ゴルフ北の国から〜MOIマッチング編〜

ゴルフトゥデイの連載「ゴルフ〜北の国から〜」と連動し、クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからをお届けします。

カテゴリ: ゴルフの常識の非常識

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ファルコン自身バイク海苔で、車も嫌いじゃない(でも欲しい車は高くて買えない)のですが、バイクや自動車の世界にはオカルトチューンと言う効くか効かないか科学的に検証されていないチューニングが多数あります。

燃料チューブやプラグに付けるだけで燃費が良くなったり、回転がスムーズになったり、馬力が上がるといった類のものです。

オイル添加剤と言うエンジンオイルに入れるとコーティングされて摩擦が少なくなったりといったやつもあります。

これらのパーツや添加剤って実はファルコン自身も使ってみたこともあるんですが、確かにそんな効果があるようには感じるんですね。→科学的に根拠は無いものでも・・・(^^;;

プラセボ効果のほうがきっと強いと思うのですが。。。



実はゴルフにもそうしたオカルトチューン的なものが結構あります。

オカルトチューンとまでは言わなくても、根拠の希薄なものだったり、「その実証方法間違ってませんか?」といったツッコミどころ満載のものはたくさんあるんです。



先日イギリス人がツイッターで執拗なまでに(笑)絡んで来たのですが、そのイギリス人に言わせると日本のクラブフィッティングやクラブのクラフトはそうした感覚や経験を中心にやっていて、理論的な整合性が無いからレベル低いんだそうです。
(まぁ、正直ちょっとムッとしましたが・・・。)

もちろんゴルフは人間がするものですから、人間の感覚や経験は大切だと思うのですが、それだけだと確かに理論とは言えませんし説得力には乏しいかもしれませんね。






クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。

お預かりしてから2週間程度でMOIマッチングは完了いたします。
現在約1ヶ月待ちの状況ですが、随時作業は行っておりますので、納期等はお問い合わせください。

お急ぎの方はJCMO認定の各工房へ!!
知識も技術もファルコンが保証します!!←私じゃ心配ですかね・・・(^^;;

はい、あと3日で46本のMOIマッチングを仕上げねば、お約束の期日を過ぎてしまうと言う切羽詰まっているファルコンです。

今は、接着&グリップ乾き待ちでございますので、サボっている訳ではありません(と言ってももう午前3時になろうとしていますが・・・)



さて、お店でフィッティングをしたりお店の人に「このクラブ(シャフトorヘッド)がお薦めですよ」と言われてクラブを買う人が多いと思うのですが、入庫してくるクラブを見ると、「ホントにフィッティングしてるのか!?」とか「こんなん薦めたんかいっ!!」と思うようなクラブが多く入庫してきます。

皆さんいい人ですから高いお金を出して自分に合わなくても「自分のスイングがよくないのがいけないんだ」とおっしゃるでしょうが、クラフトマンやフィッターを名乗るのであれば、合わないクラブを作るほうに責任があると思うのです。(←あくまで個人的な意見です。もちろん自戒の念を込めての。)

オーダーメイドの服を作って、お腹がきつくて入らないからといって「私が太っているからいけないんだ」とはほとんどの方は思いませんよね?

それと何が違うのかとファルコンは思うんです。個人的にですけども・・・。



ですので、もしBoseIronFactoryでMOIマッチングしたり新しくクラブを作ったとして、合わなかったら何度でもいつでも再調整は工賃を頂きませんので、合わなかったらご相談ください。

アドバイスだけで大丈夫な場合もありますが、それでもダメな場合は責任を持って再調整します。

一般的な工房さんは1本4万、5万、8万とするシャフトでリシャフトする時、わずか10分で2万~4万の粗利が出ますが、BoseIronFactoryの場合は元々5,500円と言うMOIマッチング工賃だけでやっています。
その為、再調整などが必要なクラブになると、割に合わないなぁ、、、と思うこともあります←正直でしょ?(笑)

でも、工賃で商売をさせていただいている以上は、工賃なりの効果が無ければBoseIronFactory自体の存在意義はありません。
(もちろんリシャフトMOIや新規組み上げなどでそれなりの利益をいただける仕事はありがたいのでドシドシとご依頼ください←結構切実)

理想を語らせていただくのであれば、全部の工房やショップが責任を持って無償で再調整するべきだと思うのですが、それが敵わないのであれば、せめて「先日買ったクラブ、合わなかったです。右にしか行かないんですけど・・・」位は言っても良いのでは無いかと。




「そりゃお客さんのスイングが悪いからで、こっちのせいじゃありませんよ~」という工房やショップは無いとは思いますけども・・・ね。

MOIマッチングのご依頼で入庫してきたクラブ。

フィッティングした上での購入だと思われます。

image

フィッティングは7番アイアンでされることがほとんどですが、フィッティングした上でオーナー自らこうしたことを行わないといけないということは、フィッティング自体がキチンと出来ていないということとも考えられます。

何度かこのブログでも書いていますが、

スーツのオーダーで考えてみましょう。
オーダーして採寸→出来上がる→お金を払う→着てみる→合わない→ゴルァ!!

となると思います。
 
分かりやすくドライバーのオーダーで考えてみると・・・。
フィッティングして購入→出来上がる→お金を払う→打ってみる→スライスばっかり→私のスイングが悪いんです。

となりがちですね(^^;;


この部分を直さない限り、ゴルフギアに於けるユーザーフレンドリーはありえないと思うのです。
 
ちなみにBoseIronFactoryは何度でもいつでも工賃無償の実費のみで再調整をします。

再調整で工賃を頂かないのは、オーナーにとって合うクラブを作れなかったことに対する反省とお詫びの気持ちがあるから。


信頼して任せて頂いたにもかかわらず、その信頼に応えられなかったとしたら、お金をいただくべきでは無いと考えているからです。

もちろんこれは私個人の考え方ですので、他の工房さんやショップで合わないクラブ作ったとして、ゴルァ!!と怒鳴り込んだとしたらおそらく警察を呼ばれるでしょうから気をつけてくださいね(^^ 

ツアープロのサポートってのは日本で最高峰のクラフトマンが最高の技術でプロのクラブをメンテナンスしていると思われがちだが、実際のところ現場で最も求められる事はスピードなので、パーツのストックは豊富だが、アッセンブル作業に関しては最低限の質で行われることが多い。


なので信頼できるクラフトマンに時間をかけてクラブを任せた方が質の高い仕上がりになることは少なくないので、工房探しはマジおすすめ。



あるプロがツイッターで書いていたのですが、言いにくいことをいいますねぇ・・・。


ツアーサポートを経て独立し、工房を設ける方はたくさんいらっしゃいますし、その中には当然ものすごい技術を持った方もいらっしゃるとおMOIます。

でも最低限の質をそのままの方もいるのかもしれません(←見たことはありますが、全部の作業を見たわけではありませんのでなんとも言えませんです)。



たまに「ソケットなんて仕上げなくても性能には影響ないから。」と公言しているツアーサポート経験者もいらっしゃいますので、「そういった方はそういうお考えなんだな。」とおMOIますし、ツアーサポート経験者でなくともソケットを仕上げない(or段差や接着剤はみ出しやソケット浮き)なんて気にされない工房さんもありますね。 
その他にはバットカットが斜めになっていたり、グリップがちゃんと刺さっていなかったりと、見えるところ・見えないところでスピードアップのために妥協(←言葉を選んでます)しているのが分かる場合も多いです。


ではBoseIronFactoryに関しては100%そんなことはないかというと、ありますあります。そりゃあたまにはあります。 ←開き直りとも言う(笑)

でも気づいたら直します。やり直します。

なので時間もかかります。←逆ギレかっ!!


幸いなことに、それを良しとしていただけるオーナーがほとんどですので、このままそのまま行けるところまで頑張ってみようかとおMOIます。




ちなみにですが、MOIマッチングでシャフト抜きの必要が無い場合はソケット仕上げの荒さに気づいてもそのままと言う場合もあります。
ひどい場合はやり直すことも多いですが、オーナーご自身もその状態でお使いになっているわけですし、こちらとしてもMOIマッチングのご依頼で、ソケット修理のご依頼ではありませんから、直しても修理工賃いただくわけにはいきませんしね(^^;;

最近は発泡剤チューンみたいなことはあまり聞かなくなってきましたが、一時期はかなり流行っていたと思います。

私個人的な考え方ですのでご容赦いただきたいと前置きさせていただいた上で、読み進めてくださるようにお願い致します。

発泡剤を入れてどのような効果があるかというと・・・


1.重量増。

2.消音。


個人的にはこの2つしか効果はないと考えています。


発泡剤チューンが流行っていた頃には、発泡剤で飛距離アップ!!と言ったことも見かけましたが、実のところ飛距離アップの効果は考えにくいと思われます。


発泡剤を入れるクラブは中空になっていますから、多かれ少なかれトランポリン効果はあるんです。

トランポリン効果は、フェース(トランポリン)がたわむことで、ボール(人間)を飛ばす(上げる)と言うことですから、原理自体は人間がトランポリンで空中高く飛び上がるのと一緒です。


であるならば、想像してみましょう。

トランポリンの下に発泡スチロールを詰め込んだらどうなるかを。


Trampoline
これの下に、

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これを注入する訳です。

まぁ、発泡スチロールと発泡剤の発泡ウレタンとは違いますが、この断熱材、スタイロフォームは発泡ウレタンの一種ですからこれをヘッドの中(トランポリンの下)に詰め込んだということになります。



いろいろな考え方があっていいと思いますので、発泡剤を否定するということでは無く、私みたいな考え方もあるということでご理解いただけましたら幸いです(^^;;

このブログ記事に関してはあくまでも私個人の考え方ですので、ご了承いただきたく。



皆さん、冷蔵庫や洗濯機、テレビなどはお持ちだと思います(^^

弟子屈(てしかが)と言う地の涯とほぼほぼ言っても良いようなところでも、冷蔵庫(冬は主に食品を凍らせないようにするための用途で使用)は必要ですし、洗濯機やテレビといった文明の利器はありますから(笑)

冷蔵庫を買って、冷えなかったら怒りますよね?

洗濯機を買って、綺麗にならなかったら怒りますよね?

テレビを買って、映らなかったら怒りますよね?



でも、ゴルフクラブはどうでしょうか?

カリスマと言われるようなクラフトマンがいる工房で50万円かけてフルセット作ったとして、そのクラブがご自身に合わなくてもほとんどの方は文句も言わず、ご自身のスイングが悪いからと言って納得されるのでは無いかと思うんです。

ゴルフ5でセール品の10万円のフルセットを買って、全然合わなかったとしてもおそらくは同様かと。


でも、BoseIronFactoryでMOIマッチングしたり、新規にMOIマッチングしたクラブを買われた場合で合わなかったらドシドシご意見をください。
再調整がご希望の場合は工賃無償で何度でも再調整しますし、それでもバランス合わせのクラブのほうがいいのでしたらバランス合わせに戻した上に頂いた工賃も全額お戻し致します。

打っていないのに調整方法などにクレームを付けるのは流石に勘弁してほしいですが、じっくりしっかり打った上でのクレームは甘んじてお受け致します。


再度、私個人の考え方です。と言わせていただいた上でですが、クラフトのプロである以上、オーナーに合うクラブを作るのが最優先すべきことだと思うんです。

ですので、オーナーご自身が「自分のスイングが悪いから」と言っていただいたとしても、オーナーのせいでは無く、そのスイングに合うクラブにチューニング出来なかった私の責任だと考えています。

また、これもあくまで個人的な考えですが、私はクラブクラフトやクラブフィッティングのプロフェッショナルではありますが、ゴルフをお教えしたりスイングについて語ることの出来るゴルフのプレイのプロフェッショナルではありません。
ですので、このブログでも、BoseIronFactoryのホームページでもスイング論やこうすれば上手く打てるといったことは一切書きません。いや、書けません。

どんなきれいなスイングであっても、個性的なスイングであっても、今のご自身のスイングに合ったクラブを作りたいということしか考えていませんから(^^;;


そして、それが私のプロとしての意地でもあるんです(^^;;


まぁ、私個人が勝手に考えている意地ですから、他の方がどのようにお考えになっていても構いませんし、気にするべきことでもありませんけれども・・・。

 

昨今とてもスパイン調整に関するご質問が多く頂きます。

アメブロ時代には何度か書いたことがありましたが、スパイン調整に関しては正直あまり意味が無いと考えています。 
まず最初にお断りしておきますが、このことはあくまで私が個人的に考えていることであり、スパイン調整自体やスパイン調整を行っている工房さんを否定・非難するものではありませんので、何卒ご了解いただきたく。


その理由として幾つかのことが挙げられますので、順番にご説明していきます。


 
1.正しくスパインを見つけ出したと仮定して、挿す方向がまちまちであること。

 45度、90度、180度、270度などなど、スパイン挿しの方向には様々な方法があります。
様々な方法があるということは、セオリー(理論)が確立されているのであれば考えにくいことです。実際に多くのメーカーの多種多様なシャフトを計測している経験からも、スパインが存在するということ自体には異論はありませんが、 理論的に確立されていない以上、どの方向に挿すべきか不明確と言わざるをえません。



2.カーボンシャフトには何本ものスパインがあり、そのスパイン自体も直線であるとは限らない。

 カーボンシャフトはその全長に渡って1枚のカーボンシートで巻かれている訳ではありません。チップ部分に高弾性のシートを使用し、中間部~バット部分にかけて低弾性のシートを使うこともありますし、高弾性のシートと通常の弾性のシートを同じ部分に使ったりシート自体を斜めになるように巻いたりとシャフトメーカーは日々研究を重ねてシャフトを作っています。
シャフトのきれいなテーパーの中には、様々な特性を持つシートが様々な形で巻かれている訳ですから、シャフトセンターの1点をセンターフレックス計で測定しただけでは、何本ものスパインの中で一番目立つスパインの1点のみを計測しているに過ぎません。

 そうした複雑なカーボンシャフトの正確なスパインを計測するには、シャフト全長を1cm程度の間隔で且つ360度を1度~2度単位で計測し、3次元で硬さを見る必要があると考えます。
 45インチのドライバーとすると、ヒールまでおおよそ44インチ112cmありますから112×180=20,160回の計測をする必要が出てきますが、パターを除く13本とすると20万回程度計測を行わないと(私個人的に)正確と言えるスパインは測定できないと考えています。

これ実はやったことがあるのですが、本当に膨大な作業量です。私個人的な検証のために行ったのですが、工賃を頂いての作業となると、計測だけで1本当たり3万円は頂かないと不可能です。



3.そもそもスパイン自体が存在しないことになっているので、プロがみんなスパイン挿しをやっていると言うのは疑わしい。

用具規則によると、次のような記載があります。

2  b  曲げ特性とねじれ特性 
 シャフトは、その全長に沿ってシャフトのどの1点をとってみても、次のようでなければならない。
(i)シャフトをその縦軸周りでどのように回転させるかに関係なく、たわみが同じとなるように曲がること。  
(ii)両方向とも同量にねじれること。
 
これはスパインが存在してはいけないということですので、プロがスパイン挿しを公言しているとしたらそのシャフト自体がルール不適合ということを証明することになります。

BoseIronFactoryでもスパイン挿しを希望される方は多いですが、プロでスパイン挿しを希望される人はいません。たとえアマチュアであっても、用具規則に違反する可能性があるクラブで競技に出るのはBoseIronFactoryとしてはお勧め出来ませんね。



4.可変スリーブのクラブは使えないクラブになるはず。

多くのメーカーから可変スリーブ(カチャカチャ)のクラブが発売されていますので、多くの方は打ったことがあると思います。
もし本当にスパインが悪さをするのでしたら、可変スリーブのクラブは使えたものではないはずです。
ですが、実際にはトーナメントプロを始めとするゴルファーの多くが可変スリーブのクラブで良い球を打っていますよね?
 




BoseIronFactoryも商売です。
しかも売上げの90%以上が工賃がしめる工賃がメインの商売です。

ですので、スパイン挿しで工賃をいただけて(とはいっても1cm刻みの2度刻みではやりませんが)、お客様に対してもプラセボ効果以外の本当の効果があるのであれば、スパイン挿しを推奨して、少しでも多くの売上げに繋げたいです。

ですが、プラセボ以外の効果はほとんど見つけられないというのが私なりに調べた状況ですので、BoseIronFactoryではスパイン調整はメニューには入れておりません。
(ですが、効果が無いことも確認はしておりませんから、やれと言われればやりますし、出来ます。別料金ですが・・・)


ロフトやライ角の0.1度などもそうなのですが、そうした細かい点にばかりとらわれて今までのゴルフは劇的に進歩したでしょうか?
枝葉末節にとらわれていると、本質を見失うこともあります。 

良い球を打てているクラブが1本あるのでしたら、それがきっと本質(=適正MOI)なのではないかとファルコンは考えるのでした(^^;;





重ねて言いますが、このブログの内容は私個人が感じたこと、考えたことを書いているだけで、他の工房様やスパインを否定・非難するものではございません。

2016年もあと数時間で終わってしまいますね。

ん~、長かったような短かったような・・・・・ですが、BoseIronFactoryは基本的に年中無休の362日位(ごくたまに休みます。それも急に)営業ですので、正直あまり関係ないんです。

昨日は来道している某社社長の観光案内的なこともあり工房にはいませんでしたが、今日もドライバー2本のMOIマッチングの出荷をして来ましたし、今は新規のJCM-01BladeアイアンのMOIマッチング組み上げをしているところですし(^^

明日も初詣をしてご近所に挨拶回りをしてきたら、普通にMOIマッチングですしね・・・(^^;;



さてさて、ゴルフクラブと言うのは不思議なもので、「このクラブは飛びます!!」と書かれているクラブを購入し、実際に打ってみたら飛ばなくてもほぼ100%の方は自分のスイングや打ち方が悪いんだと言ってクレームを入れることはありませんよね・・・。

他の製品で書かれている通りの性能が出ていなかったらかなりの確率でクレームになると思うんですが・・・(^^;;

BoseIronFactoryではそうなってしまうのは申し訳ないので、MOIマッチングしたら飛ぶとか、スコアが良くなるといったことは今までもこれからも言いません。

また私自身がプロのクラブチューナーであり、プロコーチでもレッスンプロでもありませんから、いい結果が出ない場合でも「スイングが悪いから」とか、「こうスイングを直しなさい」といったことは言いません。
工房さんがスイング論をするのは別に構いませんが、私自身スイング論に立ち入ることはゴルフのレッスンなりティーチングのプロの方に申し訳ないと思っていますから(^^;;←単に私が下手だということもありますが・・・(笑)

ですので、このブログでもホームページでも、「MOIマッチングすると飛ぶようになる」とか「MOIマッチングでスコアが良くなる」とは絶対に言いません。
まぁ、実際には飛ぶようになる方もいらっしゃいますし、スコアが良くなる方は多いですが・・・。



さてさて、実は2016年最後のブログでそういったことを書きたいのではなくて、スパイン調整やら、ライ角やらヘッドスピードの伸ばし方などについて、この業界でいろいろな人がいろいろなことを言っていますが・・・。


それって論理的に大きな矛盾を抱えているのを知らんぷり(殆どの場合は本当に知らない=調べていない)してまことしやかに言っていることが多いような気がします。



そうしたことって、本当はここで書きたいのですが、それで商売している人が多く、書くと怒られるので書けないことが結構あります(^^;;


その多くは「これをすれば飛ぶ!!」とか、「こうすれば方向性が良くなる!!」といったものですが、科学的な根拠や理論的整合性の無いままに言われていること。

プラセボ効果だけで工賃いただくのはBoseIronFactoryとしてはやりたくないので、もちろんやれば出来るけれど、出来ることならあまりお受けしたくないですね(笑)




個別に聞いて頂ければお教えしますが、Q&Aコーナーには載せられません(怒られたくない)ので、時間のある時で構わなければ、 seabose@me.comまでお問い合わせいただければお答えしますよ(^^;;






 

ライ角のお話、結構いろいろなところから反響を頂いております・・・。

ライ角に限らず、MOI値にしてもロフト角にしても、何に於いても言えることなのですが、数字は嘘をつかないけれど、数字の見せ方は様々なのです。


例えば、1インチシャフトを伸ばすと1m/sヘッドスピードが伸びる。

ということがまことしやかに言われています。

皆さん素直な良い方ばかりですから、「ふ~ん、そうなんだぁ・・・。」って思いますよね。

ですが、何も考えずに1インチ伸ばしてみてもクラブMOIが相当量高くなりますから振りにくくなって1m/sは伸びませんし、クラブMOIが高くならないようにしたとしてもきっちり1m/sは伸びません。
(スイングや体型によりますが、実際に計算してみると45インチのドライバーで0.6m/s程度です)

でも、ここで1インチ伸ばすと1m/sという数字を鵜呑みにしてしまうと。。。




全然違う例を上げてご説明しましょう。

BoseIronFactoryが2015年度で、年商1,000億、利益額が100億だったとします。

2016年度で年商が1,100億、利益額が105億になったとしましょう。

2015年度の売上げ1,000億のウチ、100億が利益ですから、利益率は10%。

2016年度の売上げ1,100億のウチ、105億が利益ですから利益率は約9.55%。


粗利、純利、営業利益、売上総利益、経常利益・・・・と言った様々な利益がありますが、ここではあまり深く考えずに上記の数字のみを使ってトリックを使うこととしましょう。


社員A:「2015年は100億の利益、2016年は105億の利益なんだから、利益は5%アップしている!!なのでベアは昨年対比で5%アップを要求するっ!!」

まぁ、たしかにその通りです。私が社長だったら5%アップしても仕方ないかなっておMOIます。

経理担当役員B:「2015年度は利益率が10%。2016年は利益率が9.55%弱なので5%のベアは到底無理です。逆に一律0.5%の年俸カットを提言します!!」

まぁ、たしかにその通りです。私が平社員だったら年俸カットも受け入れます・・・。

利益額はアップしても利益率は下がっている。どちらも正しいんです。

見方を変えればそれだけ変わってくるという例ですね(^^;;




コンちゃんこと今野プロが(・∀・)イイ!!例を上げてくれたので、それをご紹介すると・・・。



今野 一哉:数字のトリックだ( ゚д゚)!

額が上がっても
率が下がってる

スコアは良くなったけどパット数は悪くなった。

パーオン率が増えてバーディーチャンスは増えたけど1stパットが長くなった分入らなくなった( ゚д゚)!
って話に似てる気がする


そうなんです。
もっと言えばパーオン率が増えてもパット数が増え過ぎたらスコア自体が悪くなることだってあります。

でもパーオン率が増えたから良いんだ!!的な言い方も出来るわけでして・・・。



単に数字を見るだけでなく、その数字からどう読み取っていくか。それって結構大切なんですよ(^^;;


私達クラフトマンは、数字からお客様の実際の弾道をどうやってアレンジしていくかがキモですから、しっかりとした目線で見ていくことが大切だと考えています(^^



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