ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

July 2018

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すみません。
まだ写真はこれだけしかお見せ出来ません(^^;;

HAYABUSAアイアンの粗鍛造です。

昨日、この粗鍛造が届き、夜を徹して(他の作業ももちろんございますが)、研磨しています。

まず、8月中旬までにイメージ通りに研磨してみてテストを行います。

そしてそこからが長いんです(^^;;

研磨しては試打、研磨しては試打という行程を延々と・・・。

BoseIronFactoryの試打スペースだけでなく、弟子屈カントリーや釧路カントリー、そして根室GCのありとあらゆるライから試打を繰り返すこととなります。

もちろん鍛造型も1つでは足りないので、何セットかを発注しているのですが、それでも足りなければ追加で発注することになりそうです。



まぁ、そうした苦労話よりも皆さんはどんなアイアンになるのかのほうが気になるでしょうから、この鍛造型の特徴とそこからどうHAYABUSAアイアンに持っていくのかをお話しましょう。


まず、形状ですが、オーソドックスなマッスルバックです。
マッスルバックは難しいというイメージがあるでしょうが、HAYABUSAアイアンですから、実際に使ってみるとそのイメージを180度変えてみせます。

マッスルバックでありながら、キャビティ以上の低重心で、フェースも大きい。
そしてもちろん芯も広い、優しいアイアンにしていきます。

トップラインも薄く、ストレートネック。
見た目からするととても難しいアイアンに見えるでしょうが、実際には芯も広く低重心でとても優しいアイアンとなります。

そして何よりもHAYABUSA譲りのソール形状になりますから、どんなライからであっても抜群に抜けが良く、抜けが良いためにライによってフェースがかぶったり開いたりすることも無い。


HAYABUSAウェッジを使ったことのある方ならお分かりになるかと思いますが、HAYABUSAウェッジがその圧倒的な性能からウェッジの革命を起こしつつあるように、HAYABUSAアイアンに関してもものすごいものにしていきますし、そうならなければ発売はしません。


ただし、価格的にはそれなりのものになってしまいますが、性能以外の部分に関して見た目のギミック的な部分は考えていませんし、HAYABUSAウェッジと違ってスピン性能を高めるためのフェースミーリングは行わない予定です。
ヘッド1個あたり25,000円をメドにしていますので、4-PWの7本セットでクラブ組み上げ価格として22~25万(シャフトによる)くらいで作れるようにしたいと考えています。



発売時期は・・・。

まだ何とも言えませんね(^^;;
これからが長いので(^^;;

クラブMOIマッチングを教えて欲しいというクラフトマンが最近多くなってきているようで、JCMOへの問い合わせもかなり増えてきております。

でも、MOIマッチングって、けっこう大変なのです(^^;;
一切妥協せず、一切手を抜かずはもちろんなのですが、MOIマッチング自体にかなり高い技術力が要求されます。
そしてMOIマッチングの考え方や理論的な部分がキッチリ分かっていないと適正なMOIを導き出すことも難しいんです(そのためにBoseIronFactoryではお客様からのMOI値の指定を一切承っておりません=お客様がご自身の正しいMOI値を理解されているようであれば私達の仕事はなくなりますので)。

実際に私自身も「あぁ、どうせこの程度ならわからないし良いんじゃないかな?」と思うような部分でさえも何度もやり直しをすることもありますし。

そんなことを絶対にやり抜いているからこそ、一定以上の高い品質を維持できていると思いますし、ご感想を頂いた方からは100%のご満足を頂いているのでしょう。
そして100%のご満足を頂いているからこそ、ほとんどのお客様がリピーターになって頂いていると思っています。




そんなこんなで、MOIマッチングの品質を落とさないためにMOI関連のワードは登録商標にしています。

勝手に使うと商標法違反になるのでご注意くださいね(^^

品質を落とさないためですから、こちらで確認をさせていただければ無償でOKです。

品質確認を含めた、MOIマッチングのセミナーも無償で行っております。

MOIマッチングセミナーは最低でも丸一日かけて行います。
丸一日かけて行うということはBoseIronFactoryも一日分の売上を失うことでもあります。
(実際には準備もあるので1日半はかかりますが)

売上を失って、かつ同じMOIマッチングを出来る工房さんを増やすわけですから、ライバルを増やす作業を積極的に行っているということですね(笑)

その時点で「はぁ?そんな事するなんておかしいでしょ?無償でやって後で大金取るってパターンでしょ」と思われる方もいらっしゃいますが、JCMO認定店になっても今の所1円も頂いておりません。

では何でそんなことをするかというと、私の師匠(KURO超師匠)以外の人にはMOIマッチングでは未来永劫絶対に負けない自信があるから。

BoseIronFactoryは昨年だけでも2,000本以上のクラブのMOIマッチングをやっていますし、その中で日々研鑽を積んでいるので、私自身のスキルも日々ブラッシュアップされています。

こうしてブログを書くことも考え方をまとめたりする上でとても有用ですし(そのため、「このヘッドでこのシャフト、このグリップで何インチに仕上げました」というようなブログが無いんです)、申し訳ないですが他のどの認定店よりもMOIマッチングに関しては自信を持っています。

MOIマッチングの総本山的な存在とも言えるので、ライバルと言うよりは仲間が増えるという認識ですね(^^;;



話がそれました(^^;;

商標のお話に戻しますね。

MOIマッチングが非常に面倒で、でもその面倒をしっかりやらないと、一定以上の品質を保てない。
一定以上の品質に拘っているからこそ、その品質を確認するための方法が必要になってきます。MOIマッチングというワードを正規に使っているところなら、多くのお客様が安心してMOIマッチングをやっていただけるように。


さて、取得しているMOI関連の商標は、クラブMOIマッチング、MOIマッチング、クラブMOI、MOIチューニング、MOIの5ワードですが、MOIに関してはキャスコさんがスポーツ用具(ゴルフクラブ)そのものに関しては先に取得しておりますので、JCMOとしてはスポーツ用具(含む:ゴルフクラブ)の修理(調整)に関して取得しています。

MOI以外の4ワードに関してはゴルフクラブを含めた商標の取得をしております。

従いまして、JCMOに無断で上記のワードを使用してゴルフクラブの調整・組み上げをすると商標法違反となりますのでご注意ください。


一番下に書いたように、商標法違反は結構重い罪になりますので、いくら無償と言ってもファルコンに断りを入れるのは嫌だと言う方はMOIという言葉のご使用はお控えくださったほうが無難です。


また、JCMOのホームページ(https://www.club-moi.org/)の認定店以外に記載されているお店(クラフトマン)以外のお店には商標の使用を認めておりませんので、認定店以外のお店でMOI関連の商標を使っているところは全て商標法違反のお店になります。

もし、マナーを重んじるゴルフに関わる方で、違法行為をやっているところがありましたらファルコン個人としても非常に悲しく思うものであります。





商標法違反は秘密保持命令違反を除き、告訴がなくても起訴ができる非親告罪です。
商標法第78条によると、商標権を「侵害した」場合は10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金となります。一方、商標権を「侵害したとみなされる行為をした」場合には、5年以下の懲役または500万円以下の罰金になります。両方のケースとも、懲役と罰金が併科される場合もあります。

昨年のドライバー&UTのソールのテストに引き続き、今日・明日と某メーカーさんのテストにお付き合いです(^^

昨年も今の時期だったかな(^^

昨年テストしたドライバーは無事今年のはじめに発売され、BoseIronFactoryでもものすごい数の組み上げを行いました(というか今まさに組んでいます)。

UTに関しても、お勧めしている甲斐(?)もあり、多くの方がそのオプションソールをお選びになっています。

今年はアイアンのテストと言うことで、ファルコン自身も期待大です(^^)v


なぜ期待大なのかというと、(まだ見ていないので不明ですが)もしかしたらHAYABUSAのFALCONソールに近いアイアンもあるはずなのです(^^

昨年のテストの時にそのメーカーさんにHAYABUSAを打ってもらったところその抜群の抜けにエラく感動され、今年はじめにそのアイアンのお話を聞いた時にHAYABUSAを1セット差し上げたので(^^



hayabusaソール

まいどまいど同じことをお話して耳タコかとはおMOIますが、ゴルフクラブの開発で大切なのはタフな環境でのテストだと思っています。

実際に打つ環境というのは様々なシチュエーションがあります。

ドライバーはティーグラウンドからティーアップして打つことを前提としていますので、まだいいのですが、ドライバー以外のクラブって芝の上はもちろん、ディボットのような土がむき出しの場所だったり、深いラフだったり、ベアグラウンドだったりする訳です。

それなのに手入れされたフェアウェイだったり、フェアウェイよりも水平で安定したライであるマットの上からのみテストされていたら?

自動車のテストでも綺麗に舗装され、凸凹の無い高速道路やサーキットみたいなところだけでテストするわけじゃないですよね?
キレイな舗装の上だったり、荒れた舗装だったり、フラットダートだったり、砂利道だったり、しまった雪の上やアイスバーン等々の様々な環境でテストしてこそ、様々な道を安心して走ることの出来る車が出来上がります。

ゴルフは優しいライばかりではありませんし、芝だって様々な種類があります。
バンカーだって、硬くしまったバンカーやモフモフの柔らかいバンカーもありますし、どれだけ砂を入れているかによっても変わってきます。

弟子屈にBoseIronFactoryがあるのは、色々な環境でかつタフなシチュエーションを弟子屈なら作れるから。

それと同じことで、弟子屈カントリーや根室ゴルフクラブには本当に色々なシチュエーションがあるんです。

そうした様々な環境の中でテストされ、ブラッシュアップされたクラブと、マットの上でほとんどの開発が完了したクラブがあったら、果たしてどちらがより良いクラブになるでしょうか?



そのあたりは皆さんの中に正解があるのだと思います(^^


まぁ、いくらこの開発に協力してもBoseIronFactoryに安く入ってくる訳でも無いですし、特許使用料みたいなものが入ってくるわけでもありませんけれども(笑)、こうして協力することでこのクラブのことが誰よりも分かるようになりますから、それは他のどの工房さんよりアドバンテージにはなりますね(^^



ちなみに本家本元のHAYABUSAアイアンは間違いなく凄いことになるので、そちらもご期待下さいね(^^)v

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真夜中のepon祭り好評開催中です(*´꒳`*)


注:BoseIronFactoryは eponの取扱店では無いんですけどね(^^;;

関西初のJCMO(日本クラブMOIマッチング機構)認定店が誕生しました。

神戸のOtiey Golf Islandさんです。

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認定クラフトマンの川崎さんは神戸からわざわざ弟子屈までMOIマッチングを学びに来られました!!

お近くの方は是非行ってみてくださいね!!
お店の住所等は以下のJCMOオフィシャルサイトから御覧ください!!

マッスルバックは難しいと皆さんお考えのことと思います。

BoseIronFactoryにご相談に来られたり、お問い合わせを頂く度にお話しているのですが、マッスルバックは難しいけれど難しくありません(^^;;

まず難しさを構成する要素として、

1.「マッスルバックはヘッドが小さいのでスイートスポットが小さい。」ということがあります。

次に、

2.「マッスルバックは重心が高いので球が上がらない」という点かと思います。

ではJCM-01BLADEとキャビティの代表格である三浦のCB-2007の大きさを比べてみましょう。


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7番アイアンです。

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  CB-2007   JCM-01BLADE

A:73.5mm    71.4mm
B:55mm     55mm
C:53mm     53.5mm
D:31.5mm    32.0mm
E:67mm     63mm
F:29mm     31~35mm(MOI値による)
G:13.7mm    13.62mm
H:9.1mm(9.3mm) 9.2mm(9.4mm)

CB-2007は公表値、JCM-01BLADEは実測値。

Aのフェース長さに関してはCB-2007のほうが2.1mm長いのですが、Bの実質的な有効打面長は同一で、Cのトゥ側のフェース高とDのヒール側のフェース高ではJCM-01BLADEのほうが若干大きくなっています。

大きさ的にはほぼ互角と言っていいでしょう。
次に重心高に関してですが、CB-2007のソール幅が18.6mm(実測)なのに対してJCM-01BLADEは16.3mmと2.3mmソール幅は狭くなっています。

この点では確かに重心高がJCM-01BLADEでは負けていますが、注目すべきはE~Hの数値です。
Eのホーゼル長が4mm短く、Fのホーゼル穴深さは2mm~6mm長い。
Gのホーゼル外径も若干細くて、Hのホーゼル内径は0.1mmですが広い。

ショートホーゼルで、ホーゼルの深さも深く、かつ、薄いホーゼルとすることでマッスルバックでありながら重心を極力低くするように設計しているんです。

結果どういう事が起きるかと言うと・・・。


実測での重心高は・・・・。



CB-2007が21.8mmなのに対して、JCM-01BLADEは21.0mmという結果に・・・。

三浦さん、ごめんなさいm(_ _)m


ちなみにJCM-01BLADE以外の弊社マッスルバックではDoMアイアンがありますが、もうDoMの方はヘッドも小さく超ロングホーゼルですので、マッスルバックのイメージ通りの高重心で難しいアイアンだと言えます(まぁ、でも皆さんがお考えになるほど難しくはありません)。


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これぞマッスルバック!!
というタフな見た目ですが、FOR CLUB MOIの文字の下の部分を大胆に落とすことで低重心化に貢献しています。


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HAYABUSAほどではありませんが、ラウンドしているヌケの良いソール形状です。


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一見普通のマッスルバックですが、様々な工夫が詰まっています。


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難しそうに見えますが・・・



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極薄のトップブレードも低重心化に大きく貢献しています。


なお、重心距離ですが、CB-2007が36.9mmに対してJCM-01BLADEは32.3mm(それぞれ)実測。
CB-2007が460ccなどの大型ヘッドのドライバーとの相性が良く、JCM-01BLADEはRODDIO CompactDriverのDeepBack(32.5mm)とほとんど変わらない重心距離でヘッドの返りが良く、相性も良いことが分かります。

「マッスルバックは難しい!!」と思わせておいて実はキャビティとほとんど変わらない優しさを兼ね備えているのがJCM-01BLADEです。

ちなみにJCM-01BLADEのトップブレード少し厚めバージョンであるJCM-01MUSCLEもトップブレードが厚い分ほんの少し重心は高いですが、大きさや重心距離は全く同じ。
トップブレードが厚いほうが安心感があるという方にはBLADEではなくMUSCLEのほうもお薦めです。


はい。実は凄いヘッドなんです。>JCM-01

三浦技研のCB-1008。

発売当初の異様なまでの人気は一段落したものの、今でも非常に人気の高いモデルです。

このCB-1008以降、三浦技研の各モデルはデザインも性能も洗練されてきたというか、現代的になったというか、少し変わってきたのではないかと言えるでしょう。
この後に続くCB-2008も三浦初のポケットキャビティですし、最新モデルのMC-501はマッスルバックの打感と格好良さを持ちながらキャビティの寛容さと球の上がりやすさを兼ね備えたモデルですし。

ある意味、最近の三浦技研の意気込みを象徴するモデルの最初がこのCB-1008なのではないかと。

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また、もうひとつ最近の三浦技研の意気込みを象徴するのが純鉄です。

純鉄のレギュラーモデルはウェッジで既に出ていますが、純鉄ならではの吸い付くような打感からくる操作性が非常に好評です。


MG-S01-800x1200-800x580
これですね(^^



そんな中、やはりアイアンセットで純鉄のモデルが欲しいというご要望も多く、まずは限定300セットでのCB-1008純鉄モデルが8月24日に発売になります。

純鉄アイアン1008
純鉄アイアン1008-2


合うか合わないか分からないモノ(=売れるかもしれないけど合わないものを無理に購入して欲しくない)は基本仕入れないBoseIronFactoryですが、CB-1008に関してはもう何セットもMOIマッチングでの新規組み上げをして素性は良く分かっていますし、その性能の高さは重々承知しています。

しかも待望の純鉄アイアンということもあり、自信を持って多くの人に薦められるアイアンとなっていますので、BoseIronFactoryも頑張って数セット確保致しました!!

もちろんMOIマッチングを行ってのお届けになりますので、BoseIronFactoryで扱うのは4番アイアンからの7本セットになります。

純鉄アイアンは4-PWの7本セットは150セット限定で、5-PWのセットを入れても300セット限定ですので、超がつくほど希少でもあります。
もちろん性能あってのご紹介ですけどね(^^;;





以下、三浦技研からのプレスリリースです(^^






2016年2月の発売以来、上級者の好む小ぶりなヘッドでありながら、あらゆる使い手にも馴染む易しさを併せ持ち、多くのゴルファーに支持頂いたロングセラー商品「CB-1008」を、ウエッジで使用し打感の良さが際立つPure Iron 99.3(純鉄)にて制作したモデルを300セット限定でご用意いたしました。

純鉄を表す刻印をあしらったこだわりの純鉄鍛造ヘッドであるだけでなく、従来品とは異なるサテンミラー仕上げで、全体的に丸みを持たせた限定用スペシャルチューンスペックでお届けいたします。

8月24日発売 #4-P 7本セット ヘッド価格168,000円(税別)←ヘッド単品での販売は行いません。



ご依頼はaeabose@me.comまでお願いします!!

スコティッシュオープン
スコティッシュオープン会場1番ホール。


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BoseIronFactory試打スペース(修理地)



スコティッシュオープンの会場より、BoseIronFactoryのほうが仕上がっているように見えるのですが(^^;;


まぁ、BoseIronFactoryにもまだまだやらなくちゃいけないことがありますので、じっくりしっかりゆっくりとやっていきますよ(^^

夏になって北海道に来る方たちも増えてきますので、こちらでの注意事項を(^^;;

まず気候。 富良野や旭川、帯広などの内陸に近い部分は日中は暑くなりますが、日が沈むと寒くなるので長袖もあったほうが良いと思います。
暑いと言っても湿気があまりないので、日陰に入ると本土よりは十分涼しく感じます。

一方で釧路や根室の夏は涼しいです。 8月でも最高気温が17~18度、最低気温が10度前後ということもありますし、晴れていても25度以上になることはそう多くはありません。
ただし、釧路や根室などは夏の間、海霧と呼ばれる霧が多く、霧のために涼しいということもありますが・・・。

海沿いの地域は関東や関西からマイナス5~10度位の地域が多く、夜でも18~20度位かと。

弟子屈に関して言うと、朝晩は12~15度位、日中は晴れたとしても25度くらいのことが多いです。


ちなみに7月4日午後11時現在のBoseIronFactoryの外気温は10.3度。
室内気温は20度でTシャツの上にフリースを着てこれを書いています。

いろいろ持ってくるのは大変ですから、フリース1枚あると良いかと思います。



北海道に来るほとんどの皆さんの移動手段は車(一部バイクかな)でしょう。

北海道では札幌などの大都市圏を除いて渋滞はほぼありませんから、基本移動は快適と思われますが・・・。
移動距離に関してですが、都市部を除く移動であれば1時間に50~60キロ走れるとして問題ありません。
2時間で100キロ、3時間で150キロと見ておけばコンビニ休憩(こちらではセイコーマートがおすすめです)を入れても十分かと思います。



でも、せっかく楽しい旅行に来たのにスピード違反で捕まる方、やっぱり多いです。

国道などの幹線道路は制限時速60キロ、カーブが多い山道等は50キロ、そして町中(村も集落も)が40キロとなっているところが多いです。都内で見られるような30キロ規制の道は北海道ではほとんど見た記憶はありません。

流れに乗っていれば安心と思う方もいらっしゃるでしょうが、走っていると前後に車がいなくて流れが読めないところもたくさんあります。
(BoseIronFactoryの前の町道なんて国道と道道をつなぐ抜け道なのに1時間に1台も通らないときがありますから)

制限速度を超えて走るのはもちろんNGですので法定速度で走るのはもちろんですが、流れを見ていると70位で走っている車は多いですね(^^;;

ちなみに町中に入る時は要注意です。
60キロから急に40キロ制限になるので、注意していてもステルスやらネズミ取りが結構いることも多いので。


車で走る際に、スピード以外で注意してほしいのが動物です。

ヒグマはさすがに道で出くわしたことはありませんが、エゾシカ、キタキツネ、タヌキ、にゃんこ等は車で走っていてもよく道に飛び出してきます。

場所によっては24時間いつでも出てきますが、轢いたらやばい筆頭はやはりエゾシカでしょう。
エゾシカは大きいものだと150キロ位になるみたいで、エゾシカも車もお亡くなりになる確率が高いので、轢いちゃダメです。

エゾシカは大都市の都市部以外ならどこでも居ます。
弟子屈くらいの小さな町になると町中にも迷い込んで出てくる時もありますから。

(今こうして書いている間にもエゾシカがウチの敷地内でせっかく撒いたケンタッキーブルーグラスはみはみしてます。多分。)

エゾシカ


エゾシカの出没時間帯は朝(夜明けちょい前~朝8時位)と夕方(16時位~20時位)が多く、山道はもちろんですが、市街地の終わり部分(民家がポツンポツン)にも出ますから、注意が必要です。

そしてこの時期は牧草の一番草を刈って、新芽が出てくる時期なので、その新芽を食べに森から退去して来ることも多いです。
見晴らしのいい牧草地を通る時も注意が必要。

鹿って奴は馬鹿と書くようにあまりアタマはよろしくありません。
(馬はおりこうですけどね)

なので、一気に走って逃げれば良いものを、道路の真ん中で「え?俺轢かれるの?死んじゃうの?」といった表情で固まります。

固まるのでそのままズドーンと轢いてしまうことも多いので、すぐにブレーキかけられるようにしておきましょう&気持ち中央に寄って走ると回避スペースが気持ち広くなりますので、出てきそうなところは中央線に少し寄って走るのも良いかと(基本はキープレフトですが)。



さて、その次に轢きたくないのがキタキツネやにゃんこやタヌキ。

この中で一番多いのはキタキツネです。
特に今の時期はコギツネが親から離れて独り立ちする時期ですので、車や人に免疫のないコギツネなどは結構車道に出てくることが多いです。

人馴れしているのは餌をもらいに自分から近づいてきますが、そういうキタキツネは数日後その場所で車に轢かれて死んでいることがほとんどです。
スピード落として止まってくれて餌をくれる車ばかりじゃありませんから。

そうしたキツネは車に轢かれずに生き残っても、冬の間は餌をもらえないので確実に死にます。
ゴルフ場にいるキタキツネなども自分で餌を取ることを止めた時点でもう翌年に生きて会えることはないのです。

観光で北海道にいらっしゃる皆さん、キタキツネは可愛いですが多くの場合エキノコックスという病気を持っていますし、皆さんが餌を与えることで車を怖がらなくなり轢かれたり、冬を越せなかったりしますので、餌やりはお止めください。


長くなりましたが、もう一点車に関すること。
暗くなってからの長距離移動はできる限り止めましょう。
エゾシカ、キタキツネ、タヌキににゃんこはもちろんですが、確実に殺戮してしまうのが大量の虫です。

峠道でも走ろうものなら、バチバチバチバチと、ゲリラ豪雨の中を走るくらいの勢いで車にあたってきます。
中には体長10cmを超えるような大きな蛾も居ますから、決して気持ちのいいものではありません。

(精神的に病んでいて「殺してやるぅ~~~!!」というような方には夜の長距離ドライブをお薦めしますが・・・)


そうそう、虫で思い出しましたが、7月後半からお盆明けまでの期間は、アブにも注意です。

特に牧草地帯などにはもう勘弁してくれ!!というくらいのアブが居ます。
(主に牛を刺して血を吸って卵を生むようですが、牛よりも人間の血のほうが美味しいらしく、これでもか!!ってくらい来ます)

アブは温度に反応して寄ってきますので、エンジンの熱に反応して車にたかります。

車を止めた瞬間から何十匹何百匹のアブが車にたかってきて、エンジンが冷えるまでの間いなくならないので、エンジンが冷えるまで車の外に出ないか、逆にすぐに出てサッと室内に避難するのがよろしいかと。

ちなみにこちらでアブ避けとして必須なのがハッカ油。
ハッカ油を来ている服や首筋にちょんとスプレーしておくとアブは匂いが消えるまでは近づきませんのでお試しを。
ハッカ油でどの空港でも売っているのが北見ハッカ商会の10ml1,080円のスプレー。ちょっと高いですが、お二人で1週間程度の旅行なら十分な容量です。
(ちなみにBoseIronFactoryでは違うメーカーの大容量のモノを常備して結構大量につかっています)


またこの他に何かご質問があれば、コメントいただければお答えしますので・・・。

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