ゴルフ北の国から〜MOIマッチング編〜

ゴルフトゥデイの連載「ゴルフ〜北の国から〜」と連動し、クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからをお届けします。

カテゴリ: HAYABUSAウェッジ

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HAYABUSA LimitedForged、ごくごくわずかですが入庫いたしました。

ご予約頂きました順番にお出し致しますので、まだご連絡差し上げていらっしゃらない方は次回以降の入庫分から順次引当ててお知らせいたしますので、もう少しお待ち下さい。


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昨日の昼から作業を開始して夜遅くに「もうこのくらいで勘弁してやる!!」と思ったのですが、結局は今まで作業してしまいました。
ほんの少し前に入庫したHAYABUSAノーマルバージョンも一緒に作業したので、全部で18セット、36個の曲げ・研磨・仕上げの磨き・・・。

手だけでなくアタマまで真っ黒になりながら、ひとつひとつ心を込めて曲げ、研磨し、そして磨き上げました。
ファルコンのアタマと同じくらいにまでピカピカに磨き上げていると、バフとはいってもウェッジそのものは持っていられない位に熱くなります。
(それなりに強く押し付けないと表面だけがピカピカになり、研磨の時についた細かな擦傷までは消えてくれないので)

熱くて持てなくなったら、同じセットのAWからSWに持ち替えてまた磨いていく。

仕事が遅いファルコンですから、ひとつ曲げて・研磨して・磨き終わるまでに30分はかかります。
早いものだと15分位で終わるのですが、磨いているウチに気が付かなかったキズが見つかったりしたらもう一度表面を研磨し直したりしますから(^^;;



HAYABUSA LimitedForgedはこの後に銅メッキし、その上にソフトブラックと言う薄めのガンメタっぽい特殊なメッキをかけてから組み上げます。
銅下メッキは打感へのこだわり、ソフトブラックメッキは究極のスピン性能へのこだわりです。

メッキ前でのこの輝きも、考えられる全てに置いてこだわり抜いた製品でないとLimitedForgedとは呼べないからです。


皆様、早期からご予約を頂きましたので長きに渡りお待たせしておりますが、こだわることを放棄したらその時点でHAYABUSAではなくなります。

本当に申し訳ありませんが、もう暫くお待ち下さいm(_ _)m

長らくお待ちいただいただけの価値と、1セット106,500円と言う値段以上の価値は十二分にあると自信がありますから(^^)v

チャックリ、ザックリを極限まで低減したのがHAYABUSAですが、チャックリザックリが物理的にどのような状況で起きるかを普通のウェッジの写真と共に解説していきたいとおMOIます。

キーポイントはバウンス殺し。

一般的なウェッジのバウンスが殺されるまでの過程を御覧ください(^^;;


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JCM-03ウェッジ。
約13度とハイバウンスで、リーディングエッジも丸くなっています。


このウェッジはHAYABUSAの開発前に出来ていたもので、BoseIronFactoryのWebShopでも販売されています。
よく出来たウェッジですが、写真のようにリーディングエッジからソール後方にかけてほぼほぼ直線でしっかりとバウンスがついていることがわかるとおMOIます。

このバウンスを殺す方法としては2つの方法があります。

1.グリーン周りの左足上がりのライから打つことでバウンスを殺す。

2.アプローチの基本、ハンドファーストに構えて打つことでバウンスを殺す。

という2種類の方法です。

では実際にどのような状態になるかというと・・・。



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このような状態になります。

この写真は極端なハンドファーストですが、ヘッドを固定している測定器が傾斜には対応していないので、標準的なグリーン周りの傾斜を鑑み、ハンドファーストにすることで実効バウンスに近い形にしています。

傾斜とハンドファーストの合せ技で実際にはこのくらいのスクープソールになる。とお考えくださいね(^^


実際に見てみるとどうでしょう?

これではチャックリ・ザックリしても当たり前と言えますよね?



では、次にHAYABUSAです。


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ソールしている1点はJCM-03ウェッジよりもほんの少し前のめりです。
ソール自体も少し薄め(HAYABUSAが52度AW、JCM-03ウェッジが56度SWと言う差もあります)。

JCM-03ウェッジとは違い、ソールに直線的な部分は全くありません。


次にHAYABUSAを前のめり(笑)にしてみます。


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前のめり過ぎです(^^;;

JCM-03よりもハンドファースト&傾斜キツイ感じになってしまいましたが、それでもまだソールの接地点よりもリーディングエッジのほうが上にあります。


これだけのハンドファースト&傾斜でもHAYABUSAウェッジの歯が刺さりにくいと言うことです。


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この丸さ、侮るなかれ!!

本当にチャックリ&ザックリが激減しますから!!







よく、「コスト度外視で作りました!!」と言いますが、HAYABUSAの場合はちょっと違います。

度外視と言うよりは・・・、社長、申し訳ありません。
LimitedForgedに関してもノーマルバージョンに関しても、コストのことはほとんど考えていません。

どちらも価格を決めてからどんどんコストが上がっていきましたから、考えたくても考えちゃいけないというのが実のところ・・・。


結局のところ、自分の考える究極のウェッジを作ってみたかったので作った。ということに尽きます。



モノづくりの原点って、そんなところにあるのではないかと思うんです。

で、結果、性能としても価格としてもとんでもないものが出来たと言うことでして・・・。

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このミーリングなんてその最たるものですよね、何しろどのメーカーでも採用出来ない(時間とコストが恐ろしいほどかかりますからね)ミーリングなのですから。

研磨に関してもそうです。
日本一とも言える研磨職人の岡村工場長でさえファルコンの作ったマスター型の難しさに悲鳴を上げ、超高級な某メーカーのアイアンやウェッジよりも・・・。以下自粛(笑)


海外の某メーカー製ヘッドや国内某メーカーのヘッドがひとつ50,000円前後ですが、手間暇のかかり方とコストのかかり方はそれらを上回る自信があります(←そんなんで自信持って良いのか?)



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でもね、メッキ前でこの状態。
美しいと思いませんか?
格好いいと思いませんか?

ファルコンだったらこれだけでどんぶり飯5杯はイケます。←そんなに食ったら医者から激怒されますが・・・。

さてさて、HAYABUSAでの赤字を埋めるために、工賃仕事のMOIマッチング頑張ります!!

HAYABUSA LimitedForged


AW

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SW


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これらの写真のHAYABUSA LimitedForgedはメッキ前のものです。
全てこの状態にまで私が磨き上げてからメッキに出します。

この状態まで磨き上げてメッキに出すのには幾つかの理由があります。

理由その1:日本一とも言える研磨職人の岡村さんでさえ、HAYABUSAのマスターモデルと全く同じには研磨は出来ません。
ですので、HAYABUSAのマスターモデルを作ったファルコン自身が最後の研磨を行います。

理由その2:HAYABUSAはノーマルバージョンもLimitedForgedも、完全なるオーダーメイド。その為ロフト・ライに関してはオーナーとなる方のご指示どおりに対応します。
ロフト・ライともにプラスマイナス2度までとさせていただいていますが、2度を曲げて調整するとどうしても実際のソール形状や見え方に変化が出てしまいます。
ロフト・ライを調角してHAYABUSAの性能に問題があっては本末転倒ですし、曲げる時の調整痕も着いてしまう場合があります。
そのためロフト・ライを調整した後に、形状を見つつ、最後の研磨を行ってから磨き上げに入ります。

理由その3:細かいキズでさえもこうして磨き上げることで見つけることが可能になります。
鏡面に磨き上げればヘアライン状の細かいキズも見逃すことはありません。



メッキ前にも関わらずメッキ屋さんから、「ファルコンさん、このメッキ剥がしてから再メッキするんですよね?」と聞かれることもようやく無くなりましたから、メッキ屋さんも慣れてきたのかもしれません。





HAYABUSA LimitedForgedはご予約頂いた順番に、早い方では6月下旬からのお届けとなりそうです。

様々な一流職人の技術と知識が詰め込んであるHAYABUSA。
高価ですがそれ以上の価値はあります。

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HAYABUSA LimitedForgedのフェースミーリング。

このミーリングを施すためにかかる時間は膨大です。


全てにおいて妥協をしないHAYABUSA LimitedForged。


HAYABUSA Limited Forgedで無ければここまでのミーリングは不可能だったと言えます。

この、職人技であるミーリング、日本一とも言える研磨職人による研磨、
そしてファルコンの手で0.5度単位でロフト・ライ調整を行い、最後の研磨と磨きを行います。
その後、HAYABUSA LimitedForgedは銅下メッキの上にに特殊なメッキを施し、
ヘッドは完成します。

全てのヘッドはオーナーおひとりおひとりにとって最適なクラブMOIで組み上げられ、
革職人の手によって作られたヘッドカバーをお付けしてオーナーの元に届けられます。






ご予約頂いた皆様、もう暫くお待たせしてしまいます。


ですが、待っただけはある、本当に優れたウェッジをお届け致します。



申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

玉子半分


前回はHAYABUSAのソールの秘密に関して書かせていただきましたが、今回はリーディングエッジの秘密に迫りたいとおMOIます。


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こちらがHAYABUSA AWノーマルバージョンのフェース面。
ミーリングに目が行きがちですが、リーディングエッジもかなり丸くなっているのがおわかりになるとおMOIます。

ソール自体も前後方向に丸いですし、リーディングエッジも丸いので座りは良いとは言えません。


しかしながらこの丸さがHAYABUSAのHAYABUSAたる所以(ゆえん)で、こうしてリーディングエッジ左右も丸くすることによって究極と言えるヌケの良さを実現しています。

ではここで皆さんに質問。

サイコロとビー玉をテーブルに置いた場合を想像してみてください。

サイコロとビー玉ではどちらが滑りやすいでしょうか?


って、そんな質問しなくてもわかりますよね?

丸いほうが接地面が少ないので抵抗が少なく、滑りやすいといえます。

そして、ビー玉が転がったらもっと抵抗は少ないですよね?




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HAYABUSAはこの写真のように前後の丸みもあり、上の写真のように左右の丸みもあります。

そしてスイングアークは円軌道。

すなわちHAYABUSAは転がるような起動を描きながら芝の上をすり抜けていきます。


また、鶏が玉子を産む時を考えてみましょう。
玉子型と言うのは一番卵管を通りやすい形状になっているんです。
鶏に限らず、身体に対して大きめの玉子を産む鳥類は皆まん丸では無く玉子型です。

細い卵管を合理的に通れる形=ヌケの良さということにもなるんですね(^^




HAYABUSAの全ては究極のヌケの良さを考えた上で作られています。

形状が美しいだけでなく、機能を突き詰めていった結果の機能美でなのです。





最高のものを創るには手間も費用もかかります。

HAYABUSAを創るにあたってと言いますか、私自身が一度手間もお金も一切惜しまず、妥協もせず、出来ることを出来るだけやってみたいということがありましたから、その性能だけでなく、鍛造、研磨、ミーリング、メッキと全てに於いて最高!!と言えるウェッジを作ってみたかったんです。


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そうしていくうちにHAYABUSAはノーマルバージョンとLimitedForgedの2種のラインアップとなり、ノーマルバージョンは性能は極力落とさないバージョンとして、HAYABUSA LimitedForgedはミーリングだけで○万円、メッキも合わせると吊るしのウェッジが何本買えるんだろうかという原価(ここを公開すると横須賀に居るBoseIronFactoryの社長に叱られるので公開しませんが・・・)になってしまいました。

それでもアメリカや日本の超高級クラブ(こう書くと夜のクラブ活動みたいですね(笑))よりは大分お安いのですが、やはり2本で106,500円と言う価格は安くはありません。

更に、HAYABUSA LimitedForgedはクリスマスにご予約いただいた御客様にさえ、まだお渡しできていない状況ですので、ファルコンとしてもとても心苦しく思っておりますm(_ _)m

本当に申し訳ございませんm(_ _)m


そこでHAYABUSA LimitedForgedをクビを長~~~~くしまくってお待ちいただいている皆様にファルコンからのお詫びのプレゼントをご用意いたしましたm(_ _)m


それが、こちら!!

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HAYABUSA LimitedForged用の革製ヘッドカバーです(^^


専用設計でピッタリ合いますので最初は少し入れにくいですが、使っていくうちに革が馴染んできて入れやすくなると共に、少しづつ色合いが変化して飴色へと変わっていきます。

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にゃんずの首輪も同じ革で作っていただいています(^^



ヘッドカバーは出来て来ましたが、実際のHAYABUSA LimitedForgedはもう暫くお待ちいただきますので何卒ご了承くださいm(_ _)m





ウェッジの歯って、皆さん使いますか?

使うと言う方はそれほど多くないのではと思います。

私自身もほぼ使いませんし、使い方で考えられるのは・・・

グリーンエッジでウェッジの歯を赤道にチョコンと当てて転がす位でしょうか。
(普通はパターを使いますけどね・・・)



使うか使わないかは、さておき、皆さんはウェッジの歯ってどのような機能を持っているとお考えでしょうか?


私は考えても考えても機能的なメリットは思い浮かびません。←バカなだけとも言います(笑)



逆に、ウェッジの歯のデメリットに関してはすぐに思い浮かびます。


一番のデメリットは、ウェッジの歯が引っかかってザックリやチャックリすることではないでしょうか?


まずザックリやチャックリのメカニズムを考えていきます。



ウェッジの使い方を考えていくと、ロフトなりの最大飛距離で打つことももちろんですが、それ以上に多いのがグリーン周りでのアプローチです。

アプローチウェッジと言うくらいですから、アプローチが主たる使用方法となってきます。


そのアプローチでザックリやチャックリをする訳ですが、ウェッジがグリーン周りで使うことが多いということを考えると、歯は不要とも思えるのです。

砲台グリーンになっているコースはあってもグリーン全体が凹地になっているコースは見たことがありません。


このようにグリーンに向かってアプローチをする時、グリーン手前でもグリーン奥でも、ほぼ100%の確率で左足上がりのライとなります。

左足上がりのライで普通にクラブを振ると、余程のすくい打ちをしない限りはウェッジの歯は地面に刺さる方向でスイング軌道を描きます。

グリーンキーパー見習いをしていて分かったことなのですが、芝の殆どは上から下に向かって芝目が来るので、芝目にも逆らう形。
更に言うと、グリーン周りのライを作る時やグリーンの改修を行う時、修繕する時は土を相当に叩いて圧をかけます。そうしないと上から下に向かって土が流れたりします。

また、グリーン周りはゴルファーが最も多く歩く部分ですので、そうした意味でも圧迫される事となります。


ですので通常の歯のあるウェッジの場合、まず、芝目に引っかかって減速し、更には芝の下の、フェアウェイよりはるかに硬い地面に引っかかってザックリやチャックリすることとなります。



ただでさえ左足上がりのライなのに芝目も地面もスイング軌道に対しては逆目の事が多いのですから、歯を入れる打ち方をするとザックリやチャックリが出る可能性は非常に高くなる訳です。

そうした面からJCMシリーズやZESTAIM Fi-0CB LimitedForgedのようにリーディンエッジの下を削る研磨もありますが、グリーン周りから使うウェッジではロフトが寝ているぶん更に削ってやる必要が出てきます。



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そうして生まれたのが、HAYABUSAのたまご型ソール。

玉子

玉子半分



たまごを半分に切った形にすることで、チャックリやザックリすることがほとんど無くなっています。




たまご型にしたのは実はもう一つ理由があります。

その理由は・・・。

次回に書きますので、ブログのチェックを欠かさぬよう、お願いいたしますね(^^




ちなみに・・・。
HAYABUSAノーマルVer. HAYABUSALimitedForged共に初回入荷分はご予約で完売(LimitedForgedはまだ初回分も入ってきていませんが・・・)しております。
2回目以降の製造を急いでおりますが、こうした特殊な研磨が必要になってくる新発想のウェッジですので、上がってくるまでに相応の時間がかかります。
ご予約は承っておりますが、お時間は頂戴いたしますのでご了承くださいm(_ _)m

ありがとうございますぅ〜〜(^^)v

感動する抜けの良さ(^-^)v
私も開発していて感激しちぃましたから(笑)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ファルコン様

今日、〇〇カントリーの練習場で打って来ました
まずは、マットの上で軽く体をほぐしながら打ちました
A.S 両方振りやすさ、打感、最高です
次に隣接しているグリーンへ芝生からのアプローチ
マットの上で打つのとは大違い!
ちょっと深めのラフでは
想像以上の抜けの良さ!感動しました
AとSで両方打ちましたが
両方とも最高に良かったです
続いてバンカーショットへ
打った瞬間、今までのSとは全く違う感覚に驚きました
2球目を打っても綺麗な放物線でナイスアウト!
恐るべしHAYABUSA!最高のウエッジです
グリーン周り、どんな状況でも完璧に対応してくれますね
次は実践で緊張感のある時に打つのが楽しみです

この度素晴らしいウエッジをありがとうございました


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ーここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜






大好評のHAYABUSAですが、一番多くご依頼を頂いているLimitedForgedはまだ上がって来ませんし、ノーマルバージョンのHAYABUSAでさえ、まだ製品版をお届け出来ている方はお一人のみです。

何故HAYABUSAがこんなに遅くなっているかというと、それはこのHAYABUSAが今までに無いウェッジだからです。

予約開始から半年経ってようやくノーマルバージョンの製品版が出来ましたが、既にファーストロットは完売。

HAYABUSAの上級バージョン、LimitedForgedに関しては未だに製品版が上がってこないと言う状況で皆様には多大なるご迷惑をおかけしております。


ノーマルバージョン、LimitedForged共に今までにない形状であるがために、日本一の研磨師とも言える共栄ゴルフの岡村工場長でさえ難しい研磨でした。
何度も削り直しては送ってもらい、NGな部分とOKな部分をお知らせして、また研磨して送ってもらうと言うことを何回も何回も繰り返しています。

しかし、実際に岡村工場長が研磨し仕上げたノーマルHAYABUSAであっても、私が最終的な研磨を行い、磨き上げてからメッキに出すと言う形を取っています。
どうしても最後の最後だけはこだわりたいですし、岡村工場長の研磨の癖(殆どお分かりになる人はいないでしょうが)みたいなものもありますから。

そうしてほぼほぼ岡村工場長に仕上げてもらっている状態でさえ、私が行う曲げ~研磨~磨きと言う工程で1本2~3時間はかかります。

「やり過ぎ!!」と言われるかもしれませんが、この上に上げている写真の状態にまで磨き上げてからのメッキ出しです。そうなんです!!この山を背景にしたウェッジはメッキしていないんです。

ようやく岡村工場長とのコラボ研磨でメドがつきましたから、もう私がひとつづつ削ることは無いでしょうが、皆様へのお届けが送れていた3月くらいには、私がひとつづつ削ることも考えました。

でもBoseIronFactoryの設備ではひとつ削るのに2~3日はかかりますから、ミーリングを入れてメッキをしてといったことを考えると1本7~8万になってしまいますし、作れる本数も月に1~2セットとなってしまいます。


そんな状態ですので、74,000円のノーマルバージョン、106,500円と言う超高額なHAYABUSA LimitedForgedでさえこれまでにかかった費用と手間暇を考えると全く儲けはありません。

まぁ、でも良いんです(^^;;

オーナーとなる方たちにはきっと喜んで頂けるでしょうし、作る側のどの協力企業をとってもHAYABUSAを作ることで技術の向上が図れます。

岡村工場長は今までどの研磨職人も削ったことのない形が削れるようになりましたし、フェースミーリングの会社にとってみても高額すぎてどこのメーカーも採用することが出来なかった特殊なミーリングを行うことは今後の経験として生きることとおMOIます。

そして何よりも私自身がこうして研磨や磨きの技術を身につけることが出来ましたから。


まだLimitedForgedの製品版は完成していませんが、半年や一年後にはもう少し量産出来るようになると思いますので、そうなったらもう少し安価で性能や見た目はそのままのHAYABUSAの普及バージョンを発売できるかもしれませんね(^^



あ、その前にカッパーフィニッシュや超絶激スピンの黒染めバージョンを限定で出すかもしれません(^^;;
要望次第ですが・・・。


ん~、カッパーフィニッシュは私も欲しいしなぁ・・・(^^;;

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