ゴルフ「北の国から」

ゴルフトゥデイでの連載「ゴルフ〜北の国から〜」をしていたファルコンまつばらです。 クラブMOIマッチングを中心とした理想の工房を北海道に作るまでの模様、そしてクラブMOIマッチングの今とこれからを中心に様々なことに顔を突っ込んでいきます(^^;; なお、純はもしかしたら出てくるかもしれませんが、蛍や五郎さんは出てきませんので、念のため・・・。

カテゴリ: HAYABUSAウェッジ

ふるさと納税返礼品のピーク前と言うこともあり、若干作業に余裕がある今のうちに来年に発売する新製品の開発を進めています。

BoseIronFactoryの製品は基本的に廃盤や製造中止にする事はありません。それは長きに渡りベストなモノを作っているから。
ターゲットとなるゴルファーの技術や好みを絞り込み、絞り込んだターゲットにベストな製品を供給していると言う自負があるんです。
ただ、ターゲットを絞り込んでいくことは、少しでもターゲットから外れるとあまり魅力的な製品とはなりません。

そこで、現在のターゲットとは少し外れているけれど、近いゴルファーに向けての新製品の開発です。
少量多品種販売となるので、社員1人の極小企業としては多くの在庫を持つことは出来ませんから、基本受注生産として販売しようと考えています。
もちろん実際にモノを見て、打ってみてからお買い上げ頂かないと弊社製品の良さは分かりませんから、試打用クラブを打ってからの受注としたいと考えています。
受注生産は在庫の面だけでなく、ひとりひとりに対してのカスタマイズにも対応可能ですので、クラブMOIマッチングで振り心地や球筋のカスタマイズをするだけでなく、メッキなどの見た目のカスタマイズも極力対応していこうと考えています。


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精悍さを極めたマッスルバックアイアンは、今野一哉プロモデルのプロトタイプです。


IMG_6696 こちらは「マッスルバックはちょっと難しそう」と言うゴルファーに向けたキャビティモデル。 長い番手はキャいティで、短い番手はマッスルバックというコンボアイアンにも対応出来るよう、マッスルバックからキャビティに変わっても構えた時の違和感の無いようシャープな見た目になっています。
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IMG_6707 多くの方が待ち望んでいたHAYABUSAウェッジのバリエーションモデル。 HAYABUSAウェッジはストレートなネックですが、バリエーションとしてグースネックとなっています。 また、HAYABUSA Ironと同様にバックフェースに窪みを設ける事でヘッド左右に重量配分を行い、左右のミスヒットにも強い設計となっています。 ソールは現行のHAYABUSAウェッジと同様の丸いファルコンソール。 最高の抜けの良さだけでなく、チャックリ・ザックリをする事が出来ないと言うHAYABUSAウェッジの良部分はもちろん踏襲しています。
(まだバックフェースはお見せ出来ません)

The HAYABUSA Iron Good Design Award winning commemorative model has reached a limited number and is now discontinued.

Please note that we are unable to reserve items for those who have already made inquiries.

Please note that it is possible to engrave the standard model. In that case, the plating will be regular nickel satin plating, and name plates etc. cannot be attached.

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Also, please note that the price will be the normal price.


HAYABUSA Ironグッドデザイン賞受賞記念モデルは限定数に達したため、終了となります。

既にお問い合わせ頂いている方に関しましてもお取り置きは出来かねますので、ご了承ください。

なお、通常モデルに刻印を入れることは可能です。
その場合メッキも通常のニッケルサテンメッキになり、ネームプレート等もお付けする事は出来かねます。
また、価格も通常の価格となりますことをご了承くださいませ。

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テンマクデザインさんなどの焚火台なども受賞していて、すぐ近くに展示されていますので、お時間のある方は是非受賞展へお越しください。

受賞決定( ´ ▽ ` )ノ


お、グッドデザイン賞受賞記念の限定セットはあと1セットで限定数に達するため、購入を検討されている方はお早めにお願い致します。(追加生産は考えておりません)

HAYABUSAウェッジもHAYABUSA Ironも物理の視点から様々な性能を追求するべく開発したものですが、今回はHAYABUSAウェッジで重点をおいた抜けの良さの秘密を書いていきます。

ウェッジはロフトも寝ており、長さも短いことから、ロングアイアンなどと比べると割とちゃんと当てやすい部類に入るクラブです。
ロフトは飛距離と直結しますが、飛距離の短いウェッジであるからこそ、ピンを狙っていくこととなります。
そしてもちろん、縦の距離が均一にならないとピンを狙って行く事が出来ない訳です。

まず何故抜けが良いと飛距離が均一になるかを説明していきましょう。

抜けが悪いと良いライでは一定の飛距離がでますが、ラフなどの悪いライでは芝などの抵抗でインパクトの瞬間のヘッドスピードは落ちます。
当然飛距離も落ちる訳ですが、ここでフライヤーと言うまた別の問題が絡んできます。

・フライヤーしない場合で抜けが悪いと抵抗が増えてヘッドスピードが落ちるので飛距離が落ちる。
・フライヤーしちゃうとヘッドスピードが落ちていても逆に飛距離が伸びてしまう。

と言う2つの相反する事が起きる訳ですが、まずは抜けに限って考えていくことにします。

抜けの良さ=芝や地面との抵抗が少ない
と言う事になります。

ここで一般的なウェッジのソールをご覧ください。


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対してHAYABUSAウェッジのソールは・・・


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一般的なウェッジに比べてソール全体が丸く作られています。

一般的なウェッジがソールの”面”で当っていくのに対して、HAYABUSAウェッジは”点”で当っていきます。

ソールを丸くする事で、ウェッジの座りは悪くなりますが、丸くする事で面では無く点で当るんですね。
まずこれがHAYABUSAウェッジの抜けの良さのひとつの理由です。

もうひとつの抜けの良さの理由は、ソールを横から見ると分かります。

一般的なウェッジを横から見ると、多少丸みは帯びているものの、割と直線的なのですが、

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HAYABUSAウェッジの場合は・・・

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こんなにもまん丸です。

この形も面では無く、点で当るように考えて作ったものですが、実はヒントは(今高騰していて手に入りぬくくなっている)玉子からのアイデアです。

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玉子って、子宮からの狭い産道を通り、産まれる訳ですが、玉子の楕円形って出来るだけ大きな玉子を出来るだけ楽に産むために自然が考えた素晴らしいデザインなんです。

当然抵抗は小さくなります=抜けが良くなると言う事ですね。

HAYABUSAウェッジの抜けの良さは主にこの2点から来ていますが、フライヤーになりにくいと言う事も実はここから来ています。

フライヤーは芝がボールとフェースの間に入る事で起こります。
芝が挟まれるとフェースとボールの抵抗(摩擦力)が減り、スコアラインも機能せずにスピンがかからなくなると言う事です。

芝を挟むと言う事は100%防ぐ事は不可能ですが、芝を挟みにくくする事は可能です。

一般的なウェッジの場合、リーディングエッジがかなり鋭角に出来ています。鋭角なのは抜けが良いと感じるためなのですが、エッジで芝を切る事で切った瞬間こそは切るための抵抗がありますが、切った後は抵抗ゼロになり、それが抜けが良いと感じる事になるんですね。

ただ、エッジで切られた芝はフェースの外に飛び散って行くものもありますが、一部はどうしてもフェース面に残りフライヤーの原因となります。

HAYABUSAウェッジ、HAYABUSA Ironはリーディングエッジが丸いため、芝を切りません。芝を切らずいなす事で芝がフェースの上に残りにくく、フライヤーにも繋がらないと言う訳です。

イメージとしては暖簾の天地逆さまバージョンを思い浮かべてください。
普通のウェッジ・アイアンが暖簾を切り裂き店内に入っていくのに対して、HAYABUSAウェッジ&HAYABUSA Ironは暖簾に腕押しした感じで、店内に入っていく訳です。

どちらが暖簾をヘッド(アタマ)に被ったままになりにくいか考えると一目瞭然ですね。

HAYABUSAウェッジ&HAYABUSA Ironは前後左右とも丸くする事で、抜けの良さとフライヤーのしにくさを両立しているのです。

だから、縦の距離差が生まれにくく、デッドにピンに向かっていくんです。

ちなみに、玉子形にソールを丸くする事でもうひとつのメリットがあります。

それは、チャックリ・ザックリしにくいと言う点です。

ウェッジはグリーン回りで使う事も多いクラブですが、グリーンはほぼ100%台の上にあります。
グリーンエッジにボールがある場合は、右利きの場合ほぼ100%左足上げリのライになりますから、そうしたライで普通に打とうとすると一般的なウェッジでは鋭角なリーディングエッジが地面に刺さりチャックリする事に。

ですがHAYABUSAウェッジの場合、リーディングエッジがまん丸ですから刺さりにくい。

刺さりにくいとチャックリを怖がって逆にトップという事も無くなります。



プロ支給品:HAYABUSAウェッジMODUS WEDGE Ver. | Bose Iron ... (longiron.net)



プロ支給品:HAYABUSAウェッジDG Ver. | Bose Iron Factory (longiron.net)



プロ支給品:HAYABUSAウェッジ MCI Wedgeシャフト | Bose Iron Fa... (longiron.net)



プロ支給品:HAYABUSAウェッジ Diamana Thump(ウェッジ専用シャフト) | ... (longiron.net)


現在全てのロフトでヘッド在庫がございますので、是非この機会にご検討ください( ´ ▽ ` )ノ

グッドデザイン賞
グッドデザイン賞の妄想
グッドデザイン賞の妄想2

グッドデザイン賞の一次審査が始まっています。

HAYABUSA Iron&Wedgeで応募しているのですが、過去にゴルフクラブで受賞したものを見るとHAYABUSAで何らかの賞は受賞できるんじゃないかなと思ってます(気が早い)。

クラブデザイナーにとって、デザインで評価されるとしたらとてつもなく嬉しく光栄な事なのですが、何度もここのブログ等でお話している通り、デザインのためのデザイン(設計)ではなく、様々な機能を突き詰めていった結果のデザインであり、美しさなんですね。

バックフェースの窪みは軟鉄鍛造アイアンという小さいヘッドで、可能な限りフェース左右に重量配分をして打点のブレに対応出来るように設計した結果ですし、実際に左右のブレに非常に強く、ポケットキャビティ並み(もしかしたらそれ以上)優しさを実現しています。
バックフェースのトップライン部分を薄くしているのは、薄くすることで見た目を精悍にする目的ではなく、少しでも重心を低いところに持っていくため。
ソールが他のクラブに比べると丸いのも特徴のひとつなんですが、リーディングエッジを丸くする事で芝を切る事がほぼありません。
芝を切ってしまうとフェースとボールの間に芝が挟まれますから、フライヤーの原因にもなります。
芝を切らずにそのまま”いなす”事でキチンとスコアラインが仕事をしてフライヤーが起こりにくく、結果どのようなライから打っても飛距離の階段がキチンと出来る。

HAYABUSAはマッスルバックを元にした割には、フェースが大きくホーゼルも長めなんですが、それもデザインのためのデザインでは無く、全ては機能を突き詰めていった結果です。


「機能美」と言うと何か安っぽく聞こえてしまうような気もしますが、まさにその通りなんですね。


以前にご感想を頂いたものですが、HAYABUSAウェッジの使ってみての感想を載せます。

現在48度から58度まで全てのロフトが揃っておりますので、是非皆さんも究極の抜けの良さを体感してください。

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敬愛するタケ小山名誉顧問。

名誉顧問ですから使っていただきたいとHAYABUSA LimitedForgedをお送りしたのですが、綺麗すぎて使えないとのお言葉・・・。

タケさんとHAYABUSA


嬉しいですが、いくらHAYABUSAと言っても道具です。
道具はやはり使ってナンボですから、バンカーでもベアグラウンドでも、膝丈のラフでも是非使い倒していただきたいとおMOIます(^^

使い倒してスピンが効かなくなってきたり、どこぞやに不具合が出てしまった場合は修理も出来ますし、なんだったら新しいHAYABUSA LimitedForgedを支給するのもやぶさかではありませんから(^^

さてさて、そんなHAYABUSAですが、オーナー様より続々と嬉しいご感想を頂いております(^^





まずはHAYABUSA LimitedForgedをお買い上げ頂きましたK様。

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土曜日に、ラウンドに行きました。練習場で打つわけでもなく、ぶっつけ本番でHAYABUSAを打ちました。
いままでにない、抜けのよさに感動しました。いままで使っていた(某社の)ウェッジとは全然違う抜けのよさ。
フルショットする機会はなかったのですが、一生付き合えるよき相棒に出逢えた想いです。
オーダーして半年以上待った価値は十二分にありました。また、サービスで付けていただいたカバーもたいへん気に入りました。

昔では考えられないことですが、北海道でも30度を超す暑さのようですが、お体に気をつけてHAYABUSAのバックオーダーをこなしてください。
このたびは、本当によい買い物をさせていただきました。ありがとうございました。

~~~~~~~~~~~~~~ここまで~~~~~~~~~~~~~~~


ありがとうございます。
ヌケの良さは絶対に他のウェッジに負けないと思っております。

暑い日から一転して弟子屈の天気は通常営業に戻ったようで、現在の外気温は12.4度、明け方には一桁台にまで下がると思われます(^^;;
もう夏なのにストーブ炊いていると言う状態ですが、これが弟子屈の通常ということで・・・(^^;;




次は北見市(弟子屈から100キロ位)在住のw様からのご感想です。

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ハヤブサ2本ひっさげて、早速ラウンドしてきました。

怪我の影響で、まだ、完全には左足に体重は乗りませんが、そんな中での
ハヤブサデビューでした。

まずは、パー4第2打をグーリーンサイドバンカーにわざと(笑)いれてハヤブサSの登場です。

ピンまで30ヤードのバンカーショットです。左体重、クラブファースト、バウンスを意識して、
「しゅっ!」っと打ちました。 

なんと、ピンそばにボールがあるではありませんか!!そしてきれいなスピン!!
パーセーブのおまけつき!!やったー!!

砂の抵抗が気になりませんでしたよ!「すごい」


圧巻だったのは、ぱー5残り45ヤードアプローチをハヤブサSで(Aにしようかなと思いましたが)
ロブ気味に打ちたかったので。

思い通りにピンそば2ヤード残して止まってくれました。(止まるという表現は、素人にはとても驚きなんですよ!)
そして、そして、バーディーとっちゃいました!!

ふぁるこんさん、ふぁるこんさん。G.J!!!!!!!



今回はハヤブサAの出番はなっかたのですが、Aもすごいんだろうなー!

次のラウンドが楽しみです。

~~~~~~~~~~~~~ここまで~~~~~~~~~~~~~

ありがとうございます!!

あれだけの大怪我をされたので、くれぐれもご無理なさらぬよう・・・m(_ _)m

AWとSWではかなりグラインドを変えております(それがHAYABUSAを作るのが大変な理由のひとつ)が、抜けと言う面ではAWのほうがより抜けるように作っています。
ですのでAWでアプローチしたら、今以上の抜けでびっくりされると思います(^^





しっかし、つくづく思うのですが、お客様って本当に有り難いですね。
HAYABUSAは昨年の12月に予約開始した時はまだ実物の写真も無いのに、2本で10万円以上もするクラブをご予約頂き、キャンセルは1件も無い。
良いものを作っているつもりではありますし、実際にデリバリーをさせていただいたお客様からは「待った甲斐があった。一生もののウェッジです」と言った感想を頂いていますが、本当に有り難いと思っていますm(_ _)m


全てBoseIronFactoryのテストスペースでの写真です。
弟子屈で育つ、ほとんどの種類の芝とゴルフ場に生えているクローバーやタンポポと言った雑草を単一や混播して育て、それぞれの種類に応じて密度の低い薄いライや密度の濃い深いライ、アンジュレーションも含め、出来るだけ多くのシチュエーションを作っています。
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芝の種類が違えば、当然抜け感や球筋なども変わって来ます。
また、同じライでもトゥ側でヒットしたり、ネック側でヒットしたりと、打点の上下左右も毎回変えてテストします。
そのためラウンドしても変なところで当たる事がほとんどになって更に下手クソになってしまいました・・・(笑)

そのシチュエーションの中で、更には晴れて乾いた芝、朝霧で濡れた芝、豪雨での水溜まりに近い状態等でのテストを繰り返します。
工房に併設しているテストフィールドですので、気に入らないところがあれば、すぐその場で研磨しソール形状を変更したり、バックフェースの形を変え、またすぐにテストが可能です。

BoseIronFactoryのアイアンやウェッジはそうした環境でテストを繰り返し開発しています。
HAYABUSA IronもHAYABUSAウェッジも何千・何万と言う試打の結果、弟子屈という環境ではじめて製品化されています。

弊社のヘッドには「Teshikaga,HKD」刻印されていますが、こうした環境を誇りに思っていると言う事でもあります。

ゴルフは芝の上で行うスポーツ。
そのことを考えれば芝を育て、芝の上で開発する。
BoseIronFactoryはそれが当たり前の事と考えています。

BoseIronFactoryはファルコンまつばらが一人だけでやっている世界最小のゴルフクラブメーカーです。

一人ですが、BoseIronFactoryには世界で唯一と誇れることが幾つもあります。

まず、ロングアイアンにかけては間違いなく世界一です。

L.D.I.Project-Xはロフト8度、市販アイアンでは間違いなく世界一の超ロングアイアンです。

ロフト12度の0番アイアンは多数取りそろえており、


1.零式HAYABUSA

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写真は6番です


3.JCM-03Cavity


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4.零式

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5.JCM-01L(レフティ)

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と右用だけでも4種類、左用も1種ラインアップして、合計5種類もの0番アイアンがあるのはBoseIronFactoryだけです。


それももちろん自慢できることだと考えていますが、BoseIronFactoryの真骨頂は芝にあります。


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そうです。
BoseIronFactoryの2,000坪もの広大な敷地では様々な種類の芝やゴルフ場で見られるタンポポやクローバーなどの雑草まであり、ベアグラウンドから薄い芝、適度な長さの良く管理された芝、ボールが全く見えない程のラフ、そしてタンポポやクローバー、スズメのカタビラ等々を含む雑草と芝の混ざり合った部分までの考え得るあらゆるシチュエーションを用意しています。

もちろん、芝もケンタッキーブルーグラスだけでも数種類あり、イタリアンライグラスやトールフェスクに関しても数種類を育てています。

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毎年100kgもの芝のタネを使用し、若い芝と古い芝をバランス良く育てています。


アンジュレーションもエリア毎に付けており、平坦に見える中にも幾つものライを用意しています。

春から秋にかけて、BoseIronFactoryに居るときはほぼ毎日芝を刈ったり除草剤や肥料を撒いたりと何らかの手入れは欠かせませんので、昼間は芝の管理や試打、夜はクラブの調整や組上げなど、毎日忙しく作業の手を休める暇はありません。
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そうまでして芝に拘るには理由があります。

それは、ゴルフは芝の上で行うスポーツだからです。

全てはより良いクラブを作るためで、そのためにポニーキャニオンという会社を辞め、弟子屈に移住してきたと言う訳です。

弟子屈で育つ芝のほぼ全てを網羅し、その中でも薄い芝、長い芝、雑草や違う種類の芝との混播やアンジュレーション等々、考えられる全てのシチュエーションを2000坪の中で作っていく事により、考え得る全てのテストが可能となります。

テスト方法も、通常の良いあたりだけで無く、色々な打ち方を試し、わざと色々なミスヒットをしてテストします。
いや、ミスヒットするほうがメインと言っても良いかもしれません。
ミスヒットしなければテストになりませんから。

いつもミスヒットのテストばかりですから、それが癖になってしまい、ここ最近のラウンドでは90を切る事もほぼ無くなってしまいました(笑)
まぁ、ラウンドするときもテストがメインですので、わざとミスヒットしていますし(笑)

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HAYABUSA Ironの別バージョン、初中級者に向けた現在開発中のアイアンです。
これだけ打点がブレても飛距離も方向性も3%以内のブレにする事が目標で、現在ほぼ5%以内のところまで来ています。


もともと弟子屈の気候は厳しいものがありますから、普通に育ててもかなりタフな芝になるのですが、そうしていくことで、より一層の性能に昇華させていく事が大切です。

クラブのテストフィールドを持っているクラブメーカーはありますが、芝にここまで拘り、且つ、午前中に芝の上からテストし、午後には午前中のテストの結果をふまえた研磨や調整をして再度テストする環境を備えたところはBoseIronFactoryだけだと自負しています。

メーカーであるBoseIronFactoryが敷地内の芝に拘るのは、ゴルフが芝の上で行うスポーツだから。


たった一人のクラブメーカーで、資金力にも人員的にも他社には遠く及びませんが、もしかしたら世界一効率的な開発を行っているメーカーなのかもしれません。

今ならHAYABUSA Iron、HAYABUSAウェッジ共に在庫(僅少のロフトあり)がございます。

11月12月に入るとふるさと納税返礼品としてのご購入が増えてきますので、お早めにご購入くださいませ。

なお、現在コロナ禍の影響でシャフト・グリップの品薄が続いておりますが、シャフト・グリップともに割と人気のあるものを中心に在庫しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

もちろん、seabose@me.comまで直接ご連絡を頂いても結構です。
 
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お買い求め、ご相談はこちら。

 
HAYABUSA Ironの詳細はこちら。

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HAYABUSAウェッジの50度が欠品となりました。

現在発注をしておりますが、HAYABUSAウェッジの場合、発注してから早くても3~4ヶ月はかかるので、入庫するのは結構先になりそうです。

現在の在庫状況としましては、

48度=在庫あり

50度=なし

52度=在庫3個

54度AW=在庫2個

54度SW=なし

56度=なし

58度=ラスト1個

と言う状況です。


また、HAYABUSA Ironに関してですが、5-PW相当の26度から46度までがラスト1セットとなっております。
こちらはウェッジよりは早く入庫してきますが、次回入庫予定は3月初旬となりますので、これを逃すと1ヶ月程度おまたせすることになります。

ご検討されている方はお早めにお願い致します。

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