先日書いたドライバーのお話。
「ドライバーだけ違くね?」ということは、少し前からゴルフ業界内で話題になっていることのひとつで、ブログ記事としてもこのところのアクセス数としてはかなり多い部類です。
前回のドライバーの話では大きさにフォーカスを当ててお話しましたが、実は大きさだけでなく殆どの面でドライバーだけ違くね?ということになっています。
この写真はトッププロのセッティングですが、写真見ただけでもドライバーだけアタマ3つ分は飛び出ています。
プロのドライバーの長さに関して言うと、44.5インチ近辺が平均的な長さと言えますが、アマチュア向けに販売されているドライバーに関して言うと平均で45.75インチ近辺(60度法計測)程度となります。
プロが短いのに対して、アマチュアが1インチ以上も長いということ自体、おかしいはずですよね・・・。
更には、スプーンの平均長さが43.25インチ程度なのに対して、ドライバーが45.75インチとなると、2.75インチ差です。
3wのスプーンに対して1wであるドライバーが1インチ長いのであれば理解出来ますが、4番手分違うということはマイナスの番手ということに(笑)
重量的に言うと、3wが330~340g程度なのに対してドライバーは300g程度です。
1番手7gという重量ピッチが正しいのかはクラブMOI的には違いますが、ここでも長さと同様4番手分の違いがあるということになります。
ゴルフライターのT島さんも書いていますが、ドライバーだけ「長い、軽い、デカイ(重心的に)」ということになります。
さてここでクラブMOI®的にも見ていきましょう。
ドライバーの平均的なクラブMOIは、2830~2850kg-c㎡となっています。
3wの平均的なクラブMOIは、2740~2760kg-c㎡程度ですから、90kg-c㎡の差があるということです。
スイングバランスで作られたアイアンクラブの場合、1番手のMOI差は10kg-c㎡程度ですので、クラブMOI的に見ると4番手どころか、9番手もの差がある。
そして前回書いたように3wとの体積差はおおよそ3倍もあるわけです。
ただ、この中で唯一3wとの流れにおいて変わっていないものがあります。
それは、スイングバランスです。
このブログをお読みになられる方はスイングバランスにはほとんど意味がないということにはお気づきでしょうが、ほとんど意味のないスイングバランスだけが他のクラブと変わること無くそのまま受け継がれているという。
こう考えていくと、いかにドライバーが特殊な形に進化(?)しているかがよく分かります。
これでは同じスイングで打てるわけがありませんね。
ただ、飛距離だけを追求していくと、こうなることは理解出来ます。
「長いほうが飛ぶ」という常識(?)もありますし、軽くすれば長く出来るということもあります。
軽くして長くした結果、芯で当たりにくくなるし打点のブレも出てくる。
そうであればルールギリギリの460ccにして安心感を与えてやり、ミスヒットに対してもある程度寛容性をもたせてあげる。
ミスヒットに対して寛容性を持たせると言っても、フェースが開いて当たったら100%間違いなく右に飛んでいきますから、無理くりフェースを閉じた形で最初から設計しておく。まぁ、それでも99%のゴルファーは右にしか飛びませんが・・・。
ちなみに、この中で工房やクラフトマンが改善できないものはヘッド体積の問題だけです。
BoseIronFactoryは工房でもありますが、HAYABUSAIron、HAYABUSAウェッジを開発したメーカーでもあります。
メーカーという立場を利用して、コンパクトで他のクラブとの流れに沿ったドライバー、作りますよ(^^)v
「ドライバーだけ違くね?」ということは、少し前からゴルフ業界内で話題になっていることのひとつで、ブログ記事としてもこのところのアクセス数としてはかなり多い部類です。
前回のドライバーの話では大きさにフォーカスを当ててお話しましたが、実は大きさだけでなく殆どの面でドライバーだけ違くね?ということになっています。
この写真はトッププロのセッティングですが、写真見ただけでもドライバーだけアタマ3つ分は飛び出ています。
プロのドライバーの長さに関して言うと、44.5インチ近辺が平均的な長さと言えますが、アマチュア向けに販売されているドライバーに関して言うと平均で45.75インチ近辺(60度法計測)程度となります。
プロが短いのに対して、アマチュアが1インチ以上も長いということ自体、おかしいはずですよね・・・。
更には、スプーンの平均長さが43.25インチ程度なのに対して、ドライバーが45.75インチとなると、2.75インチ差です。
3wのスプーンに対して1wであるドライバーが1インチ長いのであれば理解出来ますが、4番手分違うということはマイナスの番手ということに(笑)
重量的に言うと、3wが330~340g程度なのに対してドライバーは300g程度です。
1番手7gという重量ピッチが正しいのかはクラブMOI的には違いますが、ここでも長さと同様4番手分の違いがあるということになります。
ゴルフライターのT島さんも書いていますが、ドライバーだけ「長い、軽い、デカイ(重心的に)」ということになります。
さてここでクラブMOI®的にも見ていきましょう。
ドライバーの平均的なクラブMOIは、2830~2850kg-c㎡となっています。
3wの平均的なクラブMOIは、2740~2760kg-c㎡程度ですから、90kg-c㎡の差があるということです。
スイングバランスで作られたアイアンクラブの場合、1番手のMOI差は10kg-c㎡程度ですので、クラブMOI的に見ると4番手どころか、9番手もの差がある。
そして前回書いたように3wとの体積差はおおよそ3倍もあるわけです。
ただ、この中で唯一3wとの流れにおいて変わっていないものがあります。
それは、スイングバランスです。
このブログをお読みになられる方はスイングバランスにはほとんど意味がないということにはお気づきでしょうが、ほとんど意味のないスイングバランスだけが他のクラブと変わること無くそのまま受け継がれているという。
こう考えていくと、いかにドライバーが特殊な形に進化(?)しているかがよく分かります。
これでは同じスイングで打てるわけがありませんね。
ただ、飛距離だけを追求していくと、こうなることは理解出来ます。
「長いほうが飛ぶ」という常識(?)もありますし、軽くすれば長く出来るということもあります。
軽くして長くした結果、芯で当たりにくくなるし打点のブレも出てくる。
そうであればルールギリギリの460ccにして安心感を与えてやり、ミスヒットに対してもある程度寛容性をもたせてあげる。
ミスヒットに対して寛容性を持たせると言っても、フェースが開いて当たったら100%間違いなく右に飛んでいきますから、無理くりフェースを閉じた形で最初から設計しておく。まぁ、それでも99%のゴルファーは右にしか飛びませんが・・・。
ちなみに、この中で工房やクラフトマンが改善できないものはヘッド体積の問題だけです。
BoseIronFactoryは工房でもありますが、HAYABUSAIron、HAYABUSAウェッジを開発したメーカーでもあります。
メーカーという立場を利用して、コンパクトで他のクラブとの流れに沿ったドライバー、作りますよ(^^)v
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