ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

October 2022

昨日遅くに横浜での所用から戻って参りました。

本日29日より通常通りの営業をしております。

次回は11月17日よりまた、所用にて休業とさせて頂きますが、次回に関しましても所用の済むまでの休業となりますので、いつまでお休みを頂くかは決まっておりません。

皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、出来うる限り仕事には差し支えないように致しますので、何卒宜しくお願い致します。



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10月17日より臨時休業とさせて頂いておりますが、20日から24日までは通常通りの営業とさせて頂き、25日よりまた臨時休業とさせて頂きます。

25日からいつまでと言うのも現段階では分かりかねますので、申し訳ございませんがご了承くださいますようお願いいたします。

メールでのお問合せ等は可能ですし、WebShopからの発注等は通常通り行う事が出来ますので、何卒よろしくお願いいたします。

急な話で申し訳ないのですが、17日(月)より暫くの間、臨時休業とさせて頂きます。

弟子屈を離れ、その間の作業等は出来かねます。

所用が済み次第戻って参りますが、何日間とは現段階では分かりかねますので、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

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岩城滉一さんのカスタムメイドクラブで味をしめたファルコンです。

写真のヘッドの51の部分がレーザー彫刻で入れた岩城さんのロゴですが、さすがに51のモノは(岩城さんに申し訳無いので)対応致しませんが、551の豚まん的な数字でしたら入れることは可能です(笑)

まぁ、冗談はこのくらいにしておいて・・・。

通常の打刻であれば、活版印刷と同じでフォントのあまり選ぶことが出来ないのですが、レーザー彫刻であればイラストレーターのaiファイルで印字が可能なので、イラストも可能です。
また、フェース面に打刻ですとスコアラインのルールに抵触する可能性もゼロでは無いのでバックフェースやソールに入れるのが通常ですが、レーザー彫刻でしたら、写真のようにフェース面に入れることも問題無く可能です。

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この写真は分かりやすいように文字を赤くしていますが、実際には51のように薄めのサンドブラストのような感じになります。

特にHAYABUSA Ironではソールがロフト表示になっているため、番手に慣れている方々には分かりにくいと言う事もご要望としてお聞かせ頂いておりますので、今後はオプションとしてバックフェース若しくはフェース面のレーザー印字を取り入れていこうと考えております。


なお、文字数や大きさ等によってオプションとしての価格は変動致しますが、1番手につき1500円~2000円(税抜き)でのご提供を考えております。

暫くは個別のご依頼の対応とさせて頂きますが、軌道に乗ってきましたらWebShopでもオプション対応出来るようにしていきますので、宜しくお願い致します。

一時期、発泡剤チューンと言う言葉が流行って、多くの工房で発泡剤の充填を行っていました。

当時は「発泡剤チューン」と言う事で、消音効果だけで無く、飛距離アップも謳っている工房も見受けられました。

現在では発泡剤「チューン」という言いかたはあまり見なくなりましたが、それでも消音(特に高い音)の消音には使われているようです。

そうした消音効果を狙っての発泡剤充填には問題は無いのですが、ここで発泡剤そのものに関して、考えてみたいと思います。

まず、ゴルフクラブで使われる発泡剤はエクスパンセルというモノが使われることが多いですが、エクスパンセルはゴルフクラブ専用に作られたモノではなく、エクスパンセルの製造元である日本フィライトによると、

Expancelの効果
軽量化、嵩増し、ノンスリップ、意匠性や表面改質(艶消し、マット調仕上げ)、遮熱・断熱、結露防止、多孔質化、衝撃吸収、弾力性向上、揺変性、疎水性、収縮防止、空隙充填材、切削性・研磨性向上、剥離、音響改善、凍害防止など

となっています。
音響改善を太文字にしたのは消音効果の改善にメーカーも効果有りと謳っていることからです。

これらの効果を必要とするものに関してエクスパンセルは非常に効果的であり、ゴルフクラブの甲高い音を改善するには非常に効果的です。

メーカーのHPを見ると、こうした使用方法がありますと言う形で写真も載っているので、その写真をご覧頂きたいのですが、緩衝材(2枚目)や靴底などに広く使われています。


 Expancelマイクロスフェア―を使った熱可塑性樹脂の使用例

よく効果を見て頂くと「衝撃吸収」という効果もあり、靴底に使われるくらいですから、クッションとしての効果もかなりのものです。

これを読む皆さんはゴルフクラブに強い興味をお持ちですから、反発係数(COE)と言うワードもご存じでしょう。
反発係数ギリギリを狙ってゴルフクラブは開発されますが、発泡剤によって衝撃吸収したら反発力は弱くなります。

つまり、発泡剤の充填で”チューン”=飛距離が伸びる。と言う事は有り得ず、逆に衝撃吸収の効果から飛距離は落ちます。
但し、どのくらい落ちるかは知る由もありません(笑)
飛距離が落ちる事が分かっていれば、やらなければ良いだけで、わざわざ検証する必要はありませんから(笑)

もちろん飛距離ダウンしますので、BoseIronFactoryでは発泡剤の充填は行っておりません。
飛距離ダウンしても甲高い音を何とかしたいと言うお客様がいれば別ですが、ナイキの四角いドライバーを使っている方も今ではほぼ居ないでしょうし。

ゴルフクラブに於けるもうひとつの大切な要素である、方向性に関してはエクスパンセルの効果からは全く関係無いですけどね(^^;;


昨日、弊社WebShopの価格改定が完了致しました。

価格改定自体は当初予想していた10~15%の値上げではなく、10%以内、平均して3~5%の値上げという形となりました。


価格改定に伴い、最新シャフトであるDiamanaGTやSPEEDER NX-GREEN等への対応も行って降りますので、末永く皆様のご利用をお待ちしております。



現在の在庫状況と作業日程の状況をお知らせ致します。

JJCM-01BLADEの1番、JCM-03Cavityウェッジの52度、58度を除き、全ての度数のアイアン/ウェッジの在庫はございますが、11月12月のふるさと納税返礼品の駆け込み需要で品切れとなる度数等もあると思われます。

お早めのお買い求めをお願い致します。

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また、現在の作業日程ですが、プロの作業が多く入っておりますが、一般アマチュアの方のご依頼はそれほどございませんので、一般アマチュアのご依頼もさほどお待たせすることなく作業が可能です。
WebShopからのご購入に関しましても同様で、グリップ・シャフト共在庫もある程度持っておりますので、通常より少し早い作業が可能となっております。

11月12月になりますとふるさと納税の依頼が多くなってきますので、お早い段階でのご依頼をお待ちしております。


作業のご依頼は、
seabose@me.comまでメールにてお問い合わせください。


あまり大きな声では言えないので、以後はプライベートモードにてお話します。

パスワードは昔から変えていません。
知っている方のみの閲覧でお願いします。

(パスワード教えてくださいと言うメールなどはご遠慮ください)続きを読む

2015年2月に発売されたRODDIOのFW(M-1)ですが、発売されてからもう8年近いのにもかかわらずその阿東的な性能はまだまだ現役であり、売れ続けています。

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先日もBoseIronFactoryで岩城滉一さん用のFWを組み上げておりました。
当然R-SOLEはファルコンのソールチューニングで、スプーンとクリークどちらもソールチューニングを施してあります。(次にご一緒にラウンドする時から使うそうですので、しっかりと球筋を見極めて再調整するかもしれませんが)

RODDIO FWの凄いところはほぼ8年経っても全く性能に陰りが見えないところで、現在販売している全てのメーカーのFWと比較しても、依然トップクラスの性能という部分です。

以前RODDIOの開発の方ともお話したのですが、RODDIOのコンシェルジュショップからは「新しいFWを!!と求める声は多いものの、現状のFW以上の製品を作るのがなかなか難しいとのことです。

ファルコン自身もクラブ開発をしていますから、その際に求めるのは「既存製品を全てに於いて超えること」です。
そのために多くのアイデアを出し、検証し、テストし、修正を繰り返して製品を作っていきます。

「全てに於いて超える」と言っても、既存製品の性能チャートが100として101にするのはそれほど難しい事ではありません。
ですが、101ではなく105や110にするには、5倍や10倍では済まず、二次曲線的な作業や労力やアイデア等々が必要になってきます。

HAYABUSAウェッジやHAYABUSA Ironもそうなのですが、既存の製品を大きく超える革新的な製品を作ってしまうとそれを超えるにはもの凄い大変なんです。

RODDIO FWにも同じ事が言えると思います。

ですので、RODDIOの開発者が現在のFWを超えるFWを作るまで、私は「新しいFWは出ないの?」と聞くことは無いです。
とんでもないFWを作ってしまったと一番分かっているのは、他の誰でもないRODDIOの開発者なのですから。






 

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