ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

April 2024

BoseIronFactoryの試打用のHAYABUSA Ironです。
シャフト違い、クラブMOI違いで5セットを用意しています。
IMG_0686 (映り込んでいるねこはヤマトさんですw)
試打用の貸出し期間は1週間から10日程度と他のメーカーさんより少し長めに設定しています。
長めの貸出し期間としているのは、実際にコースで使ってもらわないと良さが伝わらないため。
試打会などに消極的な理由もそれが理由です。
ドライバーなどはティーグラウンドでティーアップして使いますから練習場でも問題ありませんが、BoseIronFactoryの主力製品であるアイアンやウェッジはゴルフ場の芝やバンカーで使うクラブです。
試打会はゴルフ練習場で行われますが、練習場はそのほとんどが人工芝です。
ライも平坦でラフも無く、人工芝自体も擦れて短くなっていたり人工芝の下にゴムマットはあるもののその下はほとんどがコンクリート。
実際にアイアンやウェッジを使うシチュエーションとは全く違うんです。
ぶっちゃけますと、練習場や計測器だけで高い性能を発揮するクラブを作るのは簡単です。
実際のゴルフコースのように千差万別のライだったり気象条件だったりする事はありませんから、練習場や計測器のある人工芝のことだけを考えればOKです。
フライヤーもしませんし、雨で濡れることも少なく、抜けに関しても人工芝の短い芝丈のこと、硬い地面(?)のことだけを考慮すれば事足りるからです。
BoseIronFactoryが北海道に拠点を構えているのは、そうした画一的とも言える練習場や計測器だけでのクラブ開発では無く、様々なライで、一定では無い気象条件の中で、テストし開発するため。
限りなくイギリスやスコットランドに近い気候、しかも冬の間は生粋のどさんこですら「絶対に住みたく無い」とまで言う厳しい冬ですから、本場イギリスやスコットランド以上にタフで強い芝が育ちます。
そうした厳しい芝の上で鍛え上げられたHAYABUSA Ironやウェッジですので、練習場ではその良さの1/10も伝わりません。


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実際にコースで打ってみて、様々なライ・シチュエーションで試打してはじめて分かるように設計していますので、試打される方は是非実際のコースでお願い致します。

ワンレングスアイアンのデメリットはクラブが長く?(ロングアイアンに)なるに連れて飛距離が伸びず飛ばなくなる事です。ボールも上がらず良くてもライナー性の当たりになり、悪いと全く球が上がらずにゴロになる事もあります。

デシャンボーのようにコンスタントにドラコンのトッププロ並みの60m/s程度のヘッドスピードが出せるのであればキチンとロフトなりの弾道で飛ぶので問題はありません。

ですが、ヘッドスピードが40台の日本人では、ロングアイアンになるに連れて飛ばなくなります。

現時点でデシャンボーにクラブ提供をしているAvodaのサイトにも下記のように書いてあります。

Traditional variable length sets pose challenges for achieving consistent ball striking due to the unique setup and swing required for each club. On the other hand, same-length irons address consistency issues but may introduce challenges for players with slower clubhead speeds.」
これを日本語訳すると、
「従来の可変長セットは、各クラブに固有のセットアップとスイングが必要なため、一貫したボールストライクを実現することが困難になります。一方、同じ長さのアイアンは一貫性の問題に対処しますが、クラブヘッドのスピードが遅いプレーヤーには課題をもたらす可能性があります。」

と言うことですが、「クラブヘッドのスピードが遅いプレーヤーには課題をもたらす可能性があります。」という部分が「ヘッドスピードが速くないとロングアイアンで飛ばなくなる」と言うことですね。

デシャンボーがワンレングスを取り入れる前の2014年、BoseIronFactoryは既にワンレングスアイアンのテストクラブを作り、多くの人に打ってもらって検証をして来ました。

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今でもワンレングスアイアンの事を書いた記事は購読数でトップ記事となっていますので、お読みになった方も多いと思いますが、リンクを貼っておきますので、読んでいない方は先にご覧ください。


ワンレングスアイアンにするメリットは「各クラブに固有のセットアップとスイングが必要」無くなると言うことですが、「固有のスイングが必要になる」と言う部分はクラブMOIマッチングで解決出来ます。
ワンレングスアイアンのヘッド重量は全て同じ重量ですので、シャフトも同じ長さにした場合、クラブMOIも同じになります。
一方で私達のクラブMOIマッチングでは、シャフト長を変えていってもクラブMOIは同じにしていくので、固有のスイング自体が必要無くなり、全て同じスイングでOK。

しかも、ロングアイアンになるにつれて飛ばなくなると言うのはヘッドスピードが遅いと言うのがその原因ですので、シャフトを長くする事で解決出来ます。
すなわち、スイングも変えること無くヘッドスピードも長くなるに連れ上がりますので、ワンレングスアイアンで問題となっていた部分も可変長クラブ(普通の0.5インチ刻み)のクラブで問題となっていた部分も解決するのがクラブMOIマッチングです。

なお、クラブMOIマッチングで唯一解決出来ないのは(長さが変わるので)固有のセットアップが必要になる。と言う部分です。

ですが、セットアップに関してもボールを置く位置が身体から0.5インチ分遠くなると言うだけで、長い番手だから左足よりにするとか、短い番手だからボールを右足よりに置くといった事はほとんど必要無くなります。

ボールを置く位置で球の当たり具合を調整するのが、クラブMOIマッチング以外での考え方ですが、クラブMOIマッチングを行えばボールの当たり具合はクラブMOIを統一する事で自動的に統一されていくので、ボールを置く位置はクラブ長の差分0.5インチ分だけで良いのです。


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HAYABUSA Ironのレフティモデル。
右利き用と同じく基本的にロフト表示のモデルとなっていますが、番手表示モデルも制作可能です。

ロフト表示モデルも番手表示モデルも基本的に受注生産モデルとなりますので、発注を頂いてから1ヶ月半程度のお時間を頂きます。


少数の生産のため、右利き用モデルよりは若干お高くなってしまいますが、HAYABUSA Ironならではのミスヒットに強く、フライヤーしにくいと言った性能はもちろん踏襲しておりますので、ご安心ください。


ちなみにレフティモデルのTRAVIL専用ヘッドも作れます。
右利き用でも番手のTRAVIL専用ヘッドというのも可能ですので、お気軽にご相談ください!!

既に日本国内での発売は開始しておりますので、レフティの方でもHAYABUSA Ironの凄さを是非ご堪能ください!!


BoseIronFactoryのシャフト抜き機は削り出し(CNCミーリング)で創られた非常に強力なもので、クランプ長も標準的なシャフト抜き機の1.5倍はあるのですが、よりシャフトに優しくするために別に自作クランプを2つ追加しております。

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今日は昨日までの怒濤の忙しさが一段落したため、自作クランプから市販のクランプに付け替える作業をしておりました。

治具と言うほどの物ではありませんが、こうした作業に必要なものに対しての拘りもBoseIronFactoryの品質の一部です。




※クラブMOIマッチング、HAYABUSA Iron、HAYABUSA Wedge、JCMシリーズや0番アイアン、RODDIO製品等のお問い合わせはお気軽にseabose@me.comまでお願いします。

販売終了のお知らせです。

メーカー廃盤となりましたので、弊社0番アイアンにて採用しておりました、フジクラSPEEDER EVO7(FW用を含む)の販売を終了と致します。


スピーダー エボリューション VII (7) FW60
(販売終了となったSPEEDER EVO7のFW用)

EVO7FWが廃盤になったことで、フジクラのシャフトにFW専用のシャフトは無くなりましたね。
ドライバー用をチップカットして使う事になるのですが、FW用はドライバー用の半分程度の価格でしたから残念です。

タイトル

インスタ

ウェッジまで
データまで

打感の缶詰まで

最後まで


タイトル日本語

インスタまで日本語

データまで日本語

打感の缶詰まで日本語

最後まで日本語

BoseIronFactoryの0番アイアンの中で一番コスパの良いシャフト「ジオテックプロトタイプRFシャフト」がメーカー廃盤となりましたので、在庫のRF 5-Sフレックス1本を残してRFシャフトの販売は終了致します。 上級ヴァージョンである「ジオテックプロトタイプRF-EVOシャフト」及び「ジオテックプロトタイプRF-EVO Tourシャフト」に関しましてはまだメーカー在庫があるので販売を継続致します。

なお「プロトタイプ RFエボ ツアーシャフト」に関しましてはSフレックスだけで無くXフレックスもございますので、ハードヒッターにも対応致します。



プロトタイプRF 販売終了となった「プロトタイプ RF6 イエロー ウッド用」


プロトタイプRF5 在庫1本で販売終了となる「プロトタイプ RF5 イエロー ウッド用」


プロトタイプ RFエボ W6
継続販売となる「プロトタイプ RFエボ W6」


プロトタイプ RFエボ ツアー 継続販売となる「プロトタイプ RFエボ ツアー」

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