HAYABUSA PC IRONのバックフェースの窪みのアイデア自体は通常のHAYABUSA Ironと変わらないのですが、HAYABUSA PC IRONの窪みはHAYABUSA Ironの窪みよりも深く大きくなっています。

ポケットキャビティにする事で、余剰重量がマッスルバック形状を元とするHAYABUSA Ironよりはるかに多くなっていますし、打点(フェース面)と窪みの間にポケットがあるので、ポケットが壊れないギリギリのところまで窪みを深く取れると言う利点がHAYABUSA PC IRONにあるからです。
このことによりHAYABUSA PC IRONのフェース左右のMOIは非常に大きくなり、左右への打点のブレによる寛容性の高さはHAYABUSA Ironの倍以上の数値(理論値)を達成しています。
HAYABUSA Ironのスイートスポットのイメージ
HAYABUSA PC IRONのスイートスポットのイメージ
実際には同じフェース面の写真では無いので比較しにくいのですが、HAYABUSA Ironでも通常のキャビティ並みのスイートスポットの広さがあったのに対して、HAYABUSA PC IRONではほぼフェース全面がスイートスポット(※1)となっています。
HAYABUSA Ironと3枚目の通常キャビティのスイートスポットがネック側に偏っているのはネックにシャフトが付いているからです。
このことによりHAYABUSA PC IRONのフェース左右のMOIは非常に大きくなり、左右への打点のブレによる寛容性の高さはHAYABUSA Ironの倍以上の数値(理論値)を達成しています。
HAYABUSA Ironのスイートスポットのイメージ
HAYABUSA PC IRONのスイートスポットのイメージ
実際には同じフェース面の写真では無いので比較しにくいのですが、HAYABUSA Ironでも通常のキャビティ並みのスイートスポットの広さがあったのに対して、HAYABUSA PC IRONではほぼフェース全面がスイートスポット(※1)となっています。
HAYABUSA Ironと3枚目の通常キャビティのスイートスポットがネック側に偏っているのはネックにシャフトが付いているからです。
以前にも書いた通り、ゴルフの難しさはシャフト軸線上でボールを打たないからなのですが、シャフトがあり重心がネック寄りになるため、スイートスポットの中心がネック寄りになります。
対してHAYABUSA PC IRONのスイートスポットが他の2つと比べてヘッド中心(トゥ寄り)になっているのは、元々のポケットキャビティ部分の重量配分がトゥ寄りになっているからです。
元々が赤丸のようにトゥ側に重量を寄せているのにもかかわらず、窪みを作る事で更に白丸部分の厚さが厚くなる事でネック(シャフト)側の重量に対して均衡を取れるだけのトゥ側の重さを確保しています。
そのため、窪みの位置もHAYABUSA Iron寄りもトゥ寄りにする事が可能となり、スイートスポットをフェースのほぼ全面にまで拡大する事が出来ました。
HAYABUSA Ironの発売から5年、その間ずっと暖めていたアイデアがようやく具現化出来る所まで来ていますので、大きな期待を持って発売をお待ちください!!
元々が赤丸のようにトゥ側に重量を寄せているのにもかかわらず、窪みを作る事で更に白丸部分の厚さが厚くなる事でネック(シャフト)側の重量に対して均衡を取れるだけのトゥ側の重さを確保しています。
そのため、窪みの位置もHAYABUSA Iron寄りもトゥ寄りにする事が可能となり、スイートスポットをフェースのほぼ全面にまで拡大する事が出来ました。
HAYABUSA Ironの発売から5年、その間ずっと暖めていたアイデアがようやく具現化出来る所まで来ていますので、大きな期待を持って発売をお待ちください!!
※1:スイートスポットはその部分にボールがヒットした場合に中心部の90%以上の飛距離(ボール初速)が確保出来る部分としています。