ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

February 2025

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HAYABUSA PC IRONは多少のグースネックとなっています。

グースネックにしたのは捕まりが良くなるからと言うことでは無く、単に見た目で優しそうに感じるから。

グースネックは捕まると言われていますが、(敢えて怒られるのを覚悟で言いますが)グースが強まるほどヘッドは遅れて入る訳ですから、逆に捕まらなくなるのがグースネックです。
ただ、実際に捕まらなくなるほどのグースにするには5cmとか10cmのグースにしないとヘッドが遅れて入る事はありません。
つまり、PING EYE2などのかなり極端なグースネックでもクラブMOI次第では捕まるし捕まらない事もあると言う認識でOKです。

ですので、HAYABUSA PC IRON程度の多少のグースネックは特に性能としての影響は無く、ほぼ見た目で優しいと言う意味しかありません。
グースになっている分、ストレートネックよりはほんの少し重心深度が深くなるという事はありますが、それも誤差の範囲と思ってくださって結構です。



逆に難しく見えて実は優しいと言う事もあります。
それはトップライン薄さです。

実際にアイアンを研磨したり、CADでデザインしてCAD上でシミュレーションをすると分かるのですが、トップラインを薄く削ると3~4g程度の重量が浮きます。
270gのアイアンとするとたかだか1.5%程度の余剰重量となる訳ですが、軟鉄鍛造のアイアンの場合は4gの余剰重量というのはかなりの削りしろとなります。

この4gを重心位置より高いトップラインで削ることで、その分重量配分を下に持って行ける訳です。

トップラインが薄い=難しいと思われがちですが、実はトップラインを薄くする事で、多少なりとも低重心化出来ると言う、難しいはずのことが優しい方向に持って行けるんです。

一方でフェースの厚さを薄くしたり、ポケットキャビティや中空にする事で余った余剰重量を上下左右に持っていくと言う手法も良く用いられます。
上下左右に重量を集中的に配分すると、昨今の10Kドライバーのようにフェースの上に当たっても当たり負けせずにちゃんと飛ぶ。と言う考え方に基づいた手法なのですが、ドライバーと違いアイアンの場合はティーアップを高くする事は無いのでフェースの上に当たるという事はほぼ有り得ません。

アイアンでフェースの上で当たるのは深いラフでボールが浮いている時以外は考えにくいですし・・・。

あとは思いっきりダフってアイアンのフェース上部で当たると言うことも考えられますが、アイアンでそれほどまでにダフった場合はソールが地面に刺さるので、フェース上部の当たり負けを考えている場合じゃありません・・・(笑)

以上の事から、フェース上部=トップラインが厚いと言うことであまりメリットが無いと考えています。
机上のシミュレーションでしたらフェースの上下左右に重量配分すると言う事のメリットもあるんでしょうが・・・


ですので、BoseIronFactoryのアイアンは基本的にトップラインが厚いものはありません。
HAYABUSA PC IRONはBoseIronFactoryの中でも厚いほうですが、それでも某社のマッスルバックアイアンよりも薄いトップラインとなっていますので。


HAYABUSA Iron&ウェッジでグッドデザイン賞を受賞した時も全て理詰めで行ったデザインが美しく機能的だったという受賞理由なのですが、BoseIronFactoryは見た目だけのデザインは一切行いません。

HAYABUSA IronもHAYABUSA PC IRONも美しいと感じて頂いたのであれば、それは全てご説明出来る理詰めのデザインなんです。


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HAYABUSA PC IRONの先行ご予約はこちらから!!
(初回生産数まであと数セットとなっておりますので、ご予約はお早めに!!)

規模が小さくあまり在庫を持てないことから、受注生産としている製品も多かったのですが、珍しく?全製品・全ロフト・全番手の在庫がございます。

10周年記念セール!!で10%オフにもなっておりますので、是非この機会にBoseIronFactoryの製品をご利用ください!!





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大変好評を頂いているクラブMOIマッチングの現在の空き状況をお知らせします。

2月末日までの作業は埋まっておりますが、3月以降の作業はまだ空きがございます。

事前にグリップ等の手配が完了している場合でしたら、お預かりしてから1週間~10日程度でお送り可能です。


クラブMOIマッチングの御依頼はseabose@me.comまでお願い致します。

なお、始めてクラブMOIマッチングをされる方はアイアンセットからのMOIマッチングをお勧め致します。
ドライバーのみと言った形でのMOIマッチングはアイアンセットを行ってからのご依頼若しくはアイアンセットと同時のMOIマッチングをお願い致します。


料金は1本6,800円、プラスグリップ代と送料となります。


ジュニア及びプロゴルファー(JGTO及びJLPGA、PGA)に関しては、持ち込みや支給を含め相談に応じますので、別途ご相談ください。

シードプロの平本世中選手やYouTubeの蝶ネクタイゴルファーで有名な三木龍馬プロもBoseIronFactoryでクラブMOIマッチングを行っておりますし、YouTube等でプロやジュニアから引っ張りだこのゴルフクラフトスティンガーのハセやンも私の弟子ですので、どうかご安心くださいませ。


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大変お待たせしております。

本日より、HAYABUSA PC IRONの詳細及び弊社WebShopにて先行のご予約を開始致しました、

まず、詳細ですが、スペックとしては下記のようになります。


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ヘッド1個あたりの価格は27,500円(税抜、シャフト・グリップ別)、基本セットは6-PWの5本セット、7-GWの5本セットの2種から選択可能となります。
ジュニア専用モデルに関しましては、BoseIronFactoryとゴルフクラフトスティンガーの専売商品となり、価格もジュニア育成のため異なりますので、ジュニア用をお求めの場合はご相談ください。

クラブMOIマッチング専用設計ですので、クラブMOIマッチング工賃は価格に含みます。
シャフト・グリップに関してはご相談の上決定していきます。

発売日ですが、CNCミルドによるアンダーカットキャビティで製造に時間がかかることから、先行ご予約分のお渡し予定は5月中旬~6月中旬となります。
もし製造が遅延する場合は、その旨御連絡致しますのでご了承ください。

先行予約期間は2月14日~2月末までとしますが、初回予定数をオーバーした場合は6月中旬以降のお届けとなる場合もございますので、お早めにご予約ください。
(初回予定数をオーバーした場合は販売しているページに明記致します)

なお限定商品ではありませんので、予定数をオーバーしても責任を持って製造致します。
ご安心くださいませ。

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写真はプロトタイプです。
刻印の位置や細かな仕様は変更する可能性がございます。





BoseIronFactoryがここ、北海道は弟子屈(てしかが)に移転して来たのが2015年5月10日です。

今年の5月10日で10周年となります。

いままで本当にたくさんの方々に支えられて10年という歳月が経ちました。
弟子屈の地元の方々には暖かく受けいて頂きましたし、雪の時には何度も助けて頂きました。
野菜や食べ物も未だに頂きますし、試打スペースが今の状態になるまでにも重機などを使って助けて頂きました。

そして何より多くの皆様から弊社製品をご愛顧頂いたと言う事が、10年間ここで事業を存続出来た一番の理由です。
本当にありがとうございます。心より皆様に感謝しております。

BoseIronFactoryは基本的に定番落ち商品はありませんし、新製品を発売してもターゲットが異なるためマークダウンをする事もありません。
そのため、値下げするとしても発売から相応の期間を経過し、開発費が回収出来た製品に限って価格改定を行ってきました。

しかしながら、BoseIronFactoryが移転10周年を迎えるにあたり、支えて頂いたお客様に少しでもお気軽に弊社製品をご購入頂きたいと考え、社内の調整も致しました。


と言うことで・・・


本日から5月10日までの期間限定で弊社製品の全てを10%OFFセール致します!!(←ここをクリックすると弊社WebShopに飛びます)

開発費が回収出来たので先日値下げしたばかりのHAYABUSA Ironも含め、弊社製品の全てを対象としますので、この機会に是非宜しくお願い致します!!

(クラブMOIマッチングの工賃に関しましても本日ご請求分より10%オフの価格とさせて頂きます。クラブMOIマッチング時の送料やグリップ代などは対象外ですのでご了承ください)

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移転した当時の試打スペース


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現在の試打スペース(と言っても昨年夏・・・(笑))

今後は暫しBoseIronFactoryの弟子屈での10年の歩みとこれまでの製品ラインアップをご紹介する事に致しますので、ゆる~くお付き合いくださいませ。

大変好評を頂いているクラブMOIマッチングの現在の空き状況をお知らせします。

2月8日までの作業は埋まっておりますが、9日以降の作業はまだ空きがございます。

事前にグリップ等の手配が完了している場合でしたら、お預かりしてから1週間程度でお送り可能です。


クラブMOIマッチングの御依頼はseabose@me.comまでお願い致します。

なお、始めてクラブMOIマッチングをされる方はアイアンセットからのMOIマッチングをお勧め致します。
ドライバーのみと言った形でのMOIマッチングはアイアンセットを行ってからのご依頼若しくはアイアンセットと同時のMOIマッチングをお願い致します。


料金は1本6,800円、プラスグリップ代と送料となります。


ジュニア及びプロゴルファー(JGTO及びJLPGA、PGA)に関しては、持ち込みや支給を含め相談に応じますので、別途ご相談ください。

シードプロの平本世中選手もBoseIronFactoryでクラブMOIマッチングを行っておりますし、YouTube等でプロやジュニアから引っ張りだこのゴルフクラフトスティンガーのハセやンも私の弟子ですので、どうかご安心くださいませ。


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