突然ですが、皆さんに質問です。
皆さんが考えるナイスショットってどのような事を指すのでしょうか?
クラブの真芯で当たり、フェースもスクエアな状態で当たる事がナイスショットなのでしょうか?
先に答えを言いますと、それで正解でもあり、不正解でもあります(^^;;
何故そんなことを聞いたかと言うと、ボールをコントロールする上で、必ずしも真芯で当てる必要性は無いですし、スクエアな状態で当てる必要も無いんです。
どういうことかと言いますと、ボールコントロール(インテンショナルショット)をする場合は、わざと芯を外したり、スクエアでは無い状態でボールヒットしなければ、ボールコントロールは難しいからです。
このボールコントロールというのは、別にインテンショナルフックやインテンショナルスライス、スティンガーショットと言った上級者やプロゴルファーがボールコントロールする場合に限りません。
分かりやすく言うと、バンカーショットでフェースを開いてエクスプロージョンショットをすると言うのも立派なボールコントロールです。
多くの人が勘違いをしているのですが、ゴルフクラブでボールコントロールすると言う事は大なり小なりのミスヒットをする事でコントロールしています。
クラブの真芯でボールに対して完全にスクエアに当たったらスピン軸も方向も真っ直ぐになるので、球は曲がらないのに対して、芯を外したりスクエアに当てない事によって、方向も変わりボールも曲がるのです。
特にウェッジではこうしたボールコントロールを様々な形で用いる事で開いても閉じても思った通りの方向に打ち出せるし、スピン量の大小やボールの高い低いなどをコントロールする訳です。
この部分がウェッジ作りの上で問題になるというか、落としどころを探すのが凄く難しい部分となります。
ミスショットに寛容(優しさ)ウェッジであればコントロール性がある程度犠牲になりますし、コントロール性を重視するとミスヒットに対する寛容性(優しさ)が犠牲になる訳です。
ただ、ウェッジの場合短くてフェースも広く、重量的にも重いためあまりミスヒットに対しての寛容性(優しさ)は必要無いとも言えます。
重さが寛容性に影響すると言うのはあまり聞き慣れないかもしれませんが、ウェッジの場合のヘッド重量は標準的なウェッジで300g程度あるのに対して、標準的な5番アイアンでは257g前後です。
40g以上違いますし、ヘッド自体の大きさもかなり違います。
その分真芯で当たらなくともボールは当たり負けしにくくなります。
(この当たり負けのしにくさというのはハンマー効果では無いんですが、そのことはまた勘違いされている一因になっているでしょう。この件はまた改めて書く事があるかもしれません)
そうした意味ではロングアイアンよりショートアイアンやウェッジは優しいと言うことになりますね。
ここで勘違いしてはいけないのが、単にロングアイアンは長いから難しいとか、ロフトが立っているから難しいと言う訳では無いということ。
ぶっちゃけ上記の理由でロングアイアンは難しいと言う人はクラブの構造を理解していない人だと言っても良いでしょう。
ウェッジにマッスルバックが多く、ポケットキャビティなどの寛容性(優しさ)を追求したものが少ないのはこうした理由があります。
「いやいや、TaylorMadeのHI-TOEウェッジなんかはキャビティになってるし、それはやっぱり優しくするためでしょ?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、あのキャビティは優しさではなく、キャビティ部分の重量をフェース上部に厚みを持たせて上部に持っていくため(バックスピン量が増える傾向がある)です。
では、ここで開発中のHAYABUSA PC WEDGEをご覧頂きます。
まだまだ発売は先になりますが、HAYABUSA PC Ironのようにポケットキャビティ構造としていないのは、そうした設計意図があるんですね。
皆さんが考えるナイスショットってどのような事を指すのでしょうか?
クラブの真芯で当たり、フェースもスクエアな状態で当たる事がナイスショットなのでしょうか?
先に答えを言いますと、それで正解でもあり、不正解でもあります(^^;;
何故そんなことを聞いたかと言うと、ボールをコントロールする上で、必ずしも真芯で当てる必要性は無いですし、スクエアな状態で当てる必要も無いんです。
どういうことかと言いますと、ボールコントロール(インテンショナルショット)をする場合は、わざと芯を外したり、スクエアでは無い状態でボールヒットしなければ、ボールコントロールは難しいからです。
このボールコントロールというのは、別にインテンショナルフックやインテンショナルスライス、スティンガーショットと言った上級者やプロゴルファーがボールコントロールする場合に限りません。
分かりやすく言うと、バンカーショットでフェースを開いてエクスプロージョンショットをすると言うのも立派なボールコントロールです。
多くの人が勘違いをしているのですが、ゴルフクラブでボールコントロールすると言う事は大なり小なりのミスヒットをする事でコントロールしています。
クラブの真芯でボールに対して完全にスクエアに当たったらスピン軸も方向も真っ直ぐになるので、球は曲がらないのに対して、芯を外したりスクエアに当てない事によって、方向も変わりボールも曲がるのです。
特にウェッジではこうしたボールコントロールを様々な形で用いる事で開いても閉じても思った通りの方向に打ち出せるし、スピン量の大小やボールの高い低いなどをコントロールする訳です。
この部分がウェッジ作りの上で問題になるというか、落としどころを探すのが凄く難しい部分となります。
ミスショットに寛容(優しさ)ウェッジであればコントロール性がある程度犠牲になりますし、コントロール性を重視するとミスヒットに対する寛容性(優しさ)が犠牲になる訳です。
ただ、ウェッジの場合短くてフェースも広く、重量的にも重いためあまりミスヒットに対しての寛容性(優しさ)は必要無いとも言えます。
重さが寛容性に影響すると言うのはあまり聞き慣れないかもしれませんが、ウェッジの場合のヘッド重量は標準的なウェッジで300g程度あるのに対して、標準的な5番アイアンでは257g前後です。
40g以上違いますし、ヘッド自体の大きさもかなり違います。
その分真芯で当たらなくともボールは当たり負けしにくくなります。
(この当たり負けのしにくさというのはハンマー効果では無いんですが、そのことはまた勘違いされている一因になっているでしょう。この件はまた改めて書く事があるかもしれません)
そうした意味ではロングアイアンよりショートアイアンやウェッジは優しいと言うことになりますね。
ここで勘違いしてはいけないのが、単にロングアイアンは長いから難しいとか、ロフトが立っているから難しいと言う訳では無いということ。
ぶっちゃけ上記の理由でロングアイアンは難しいと言う人はクラブの構造を理解していない人だと言っても良いでしょう。
ウェッジにマッスルバックが多く、ポケットキャビティなどの寛容性(優しさ)を追求したものが少ないのはこうした理由があります。
「いやいや、TaylorMadeのHI-TOEウェッジなんかはキャビティになってるし、それはやっぱり優しくするためでしょ?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、あのキャビティは優しさではなく、キャビティ部分の重量をフェース上部に厚みを持たせて上部に持っていくため(バックスピン量が増える傾向がある)です。
では、ここで開発中のHAYABUSA PC WEDGEをご覧頂きます。
まだまだ発売は先になりますが、HAYABUSA PC Ironのようにポケットキャビティ構造としていないのは、そうした設計意図があるんですね。
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