ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

March 2016

全体を写すとちょっと見にくいですね。

ワンレングスアイアン579スペック


ワンレングスアイアン579スペック2


ワンレングスアイアン579スペック3

ワンレングスアイアン579スペック4


という組上げとなりました。

クラブMOIが同じ5番と9番、7番も0.5kg-cm2しか違わないということで、これではどなたも目をつぶって振ったら全くわかりません。

重量的にも誤差と言えないくらいの差ですから、長い9番、短い5番という"違和感"さえ払拭できれば全く問題はないと考えられます。

更に驚くのは、振動数が0.01CPMしか違わない5番と7番、そして0.5しか違わないという点。

振動数は5回計測しての平均ですので、平均してこうした数字が出るのは非常に興味深いことと言えるでしょう。




実際に打ってみたSさんの感想では飛距離の階段もキチンと出来ていたということですので、面白いことになるやもしれませんね。






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お預かりしてから10日〜2週間程度でMOIマッチングは完了いたします。
現在4月10日以降の作業ご予約日程が空いております。

通常は4~10(PW)のセット販売なのですが、製造元の特権ということでとてもレアな番手構成で作成です。

アイアンが8番からで、その上はUTと3w、Drというセッティングのオーナーです。


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5年ほど前の私でしたら、おそらくお受けしなかったセッティングですが、ファルコンまつばらと松原学は別人格ですので・・・(笑)





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雪が溶けてくると、いろいろなものが見えてきます。

一番見たくないものの代表としては、


見るも無残なD型倉庫・・・(泣)



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最後の写真なんて、元々D型倉庫の中だった場所から撮った写真ですよ・・・(泣)

50坪の倉庫が20坪くらいになっています(泣)



続きましては、雪解けの時にどうしても出来てしまう水たまり。

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摩周湖位の水たまりになれば笑えるのですが・・・。


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取付道路もグチャグチャ・・・

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宅配の方、その他我が家にいらっしゃる方、端っこを通らずに真ん中通ってくださいね(^^;;

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おまけ。
D型から離れたところで見つけたD型の屋根の破片・・・(泣) 

ブライソン・デシャンポーの活躍で注目されるワンレングスアイアン。

BoseIronFactoryでは先日もお伝えしたとおり実際に制作して検証をすることとしていますが、5・7・9番の3本でご依頼いただいたS様分のワンレングスアイアンが完成いたしました。

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並べ間違いましたね(^^;;
真ん中が5番、左が9番、右が7番です。 
 

製造公差で若干の重量・ライ角の違い(と言っても±0.2g、0.3度)がありましたのでこちらで修正して組上げました。

同じ長さでロフト以外は見分けがつきにくいのと、シャフトの重量公差を相殺するためソケットを変更しています。


今回はS様がいろいろな人に試してもらうということで多くの方が打ちやすく感じるMOI値にしておりますが最終的にはS様の適正MOI値に組み直す予定です。


今回はあえて1本だけ仮組み時のクラブMOIを計測して後の2本は重量等を全く同一にする以外はMOI値を計測せずに組み上げたのですが、3本とも誤差と言えない位の近接したMOI値になったのは非常に興味深いことといえます。 


詳細なスペックは次回に載せますが、実際にワンレングスアイアンを作ってみてクラブMOI理論が正しく、そして考えていたとおりであることを確認できました。



引き続き3-PWの8本のワンレングスアイアンの製作に入ります。




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1回溶けかかって、

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また積もって・・・

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また溶けてきて・・・

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更に溶けて・・・

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だんだんと暖かくなり、

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春の息吹を感じ始める・・・

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かな?

イマココ。





 

BoseIronFactoryの本社のある横須賀もそれなりに田舎ですが、弟子屈は日本でも屈指のド田舎です(弟子屈の皆さんごめんなさい)。

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TeshikagaBranchはこの写真の場所にありますが、一番近いお隣さんでもBranchから250ヤード離れていますが反対側のお隣さんはこの写真よりもっと先で1100ヤードほど離れています。

横須賀本社は50坪位ですがTeshikagaBranchは敷地だけでも約2,000坪ありますから7番アイアンでフルショットしても問題ないくらいの広さです。

そして周りはどこまでも続きそうな牧草地ですから仮に朝からどんな爆音を立てて作業したとしてもクレームを付けるのはエゾシカやキタキツネやエゾユキウサギくらいですし、たまに野良のタンチョウが「クルックゥ~ッ!!」とクレームを入れてくる位かと思われます。

まだまだTeshikagaBranchの機能が完遂するまでは時間がかかります。
ですが、この弟子屈を選んだのには大きな意義、いや、むしろ野望と言ってもいいくらいの選択です。


土地が安いので弾道解析に頼らず実際にフルショット出来る試打環境のあるFactoryを作れます。

クラブ開発にあたっては製作~試打~調整~試打という行程をシームレスに行うことでより実践的で効果的なクラブ開発が可能です。

釧路空港、 中標津空港、女満別空港と3つの空港から1時間半圏内という立地です。

冬以外の季節は1日の中に四季があり、且つ真夏でも日中20度を下回ることもある冷涼な気候でスコットランドに近い気候条件です。

工場・工房としての敷地や建物を建てることも土地があるのでそれほど難しいことではありません。

来ていただいたゲストにお泊り頂けるゲストハウスも建てることが出来ますし、弟子屈カントリーまでは車で15分、日本最高のリンクス根室ゴルフクラブまでも充分日帰り圏内で他にもたくさんのゴルフ場があります。

ゲストにくつろいで頂ける温泉も豊富にあり、摩周湖や屈斜路湖、硫黄山、釧路川などの観光スポットで家族サービスももちろん出来ます。

クラブMOIマッチングを学びたいクラフトマンにも試打・体感~クラブMOI理論研修~実際のクラフトという行程をシームレスに行えることでより効率的で効果的なものとなります。


タイトリストを有するアクシネットの試打・開発フィールドはおおよそ3万坪の敷地だということですが、ここ弟子屈であれば3万坪以上の土地、しかも牧場跡地で整地不要の土地が頑張れば購入できる価格でありますから、アクシネットと同等の規模のテストフィールドを持つことが可能です。




そこまで行うのはまだまだ先は長く、何年もかかりますけれども、壮大過ぎてやはり野望ですね~(^^;;



 

「今までのマーケティングでうまくいかないなら、ワクワク系マーケティングをやってみませんか。例えばこんな雪深い過疎地で過去50年で最高売上を続けているスーパーがあります。」


うちのほうが田舎だ(笑)


という広告をたまに見るのですが、うちのほうが田舎だと思うの。


だって、この写真店の周りに何十件もの民家があるじゃないですか?



その点、ウチなんてBBCやCNNが映像を買いたいと言ってくるほどの超絶ど田舎です。



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ウチなんて、ウチなんて、ウチなんてぇ~~~~~っ(笑) 

現在新規でお作りしているフルセット。

ありがたいことにオーナーから全ての選択を任せていただいております。

ヘッド、シャフト、グリップに至るまで全てお任せということで非常にやりがいもあると同時にプレッシャーもかかる作業です。


ウッド類のヘッドはmuziikのOnTheScrew、アイアンはJCMOのJCM-03Cavity、ウェッジは三浦のPP-W01という構成ですがシャフトの選択で迷うところです。

アイアンとウェッジのシャフトはNSで行くこととしましたが、ウッド類のシャフトでいろいろと悩みました。
スイングを拝見して手元がしっかりめでありながらもあまり全体が硬くないシャフト。
ある程度のトルクもあって、且つ暴れないシャフト。

そこで選んだのがジオテックゴルフとフジクラのコラボモデルであるMUSO-XDBです。

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税込みでも10,000円台のシャフトですがボリュームゾーンである40,000円プラス税のシャフトと遜色の無い、逆に上回る部分も多いシャフトです。
正直高いシャフトのほうが利益は出ますが、お任せいただいた以上は価格やブランドだけでなくオーナーにとって一番いい形でクラブをお渡ししたい。

そんな考えのもと、イメージにとらわれることなく組上げていきたいと思っております。

オーナーにとっても安くて良い物が出来れば一番いいのですからね。






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一度でもご自身の適正MOIでのMOIマッチングを体験してしまうとなかなかスイングバランスの世界に戻れない(といいますか戻る気もなくなる)ために新しくクラブを購入されるとシュリンクも破かずにそのままBoseIronFactoryにご依頼いただく方がたくさんいらっしゃいます。

 こちらとしてはそれも光栄なことなのですけれども、少しばかり恥ずかしいということもあります。
また、シュリンクを自分で剥がす時には何か気持ちが良いといいますか、何か新しい物を買ったんだと言う新鮮な気持ちになれるのではないかと思うのです。

そんなこともあってオーナーからお預かりして調整する大切なクラブなのにもかかわらず、私が新品のシュリンクを破ることにはちょっとした抵抗があります(笑) 


当然シュリンクを破かずにキチンとしたMOIマッチングは出来ませんので破いて作業をするのですが、 オーナーご自身にもシュリンクを破る気持ち良さを味わって欲しくて、今回は勝手ながら再シュリンクさせていただきました。
以前同様に再シュリンクしたクラブのオーナーより「シュリンクはがさないで作業したのですか?」というお問い合わせを頂いたのですが、作業するにあたってはもちろんシュリンクをはがして行いますので、ご安心くださいね。


なお、新規でクラブをご発注頂いた際もシュリンクをはがして組上げを行いますが、新規組上げの場合はヘッドだけでなく、グリップにもシュリンクをしてからお渡ししております。


シュリンクをするのは傷防止だけではなくて、シュリンクをはがす楽しみもあるかと思いますので(^^;;

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再度行ったシュリンクのほうがシュリンクに厚みがあるんですね(^^;;



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現在4月5日以降の作業ご予約日程が空いております。




BoseIronFactoryはクラブMOIマッチングの専業メーカーでもあります。

既にJCMOブランドにてMOIマッチング専用ヘッドを製造・発売をしていますが、クラブMOI計測機を所有し、計測方法のノウハウが無いと不可能であったクラブMOIマッチングをもっと一般的なものにするためにどのようにしたらいいのかをずっと考え続けてきました。


上記のヘッドはそんな難しいクラブMOIマッチングをクラブMOI計測機無しで簡単に実現しうるヘッドです。

この構想自体はもう4年ほど前から持っていたのですが、なかなか実現が難しく躊躇していたところ(自主?)契約アマであるSさんから背中を押され、テストのために作ってみました。

実際に発注したのが昨年の11月位でかなり時間はかかりましたがその分良い物が出来たと自負しています。




一番上の5番、7番、9番のヘッドは組上げてSさんにお渡ししますが同スペックで3番から10番(PW)までをテスト致します。


これらのヘッドのスペックは・・・・


全米アマを征したブライソン・デシャンポーと同じコンセプトの、ロフト以外全て同じ。
というヘッドです。

7番アイアン合わせで、ヘッド重量、ライ角が全く同一ですから、シャフトも7番用を使用して全て同じ長さに組上げます。

当然クラブMOIも(ほぼ※1)同一になりますので、振り心地は統一されます。

0.5インチの長さの違いによるヘッドスピードの違いはもちろんありませんが、0.5インチ伸びたからといって常識通り0.5m/sヘッドスピードが速くなることはありませんから、飛距離の階段も大きな変わりなく出来るものと考えています。



ただ、このヘッドのためのシャフトが届くのは週明けになりますので、実際に組上げてから様々な面で検証を行っていきたいと考えていますので、詳細はもう少しお待ち下さい。






※1:シャフトの重量公差やヘッドの重心の微妙な違いによって完全に同一になることは理論上あり得ません。ただし完全に同一にならないと言ってもゴルファーが感じ得る限界以下にはなるはずです。




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現在4月5日以降の作業ご予約日程が空いております。本格的なゴルフシーズンになりますと非常に込み合いますのでお早めにご相談ください。

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