RODDIOのNEW FWに関しては10回くらいブログで書いてもまだ書き足りない位の凄さなんですが、クラブMOIマッチング的な観点からも凄いのがRODDIO FWなんですね。

例えば・・・ドローバイアスソールなんですが、


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前回のブログ記事でも書いた通り、重量が88gでゴムブッシュ入れて91gとニュートラルソール、アンチフックソールの92g(ゴムブッシュ入れて95g)とは4g軽く作られています。


これを見た時に、ニヤッとした方はクラブMOIマッチング理論の事も良くお分かりなのかもしれません。

と言うのも、これってクラブMOIマッチング理論通りなんです。

しかもソールというスイングの支点から一番離れたソールの重量ですから、この部分の軽量化は非常に効果的。
RODDIOさんにはクラブMOIマッチングの理論を詳細に説明している訳ではありませんので、理論として軽量化をしたと言うよりは感覚的・経験則的なところから軽量化となったのかとは思いますが・・・。


ヘッド(ソール)が軽くなると、その分クラブMOIは下がり振るために必要なチカラも少なくなります。
振るために必要なチカラが少なくて良いと言うことは、振り遅れる事も無くなります。

振り遅れが無ければフェースローテーションもしっかりと出来てボールにコンタクトするので、ドローになりやすいと言う訳です。


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ドローバイアスソールのゴムブッシュを取ったもの


BoseIronFactoryとしては当然分かっていた事ですので、前のFWの時から既に同じ考えでソールのチューニングを行っていたのですが、RODDIOが純正の形でドローバイアスソールを作ってくれたのは非常に助かりますね(^^


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BoseIronFactoryのソールチューニング(87.5g)
(ちょっと見た目が悪くなってしまったので、売り物では無く取ってあるものになります)


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こちらが標準のソール(92g)

以前より実際にこうしたソールチューニングを行っていますので、今回のRODDIOのソールがドロー、アンチフック、ニュートラルの3つとも効果が大きいのはよく分かります。

しかも、私の削ったソールが87.5gで標準ソールが92gと、ドローバイアスソールとその他のソールでほぼ同重量というのもRODDIOの本気度合いというか、BoseIronFactoryの思惑通りというかで、とても興味深いものがありますね(自画自賛が過ぎる・・・(笑))



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