ゴルフ北の国から〜MOIマッチング編〜

ゴルフトゥデイの連載「ゴルフ〜北の国から〜」と連動し、クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからをお届けします。

カテゴリ: ゴルフの常識の非常識

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飛距離は置いといて、まずはサイドスピンが29と言う点に着目してください。
そしてその次に着目すべきことは、打ち出しの左右角が2度、ということ。

2度右に打ち出して309.6ヤード先で9.8ヤード右にブレています。

サイドスピンが29でほぼほぼ無視しても良い数値ですから、9.8ヤードズレたのは打ち出しの左右角が2度ズレたことによるものだと考えていいかと思われます。


ここからどのような情報を読み取るか・・・。実はそれがいちばん大切なところです。




仮に同じ条件で打ち出しの左右角が1度ズレたとしたら9.8÷2=4.9ヤードのズレ。

同じ条件で飛距離が100ヤードだったとしたら、3.165ヤードのズレということになります。

では、50度のロフトでライ角が0.5度違ったとすると、ターゲットに対して何度ズレるか・・・。





また叱られてしまうので、そこは止めておきましょう(笑)

ギア効果ってご存知でしょうか?

ウッドやウッド型のUTなどのフェース面が丸くなっていることによって、フェース中央以外でヒットギア(この場合は自転車やバイク、車などのギアチェンジのギアです)が噛み合うかのようにボールにサイドスピンがかかって球が戻ってくると言う効果です。


ギア効果
ブリヂストンさん、画像お借りしておりますm(_ _)m


確かにギア効果はあるのですが、皆さんはギア効果で球が戻ってきた経験ありますか?

あまり恩恵に預かった記憶は無いのではないでしょうか?

ゴルフクラブの進化とかよく言われますが、ことギア効果に関して言えば、間違いなく進化ではなく退化しているといっても過言ではないとしたら?


その答えを明かしていきましょう。


パーシモン時代の200ccも無いヘッド体積だった時代にはクラブ左右のMOIもそれほど大きくなかったために、フェースの中央以外の所でヒットすると、ボールヒットしたフェースの部分が反力で回転するように押されていたためギア効果は効果的に(笑)発生していました。

でも今の主流のドライバーの体積は440cc~460ccです。
イマドキのドライバーは四角いナイキのサスクワッチ5900ドライバーでなくとも、5,000g-c㎡近辺のヘッド左右MOIはあります。

そうした大きなヘッド左右MOIがあるとボールヒットした部分がフェース左右やフェース上下にズレたとしても、ヘッドが反力で回転しにくくなっているのでギア効果が効果的には(笑)現れません。



近々イマドキの最新ドライバー、CallawayEPICと昔の小さいヘッドでギア効果の実証実験をしてみますので、暫しお待ち下さいね(^^


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0.5度では写真でもほとんど見分けがつかないので、1度にしてみました。
ライ角が1度変わると25インチ(63.5cm)先で0.2インチ(5.08mm)変わっています。
1cmあたり0.08cm(0.8mm)変わることになりますから、1mで8mm、100m(109ヤード)で800mm(80cm)変わることとなります。
これが0.5度ですと半分になるので、ライ角が0.5度ズレていると100m(109ヤード)で40cmズレることになります。

では、5度!!ライ角を変えたものをご覧いただきます。


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ここまで変えるとさすがに球筋に影響が無いとは言えませんね。



ではファルコンが実際に使っている18度の2番アイアンでは・・・。


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ロフト18度の2番アイアンで5度ライ角を変えてもファルコンの腕でしたら全く問題なさそうです。
まぁ、5度も変えるとトゥが当たったりヒールだけが当たったりしてフェース方向が変わる可能性が高いので、ここまでズラす意味はありませんが・・・。


トーナメントを戦うプロですら、1度や2度のスイングのズレはあります。





こうして実際にズレるのですからライ角が大切なのは間違いありませんが、ほぼほぼフローしているライ角でしたらそれほど神経質になる必要は無いのかもしれません。

実際MOIマッチングをやろうとしている皆さんの中にはライ角調整をしている方もいらっしゃると思いますが、ライ角がきっちり合っていてもロングアイアンでは右に行き、ショートアイアンでは引っかけるのではないでしょうか?

だとすると、ライ角が方向性を決めると言うゴルフ業界の常識はあなたには当てはまらないのかも・・・。



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今日はいい天気です(^^

雨降ってましたけどね。

よく晴れていることを「天気がいい」と表現する人がいますが、雨降らないと作物も育たないし、飲水も確保出来ませんよね?

なので降り過ぎなければ、雨降っていても「いい天気」だと私は思うんです(笑)

まぁそんなことはどうでも”いい”話ですけど・・・(^^;;






シークレットモードにする際にも、だれにでも見ることの出来る本文が必要なんですね・・・。
なので、適当なことを書いてみました(笑)

ここに秘密のお話書いたらバレちゃうので気をつけねばなりませんなぁ・・・



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ファルコン自身バイク海苔で、車も嫌いじゃない(でも欲しい車は高くて買えない)のですが、バイクや自動車の世界にはオカルトチューンと言う効くか効かないか科学的に検証されていないチューニングが多数あります。

燃料チューブやプラグに付けるだけで燃費が良くなったり、回転がスムーズになったり、馬力が上がるといった類のものです。

オイル添加剤と言うエンジンオイルに入れるとコーティングされて摩擦が少なくなったりといったやつもあります。

これらのパーツや添加剤って実はファルコン自身も使ってみたこともあるんですが、確かにそんな効果があるようには感じるんですね。→科学的に根拠は無いものでも・・・(^^;;

プラセボ効果のほうがきっと強いと思うのですが。。。



実はゴルフにもそうしたオカルトチューン的なものが結構あります。

オカルトチューンとまでは言わなくても、根拠の希薄なものだったり、「その実証方法間違ってませんか?」といったツッコミどころ満載のものはたくさんあるんです。



先日イギリス人がツイッターで執拗なまでに(笑)絡んで来たのですが、そのイギリス人に言わせると日本のクラブフィッティングやクラブのクラフトはそうした感覚や経験を中心にやっていて、理論的な整合性が無いからレベル低いんだそうです。
(まぁ、正直ちょっとムッとしましたが・・・。)

もちろんゴルフは人間がするものですから、人間の感覚や経験は大切だと思うのですが、それだけだと確かに理論とは言えませんし説得力には乏しいかもしれませんね。






クラブMOIマッチング、クラブメイキング、RODDIOFWソールチューニングのお問い合わせ、ご依頼はseabose@me.comまでメールください。

お預かりしてから2週間程度でMOIマッチングは完了いたします。
現在約1ヶ月待ちの状況ですが、随時作業は行っておりますので、納期等はお問い合わせください。

お急ぎの方はJCMO認定の各工房へ!!
知識も技術もファルコンが保証します!!←私じゃ心配ですかね・・・(^^;;

はい、あと3日で46本のMOIマッチングを仕上げねば、お約束の期日を過ぎてしまうと言う切羽詰まっているファルコンです。

今は、接着&グリップ乾き待ちでございますので、サボっている訳ではありません(と言ってももう午前3時になろうとしていますが・・・)



さて、お店でフィッティングをしたりお店の人に「このクラブ(シャフトorヘッド)がお薦めですよ」と言われてクラブを買う人が多いと思うのですが、入庫してくるクラブを見ると、「ホントにフィッティングしてるのか!?」とか「こんなん薦めたんかいっ!!」と思うようなクラブが多く入庫してきます。

皆さんいい人ですから高いお金を出して自分に合わなくても「自分のスイングがよくないのがいけないんだ」とおっしゃるでしょうが、クラフトマンやフィッターを名乗るのであれば、合わないクラブを作るほうに責任があると思うのです。(←あくまで個人的な意見です。もちろん自戒の念を込めての。)

オーダーメイドの服を作って、お腹がきつくて入らないからといって「私が太っているからいけないんだ」とはほとんどの方は思いませんよね?

それと何が違うのかとファルコンは思うんです。個人的にですけども・・・。



ですので、もしBoseIronFactoryでMOIマッチングしたり新しくクラブを作ったとして、合わなかったら何度でもいつでも再調整は工賃を頂きませんので、合わなかったらご相談ください。

アドバイスだけで大丈夫な場合もありますが、それでもダメな場合は責任を持って再調整します。

一般的な工房さんは1本4万、5万、8万とするシャフトでリシャフトする時、わずか10分で2万~4万の粗利が出ますが、BoseIronFactoryの場合は元々5,500円と言うMOIマッチング工賃だけでやっています。
その為、再調整などが必要なクラブになると、割に合わないなぁ、、、と思うこともあります←正直でしょ?(笑)

でも、工賃で商売をさせていただいている以上は、工賃なりの効果が無ければBoseIronFactory自体の存在意義はありません。
(もちろんリシャフトMOIや新規組み上げなどでそれなりの利益をいただける仕事はありがたいのでドシドシとご依頼ください←結構切実)

理想を語らせていただくのであれば、全部の工房やショップが責任を持って無償で再調整するべきだと思うのですが、それが敵わないのであれば、せめて「先日買ったクラブ、合わなかったです。右にしか行かないんですけど・・・」位は言っても良いのでは無いかと。




「そりゃお客さんのスイングが悪いからで、こっちのせいじゃありませんよ~」という工房やショップは無いとは思いますけども・・・ね。

MOIマッチングのご依頼で入庫してきたクラブ。

フィッティングした上での購入だと思われます。

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フィッティングは7番アイアンでされることがほとんどですが、フィッティングした上でオーナー自らこうしたことを行わないといけないということは、フィッティング自体がキチンと出来ていないということとも考えられます。

何度かこのブログでも書いていますが、

スーツのオーダーで考えてみましょう。
オーダーして採寸→出来上がる→お金を払う→着てみる→合わない→ゴルァ!!

となると思います。
 
分かりやすくドライバーのオーダーで考えてみると・・・。
フィッティングして購入→出来上がる→お金を払う→打ってみる→スライスばっかり→私のスイングが悪いんです。

となりがちですね(^^;;


この部分を直さない限り、ゴルフギアに於けるユーザーフレンドリーはありえないと思うのです。
 
ちなみにBoseIronFactoryは何度でもいつでも工賃無償の実費のみで再調整をします。

再調整で工賃を頂かないのは、オーナーにとって合うクラブを作れなかったことに対する反省とお詫びの気持ちがあるから。


信頼して任せて頂いたにもかかわらず、その信頼に応えられなかったとしたら、お金をいただくべきでは無いと考えているからです。

もちろんこれは私個人の考え方ですので、他の工房さんやショップで合わないクラブ作ったとして、ゴルァ!!と怒鳴り込んだとしたらおそらく警察を呼ばれるでしょうから気をつけてくださいね(^^ 

ツアープロのサポートってのは日本で最高峰のクラフトマンが最高の技術でプロのクラブをメンテナンスしていると思われがちだが、実際のところ現場で最も求められる事はスピードなので、パーツのストックは豊富だが、アッセンブル作業に関しては最低限の質で行われることが多い。


なので信頼できるクラフトマンに時間をかけてクラブを任せた方が質の高い仕上がりになることは少なくないので、工房探しはマジおすすめ。



あるプロがツイッターで書いていたのですが、言いにくいことをいいますねぇ・・・。


ツアーサポートを経て独立し、工房を設ける方はたくさんいらっしゃいますし、その中には当然ものすごい技術を持った方もいらっしゃるとおMOIます。

でも最低限の質をそのままの方もいるのかもしれません(←見たことはありますが、全部の作業を見たわけではありませんのでなんとも言えませんです)。



たまに「ソケットなんて仕上げなくても性能には影響ないから。」と公言しているツアーサポート経験者もいらっしゃいますので、「そういった方はそういうお考えなんだな。」とおMOIますし、ツアーサポート経験者でなくともソケットを仕上げない(or段差や接着剤はみ出しやソケット浮き)なんて気にされない工房さんもありますね。 
その他にはバットカットが斜めになっていたり、グリップがちゃんと刺さっていなかったりと、見えるところ・見えないところでスピードアップのために妥協(←言葉を選んでます)しているのが分かる場合も多いです。


ではBoseIronFactoryに関しては100%そんなことはないかというと、ありますあります。そりゃあたまにはあります。 ←開き直りとも言う(笑)

でも気づいたら直します。やり直します。

なので時間もかかります。←逆ギレかっ!!


幸いなことに、それを良しとしていただけるオーナーがほとんどですので、このままそのまま行けるところまで頑張ってみようかとおMOIます。




ちなみにですが、MOIマッチングでシャフト抜きの必要が無い場合はソケット仕上げの荒さに気づいてもそのままと言う場合もあります。
ひどい場合はやり直すことも多いですが、オーナーご自身もその状態でお使いになっているわけですし、こちらとしてもMOIマッチングのご依頼で、ソケット修理のご依頼ではありませんから、直しても修理工賃いただくわけにはいきませんしね(^^;;

最近は発泡剤チューンみたいなことはあまり聞かなくなってきましたが、一時期はかなり流行っていたと思います。

私個人的な考え方ですのでご容赦いただきたいと前置きさせていただいた上で、読み進めてくださるようにお願い致します。

発泡剤を入れてどのような効果があるかというと・・・


1.重量増。

2.消音。


個人的にはこの2つしか効果はないと考えています。


発泡剤チューンが流行っていた頃には、発泡剤で飛距離アップ!!と言ったことも見かけましたが、実のところ飛距離アップの効果は考えにくいと思われます。


発泡剤を入れるクラブは中空になっていますから、多かれ少なかれトランポリン効果はあるんです。

トランポリン効果は、フェース(トランポリン)がたわむことで、ボール(人間)を飛ばす(上げる)と言うことですから、原理自体は人間がトランポリンで空中高く飛び上がるのと一緒です。


であるならば、想像してみましょう。

トランポリンの下に発泡スチロールを詰め込んだらどうなるかを。


Trampoline
これの下に、

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これを注入する訳です。

まぁ、発泡スチロールと発泡剤の発泡ウレタンとは違いますが、この断熱材、スタイロフォームは発泡ウレタンの一種ですからこれをヘッドの中(トランポリンの下)に詰め込んだということになります。



いろいろな考え方があっていいと思いますので、発泡剤を否定するということでは無く、私みたいな考え方もあるということでご理解いただけましたら幸いです(^^;;

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