ゴルフ北の国から〜MOIマッチング編〜

ゴルフトゥデイの連載「ゴルフ〜北の国から〜」と連動し、クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからをお届けします。

カテゴリ: クラブクラフト

引きこもって作業していてふと考えたことがあります。


それは、「出来る」と「やる」違うのではないかと言うこと。


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これはRODDIOのFWクリークのノーマルのソールプレートです。




そのままでももちろん素晴らしいのですが、このクリークは女性のご依頼によって組み上げるので、ヘッドが重いんです。

通常でしたらスクリューをチタンに変えての軽量化くらいしかしませんが、BoseIronFactoryはリューターにタングステンのチップを付けてソール本体を削っていくことで重量調整をします。

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メガネがあるので直接削りカスが目に入ることはありませんけれども、危険が危ないのでゴーグルをしての作業となります。
メガネ下がってますね・・・。 


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こんな感じで軽量化しつつ、一層の深重心になるよう削るんです。

 
それってどこの工房さんでも出来ることですが、今まで100本以上のRODDIOのFWを見てきましたが、やっているのは見たことがありません。

出来る作業だけどやらないのと、出来たらやりたくない作業だけどやるのは結構違うのでは無いかとおMOIます。


正直効率は悪いです。
1本組み上げるのに1日2日かかっていたのでは、普通の工房さんの収入の数分の一以下になりますし。


1日に何十ものクラブを組み上げ、効率重視で勝負するところもあれば、1本1本にこうした手間をかけ効率の勝負を捨てたところもあって良いのではないかと、ファルコン個人的には思うものであります(^^;;




ですので催促は出来るだけしないでくださいね~~~~(^^;; 

三浦のMB5005をMCI BLACK100Sで組み上げました。

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MCI BLACKは重量とシャフトの重心の位置でクラブMOIが合うように設計されているのですが、通常はヘッドの加工なしに組み上げる場合、総重量のフローがスムースに行かないという難点があります。

BoseIronFactoryではヘッドの加工も通常に行っていますので(と言うかそれこそがMOIマッチングでもあるわけで)、今回のMB5005もヘッドの加工を行うことで総重量もスムースにフローさせつつクラブMOIも完璧に揃いようにチューニングいたしました。



このセットはいつもお世話になっているお隣の酪農家さん(神)のセットで、神の手と言われている三浦のアイアンですから、神×神のすごいアイアンになっているかもしれませんね(笑)






クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。

お預かりしてから2週間程度でMOIマッチングは完了いたします。
現在約1ヶ月待ちの状況ですが、随時作業は行っておりますので、納期等はお問い合わせください。 

こういうこと書くと怒られてしまいそうですが、ゴルフ5などで売っている吊るしのメーカー品クラブも結構良いんです(^^)v

MOIマッチングをやっていると、工房さんが組み上げたコンポーネントパーツメーカーのクラブを見ることが多いのですが、 これが結構当たり外れがあります。

EPONだから、PXGだから、ジャン・バティストだから、RODDIOだから組み上げも良いかというと一概にそうとも言えないところが難しい部分です。 



ユーザーの立場から言うと、 「高いから良いはず」と言う意識になりがちですが、高くても「ふ~ん(^^;;」と言うパーツもありますし、高くて良いパーツであっても「ふ~ん(^^;;」という組み上げもあります。


一方で大メーカーの吊るしのクラブはよ~く考えて作ってあるし、大メーカーならではのコストのかけ方をしていることが分かるので、よく感心します(^^
 
精度の面でもロフトやライ角が逆転していることなどは無く、下手なパーツメーカーよりもロフトやライ角などは正確なこともあります。

コストパフォーマンスと言う点で見ると高級パーツメーカーなどよりコスパが高いことは間違いないでしょうね(^^

こうした大手メーカーのクラブは精度が低く、使い物にならないということをたまに聞きますが、少なくともここ10年位の間に作られたクラブに関しては大丈夫です。

もちろん大手メーカー製の吊るしクラブでも問題なくMOIマッチング出来ますから、その点もご安心くださいね(^^


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画像はイメージです(^^;;



クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。

お預かりしてから2週間程度でMOIマッチングは完了いたします。
現在約1ヶ月待ちの状況ですが、随時作業は行っておりますので、納期等はお問い合わせください。 

先日お知らせいたしました、RODDIOの限定千葉グラインドですが、まだ1セットございます(と言いますか1セットしか無い)ので、ご希望の方はお早めにご連絡ください。


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今回の千葉グラインドも、とても良くできています(^^

少々お値段は高いですが、MOIマッチングで組み上げれば最強とも言えるのでは無いでしょうか。


ご興味のある方はシャフトとグリップをお知らせ頂けましたらお見積りいたしますので、お気軽にseabose@me.comまでお問い合わせ願います!! 



と、書いたところで欲しいという方がいらっしゃいましたので、BoseIronFactoryの割り振り分は終了です(^^;;


それでもやっぱり欲しいという方がいらっしゃいましたら、1月28日までにお知らせください。
確保できるかは分かりませんが、確保する方で動きますので!!

RODDIO限定アイアン販売のお知らせです。

RODDIO FORGED IRON CHIBA GRIND。

200セット限定販売です。

 
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実物の写真でなく申し訳ありませんm(_ _)m


4-PWのセットで税抜き196,000円、もちろんヘッド単品販売はできませんので、シャフト・グリップをご指定いただいての組み上げとなりますのでご了承ください。

スペックです。


番手、ロフト、ライ角という順番で・・・
#4、23度、60.5度
#5、26度、61度
#6、30度、61.5度
#7、34度、62度
#8、38度、62.5度
#9、42度、63度
PW、46度、63.5度
公差はロフト・ライともに±1度となっています。
(調整痕がついてもよろしければ、組み上げた後に弊社基準で0.1度までの差に調整した上で納品致します)

BoseIronFactoryはクラブMOIマッチング専門ですので、この限定アイアンもクラブMOIマッチングでのみ組み上げますので、その旨ご了解ください。
→今までBoseIronFactory若しくはJCMO認定店でMOIマッチングを行った方はそのデータを見て、ヘッドとシャフトの違いを勘案して適正MOIを出します。
MOIマッチングを行ったことのないお客様に関しては現在お使いのアイアンの中から振り心地も良く、結果も良いクラブをお送り頂いて適正MOIを出します。

BoseIronFactoryとしては1セットは確保致し、その1セットに関しては先着1名様に。

2セット目以降は確約はできかねますが、1月29日までにご依頼いただけましたら確保に向かって努力します。



ちなみにRODDIO FORGED IRON CHIBA GRINDは従来限定販売していたマイスターアイアンの次期モデルではないとのことですので、その旨ご了解ください。
マイスターアイアンはもうしばらく先になるようです(^^;; 

また、オークションなどでの転売目的でのご購入はご遠慮ください。

冬の弟子屈って寒いんです(^^;;

私自身は結構この寒さに慣れてしまって、マイナス20度までだったら温泉帰りに上半身裸で家まで戻ってきちゃう位なのですが・・・(と言っても車ですけどね)。

まぁ、私自身が暑がりなのはオイトイテ、やはり日中でも氷点下となるとグリップなんかはなかなか乾かないわけでして・・・。

通常は写真のようにファンヒーターのそばで半日以上は乾かしてから測定~発送としているので問題はないのですが、「なるべく急ぎで!!」といったご希望がある場合はグリップ挿してから割りとすぐに発送せざるを得ない場合も・・・・。


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近づけすぎると熱でよろしくないので、40度くらいになるようストーブの距離を調整しています。
で、おおよそ1時間毎に温風の当たる位置を調整して全体にまんべんなく温風が当たるようにしています。




そうなると完全に乾かないうちにヤマト運輸の営業所に行って、弟子屈~帯広~千歳空港~全国に配達される事となりますが、配送中は暖房があるわけではないので、完全に乾かないうちに輸送時の振動などが加わるんです。

で、いくら真っ直ぐ挿したとしてもそうした振動などでグリップが曲がってしまうこともあるようでして・・・。



もうね、それってね、なんていうか、急いでるということで早く送ったのに「グリップ曲がってるんすけどぉ~!!」とかなっちゃうと悲しくなりますね。

そんなこんなで、今夜も枕を涙で濡らしてしまうので、加湿器はオフっていても大丈夫かな(笑)




んでも、そんな如何ともしがたいことでも、オーナーにとっては曲がったグリップな訳でして・・・。


よし!!急ぎの仕事は基本的にお断り!!
しっかりと納得出来る状態になっていることを確認してからお戻しすることにします!!

それに、急ぎでお送りしたとしても、冬場は吹雪や大雪で飛行機が飛ばない場合もあるし、そうした面からも余裕を持って仕事は受けなければなりませぬ故!!




なので、あんまり催促しないでくださいね←逆ギレかっ!!(笑)

昨今とてもスパイン調整に関するご質問が多く頂きます。

アメブロ時代には何度か書いたことがありましたが、スパイン調整に関しては正直あまり意味が無いと考えています。 
まず最初にお断りしておきますが、このことはあくまで私が個人的に考えていることであり、スパイン調整自体やスパイン調整を行っている工房さんを否定・非難するものではありませんので、何卒ご了解いただきたく。


その理由として幾つかのことが挙げられますので、順番にご説明していきます。


 
1.正しくスパインを見つけ出したと仮定して、挿す方向がまちまちであること。

 45度、90度、180度、270度などなど、スパイン挿しの方向には様々な方法があります。
様々な方法があるということは、セオリー(理論)が確立されているのであれば考えにくいことです。実際に多くのメーカーの多種多様なシャフトを計測している経験からも、スパインが存在するということ自体には異論はありませんが、 理論的に確立されていない以上、どの方向に挿すべきか不明確と言わざるをえません。



2.カーボンシャフトには何本ものスパインがあり、そのスパイン自体も直線であるとは限らない。

 カーボンシャフトはその全長に渡って1枚のカーボンシートで巻かれている訳ではありません。チップ部分に高弾性のシートを使用し、中間部~バット部分にかけて低弾性のシートを使うこともありますし、高弾性のシートと通常の弾性のシートを同じ部分に使ったりシート自体を斜めになるように巻いたりとシャフトメーカーは日々研究を重ねてシャフトを作っています。
シャフトのきれいなテーパーの中には、様々な特性を持つシートが様々な形で巻かれている訳ですから、シャフトセンターの1点をセンターフレックス計で測定しただけでは、何本ものスパインの中で一番目立つスパインの1点のみを計測しているに過ぎません。

 そうした複雑なカーボンシャフトの正確なスパインを計測するには、シャフト全長を1cm程度の間隔で且つ360度を1度~2度単位で計測し、3次元で硬さを見る必要があると考えます。
 45インチのドライバーとすると、ヒールまでおおよそ44インチ112cmありますから112×180=20,160回の計測をする必要が出てきますが、パターを除く13本とすると20万回程度計測を行わないと(私個人的に)正確と言えるスパインは測定できないと考えています。

これ実はやったことがあるのですが、本当に膨大な作業量です。私個人的な検証のために行ったのですが、工賃を頂いての作業となると、計測だけで1本当たり3万円は頂かないと不可能です。



3.そもそもスパイン自体が存在しないことになっているので、プロがみんなスパイン挿しをやっていると言うのは疑わしい。

用具規則によると、次のような記載があります。

2  b  曲げ特性とねじれ特性 
 シャフトは、その全長に沿ってシャフトのどの1点をとってみても、次のようでなければならない。
(i)シャフトをその縦軸周りでどのように回転させるかに関係なく、たわみが同じとなるように曲がること。  
(ii)両方向とも同量にねじれること。
 
これはスパインが存在してはいけないということですので、プロがスパイン挿しを公言しているとしたらそのシャフト自体がルール不適合ということを証明することになります。

BoseIronFactoryでもスパイン挿しを希望される方は多いですが、プロでスパイン挿しを希望される人はいません。たとえアマチュアであっても、用具規則に違反する可能性があるクラブで競技に出るのはBoseIronFactoryとしてはお勧め出来ませんね。



4.可変スリーブのクラブは使えないクラブになるはず。

多くのメーカーから可変スリーブ(カチャカチャ)のクラブが発売されていますので、多くの方は打ったことがあると思います。
もし本当にスパインが悪さをするのでしたら、可変スリーブのクラブは使えたものではないはずです。
ですが、実際にはトーナメントプロを始めとするゴルファーの多くが可変スリーブのクラブで良い球を打っていますよね?
 




BoseIronFactoryも商売です。
しかも売上げの90%以上が工賃がしめる工賃がメインの商売です。

ですので、スパイン挿しで工賃をいただけて(とはいっても1cm刻みの2度刻みではやりませんが)、お客様に対してもプラセボ効果以外の本当の効果があるのであれば、スパイン挿しを推奨して、少しでも多くの売上げに繋げたいです。

ですが、プラセボ以外の効果はほとんど見つけられないというのが私なりに調べた状況ですので、BoseIronFactoryではスパイン調整はメニューには入れておりません。
(ですが、効果が無いことも確認はしておりませんから、やれと言われればやりますし、出来ます。別料金ですが・・・)


ロフトやライ角の0.1度などもそうなのですが、そうした細かい点にばかりとらわれて今までのゴルフは劇的に進歩したでしょうか?
枝葉末節にとらわれていると、本質を見失うこともあります。 

良い球を打てているクラブが1本あるのでしたら、それがきっと本質(=適正MOI)なのではないかとファルコンは考えるのでした(^^;;





重ねて言いますが、このブログの内容は私個人が感じたこと、考えたことを書いているだけで、他の工房様やスパインを否定・非難するものではございません。

先日PROTOTYPEというキーワードでブログを書きなぐりましたが、正真正銘のPROTOTYPEのHAYABUSAをちょこっとご紹介しましょう。

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黒染めのHAYABUSAです。

こちらは文字通りPROTOTYPEと言える量産品の原型のひとつです。

もちろん市販はいたしません。


市販品との違いは、フェースミーリングの有無とメッキがされているかされていないかという点で、 その他は市販品と変わりませんが、原型ですから研磨は大まかな研磨を共栄ゴルフの岡村工場長が行い、最終の仕上げをファルコン自らの手で行ったものです。 



仮にこれを売ってくれと頼まれたらどのくらいの値段になるか・・・。


そんなことを妄想していると結構楽しかったり(爆)




すみません、HAYABUSAのご予約を頂いた皆さん!!

まだしばらくはかかりますが、(妥協は一切しませんが)出来る限り早い段階で発売したいと思っておりますので、しばしお待ちいただけるようお願い致します!! 

ウェッジ類のMOIマッチングのご依頼をいただくときに結構不思議に思うことがあります。

ウェッジ類って開いたり閉じたりして使うことが多いのに何でバックラインありをご希望される方が多いのだろうか?

ということです。 


基本ご指定が無ければバックラインなしで組み上げますが、もちろんご指定がある場合はバックラインありでも組み上げは行うのですが。


あと不思議なのは・・・・、業界から抹殺されかねないので止めておきましょう(笑)



まぁ、いろいろと大変だろうなぁってことですね(^^;; 



BoseIronFactoryは地道に頑張っていきたいとおMOIます(^^)v 

GrindWorksMB-1

グラインドワークス、MB-1マッスルバック

CB-1Cavity
グラインドワークス CB-1Cavity

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RODDIO M-1FW Spoon&Cleek

 
2016-11-18-00-30-31
零式キャビティ(SPEEDER EVO3FW60-S)
 
2016-11-01-19-05-06
JCM-03Cavity(NS&DG)

2016-11-01-19-09-34
JCM-02中空マッスル(NS&DG)
(写真は組み上げ前のものですので、ソケットの隙間はご容赦ください(笑))

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零式(SPEEDER EVO 757S)
 写真は違うシャフトです。


LimitedForged2
ZESTAIM Fi-0CB LimitedForged


JCM-01Blade
JCM-01Blade


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OL-01
(ワンレングスアイアン5本セット)

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OL-00
(ワンレングスアイアン3-PW 8本セット)

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RODDIO S-Tuningカーボンハッチ

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RODDIO TYPE-S

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RODDIO UT 24&27


その他にも

MIURA PP-9005GENESIS

MIURA PP-NEO UT

ZESTAIM I.O.grind 2

等々たくさんの試打用クラブをご用意しておりますので、皆様是非お問い合わせください。




 

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