ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

カテゴリ: ゴルフの常識の非常識

ゴルファーにとってはマスターズ一色ですけれども、千葉オープンと岐阜オープンでは石川遼プロが優勝しました(^^



先週の千葉オープンの優勝時も結構話題にはなりましたが、岐阜オープンでも優勝で、ホントおめでとう!!って言いたいです(^^

そんな石川遼プロのことを、「USPGAのシード取れなかったから帰ってきたんだろ?」「アメリカ行くときは期待してたけど、今じゃあ松山プロにこんなに差を付けられすごすごと日本に逃げ帰ってきたよね」みたいに言う方も散見します(^^;;

そう言う方って、松山プロと石川プロの実力差がとんでもなくついているってお考えになっているようですが、見方によっては実力差なんてホント紙一重なんですね。

2週連続優勝に関して、「腐ってもUSPGAでやっていたのだから・・・」ということも言われていますが、ファルコン的には別に腐って売るわけでも無いと思っています。

むしろ渡米したころよりも格段に上達しているのではないかと思うくらいです。

石川遼


松山プロや他の世界のトッププロと差がついてしまったのは石川プロの運とか相性といった努力やスキルではどうしようもない部分。

「それを含めての実力」ということであれば・・・なので見方によっては実力差なんて・・・ということです。


でも地方のオープン競技で大した選手も出てないでしょ?

ともお考えになるかと思います。でも、千葉オープンだって岐阜オープンだってレギュラーツアーで活躍する有名選手も結構出ていますし、少し前に行われたシンガポールオープンには世界から有名選手が出場した中でかなりいい位置まで行っていましたしね。


別に石川プロからお金もらっているわけでもありませんが、石川プロの実力はホント凄いですし、石川プロの努力が足りないという訳でもありません。

ランキング的には世界のトッププロではありません。
ですが、世界で十分戦える実力のある石川プロが身近に見られると思って見ると今季の日本ツアーは取っても面白いと思いますよ(^^)v



ハンマー効果ってよく聞くじゃないですか?

皆さんはハンマー効果をヘッドが重いほうが衝突時のエネルギーが大きいので飛ぶということで理解されていると思います。


でも、ちょっと待ってください。

次のハンマーのうち、どちらがより衝突時のエネルギーが大きいでしょうか?

どちらも同じヘッド重量とするという前提条件付きです。
仮に200gのヘッド重量としましょう。

1.ハンマーヘッドが鉄で出来ていて、ヘッドの中身が全て同じ鉄で詰まっているハンマー。
全長は10.5インチで総重量は450g(写真のトンカチと考えてください)。

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2.ハンマーヘッドはシティハンターの槇村香が冴羽獠に使うくらいに大きくて中身は中空、100tと書いてあるけど、ヘッド重量は200g。
全長は47インチで総重量は450g(著作権上の問題で写真はありません)。


実際に釘がしっかりと打てるのはどちらでしょう?



これをゴルフに当てはめてみると面白いのですが、1.のヘッドはヘッド体積は小さく、重量が200g程度あるドライバーヘッドとして考える事が出来ると思います。

対して2.のほうは460ccの大型ヘッドでヘッド重量が180g台とか・・・。



ちょっと極端すぎる例えですけれども、460ccで180g台のヘッドよりも385ccで198gのヘッドのほうが上記のように極端では無いにせよ、より強い衝撃をボールに与えることが出来るはずです。

IMG_9586


大切なことですからもう一度書きます。

460ccなどの大型ヘッドが優しいのは間違いありません。これは間違いなくクラブの進化と言えます。
ただし優しいのはヘッド左右MOIとネック軸回りMOIが高いのでオフセンターヒットに対しての優しさです。

オフセンターヒットの優しさは、オフセンターヒットした時に球の初速が落ちにくいということとは違います。つまり、芯に当たらなかった場合に飛距離が落ちないということでは無く、この部分は芯以外の部分の反発力によって変わってきます。

オフセンターヒットの優しさはインパクトの瞬間ヘッドが回転しにくい事によって生まれる、方向性(サイドスピンを含む)の優しさです。

何事も限度と言うものはありますから、上記の例えはあまりにも極端で意味の無いものと考える人もおられるでしょう。

しかし、こうしたことは1と100の世界では無く、2もあれば3もあり、2.000001もあれば2.000002もあるお話ですから460ccで180g台(180÷460=0.3913043・・・)というのと385ccで198g(0.5142857・・・)では0.4と0.5くらいの差が出てきても何らおかしくは無いとおMOIませんか?

「捕まるはずのドライバーのショットで右にしか行かない。」

多くの皆さんはご自身のスイングのせいにされますね。


ではここで質問です。

ショートアイアンで引っ掛けるのにドライバーでスライスしかしないのは何故でしょう?


同じゴルファーが打っている同じスイングなのですから、ショートアイアンもスライスしなければおかしいですよね?


逆に


「ショートアイアンで引っ掛ける。」

これも多くの皆さんはご自身のスイングのせいにされますね。
若しくはライ角のせいにされる方も多いです。


ではここでまた質問です。

ライ角を合わせてあってもショートアイアンでプッシュスライスが出なくて引掛けばかりになるのは何故でしょう?


スイングのせいなら右に行く人左に行く人半々でも良いはずですし、ライ角をきっちり合わせてあるはずのトーナメントプロでもショートアイアンで右に行ってしまう人は殆ど無く、引っ掛ける人は多いですよね?


スイングのせいにするのは簡単ですし、お客様がスイングのせいにしてくれるから、メーカーは安心して飛ぶクラブを作ることに専念できます。
そして、ゴルフ工房にとっても、引っ掛けるショートアイアン、右に行くドライバーやロングアイアンを作るのも簡単ですし、お客様がスイングのせいにしてくれて常に新しいクラブを買ってくれるのは助かります。
ウチではそうしたご依頼はお引き受けしませんけれども・・・。



極端な例を言いますと、「冷えない冷蔵庫を買って、ご自身の使い方が悪いから冷えないのだ。」と言ってくださるお客様。
明るくならない照明を買って、「照明が暗いのはご自身の使い方が悪いからだ」と言ってくださるお客様にも似ているようにも感じるのは私だけでしょうか?



というタイトルだけで萎縮しちゃう人もいらっしゃると思いますが、大丈夫です。

こう見えても(どう見える?)ファルコン、思いっきり文系です(^^;;


そんな文系のファルコンは物事を単純にして考える癖があります。

スイングがどうだとか、プレーンがどうだとか、ボディターンなのかフェースマスクなのかは置いといたとして、結局のところゴルフってボールとクラブのヘッドの衝突でしかありません。

言い換えると、明治の大砲のスイングでも、手打ちでも、こねくり回して打ったとしても、ボールとクラブが衝突する瞬間にキチンと当たっていれば良いんです。

ボールとヘッドの衝突で、その衝突エネルギーがクラブからボールに伝わり、ボールがその場に居ようとする力(慣性)よりも大きなチカラになるからボールが飛んで行く訳です。

バックスピンは衝突時に生じる縦方向の摩擦で、サイドスピンは横方向の摩擦です。

打ち出し角はボールにどの角度からチカラがかかっているかということで、ボール初速は衝突エネルギーが速度に変換されたもの。


どの部分を見ても感覚や感情とは無縁で、きれいなスイングである必要もありません。

そしてどの部分をみても超がつくほどの古典力学の世界で、ニュートンやニュートンの少し後には解明されていたことばかりです。


話が少しそれましたが、要はボールとフェースがコンタクト(衝突)する瞬間さえコントロールすることが出来ればゴルフにとっては充分だと言うことだけ覚えてください。

では、今度は逆に考えてみましょう。

一番の得意クラブはボールとフェースの衝突の瞬間が良いからこそいい球が打てる訳です。

いい球が打てるからこそ得意クラブであって、それ以外のクラブも得意クラブと同じような衝突の仕方さえすれば、ボールは気持ち良い球筋を描いて飛んでいってくれます。

と、言うことは、他の番手も得意クラブと同じような物理特性にしていくことでボールコンタクトの瞬間もコントロールすることが出来る訳で、それがすなわちクラブMOIマッチングであるという訳です。

ハァハァ、ちょっと興奮して写真も何も無いまま書きなぐってしまいました(笑)


もう少し詳しいことは、落ち着いてからまた書きますね(^^

成田美寿々プロがRODDIOのプロトタイプ385ccドライバーを使って優勝するなど、非常に好調です。


現時点では460ccや440ccなどの大型ヘッドのドライバーと言う選択肢しか無い状態ですが、大型ヘッドが合う人もいれば普通の大きさのヘッドが合う人もいる訳で、今後はこうした選択肢が増えていくことと思います。

よく言われている大きいほうが簡単であるとか大きくなったことがギアの進化であるとか言うのは、ある意味正しくある意味違うのでは無いかと考えています。

大きいと重心距離は伸びますが、重心距離が伸びると言うことはシャフト軸線上から重心距離が遠くなると言うことでもあります。

実はこの重心点がシャフト軸線上に無い、と言う点はゴルフを難しくしている最大の要因なのです。

シャフト軸線上にあるゲートボールのスティックで静止しているボールを打つことはそれほど難しく無いですし、シャフト軸線上にあるラケットで動いているボールを打つことやバットでボールを打つことも可能。

ですが、ゴルフクラブはシャフト軸線上に重心点が無い(=重心距離がある)ために止まっているボールなのに空振りすることすらあります。
シャンクするということもシャフト軸線上に近い所で打つことが身体にとって自然なために起こる現象とも言えます。


このことはゴルフのルール上致し方のないことであり、ゴルフ自体を楽しく面白くしている理由でもあるのですが、逆に考えるとドライバーの長すぎる重心距離はFWやUT、アイアンやウェッジとかなり違った重心距離になります。

ライ角で言うと、0.5度刻みでフローしていたものが、いきなり2度3度変わっていくと考えると分かりやすいでしょうし、長さが0.5インチ単位でフローしていたものが、いきなり2インチや3インチ変わってくると考えれば分かりやすいのかもしれません。

これを大きさに置き換えて考えてみると、イマドキのFWはどれも230ccに満たない大きさ(大きなモデルでも220cc程度で小さいものだと150cc台ですから、平均すると180cc程度)ですが、ドライバーだけ440ccとか460ccとかになってしまいます。
大きさだけみてもいきなり2倍以上になるわけですから、クラブの流れという面で見てもドライバーだけ突出して大きいんです。

まぁ、長さでみても43インチのスプーンの次が45インチなり45.5インチになっているので様々な面でドライバーは他のクラブを違う打ち方をしなければいけないのですが・・・。




アイアンやウェッジは上手く打てるのに、ドライバーだけは上手くいかない・・・・


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そうした大型ヘッド=優しいと言う流行の中で前述したRODDIOの385ドライバーの重心距離は当然短く(まだ発売前なので非公表ですが・・・)、重心距離の長いドライバーのスイングだけを変えにくい人にとっては待ちに待ったと言えるドライバーです。

合う人、合わない人はいますから、これが絶対!!と言うことではありませんし、合わない人にとっては「いまさら小さいのになんて戻れない」と言う方もおられるでしょう。

しかしながら、この普通サイズのドライバーを心待ちにしていた人は多いはずですし、ドライバーに悩んでいるゴルファーにとっては試してみる価値は十二分にあるヘッドと言えます。

私個人的な感想と言えば、先日RODDIOの方が来られて打たせていただいたのですが、私の個人的な感想は「50万円でも良いからこのドライバーを売ってください!!」という感想に尽きます。

私は試打のプロでもプロゴルファーでもありませんから、スピンがどうとか、強い弾道とかそうしたことは言いません。
ですので、50万円出しても欲しいと言うことでお茶を濁させてくださいね(笑)




RODDIOのFWを初めてバラした時にその作りの良さ、その精度の高さ、その手間のかかり具合に感動しましたが、今回385ドライバーをみてその時以上の感動をさせてもらいました。


今年中の発売は無いようですが、たとえ半年、1年待ってでも、絶対に買います。

だって、このドライバーをもう10年位待っているのですから、そのくらいは大した時間ではありませんから(^^;;





画像

飛距離は置いといて、まずはサイドスピンが29と言う点に着目してください。
そしてその次に着目すべきことは、打ち出しの左右角が2度、ということ。

2度右に打ち出して309.6ヤード先で9.8ヤード右にブレています。

サイドスピンが29でほぼほぼ無視しても良い数値ですから、9.8ヤードズレたのは打ち出しの左右角が2度ズレたことによるものだと考えていいかと思われます。


ここからどのような情報を読み取るか・・・。実はそれがいちばん大切なところです。




仮に同じ条件で打ち出しの左右角が1度ズレたとしたら9.8÷2=4.9ヤードのズレ。

同じ条件で飛距離が100ヤードだったとしたら、3.165ヤードのズレということになります。

では、50度のロフトでライ角が0.5度違ったとすると、ターゲットに対して何度ズレるか・・・。





また叱られてしまうので、そこは止めておきましょう(笑)

ギア効果ってご存知でしょうか?

ウッドやウッド型のUTなどのフェース面が丸くなっていることによって、フェース中央以外でヒットギア(この場合は自転車やバイク、車などのギアチェンジのギアです)が噛み合うかのようにボールにサイドスピンがかかって球が戻ってくると言う効果です。


ギア効果
ブリヂストンさん、画像お借りしておりますm(_ _)m


確かにギア効果はあるのですが、皆さんはギア効果で球が戻ってきた経験ありますか?

あまり恩恵に預かった記憶は無いのではないでしょうか?

ゴルフクラブの進化とかよく言われますが、ことギア効果に関して言えば、間違いなく進化ではなく退化しているといっても過言ではないとしたら?


その答えを明かしていきましょう。


パーシモン時代の200ccも無いヘッド体積だった時代にはクラブ左右のMOIもそれほど大きくなかったために、フェースの中央以外の所でヒットすると、ボールヒットしたフェースの部分が反力で回転するように押されていたためギア効果は効果的に(笑)発生していました。

でも今の主流のドライバーの体積は440cc~460ccです。
イマドキのドライバーは四角いナイキのサスクワッチ5900ドライバーでなくとも、5,000g-c㎡近辺のヘッド左右MOIはあります。

そうした大きなヘッド左右MOIがあるとボールヒットした部分がフェース左右やフェース上下にズレたとしても、ヘッドが反力で回転しにくくなっているのでギア効果が効果的には(笑)現れません。



近々イマドキの最新ドライバー、CallawayEPICと昔の小さいヘッドでギア効果の実証実験をしてみますので、暫しお待ち下さいね(^^


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0.5度では写真でもほとんど見分けがつかないので、1度にしてみました。
ライ角が1度変わると25インチ(63.5cm)先で0.2インチ(5.08mm)変わっています。
1cmあたり0.08cm(0.8mm)変わることになりますから、1mで8mm、100m(109ヤード)で800mm(80cm)変わることとなります。
これが0.5度ですと半分になるので、ライ角が0.5度ズレていると100m(109ヤード)で40cmズレることになります。

では、5度!!ライ角を変えたものをご覧いただきます。


IMG_9144
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ここまで変えるとさすがに球筋に影響が無いとは言えませんね。



ではファルコンが実際に使っている18度の2番アイアンでは・・・。


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ロフト18度の2番アイアンで5度ライ角を変えてもファルコンの腕でしたら全く問題なさそうです。
まぁ、5度も変えるとトゥが当たったりヒールだけが当たったりしてフェース方向が変わる可能性が高いので、ここまでズラす意味はありませんが・・・。


トーナメントを戦うプロですら、1度や2度のスイングのズレはあります。





こうして実際にズレるのですからライ角が大切なのは間違いありませんが、ほぼほぼフローしているライ角でしたらそれほど神経質になる必要は無いのかもしれません。

実際MOIマッチングをやろうとしている皆さんの中にはライ角調整をしている方もいらっしゃると思いますが、ライ角がきっちり合っていてもロングアイアンでは右に行き、ショートアイアンでは引っかけるのではないでしょうか?

だとすると、ライ角が方向性を決めると言うゴルフ業界の常識はあなたには当てはまらないのかも・・・。



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今日はいい天気です(^^

雨降ってましたけどね。

よく晴れていることを「天気がいい」と表現する人がいますが、雨降らないと作物も育たないし、飲水も確保出来ませんよね?

なので降り過ぎなければ、雨降っていても「いい天気」だと私は思うんです(笑)

まぁそんなことはどうでも”いい”話ですけど・・・(^^;;






シークレットモードにする際にも、だれにでも見ることの出来る本文が必要なんですね・・・。
なので、適当なことを書いてみました(笑)

ここに秘密のお話書いたらバレちゃうので気をつけねばなりませんなぁ・・・



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