ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

カテゴリ: HAYABUSAウェッジ

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昨日予約を開始したばかりですが、NEW HAYABUSAウェッジの56度の在庫がもう無くなってしまいました。

50度と52度、58度に関してもほとんど在庫が無くなってしまいましたので、ご検討中の方はお早めにお願いいたします!!


結構たくさん作ったつもりなのですが、こんなに早く売れてしまうとは・・・・。

既に追加製造をすることにしておりますが、HAYABUSAに関しては、その特殊なソール形状から、時間がかかるので何卒ご了承くださいませm(_ _)m

T島さんの感想を載せた途端に多くのお問い合わせが・・・(^^;;


ということで、HAYABUSAノーマルバージョンは廃盤ですが、ノーマルバージョンの後継モデル「HAYABUSA」に関してお話しましょう。


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HAYABUSAの試作品


ノーマルバージョンと後継モデルの違いは、
1.AWが50度、52度、SWが56度、58度の4種のロフト設定のみ。(オーダーで曲げることは可能ですが、若干顔やバウンス、ソール形状が変わって来る場合があります。また曲げる際に曲げ痕が残る可能性が高いです。)

2.フェースのスコアライン彫刻、フェースミーリングは行わず、新開発のプレス型によるプレスでのスコアライン入れ。

3.バックフェースの刻印に隼の鳥のマークは無く、HAYABUSAという文字の刻印のみ。
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この鳥のマークがなくなります。

4.MOIマッチングしていない方でも購入が可能。もちろんMOIマッチングされている方は適正MOIにMOIマッチングしてお渡しします。

ということで、性能に全く妥協すること無く、多少のコストダウンをしています。

4.のMOIマッチングしていない方でも購入可能ということですが、HAYABUSAの凄さはご購入頂いた方皆さんに分かっていただけると確信しています。
そうなると・・・
HAYABUSAスゲェ!!=BoseIronFactoryに興味を持っていただける=MOIマッチングってなんぞや?となる=MOIマッチングする人増える( ´ ▽ ` )ノ
という図式になるのではないかと考えているので、私の師匠にも相談した上で決定しました。


気になる価格ですが、シャフトやグリップによっても変わってきますが、DGでツアーベルベットラバーの場合で1本36,000円(税別)、MODUS WEDGEやMODUS(125以外)でツアーベルベットラバーの場合で1本38,000円(税別)という価格を考えています。
ヘッドのみの販売は行いません(世界最小のクラブメーカーではありますが、ヘッドメーカーではありませんので)。

基本販売は弊社WebShopにて行います。

出来るだけ年内の販売開始としたいのですが、製造のほうは順調に遅れているようですので、期待に胸を膨らましきって鳩胸になってお待ちいただければとおMOIます(^^

T島さんと言えば、ゴルフ業界の中でもかなりの目利きでお馴染みです(^^

そのT島さんが購入されたのが、HAYABUSAノーマルバージョンの最後の1セット。
(HAYABUSAノーマルバージョンの後継は現在鋭意製造中です)

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こちらがノーマルバージョンの後継モデルの試作品
その名も「HAYABUSA」です(^^

ということで、T島さんから頂いた感想をば。(カッコ内の赤字は私の注釈です)


~~~~~~~~~~~~~ここから~~~~~~~~~~~~~~~


こんにちは メッチャいい感じです 感想はこんな感じ。
まず、ハンドファーストに構えても、突っかかりそうもなく。開いても違和感がない構えやすい顔。そして小さすぎず大きすぎないサイズ。ソールは曲線で面になっている部分が無いが、幅だけ見ればかなりワイドソールとなっている。

以前の試打したHAYABUSAとは、違うロフト角をオーダーしたが、他のウエッジのように、ロフト調整ではないので、顔やソールの感じが変わらない。オーダーが入ると、ロウヘッドのネックを曲げて、再研磨して、メッキするするとのこと。ロフト角にこだわりがある人はこの仕組みは嬉しい。単にネックを曲げで調整するだけでは、当然顔も、バンス角もかわり、ソールの機能は100%にならないと思われるからだ。(はい。その通りです。HAYABUSAは全てにおいてこだわり抜いた最高のウェッジを!!というコンセプトで作っていますので、曲げてからファルコン自身が再度研磨して、顔つきもバウンスもソール形状も変わらないようにしてからメッキをかけます。単に曲げるだけでは曲げ痕が残りますが、予め少し重めにしておくことで研磨してもMOIマッチングに十分な重量になるようにもしています。低めのMOIが適正MOIの方には顔つきもソール形状もバウンスも変わらないようにしながら重量だけ落とすという研磨をすることも。)

打ってみると、ボールに当たる音が気持ちよく伝わってくる。『抜けがいい』と言われるウエッジ、実はあまり得意ではない。ボールの手前に入ったヘッドが抜けてしまうと致命的なミスになるからだ。しかしHAYABUSAはヘッドが手前から入っても、一度地面を受けてから、ボールがヘッドに当たる。アベレージゴルファーだと少し手前に入った事に気が付かないかも?と思うぐらい、地面とのコンタクトがいい。

地面とのコンタクトしてくれたあとに、抜けるのでミスに強いわけだ。その時のヘッドの減速が殆ど無い、ウエッジが柔道で言えば『受け身』をしてくれる。ハンドファーストに構え、ヘッドをまわしながらソールを地面にコンタクトするかしないかぐらいで入れるときに、突っかから無く低く抑えた球が打てる。何だこれはと思う、コレは楽しい。アプローチ練習場にこもりたい。(はい。ここもその通りです。地面とコンタクトしても通常のソールのようにブレーキがかかることはありません。そのためボールコンタクト直前にヘッドスピードが落ちるということが無いように設計しています。)

打感は気にならないと公言にしているのだが、ボールがズーンと乗ってる感は癖になる。そしてオートマチックに打っても、ややこしい打ち方しても、ノープロブレムなこと、やさしいウエッジというのは『こういう打ち方したらやさしい』という前置きがあるもの。HAYABUSAにはそれがない。インサイドからヘッドを入れても、カット軌道で入れても、プレーンに乗せてスパッと打っても、気持ちよく決まる。(ここが一番苦労したポイントです(^^;;私のようなボトムアマチュアは『こういう打ち方をしたらやさしい』という打ち方が出来ません。ダフったりチャックリ、ざっくりした次のショットではダフリやチャックリが怖くてトップするんです。それを防止するには多少ダフり気味、チャックリ気味に入ったとしてもダフらない・チャックリしないソールにするしかありません。ましてや、グリーン周りで使うことの多いウェッジです。グリーンが周りより低くなっている(すり鉢の一番下にグリーンがある)ゴルフ場はほぼありませんから、グリーン手前からでもグリーン奥からでも横からでもほぼ確実に左足上がりのライになります。そうしたライは水平なライよりも何倍もダフったりチャックリザックリしやすい。そうした左足上がりのライにおいてもやさしいウェッジを作るために、HAYABUSAの設計をして、様々なゴルフ場の様々なライから何千もの試打を繰り返してようやく作ることが出来ました。)

飛びすぎないウエッジなので、アプローチイップスな人にもぜひお勧めしたい。勇気を持って振っていけばそれに答えてくれるはず。LimitedForgedというさらなる限定モデルがあるが、ノーマルでこれならどんなにいいんだろうと思ってしまった。弱点は、『ウエッジは消耗品』と思っている私でも、美しいので使い込んで劣化していくのが忍びないことぐらい。

まだ野芝、高麗芝、バミューダでしか試していないが、洋芝のラフで打ってみるのが楽しみでならない。


~~~~~~~~~~~~~ここまで~~~~~~~~~~~~~~


弱点は使い込んでいくのが忍びないことだけって、褒めすぎです(^^;;
まぁ、実際に弱点は価格くらいで他はほぼ無いと思っていますけど・・・(笑)

ちなみにT島さんも皆様と同じ価格でご購入いただきましたので、ご心配なくです(^^;;
(この感想も原稿料とかは発生してません)

残念ながらHAYABUSAのノーマルバージョンはT島さんにお買い上げいただいたもので最後です。試打用として作ったものもシャフトを変えて三木龍馬プロに使っていただいてますし(三木プロ、HEIWA PGMカップお疲れ様でした!!)。

HAYABUSA LimitedForgedは継続販売していますが、現在ヘッドの在庫がほとんどありません(AW2本、SW1本のみ)。
しかも、作るのに恐ろしく時間がかかるので、今年中に入ってくるかどうかもまだ分かりません。

ノーマルバージョンの後継モデルは現在製造中で、年内に入ってくるとは思います。


大変ご好評を頂いているHAYABUSAのニューバージョンの進捗状況をお知らせいたします。

販売終了したHAYABUSAノーマルバージョンの後継モデル「HAYABUSA」です。

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写真は文字通り荒削りの状態です。
これも悪くないですが、あの人が削ったウェッジみたい(^^



HAYABUSAノーマルバージョンの抜群のヌケの良さ、チャックリ・ザックリのしにくさを実現するソール形状(ファルコンソール)はそのままに、フェースミーリングを止め、スコアラインをプレスで入れたモデルです。
バックフェースのHAYABUSAロゴはそのままですが、隼の鳥のマークは入れていません。

上級モデルであるHAYABUSA LimitedForgedはもちろん、HAYABUSAノーマルバージョンでも完全オーダーでロフト・ライ等の変更が可能でしたが、後継モデルの「HAYABUSA」では、AWのロフトを50度、52度、SWのロフトが56度、58度の計4種となります。

また、今まではMOIマッチングでの組み上げのみ行ってまいりましたが、この「HAYABUSA」に限り、MOIマッチングをしない組み上げにも対応いたします。

もちろん、MOIマッチングでの組み上げをご希望の方(今までBoseIronFactoryを含むJCMO認定店でMOIマッチングをされた方)にはもちろんMOIマッチングでの組み上げをいたします。


MOIマッチング専門の工房として、かなり悩みましたが、HAYABUSAを通じてその根底にあるMOIマッチングに興味を持っていただく事でMOIマッチングの普及に繋げていきたいと考えています。

まだ、発売に関しては未定ですが、この冬までには発売したいと考えています。

価格も未定ですが、ノーマルバージョンよりは安くするつもりですが、ある程度数が出ないとこのために作ったプレスの型代が・・・(^^;;




おかげさまを持ちましてHAYABUSAノーマルバージョンは完売となりました。

今後の生産は基本行いません。

現在後継モデルの制作に入っておりますが、発売は11~12月になる予定です。


後継モデルはフェースミーリングが無く、スコアラインもミーリングではなくプレスになります。
もちろんルール適合モデルとなります。



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後継モデルのスペックやソール形状にノーマルバージョンとの違いはなく、上記のミーリングの違いと刻印の違いのみとなりますので、HAYABUSAならではの抜群の抜けとチャックリやザックリのしにくさは継承いたします。

後継モデルはHAYABUSAの性能は(スピン以外は)ほぼそのままで、ノーマルバージョンよりも少し価格を抑えた形にて販売いたしますので、発売まではもう少しのお時間をいただきますが、どうかよろしくお願いいたします。

まぁ、秘密でも何でも無いんですが、HAYABUSAの秘密です。

チャックリしにくい、ザックリしにくいHAYABUSAですが、どういった状況でチャックリやザックリが起こるかを考えると簡単に解決できるんです。

チャックリやザックリというのは、どういった状況で起こるかというと、エイーディングエッジが地面や芝に刺さることで起こります。

リーディングエッジが地面や芝に刺さり、その抵抗で急ブレーキがかかるからチャックリやザックリが起こるのです。

簡単に言うと、ソールがのウェッジとソールがのウェッジがあったらどちらが刺さりやすいかすぐにお分かりになるとおMOIます。

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これらの鋭角なリーディングエッジと、




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このHAYABUSAのソール

どちらが刺さりやすいのか。
お分かりになりますよね?

特にグリーン周りはグリーンが高くなっている分、左足上がりですから、ヘッドの入射角がダウンブローになっていなくても傾斜の分自動的にダウンブローな入射角で入ります。
ただでさえ鋭角なリーディングエッジの場合、バウンスが大きく付いていたとしても刺さりやすさはそれほど変わりません。

分かりやすく大げさに言うとスコップとゴムボールでどちらが土を掘りやすいかということです。

丸いリーディングエッジはボールのように土に刺さること無く、滑ってくれるのでチャックリもザックリもしにくいというわけです。


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仮にウェッジの挙動が水平だとしてもリーディングエッジで四角で囲んだ部分が削れていく抵抗は大きいですが、

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HAYABUSAのソールでは同じウェッジの挙動でも土に刺さらず、ソールが跳ねるのでチャックリしないんです。


今回はHAYABUSAのソールのチャックリ、ザックリしない秘密(?)をお知らせいたしました。

近々HAYABUSAのソールのヌケの良さの秘密をお話しましょう(^^

「HAYABUSAすごいです!!もう他のは使う気になれません!!」

といった有り難いことを言われるのですが、HAYABUSAをご購入頂いたほぼ全ての方がこのような形でお褒めいただくので、最近少し有り難さに関して不感症になっているような・・・(^^;;


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自画自賛になりますが、ご容赦くださいね(^^;;

多くのクラブMOIマッチングをしてきて、当然ウェッジの本数も膨大な数になる訳ですが、まだまだ普及しているとは言いにくいMOIマッチングですから、ご依頼頂く方のほとんどはクラブに対しての造詣も深く、クラブに対しての拘りも多いんですね。

ウェッジの名作と言われるボーケイやクリーブランドはもちろん、1本10万円程度する高級メーカーのウェッジやスピンがすごいとか抜群の抜け!!といったウェッジを見る機会が多いわけです。

もちろん見るだけでなくバラすことも多いので、構造的な部分にも目が行きます。
また、MOIマッチングを本業として行う前はポニーキャニオンというゴルフ業界とは全く無縁の業界でしたからソールが広い=抜けが良いといった先入観も全くありません。

HAYABUSAの場合、こうした多くの名作や意欲作、自信作といったクラブを見てきたこと、そしてクラブMOIという”抵抗”を物理的な視点から見ることが出来ていた事、更には変な先入観も無いという事から開発できたと言っていいでしょう。

なんも考えること無く単にリシャフトしたりバランス合わせでクラブを組んでいるだけではHAYABUSAのファルコンソールは絶対に生まれませんでした。


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HAYABUSAのソール形状。

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HAYABUSA以外のウェッジのソール形状。

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ヌケが良く優しいと言われるウェッジのソール

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一般的なウェッジのソール


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HAYABUSA AWのソール

HAYABUSAは高額です。
LimitedForgedは1本75,000円もします。
(ノーマルバージョンは1本45,000円ですが、AW1本を残して製造中止→秋から冬にかけてもう少し安いバージョンに移行する予定です。注1)

でも、この性能のものを作るためには大量生産は出来ませんし、ひとつひとつ何時間もかけて手作業で研磨し磨き上げてようやく完成します。
そこには単なる鉄の塊とは違った魂と言えるものが吹き込まれています。

そうしたことから三木龍馬プロのような有名メーカーから支給を受けているプロゴルファーからも「プロとして良いものだから(HAYABUSAを)使わざるを得ない」といった高い評価を受けています。

プロに支給しているのは実はHAYABUSAノーマルバージョンです。
LimitedForgedでももちろんルール適合ですが、世界初の特殊ミーリングでミーリングだけで普通のウェッジが楽勝で買える値段になるため、プロと言えどもノーマルバージョンしか支給できませんから。

つまり、日本プロで10位以内(初日ですが)に入るようなトッププロよりもすごいウェッジを使えるという点ではプロ支給以上のクオリティのものを使えるチャンスなのです。


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それってHAYABUSAと同価格帯のウェッジと比べても考えにくいことです。

そうした価値とその性能を理解していただければ、HAYABUSAは逆にバーゲンプライスだと私自身は考えています。
実際に1本75000円でようやく少し利益が出るというバーゲンプライスなんですけどね(^^;;



お買い求めはこちらからお願いします!!

BoseIronFactory WebShop https://longiron.net/

HAYABUSAは高価なウェッジです。

高ければいいということでは無く、性能を高めていったら高くなってしまったというのが正直なところですが・・・。

ではどのようにして作っているのかをここで再度おさらいしていきましょう。


1.HAYABUSAの原型

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こちらが荒鍛造から、刻印入れ、フェースミーリングをしたものになります。
この状態での重量は335g位あります。

この状態で大まかなロフトライに曲げてまずは姫路の共栄ゴルフ工業の工場長でもある日本有数の研磨職人岡村さんによって研磨されていきます。




2.ヘッドの到着
フェースミーリングと岡村さんによる研磨が終わった段階でヘッドは一旦BoseIronFactoryに到着し、ご依頼を待ちます。

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ご依頼を待つHAYABUSA LimitedForged




3.ロフトライの決定~曲げ
標準で52度’AW)、58度(SW)となっていますが、ノーマルバージョンもLimitedForgedもオーダーの会った形で曲げていきます。
曲げの限度はそれぞれ各2度となっています。
曲げに関してもちょっとしたこだわりがあります。通常の工房さんだとロフトライマシンに付いている分度器で角度を測りますが、ロフトライマシンでの計測ではHAYABUSAの丸くなっているソールでは性格に測ることが難しいんです。
ですので、ヘッドスペック計測器というヘッドのロフトライ等を測る専用の計測器で正確に計測してロフトライマシンで曲げ、曲げた量だけロフトライマシンで計測。そして再度ヘッドスペック計測器で角度を正確に計測するという形で行います。
1回で済ませているところをこうして3回測ることでより正確な曲げが出来ます。



4.研磨~磨き
2度変えていくと見え方も変わってきますし、肝心のソールも当たる部分が変わってきます。
また、曲げる時に曲げ痕も残りますので、ファルコンがもう一度研磨します。
HAYABUSAの性能を知り尽くした人でなければソール形状に込められた秘密は分かりませんので、たとえ標準の52度と58度であっても研磨は必ず行います。
研磨が終わると磨きの工程です。

磨きはソール表面を磨き上げることでなめらかにしてメッキの厚みを均一にさせ、引っかかりを防止するということと、研磨による細かなキズがないかを確認するために大切な工程です。
実際の磨き工程では、研磨の時にグラインダーで付いたキズを研磨輪というサンドペーパーがリング状になったもので荒目(180番)から中目(400番)、細目(1000番)という順番に研磨輪にかけていき、その後サンダーの1500番で表面をなめらかにします。
その後はバフがけしますが、バフも麻でできた荒目のもので白バフをかけた後に、コットン100%の柔らかく決めの細かいバフで青バフをかけていきます。

磨きの途中で細かなキズが見つかった時は再度研磨輪の180番からやり直し。
ただこのやり直しは1回しか行なえません。
180番と言っても多少は削ってしまいますので、そうそう何度も行うことは難しく、1回で出来なかったらそのヘッドはもう使えないものとして捨ててしまうからです。

ちなみにこの研磨と曲げの工程でヘッド重量が変わってきますので、共栄さんでの研磨はその分重めにしてもらっています。
クラブMOIが低めのお客様に関してはこの研磨~磨き工程でヘッド重量そのものを軽めになるよう研磨しています。




5.メッキ出し
HAYABUSAの場合、黒染めやノーメッキでの組み上げはあまりお薦めしておりません。
メッキするとスピンが減るということも言われていますが、HAYABUSAの高い性能を長く使っていただくにはメッキをしたほうが長く使えますし、メッキしたほうがソールの滑りも多少良くなりますから、見た目だけでは無いんです。
メッキに関しては通常のサテンメッキ(ノーマルバージョン)と薄めのガンメタっぽい特殊メッキ(LimitedForged)となっています。
LimitedForgedの特殊メッキは、通常のサテンメッキに比べて表面硬度は弱いのですが、滑りは通常のメッキよりも良いので高価ではありますが特殊メッキを採用しています。



6.組み上げ
HAYABUSAの組み上げはいつも通りの組み上げ方ですが、いつも通りの組み上げと言っても他の工房さんとはちょっと違います(^^;;
0.1g単位でホーゼル穴掘り下げて重量調整をしたり、0.1mm単位で何度もシャフト削ったりという工程もありますので、普通に組み上げるよりも3~4倍の時間と労力がかかりますから(^^;;


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そうして時間と手間をかけ、全ての部分で最高を目指したのがHAYABUSAです。
メッキとフェースミーリング以外はノーマルバージョンもLimitedForgedも全て妥協せず魂込めて作っています。
その甲斐もあってか、ご依頼いただきましたお客様には(プロも含めて)皆さんにご満足頂いている状況です。
特にBoseIronFactoryの場合は、ゴルフクラブにこだわりの強い、目の肥えた方ばかりですので、そうしたお客様からご満足いただけるウェッジであることは、とてもありがたいことであります。
(多くのお客様が「良い」と言われるウェッジやクラブを使った後にHAYABUSAのご依頼を頂いていますので)

一般発売モデルはLimitedForgedで1本75,000円、ノーマルバージョンで1本45,000円となっていますが、それでも時間と手間暇のことを考えると決して効率の良いものではありませんので、どうかご容赦いただきたく。

そんなHAYABUSAですが、最長で1年半待ちだった状況からようやく上記2のヘッド在庫が持てる状況になっております。
それでも3からの工程がありますので、1ヶ月半から2ヶ月はお待ちいただきますが、ぜひぜひよろしくお願いいたします( ´ ▽ ` )ノ

今度はHAYABUSAのご感想をアップさせていただいちゃいます。

ポイントは目立つようにしております(^^

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いただきましたHAYABUSAのSWを使って3月からこのGWにかけてラウンド5回してきましたのでその感想を。

 

一言、最高です!

シュッと締まってFAストレートの男前の顔立ち。

スピン掛けてねと語りかける長めのホーゼル。

構えた時に見えるその姿に私は見惚れてしまいました。

そしてなんといっても実戦に強いこと強いこと。

薄芝、雑草の中、深いラフ、締まったバンカー、ふかふかの砂丘みたいなバンカー・・・場所関係なし。

まったく引っかからず突き刺さらないし、跳ねもしない、抜群の抜け、そして気持ちいい振り心地。

文句のつけようがないですね。

実は、届いてすぐに行った打ちっ放し練習場で「なんか普通・・・」と感じていました。

それが現場でこんなに働いてくれるとは。

そのおかげか、緩んでダフッて跳ねてトップという、今までよくしていたミスが激減。

グリーン周りがなんとも楽しくなりまして、自信もって打っていけるようになりました。

いいものをいただきました。

大事にメンテして、実戦で酷使していこうと思います。

本当にありがとうございました。


~~~~~~~~~~~ここまで~~~~~~~~~~~

いや、マジに、ホントのところ、
実は、届いてすぐに行った打ちっ放し練習場で「なんか普通・・・」と感じていました。

それが現場でこんなに働いてくれるとは。

この部分ってホントそのものなんですよね・・・。

先日の滑るソールとの違いは練習場の硬いマットの上からでは感じにくいんです。

このあたりはMOIマッチングと多少似たところがあって、MOIマッチングが実際にご自身専用に調整されたものでなければその真価が分からないように、HAYABUSAもまた実際に芝の上などのラウンドそのものでのシチュエーションで真価を発揮します。

HAYABUSA自体の、今までに無いソール形状からかなり高価なウェッジと言えますけれども、その中に詰まっている原価や開発までの苦労や開発費を考えると一般発売用の価格でようやくほんの少し利益が出てきます。この価格だったらあと2,000セット販売してようやく少し利益が出るくらい(^^;;

もちろん原価を下げる努力もしていきますが、吊るしのウェッジを何本も買い換えるよりHAYABUSAにしてしまうほうが結局の所安上がりで効果があるかもしれませんね(^^;;


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いきなり写真の羅列ですみません。

御覧頂いたように、季節や時間、天候によって、これだけ景色が変わってくるのが、ここ弟子屈です。

そしてBoseIronFactoryのある奥春別という地域は、弟子屈の市街地から6~7キロしか離れていないのに市街地と比較すると何倍も厳しい環境の中にあります。
(BoseIronFactoryで立っていられない程の強風でも市街地はそよ風程度だったり・・・)

地元北海道の人でさえ、BoseIronFactoryのあるところには絶対に住まないというほどなのです。


大好評を頂いているHAYABUSAウェッジは、こうしたゴルフ工房がある所の中で日本一とも言える過酷な環境で何万回ものテストを繰り返されたからこそ、作ることが出来たのです。

過酷な環境の中、豪雨だったり、立つのも難しい強風であったり、サラサラの粉雪やベトベトの湿った雪の中でもテストをしました。
本当に様々な天候で、ありとあらゆるライからテストを繰り返しました。

唯一行っていないのは、人工芝のマットの上でのテストくらいです。


そうしたテストを繰り返すことで、どんなライであっても抜群の抜けを実現するウェッジが作れたのだとおMOIます。

接地部分を点とすることで抵抗を減らし、更には玉子を半分に切った形とすることで流体力学的な抵抗も最小限にしていくという基本コンセプトを決定し、削っては試打、また削っては試打。

そうして3年もの歳月を経て、HAYABUSAは作られています。


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