ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 プロや一般アマチュアのクラブMOIマッチングやクラブの設計・開発だけで無く、日本クラブMOIマッチング機構(JCMO)の会長でグランドマスター(最上位)として数多くのクラフトマンに対して指導・育成を行っています。 最近はnoteに書く事が多いのでこちらのブログはあまり更新をしておりませんのでご了承ください。 noteは https://note.com/falconmatsubara インスタはhttps://www.instagram.com/falcon_matsubara/ インスタは英語での発信が主です。

January 2020

BoseIronFactoryの最大のヒット作と言えるのが、写真のHAYABUSAウェッジ。
チャックリ・ザックリしない、そしてウェッジに求められる抜けという面では未だに大きなアドヴァンテージがあるロングセラー製品です。

現状販売しているヴァージョンとしては、HAYABUSA LimitedForgedという1本128,000円(税込み)の高いヴァージョンと、1本32,400円(税込み、近々33,000円になります)からのNewHAYABUSAウェッジの2ヴァージョンです。

2017-09-04-03-12-05

どちらも基本性能としては大きく変わるところは無いのですが、LimitedForgedのほうは写真のウェッジとしては世界初の特殊なミーリング(表面加工)を施し、卓越したスピン性能を誇るウェッジとなるほか、私自身が最終的な研磨と仕上げを施し、メッキの種類も選べるという完全なるオーダーメイドとなっています。
ロフト・ライも0.5度単位で曲げてから研磨を行いますので、ロフト・ライ調整による調整痕も残らないウェッジです。
シャフトは入手可能なスチールシャフトであればどのシャフトを選んで頂いても構いませんし(カーボンシャフトの場合は差額が生じます)、グリップも入手可能なものであればどのグリップを選んでいただいても構いません。
もちろんクラブMOIマッチング®料金も込みとなっていますので、カーボンシャフトで無ければどのような仕様であっても128,000円でご購入頂けます。

New HAYABUSAウェッジのほうは、メッキは通常のサテンメッキ、フェースのスコアラインは専用のプレス型によるプレス、ロフトも48、50、52、54、56、58度と決まっているヴァージョンとなり、ロフト表示になっているため、ロフト・ライ調整は基本的に行っておりませんが、調整痕がついても良いのであれば別料金にて曲げることは可能です。
MOIマッチング®料金は入っておりませんので、MOIマッチング®をご希望の場合には新規MOI®組み上げ工賃として1本に付き5500円の工賃が発生します。

IMG_2050


NewHAYABUSAウェッジというだけあって、このモデルは後継モデルとなります。以前は割とよく見かけるフェースミーリングを施し、もう少しお高くて2本セットで74,000円というHAYABUSAノーマルヴァージョンがあったのですが、1人でも多くの方にHAYABUSAウェッジにご興味を持って頂いてその良さを感じていただければということで、ノーマルバージョンは製造休止といたしました。

IMG_2525 (2)

最近にBoseIronFactoryのことをお知りになった方は、やはりHAYABUSA Ironのあのバックフェースにご興味を持たれてという方が多いと思いますが、HAYABUSAウェッジのバックフェースは特に変わったところもないように見えると思います。

HAYABUSAウェッジの開発過程でも実はバックフェースに窪みを持たせ左右のミスヒットに強いクラブにするという考えはありました。
実際にいくつかのテストでバックフェースに窪みを持たせフィールドテストをしてみたのですが、左右のミスヒットよりも意図的に左右に打点を散らしたり、斜めに使って球筋をコントロールすることもあるウェッジですので、バックフェースの窪みはそうした使い方にはそぐわない部分もあることが分かりました。

ただ、初心者向けという点では窪みももちろん有効ですので、今後HAYABUSAウェッジの発展型として、HAYABUSA Iron同様の窪みを持たせるウェッジも考えにはあります。
(どんなに早くても来年にはなるでしょうが)
ただ、窪みも持たせるとなると鍛造型を新たに作ることが必要となります。BoseIronFactoryは社員1人の極小メーカーですので大メーカーのように何万本も売れることはありませんし、売れるものとも考えていませんので、鍛造型を作って販売するとなると、1本4万円位にはなります。
果たして初心者がその値段で購入するか・・・ということを考えると???が残りますので、どうなるかはまだ分かりませんね。

このようにアイアン、ウェッジ、そしてパターも作っているBoseIronFactoryなのですが、ドライバーやフェアウェイウッドに関してはまだ作っていません。
BoseIronFactoryのゴルフブログやFacebookをご覧の一部の方には既にお話をしておりますが、BoseIronFactoryでは今、ドライバーの製造に向けて少しづつではありますが動き始めた所です。
HAYABUSAシリーズと言う、ゴルフクラブの業界でそれなりに評価はされるクラブを作ってきたBoseIronFactoryですので、普通のドライバーとは一味違ったものにしていくつもりです。

これでようやく総合的なクラブメーカーとしてBoseIronFactoryも歩んでいく一歩目になるかと、今から楽しみです。

相変わらず、忙しくさせていただいており、ブログを楽しみにされている方、なかなか更新できずに申し訳ございませんm(_ _)m

HAYABUSA Ironの在庫用ヘッドが年末にかなりの数届いたのですが、お陰様で非常にご好評を頂いておりますので年末入庫分の在庫は完売いたしました。

以後のご依頼分に関しましては、2月上旬に入庫してくるヘッドになりますので、組み上げてお送り出来るのは早くても2月中旬~下旬になるかと思われます。
順次発注は行いますが、鍛造型を打たねばいけないタイミングに当たりますと少々お時間を頂く形になりますので何卒ご容赦願います。


IMG_2466

blog_import_55b6d92ad62a1

大きいヘッドは優しい。のか?

ドライバーの大型化でまことしやかに言われていますが、本当に大きければ優しいのであれば、ドライバーだけでなく、アイアンもフェアウェイウッドもUTもどんどん大きくなるはず。

普通に考えたらそうじゃないでしょうか?


ところがドライバーは460ccのルール上限ギリギリなのに、FWになると大きいモデルでも200cc無いくらいで、小さいモデルだと150ccにも満たないものがたくさんあります。
3wでも平均すると130~150ccと言ったところで、ドライバーの1/3以下です。

UTになると115cc~110ccが平均的な体積で、アイアンになると見た目だけでも相当大きいPINGの7番アイアンでも70cc程度です。

本当に大きければ優しいのであれば460ccのアイアンやウェッジがあっても良いはずなのに。


ちなみにファルコン個人的には大きい=優しいと言うのは信用していません。

実際に460ccのドライバーは打っても右にしか行きませんし、右を嫌って振ると今度はチーピンですが、200ccちょいのパーシモンだったら真っ直ぐにしか飛びませんから。



更に言うとゴルフクラブは様々な点で流れを重視しますが、ヘッド体積だけでなく、長さ、総重量、ロフト角、クラブMOI®、そしてシャフトまでもドライバーだけ突出していることになります。

ドライバーだけ突出しているのですから、同じスイングで打てるとは到底思えないのです。


この件に関するBoseIronFactoryとしての解答を形にして皆さんにお見せ出来る日に向けて頑張っていきますので、どうかご期待くださいね(^^

弟子屈のことだとか移住のお話だとか、割とゴルフ以外のことが中心になってはいますが、実はnoteもやっています。

いろんな所に手を広げていっておりますが、それぞれ細々とでも長く続けていけるようにしていきますので、よろしくお願いいたします。






ゴルフのことに関しては引き続きこちらを中心に書いていきますが、noteでも少しづつ書いていきますので、よろしくお願いいたします。

相変わらず、忙しくさせていただいており、ブログを楽しみにされている方、なかなか更新できずに申し訳ございませんm(_ _)m

HAYABUSA Ironの在庫用ヘッドが年末にかなりの数届いたのですが、お陰様で非常にご好評を頂いておりますので年末入庫分の在庫の残りはあと1セットとなりました。

以後のご依頼分に関しましては、2月上旬に入庫してくるヘッドになりますので、組み上げてお送り出来るのは早くても2月中旬になるかと思われます。
順次発注は行いますが、鍛造型を打たねばいけないタイミングに当たりますと少々お時間を頂く形になりますので何卒ご容赦願います。


IMG_2466

皆様、あけましておめでとうございます。

昨年は5年ごしで開発したHAYABUSA Ironの発売もあり、非常に忙しくも有意義な1年となりました。

これも皆様が日々応援してくださっているお陰であると感謝しております。

本当にありがとうございます。


2016-01-30-08-12-59



さて、HAYABUSAシリーズもHAYABUSAウェッジから始まって、HAYABUSA Ironと順調にその実績を伸ばしております。

BoseIronFactoryが創り出したゴルフクラブとしては、ジオテックのプロトタイプJF-1の監修から始まって、DoMアイアン、ZESTAIM(共栄ゴルフ)との共同開発のFi-0CB LimitedForged、そして零式やJCMシリーズ、零式キャビティ、JPF-01パター、HAYABUSAウェッジ、HAYABUSA Ironと、全て現在でも販売継続しているものばかりですが、ウッド類のみオリジナルでは製作しておりませんでした。

そもそも私がゴルフクラブを作ろうと思ったきっかけというのが、どのメーカーも私が欲しいクラブを販売しておらず、作ってもくれないことから、自分で作るしか無いということが原点です。

そのためどのクラブも納得できるまで拘って作っていますし、どのクラブメーカーよりも私自身が使いやすいクラブになっています。

MOIマッチングで培った物理的にゴルフクラブを再構築する観点からも、どのクラブも他のメーカーには無い新たな視点を取り入れて設計していますし、実際にどれも素晴らしい性能を持っていると自負しています。

零式クラバーさん-2
殆どの方が打てる0番アイアンの零式。

IMG_2525 (2)
マッスルバックでありながら、フルキャビティ以上のミスヒットへの優しさも兼ね備えた
HAYABUSA Iron

Fi-0
共栄ゴルフとの初めてのコラボモデル
ZESTAIM Fi-0CB LimitedForged


50D-00000179
零式から更にミスヒットに強くなった零式キャビティ
JCM-03 Div.ZERO


50D-00002696
現状、世界で唯一となるレフティ用1番マッスルバックアイアン
(完全受注生産モデル)

50D-00001740
9211-2
市販ウェッジでは世界初の特殊ミーリングのHAYABUSA LimitedForged

2016-11-16-15-08-08
IMG5にリスペクトしつつ現代の芝に対応する性能を持たせた
JPF-01ToeHeel
(完全受注生産)

2018-02-12_12-43-00_046
世界で唯一100%エゾシカ革で作ったアイアンカバー。





さて、HAYABUSA Ironの次にBoseIronFactoryが開発しようと企んでいるクラブですが・・・。


ドライバーとアイアンです。



どちらもまだ詳細をお知らせできる段階ではありませんが、どちらも一癖も二癖もあるクラブになりますので、HAYABUSAウェッジやHAYABUSA Iron同様にゴルフクラブの常識を変えるようなクラブにしていくことだけはお約束出来ます。

また、アイアンに関してだけ言うと、HAYABUSA Ironとは全く違った性格のアイアンになるということだけはお知らせ出来ますね。

発売時期や価格、スペック等をお知らせできるのはまだまだ先になりますし、まだ殆どの部分が開発に着手したばかりですので流動的です。

まずは新年のご挨拶と共に、作りますよ!!と書くことで自分に対してもプレッシャーをかけてみようかと(^^;;

↑このページのトップヘ