それぞれヘッドのみの価格ですからシャフト代、グリップ代、MOIマッチング組み上げ工賃がこれにプラスとなります。

ヘッドのみの販売はいたしませんし、ご予約頂いた分しか入庫はしませんのでご注意ください。
予約期間は7月7日(金)となっていますので、7月7日午前中までにご予約頂いた分のみの発注とさせて頂きます。
また、ご予約分に関しましてはキャンセルは不可・仕様変更(メッキ変更等)も出来ませんのでご了承ください。←高額商品でメッキ等もカスタムですので、キャンセルになったらBoseIronFactoryの存亡の危機です(^^;;

納品予定は11月下旬を予定しておりますので、皆様にお届けできるのは12月になってからとなります。

2017年頑張った自分にご褒美というのも良いかもしれませんね(^^

BoseIronFactoryにはデジタルで0.1度まで計測できるロフト・ライベンダーもあるのですが、ロフト・ライの調整幅はデジタルで測っても、実際の計測はアナログなヘッドスペック計測器で行っています。

ex:ロフトを1度立てる=ヘッドスペック計測器で計測(仮に30度)→ロフト・ライベンダーに設置(仮に表示値は30.2度)→29.2度までロフト・ライベンダーで曲げる→ヘッドスペック測定器で計測(29度になっていたらOK)

と言った具合です。

アイアンのロフトの場合はフェースが平面ですのでまだ誤差は少ないのですが、ライ角の場合はアイアンでもウッドでもなのですが、どちらで測っても正確な値を出すのは結構難しいんです。

例えば・・・

某社のUTの場合。



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スコアライン基準で設置するとこうなります。


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こちらはソール中央基準。




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こちらはメーカー発表値に合わせた場合。



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メーカー発表値で水平を見るとこんな感じになります。



アイアンの場合は基本スコアライン基準で計測し合わせていきますが、皆さん気にされるのが、アイアンのライ角は0.5度刻みでフローしていなければいけない!!と言う点です。


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違い、分かりますか?

これ、0.5度変えて撮影しています。


BoseIronFactoryの場合、ロフト・ライの測定だけでも1本あたり10分~15分位はかかります。

それは・・・
分度器

0.5度の違いって、見分けるのだけでも大変なんです(^^;;←ファルコンが下手くそなだけですけどね。




サッと測って、サクッと調整するところを見ると尊敬しちゃうファルコンなのでした(^^;;



基本的に工賃で仕事をさせていただいているので贅沢は言えないのですが、この所他の工房さんで組み上げてすぐのクラブのMOIマッチングが増えております。

中には組み上げた工房さんから直送といったケースもあり、さすがに照れてしまうことも・・・(^^;;

これって組み上げた工房さんがMOIマッチング出来ないので仕方ない部分もあるのですが、その工房さんにしてみたら「あなたの工房では私の求める組み上げが出来ないからBoseIronFactoryに送ってください」と言っているのと同じことと感じる可能性もあるので、私が照れちゃうと言うのは、組み上げた工房さんに対しての申し訳無さみたいなものがあるんです(^^;;



また、新規で作ると言ってもやはり組み上げを依頼された工房さんは従来の方法で組み上げることがほとんどです。

ですので、BoseIronFactoryで作業する場合、殆ど使われていないグリップも抜きますし、シャフトも抜くことが多いです。 
そして、通常のMOIマッチングの作業を行うということになり、MOI値を上げる場合にはシャフト伸ばしをしたりヘッド内での重量調整をしたりすることとなります。
逆にMOI値を下げる場合ですと、バットカットしたり、ヘッドを抜いて入れられているオモリを抜いたり、ホーゼル穴を掘り下げての重量調整をすることとしたりします。

そうなると新規でMOI組み上げをする場合には行わなくて良い作業をする可能性も高くなります。

BoseIronFactoryで新規で組み上げていればシャフト伸ばしをする必要も無いですし、重量調整も最小限で済むので、グリップを始めとする新品の部品も交換したりすることになりますから、いわゆるひとつのエコな作業でも無くなる訳です。


また、経済的な面でもMOIマッチング工賃や送料などがかかりますし、グリップなどの部品代も余計にかかります。




BoseIronFactoryとしてはまだまだ取り合うかいメーカーが少ない上に、更にはBoseIronFactoryとコンセプトが合わないメーカーさんの取扱いはありませんから、皆様にはご面倒ご迷惑をおかけしていることは重々承知の上ではございますが、BoseIronFactoryにて新規で組み上げる場合には新規組み上げMOIマッチング工賃(3,800円税別)などはサービスさせて頂くことも多いので、いろいろな面から検討してから新しいクラブを作ることをお勧めするものであります!!



(取扱いメーカーに関してはBoseIronFactoryWebSiteでご確認いただくか、seabose@me.comまでお問い合わせくださいね!!WebSiteに書いていないメーカーでも取扱い可能なメーカーもたくさんあります)

MOIマッチングのご依頼で入庫してきたクラブ。

フィッティングした上での購入だと思われます。

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フィッティングは7番アイアンでされることがほとんどですが、フィッティングした上でオーナー自らこうしたことを行わないといけないということは、フィッティング自体がキチンと出来ていないということとも考えられます。

何度かこのブログでも書いていますが、

スーツのオーダーで考えてみましょう。
オーダーして採寸→出来上がる→お金を払う→着てみる→合わない→ゴルァ!!

となると思います。
 
分かりやすくドライバーのオーダーで考えてみると・・・。
フィッティングして購入→出来上がる→お金を払う→打ってみる→スライスばっかり→私のスイングが悪いんです。

となりがちですね(^^;;


この部分を直さない限り、ゴルフギアに於けるユーザーフレンドリーはありえないと思うのです。
 
ちなみにBoseIronFactoryは何度でもいつでも工賃無償の実費のみで再調整をします。

再調整で工賃を頂かないのは、オーナーにとって合うクラブを作れなかったことに対する反省とお詫びの気持ちがあるから。


信頼して任せて頂いたにもかかわらず、その信頼に応えられなかったとしたら、お金をいただくべきでは無いと考えているからです。

もちろんこれは私個人の考え方ですので、他の工房さんやショップで合わないクラブ作ったとして、ゴルァ!!と怒鳴り込んだとしたらおそらく警察を呼ばれるでしょうから気をつけてくださいね(^^ 

むー。

かにゃり手こずっていたようにゃけど、まぁ、にゃんとか出来たにゃ。

検品は厳しくしにゃいとファルコンは時たまミスるからにゃあ(=^x^=)





はい!
やまとさんの妥協を許さぬ厳しい目を経て完成いたしました( ´ ▽ ` )ノ


まだ正式に決まったわけではありませんので、追々キチンと下形でお知らせしたいと思いますが、新しいメーカーさんのお取り扱いが開始となります。

 
新規組み上げやリシャフトが少なくMOIマッチングがほとんどのBoseIronFactoryにとって、新しいメーカーさんと直のお取引を始めるのは相当に惚れ込んだところでないと行いません。

実際、幾つかのメーカーさんからはBoseIronFactoryでも取り扱ってくれないかといった打診を頂いておりましたが、その多くは取引開始時に数十万~100万単位の仕入れをしなければなりません。

そうした大量の在庫は、お金の面は置いといたとしても、どのお客様に合うか分からない商品を大量に在庫するということは、最悪在庫処理のために「もしかしたら合わないかも・・・?」と言う不安の中でお勧めすることになりかねません。
それをせずにいるとBoseIronFactoryのような弱小の会社は一瞬にして不良在庫の山となります。

商品自体のクオリティは高いのかもしれませんが、どのお客様に合うか分からない商品を大量に仕入れることは出来ませんから、そういったメーカーさんはお断りするしかありません。


今回のメーカーさんもRODDIOや共栄ゴルフ、藤本技工や三浦技研、グラインドワークスを始めとするメーカーさんはそうした点においても非常にユーザーフレンドリーなメーカーとなりますし、何よりもファルコン自身が実際にその製品を見て、惚れ込んだからこそこちらからお願いしてお取引を開始させていただいたと言うことになります。

 
双方に取ってより良いタッグとなるよう、一層の精進を続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

5番はもちろん、6番もまともに当たらないと言う方から「MOIマッチングすれば打てるようになりますか?」と聞かれ、「もちろん!!3番も打てます!」とお答えしたら「では3番から作ってください」といった感じで3番アイアンから新規で組み上げることになりました。

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でもMOIマッチング専用ヘッドのJCM-03Cavityですから、心配はしていません。
逆に「打てなかったらその分ご返金します」と言うくらいに自信満々なのです(^^)v

ロングアイアンが打てなくて悩んでいる方、是非BoseIronFactoryにご相談くださいね!!






クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。

お預かりしてから2週間程度でMOIマッチングは完了いたします。
現在約1ヶ月待ちの状況ですが、随時作業は行っておりますので、納期等はお問い合わせください。 

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