通常のHAYABUSA Ironは見た目の精悍さと逆にキャビティ並みに優しく、且つコントロール性もある事で非常に好評なのですが、マッスルバック形状を元としているためにどうしても難しいイメージが先行してしまう方もいらっしゃいます。
そのためBoseIronFactoryではJCM-03CAVITYもラインアップしているのですが、やはりHAYABUSA Ironの直系でのアイアンが欲しいと言う声が高かった事も事実です。
JCM-03CAVITY
そのためHAYABUSA形状でのより優しいアイアンをここ数年考えていたのですが、なかなか元となる鍛造が見つからず、イチから作る事も考えつつ、私自身も悶々とした日々を過ごしていたのですが・・・。
ようやく見つかったんです( ´ ▽ ` )ノ
しかもポケットキャビティです。
一般的に軟鉄鍛造をポケットキャビティとする場合は、ポケット部分を後から溶接して付けるのですが、このポケットキャビティは溶接では無く、高い技術力が要求されるCNCミルドによるポケットです。
ソール幅も広く、フェースも大きいので構えた際にとても安心感があります。
また、グースもある程度取ってあるので、グースから安心感を受ける人も多い。
(グースに関しては捕まりが良くなると言う考え方もありますが、個人的に理論的に捕まりが良くなるとは考えてはいません。安心感という面のほうが強いです)
この鍛造の場合、ソールの厚みも十分にあるので、HAYABUSA Ironのアイデンティティであるバックフェースの窪みも十分作る事が出来ます。
ポケットキャビティで既に十分なミスヒットに対しての寛容性は有りながら、更にバックフェースの窪みを設ける事によって、上下だけで無く左右のミスヒットへの寛容性も現状考えられるアイアンでMAXと言える寛容性があります。
試打は順調に進んでいますが、飛距離も優しさも、そして打感もとても良い形で進んでいます。
また、このアイアンはタケ小山プロの戦友である浦東塾長にも試打して頂き、共同開発という形で進めて行くアイアンとなります。
まだ最終的に決定したわけではありませんが、HAYABUSA PC Ironの番手構成は以下の形で考えています。
4~PWの7本に加えて、ストロングロフト設計ですので、ギャップを埋めるGWの全8本。
6~GWまでの6本が基本セットで、5番と4番はオプション設定。
画像はHAYABUSA PC Ironに使う予定の番手の刻印です。
番手刻印のフォントにも拘りを持つのがBoseIronFactory流ですね(^^
まだまだ試作とテストを繰り返して行きますが、今年中に何とか発売開始出来るよう開発を進めておりますので、皆様ご期待下さい!!