シャフトのしなりで飛ばす!!とかよく言われています。
シャフトのしなりでヘッドを加速させる!!というのもよく言われています。
少し前はシャフトのしなり戻りが飛ばしの秘訣!みたいにも言われていましたね(^^;;
その”しなり戻り”を高速シャッターで撮った写真で説明する方もおられましたね。
しかしながら、実際にしなり戻りがどの程度あるかは、ちょっと疑問が残ります。
というのも、同じゴルファーの同じシャフトの(要するに同じクラブ)で撮った写真でも、下の写真のようにしなり戻っていない状態でインパクトをむかえる写真もあるんです。
では、なぜこのような違いが出てくるのかを考えてみましょう。
この2つの写真で違うのはカメラのシャッターの構造です。
上のしなり戻りの写真は一般的なカメラに採用されている、ローリングシャッターで撮った写真で、下のしなっていない写真はグローバルシャッターという構造のカメラで撮った写真です。
ローリングシャッターは画面の(一般的には)上から下に向かって、順番に記録していく方式で、グローバルシャッターは画面の全てを即時に記録していく方式。
プロ用の一眼レフカメラで実際のローリングシャッターの動きをご覧いただきます。
動画でも静止画でも、ローリングシャッターのカメラが多いので、動きの早い撮影物では上と下で記録するタイミングが違うので、記録された画像にも歪みが出てきます。
では次にローリングシャッターとグローバルシャッターによる映像の違いを御覧ください。
特に注目したいのはメインローターの動きではなく、尻尾についているほうの垂直に回転するローターの動きです。
本数こそ違いますが、ゴルフスイングと基本同じ動で逆の回転(反対から見ると逆ではないですが)です。
シャッターの違いをわかりやすく説明してくれているサイトがありましたので、ご紹介します。
【シャッターの基本】ローリングシャッターとグローバールシャッターの違い - ケイエルブイ (klv.co.jp)
このようにローリングシャッターのカメラで撮った場合、撮影対象が早く動く場合には歪みが出てきます。
この歪みをもってしなり戻りとするのは正直早計と言わざるを得ないかと考えられます。
これはしなり戻りを否定するものではなく、しなり戻りはあるんだけど、1枚目の写真にあるように極端なしなり戻り(に見える)現象は、ローリングシャッター現象と呼ばれる構造的なものから来る歪みであるということです。
こうした写真を見せられると、すぐに信じてしまいそうになりますが、一歩引いた形で冷静に考えてみると、分かってくる事も多いです。
スイングバランスとクラブMOIもそうですが、ロングアイアンは右に行きやすいとか、1インチ伸びるとヘッドスピードが1m/s伸びるとか、ライ角で方向性が決まるとか、一般的に信じられていることの中にも突き詰めていくとそうでは無いことがゴルフ業界には数多くあります。
久々のブログですが、少しづつでもこうしたことを取り上げていきたいと考えています。
(業界からは嫌われそうですが・・・www)
シャフトのしなりでヘッドを加速させる!!というのもよく言われています。
少し前はシャフトのしなり戻りが飛ばしの秘訣!みたいにも言われていましたね(^^;;
その”しなり戻り”を高速シャッターで撮った写真で説明する方もおられましたね。
こんな感じの写真ですね・・・。
しかしながら、実際にしなり戻りがどの程度あるかは、ちょっと疑問が残ります。
というのも、同じゴルファーの同じシャフトの(要するに同じクラブ)で撮った写真でも、下の写真のようにしなり戻っていない状態でインパクトをむかえる写真もあるんです。
この写真です。
では、なぜこのような違いが出てくるのかを考えてみましょう。
この2つの写真で違うのはカメラのシャッターの構造です。
上のしなり戻りの写真は一般的なカメラに採用されている、ローリングシャッターで撮った写真で、下のしなっていない写真はグローバルシャッターという構造のカメラで撮った写真です。
ローリングシャッターは画面の(一般的には)上から下に向かって、順番に記録していく方式で、グローバルシャッターは画面の全てを即時に記録していく方式。
プロ用の一眼レフカメラで実際のローリングシャッターの動きをご覧いただきます。
動画でも静止画でも、ローリングシャッターのカメラが多いので、動きの早い撮影物では上と下で記録するタイミングが違うので、記録された画像にも歪みが出てきます。
では次にローリングシャッターとグローバルシャッターによる映像の違いを御覧ください。
特に注目したいのはメインローターの動きではなく、尻尾についているほうの垂直に回転するローターの動きです。
本数こそ違いますが、ゴルフスイングと基本同じ動で逆の回転(反対から見ると逆ではないですが)です。
シャッターの違いをわかりやすく説明してくれているサイトがありましたので、ご紹介します。
【シャッターの基本】ローリングシャッターとグローバールシャッターの違い - ケイエルブイ (klv.co.jp)
このようにローリングシャッターのカメラで撮った場合、撮影対象が早く動く場合には歪みが出てきます。
この歪みをもってしなり戻りとするのは正直早計と言わざるを得ないかと考えられます。
これはしなり戻りを否定するものではなく、しなり戻りはあるんだけど、1枚目の写真にあるように極端なしなり戻り(に見える)現象は、ローリングシャッター現象と呼ばれる構造的なものから来る歪みであるということです。
こうした写真を見せられると、すぐに信じてしまいそうになりますが、一歩引いた形で冷静に考えてみると、分かってくる事も多いです。
スイングバランスとクラブMOIもそうですが、ロングアイアンは右に行きやすいとか、1インチ伸びるとヘッドスピードが1m/s伸びるとか、ライ角で方向性が決まるとか、一般的に信じられていることの中にも突き詰めていくとそうでは無いことがゴルフ業界には数多くあります。
久々のブログですが、少しづつでもこうしたことを取り上げていきたいと考えています。
(業界からは嫌われそうですが・・・www)