ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

March 2019

「ちょっと誇張してね?」なんて思いますが、そうでもないです。

「人生かけてます」というのであれば全く誇張はないですけどね・・・。

この冬のBoseIronFactoryの最低気温は実測でマイナス28.2度。
ある意味命がけでここに来たんです。

「ここでしか出来ない事=クラブMOIマッチングの聖地を作る。全英オープンで強い武器となるゴルフクラブを作る。」という目的のために命がけで来てるんです。

ここに来る前はポニーキャニオンという会社で本社の管理職をしていましたから、年収も結構ありましたし、YoMe3と愛猫ひびきさんを横須賀の家に残して来ています。
(ひびきさんは他界してますが、看取ってあげられませんでした。亡骸を抱きしめ号泣しました。)

BoseIronFactoryとして、毎日20時間近く働いても、まだまだ前の年収には程遠いですが、家族を残し、安定した生活を辞めてここまで来ています。


そこまでして、文字通り死に物狂いでMOIマッチングも、ウェッジやアイアンの開発や製造も、聖地作りも行っています。
他の人と比べることはナンセンスだと思うので比べるつもりはありませんが、私自身誰からも後ろ指を刺されるようなことはしていないと考えています。

まだまだ目的の遂行の途中ですから、それほど大きな評価はされていませんけれども、HAYABUSAウェッジには絶対の自信があり、ウェッジの常識をくつがえす性能を持っていると確信していますし、開発中のHAYABUSAアイアンにしても同様にする事はお約束します。



なので、「BoseIronFactory舐めんなよ」と敢えて書かせて頂きます。

MOIマッチングにしても、HAYABUSAウェッジにしても、やったことも使ってみたことも無いのに、「有名プロも大手メーカーもやってないし、使ってないんだからたいしたことない」という思い込みがあるようではせっかくのチャンスを逃す事になります。
また、このブログやFBなどでせっかくクラブMOIマッチングというゴルフクラブの大変革の波を見ているのに、大変革だと思わずに単なる傍観者でいるだけで良いのでしょうか?


あまりこういう事を書くのはカッコよくないと思っていますので、今までは書きませんでしたし、そうした事を見せずにふざけているときのほうが多いですが、少し考える出来事がありましたので、今更ながら書かせて頂きました。

ご覧になって不愉快になる方もいらっしゃるかもしれません。
不愉快に感じられたのであれば、本当に申し訳ありませんが、1人の男が人生をかけて挑んだゴルフの大変革、どうか応援して頂けたますと幸いです。

HAYABUSA Ironのヘッド単体での価格を発表したいと思います。

あ、もちろんヘッド単体での販売はいたしませんし、JCMO認定店以外へのヘッドの供給も行いません(たまにお名前も名乗らない工房さんから、「お宅のHAYABUSA、ウチにはいくらで卸してくれんの?」というお話を頂きますが、丁重にお断りさせて頂いております)。



ヘッド1つあたり税別で25,000円、税込みで27,000円とさせて頂きます。
5-PW(ロフト表示にするので5-PW相当)の6本セットとなりますので、6個セットで150,000円、税込みで162,000円。
1番(相当)から4番(相当)まではオプションとしてご用意します。

また、HAYABUSA IronはMOIマッチング専用の設計ですので、BoseIronFactoryで現在新規組み上げのMOIマッチング工賃として頂いている5,500円/1本は頂きませんので、その部分も考えると19,500円となります。


IMG_3616


写真はプロトタイプです。
製品版は刻印が入りますし、形状も多少変更がございますので、ご了承ください。

発売日に関してのお知らせはまだもう少し先になりますのでお待ち下さい。現時点では8月下旬から11月位にかけての発売に”したい”ということしかご案内出来ません。

ご予約に関してですが、価格も決まりましたので、発売日がまだ確定で無くても良いというお客様に関しましては適宜ご予約開始としますので、ご予約されたいというお客様はseabose@me.comまでご連絡ください。
5番相当からPW相当までの6本セットが基本となり、1番相当から4番相当まではオプションとなります。

また、ソール刻印は番手表示ではなくロフト表示としますので、ロフト調整は出来ますけれども、あまりお薦めはいたしません。
ロフトのカスタムをご予約時にされても、ソールのロフト表示刻印は変更出来ません(刻印を何十個も作れませんから)。

(こうして自分にプレッシャーをかけることで、出来るだけ早い発売にしたいと思ってます(^^;;)


次回はHAYABUSAウェッジ譲りのソール形状に関してお話したいと思います。

それには理由がある。


IMG_3013

例えば接着剤を使ったあと。
片付けず、そのままにしているのは間違いないことだけど、片付けずそのままにしているのには理由がある。

真冬のマイナス20度以下の時でも常に20度ちょっとをキープしているBoseIronFactoryですが、接着剤が乾くまで動かすのはNG。

ただし、時間は無尽蔵にある訳じゃないし、接着の度にブログ書いてたんじゃブログのネタも尽きるってもんだ。


この接着剤を使ったあとは次の作業に入れるか否かの目安となるので、単に片付けていないということでは無く、接着剤が乾いているか(厳密に言うと硬化ですが)の”目安”として使っています。


そして2枚めの写真。

IMG_3014
接着待ちのクラブ(クリップ)とグリップ溶剤の気化待ちのクラブたち。


BoseIronFactoryで使っているのはY610という接着剤なので、基本熱硬化させることは不要ですが、熱硬化が不要と言っても0度と20度と40度では全然違うんです。

40度のところってほとんど無いのですが、ストーブの近くはほぼ40度程度になります。
もちろんストーブの温風(熱風)が直接当たるところでは50度以上になることもあるので、直接ストーブの風が当たる事はありません。

ストーブに近い所はただでさえ暖かいので風が全く当たらないように、そしてストーブから離れると対流した温風が微妙に当たる位置にクラブストッカーを微妙にずらして配置することで、近くでも少し遠くでも40度くらいになるようにしています。

ここで感のいい人はピンと来たかもしれませんね。

1枚目の写真の接着のあとをそのままにしている所は20度ちょっと、接着待ち=硬化待ちのクラブがおいてある所は40度程度です。
当然40度のところのほうが20度のところよりも硬化も早く、強くなりますから、接着のあとのスティックがどのくらい固まったかを見ればもう次の作業に入れるかどうかは一目瞭然という訳です(^^



そして3枚目の写真。


IMG_3015

微妙にハの字になっているのが分かりますよね?

これはシャフトとヘッドの接着の時に動かないようにするダブルクリップ。

通常はハの字にはしないで使うんですが、万が一ソケットとヘッドが浮いた状態でクリップすると・・・。
そりゃもう恐ろしいというか工賃いただいて仕事している者としては非常に恥ずかしい事になります。
(この恥ずかしい事を恥ずかしいと思わないのか、入庫してくるクラブにはソケット浮きがかなり見受けられますけどね・・・)

もちろん浮いた状態でクリップすることなんてやりませんけれども、クラブを持ったり動かしたりする時に浮いた状態になってしまう事もあり得る訳です。

こうしてハの字にするとクリップ同士が浮きを無くす方向にチカラがかかりますから、ソケット浮きは起こらないという訳です。


このように適当に、いい加減にやっているように見えて、適宜当てるといういい意味での適当であったり、好い加減といういい意味での好い加減だったりするように考えながら作業しています。


工具や計測器の配置ひとつにしても、動線と作業効率を考えた上でやっています。


そうした事もMOIマッチングなどをより良いものにしていくためには必要なんですよ(^^)v

昨日の夜に先行のご予約開始したかいちょマーカー、まだ1日しか経っていないのにも関わらず、すっげぇー事になっております(^^;;

自分の顔が大量に在庫として残ることが怖いので、製造数は多くは無い(多かったら自意識過剰ですしね)のですが、ご予約開始から1日で製造数の75%を超える勢いです(^^;;

「さて追加製造かっ!?」と一瞬は考えましたけれども、自分の顔が在庫として大量に残るのはやはり怖いですし、多少の自意識はありますけれども、75%のご予約を頂いたからといってそう簡単に追加製造をするまでの自意識過剰ではござりませぬ故、追加製造は今の所考えておりません。

それに、いくらなんでもそんなに魔除けとして欲しがる人もいないと思っていますので、今日以降はご予約も落ち着いてくるかと思いますし(^^;;


で、一応正式なデザインが決まったのと、色も正式に決まりましたので、載せておきますね(^^

かいちょマーカー
こちらが正式なデザインです。
フチの丸は実際には印字はされません。

蛍光グリーン
この蛍光グリーンになります。

直径は35mmで、厚さは5mmとなります。


もし!!万が一にも製造予定数の95%くらいまで売れちゃったら追加製造するかもしれませんが、自分の顔の在庫がたくさんある状態は避けたいので、これからのご予約の進捗にもよりますね(^^;;

だって、マジに大量在庫だけは嫌ですから・・・。

IMG_2998


実は先日ゴルフフェアでTRONマーカーの実物を確認してきたのには訳がありまして・・・
そうなんです!!

実はTRONマーカーで、長らく欠品していた「かいちょマーカー」を作ってしまうという壮大かつ傍若無人(違う)な思惑があったのです。

欠品していた「かいちょマーカー」はもう10年近く前にさるたま画伯に描いてもらったイラストを元にしておりますが、今回はGridgeやその他の媒体で活躍するしょーこちゃん画伯の描き下ろしとなっています。


IMG_2891
さるたま画伯によるかいちょ。
(最後の1個につき非売品)


で、今回の「かいちょマーカー」はというと、

ファルコンマーカー
こんな感じになると思われます。
直径35mmの使いやすく見やすいサイズで、色はTRONの中でも抜群の視認性を誇っちゃうグリーン。
(グリーン上でグリーンだと見にくいと思われるでしょうが、ホントよく見えます!!)


さっき発注したばかりなので完成までにはまだもう少し時間はかかりますが、ゴールデンウィークくらいの発売となります。


ということで!!

気の早いファルコンはもうご予約を開始してしまうのでした!!(笑)

(作るのは良いけど、それなりに売れる見込みが無いと精神的によろしくないのでね・・・)

WebShopからのご予約(←クリッククリック!!)となりますので、皆様ガッツリと買いまくってくださいませ( ´ ▽ ` )ノ

ダイナミックゴールドのウッド用X100。

タイガー・ウッズも2001年頃の最強の時代に使っていたシャフトです。

その後ナイキとの契約によって460ccのドライバーとカーボンシャフトを使わざるを得なくなり、最強から強いタイガー・ウッズになりましたが・・・。

そうした素晴らしいシャフトのDGウッド用ですが、残念ながら時代の波には逆らえずトゥルーテンパーでの製造が中止となっています。

BoseIronFactoryの場合はドライバーでの需要よりも、超ロングアイアンにウッド用を挿すという需要が多いのですが、製造中止で卸にも在庫がなくなってきたため、主な売れ筋であるX100を中心に市中在庫をBoseIronFactoryで買い占めるという暴挙(?)に出させていただきました(^^;;


IMG_3005


本当にごめんなさいm(_ _)m



IMG_20190327_154131
なお、㈱BoseIronFactory取締役広報部長のタケルさんは反省の色がない様子・・・。

ファルコン的ゴルフフェア注目の製品をご紹介していきましょう(^^


まずはなんと言っても私達がサポートしている今野一哉プロなどをはじめとする多くの人をサポートしているトロンマーカー( ´ ▽ ` )ノ

IMG_2998
写真はピンクです(^^


大きなワングリーンの反対側からでもバッチリ見える抜群の視認性と、様々なオリジナルデザインにも対応してくれるフットワークの軽さが素晴らしいマーカーです(^^

で、いろいろテストしてみたところ、どんなグリーンでもトロンのグリーンは見やすい!!ということで、かいちょマーカーの新バージョンはトロンのグリーンで作る事にしましたので、デザインが上がって発注したらWebShopにて予約開始することとしますね~(^^)v




次にファルコンが注目したのは・・・。

IMG_2982
IMG_2981

フジクラのSPEEDER SLKです。

短尺用シャフトということですが、さすがはクラブMOIマッチングも分かっているフジクラさん。
クラブMOIマッチングの事を理解していない他のシャフトメーカーでしたら、単に全体を重くして短くするだけなのですが、先端重量を上げることによってシャフト全体の重量バランスを先端方面に持って来ています。

このあたりはMCI BLACKで培ったクラブMOIに対する考え方をしっかりと応用しているので、単にヘッド重量を重くするよりも振り心地をスポイルすること無く短く使えるシャフトになっていると思われます。

シャフトの面からクラブMOI的アプローチをする上では非常に有用と言えるでしょうね(^^




続いては・・・
IMG_2980
IMG_2979
IMG_2978

ファルコン個人としても、クラブの設計製造をする者としても、尊敬している増田雄二さんのマスダゴルフさんです。

やっぱり!!
と思ったのはIMG5リスペクトのL字パターなのですが、このL字パターのもともとの重量というのが340gくらいなんですね(^^;;

そこから研磨していくと当然340g以下になるわけで、そうなるとイマドキのグリーンに対応できる重量が取れないんです。

そこで、鍛造型から新たに作り直してキチンと重量の取れるL字パターにしていったのが、こちらのL字という訳です。

BoseIronFactoryでもこうしたL字パターを作っていますが、その大元の鍛造は380gくらいあります。
そこから研磨していって340~350g(オーダーによって変えていきます)にしていくんですが、マスダさんもやはり同じところに目を付けていたというわけですね(^^

出張の時はパソコンを持ってきています(^^

データはクラウドに保存してありますから、電源とWi-Fiがあればどこでもパソコン仕事(ブログ更新や部品の発注等)は可能です(^^

ということで・・・、羽田空港のエアポートラウンジでお仕事中(^^;;

いくつかのグリップなどの発注を済ませて、只今まったりとしながらパソコン引っ張り出してこのブログ書いておます(笑)


airport_lounge_ph04


一点だけ難点を言えば、釧路行きのAirDOがバス搭乗が多くて、今回もバス搭乗になるのでラウンジを早めに出ないとイカンということ。

まぁ、それでも結構余裕はあるので1時間以上は既にまったりとしている訳ですが・・・。


帰ったらガッツリとにゃんずを可愛がることとしましょう。
チャオちゅーるまみれにしてあげます(笑)

ゴルフフェアでは多くのクラブが展示されています。
それぞれのクラブにそれぞれ素晴らしいポイントがあり、甲乙つけがたいです。
ですが、そのほとんどのクラブが似たように見えてしまうというのは正直なところ。

このあたりは私自身がゼロからゴルフクラブを自分で開発しているからですが・・・。


BoseIronFactoryの開発するゴルフクラブの基本コンセプト、それは他のクラブと比べた際にBoseIronFactoryならではの明確に優れた部分をつくることです。


Bose Iron Factoryは私一人の世界最小のゴルフクラブメーカーですから、他のクラブメーカー必死になって競い合っている部分に関しては太刀打ちできません。

例えば飛びの部分や、スピン量などです。

ドライバーだけでなく、昨今はアイアンでも飛距離を求める傾向がありますが、Bose Iron Factoryとしてはこの部分にはあまり興味はありません。
ウェッジで言えばスピン量に関してもあまり興味はありません。

スピン量に関してはそれぞれの番手でそれぞれに適正なスピン量があればいいと考えていますし、アイアンに於いての飛距離性能に関してはほぼ興味は無く、番手間で適正な飛距離の階段が出来ること。

それが何よりも大切だと考えています。


明確に優れた部分というのは、例えばアイアンとウェッジでも違っていて、HAYABUSAウェッジの場合は「抜け」が、開発中のHAYABUSAアイアンの場合は「どのようなライからでも安定した飛距離」がその明確に優れた部分です。

IMG_2050

IMG_2035

HAYABUSAウェッジの抜けに関しては既に多くの方々に実際に感じていただいていると思いますが、HAYABUSAアイアンの「どのようなライからでも安定した飛距離」というのがどういったことかをお話しして行きましょう。

アイアンの本質を考えていくにあたって、まずアイアンは飛距離の階段を明確に作ることが必要なクラブであるとファルコンは考えています。

5番アイアンで170ヤードだったら6番アイアンで160ヤード、7番アイアンで150ヤードと言った形で、飛距離の階段を作る事自体はそれほど難しいことではありません。

ただし、ライが変わると飛距離も変わりますよね?
その最たるものがフライヤーです。

フライヤーしないアイアンというのは今までのゴルフクラブの常識から言ったらまず無理なことではあります。
でももし本当にフライヤーしないアイアンを作ることが出来たら、ラフでもフェアウェイでも飛距離差が無くなる事になりますから、スコアがまとめやすいアイアンを作ることが出来ます。


更に突っ込んで考えていくと、ラフの長さやラフの状況に於いてフライヤーでどの程度の距離が伸びるかが一定でない以上、「一律10ヤード伸びるから1番手落とそう」という事は無理でしたが、フライヤー自体しないアイアンを作ることが出来たら、そうした問題も解決することとなります。

それって実は凄いことなのではないかと(^^;;



はい。実はHAYABUSAアイアンのプロトタイプでテストを重ねた結果、根室GCのような鬼のようなラフからでもフライヤーしないアイアンが出来ています。

長くなりましたので、今回はこのへんで・・・。

次回はフライヤーのメカニズムとその対処をHAYABUSAアイアンでどのようにして解決しているのかをご説明していきます(^^

少し前に入庫したRODDIOのドライバーで実際にあったことなのですが、リシャフトされたものの入庫でした。

何でリシャフトされているのかって分かったかと言うと、RODDIO純正のソケットでなかったのと、RODDIOのホーゼルに抜いた痕が残っていたから。

RODDIOのドライバーホーゼルってアルミで出来ていますので、強い力をかけると痕が付くのです。




可変ホーゼル


RODDIOの場合リシャフトする際にはシャフトを抜く際に熱をかけるのでホーゼルを新しいものに変更する必要があります。
シャフトを抜く際の熱は、当然ホーゼルの接着剤にもかかってきます。
といいますか、シャフトとホーゼルを接着しているところよりも前にホーゼルの接着部分があるのでより高い熱がホーゼルとヘッド本体にかかることになりますから。

当然RODDIO純正のホーゼルはRODDIOコンシェルジュでしか手に入りませんし、サードパーティ製のRODDIO用ホーゼルはありませんから、RODDIOコンシェルジュ以外でリシャフトをした場合、ホーゼルを抜かずにリシャフトすることとなります。

今回入庫したものは古いシャフトだけ抜いてホーゼルはそのまま抜かずに利用するという、一番最悪なパターンでした。

ちなみにですが、RODDIOのホーゼルを抜く場合ですが、ホーゼルを傷つけずに抜くことはまず出来ません。
ホーゼルを活かして抜くにはソケットを活かして抜くのとほぼ同じ方法で抜くことが出来るはずなのですが、アイアン等と違ってネック部分が非常に短いので、実質ほぼ不可能と言っても良いです。

実際にホーゼルを抜くこと自体もかなり大変な作業を要しますし。



ですのでRODDIOコンシェルジュ以外でリシャフトするのは安全面から考えても(いくら安くても)絶対にNGです。
実際にヘッドが外れてシャフトにホーゼルが付いた状態で入庫したクラブもありますし。


RODDIOの場合、安物買いの銭失いは本当です。
チューニング幅が広い=オークションや中古ショップで買ったものはほぼ100%合いませんし、RODDIOコンシェルジュの最大の売りはアフターケアだとRODDIO自身も言っていますし。



続きを読む

↑このページのトップヘ